『DENGEKI 電撃』セガール映画レビュー TV局の粋な計らいで、オヤジ大爆進

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2011年11月30日

『DENGEKI　電撃』セガール映画レビュー TV局の粋な計らいで、オヤジ大爆進

テーマ：映画作品レビュー(楽天エンタメナビ)(1738)

カテゴリ：洋画 - スティーヴン・セガール (爆笑辛口)

DENGEKI 電撃
EXIT WOUNDS
アメリカ（2001年）101分

■製作ジョエル・シルバー ■監督アンジェイ・バートコウィアク
■出演者スティーヴン・セガール
DMX/ イザイア・ワシントン/ マイケル・ジェイ・ホワイト/ ビル・デューク

TV局にとって名作映画とは、この世知辛い世の中では
１０円の値打ちもない錆付いたコンテンツで

数字を取れる見込みの無い過去の遺物として見向きもされ無いでいる。

それがB級の、まして名作でも無い
スティーヴン・セガールの旧作を 「日曜洋画劇場」 の枠で放送する理由が

「サッカー日本VSシリア戦」 の興奮冷めやらぬ余韻を
セガール親父の大暴れを見て締めようというTV局の計らいだったとするならば、

TV界にはまだまだ骨のある人物が残っていたと言えよう。

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-STORY-

デトロイト２１分署の熱血刑事ボイド(S・セガール)は
今までの過激な捜査がたたり左遷処分を受ける。

そこは犯罪多発地帯の悪の巣窟であった。

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-解説-

ジョエル・シルバー製作 でアクションがスマートになり
コメディーの要素も加わって大いに楽しめる垢抜けた作りになっているが、

全編が怒涛の肉弾戦で
いつものバカみたいに強い 「一人男祭り」 状態はここでも健在である。

筋肉をむき出しにして勝ち誇る 「悪の・・・」 は
後日親父にボコボコにされるに相応しい悪漢振りで、

セガール映画のプロならばニヤニヤしながら観る所。

思わぬ展開も用意され、セガールファンならずともアクション映画好きなら納得の一作と言える。

肌寒い冬の一夜を親日派で知られるアクションスターの活躍に高揚し、
レンタル店のセガールコーナーの稼働率を一時的に上げて見るのも一興かもしれない。

★★★ 楽天エンタメナビ ★★★

「 TV局の粋な計らいで、親父大爆進！！！」

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