2015年10月02日
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ヘタレ絵日記32_SW.jpg

■■■■■■■■■■■■■
ハロウィン談義 から
TVバラエティー事象 を経て
格差社会 と 安保法案に至る
電波系妄想を
の巻
■■■■■■■■■■■■■





置いておき・・w


まもなく紅葉の季節が始まりますが
既に枯れ切っているのに 客足が途絶える事を恐れ見頃などと載せる
現地の吹かしこき情報などもう当てにするものかと言いながら

現地の情報のチェックを怠らない・・・
今日この頃をいかがお過ごしでしょうか


こんにちは Voyager6434です☆



毎回テーマに則りながら或いは無視しながら
果てし無く脱線を繰り返す

世界でも類を見ない自由なエッセイ、ヘタレ絵日記の登場です



秋の風物詩と言いますと 芸術から食欲まで様々なものがありますが
それは夏の灼熱地獄で損なわれた食欲や創作意欲を補う為
過ごしやすい気候の中で消耗した体力や気力を
集中的に養う為の期間と捉えますと

納得出来るものがあります


その中でもこの時期に
日本で定着しつつある海外の風習と言えば

子供がお菓子を貰う風習を拡大解釈し
おもちゃを買って貰う事にすり替えw

『キディランド』の販促キャンペーンで知られる様になった
『ハロウィン祭』が上げられると思います


元々『ハロウィン』は 欧州の収穫祭で
元は「カブ」をくり抜いてランタンを作って飾り
魔除けをする儀式の事を指しました

その風習が米国へ渡った時「カブ」が一般的では無かった事から
豊富に収穫される「かぼちゃ」を代用品にした所

それが世界的に広まった という

多分に大国米国の都合が反映され
「かぼちゃ」にすり替えられた祭りというのが
若干気になる所ですがw


収穫祭は古来日本では
稲刈り終了後におこなわれる『刈上げ』という行事を行っており

米を主食とする事情を反映させた祭りという点では
米国の都合と何ら変わりは無いのですが

『八百万の神々』という 日本独特の信仰心から
田の神が去る儀式を しめやかに執り行う所が

悪霊達を驚かせて追い払う魔除けの儀式を盛大に執り行う欧米とは
間逆な所が実に日本らしい性質だと

感じるのでした


■■

さて、

『子は親を映す鏡』と良く言われますが
例えば『TVは社会の縮図を写す窓』とも言えるのかもしれません


昭和の大らかな時代と比べますと
細かな規制や社会通念上から
街頭撮影にも考慮が必要になるなど

厳守するべき事項が増え 番組制作の理念そのものが
常に問われる様になった TV業界事情ですが

視聴率に番組存続が左右されるのは
今も昔も変わり無い 現実の様です


その最近のTVのバラエティーで異変を感じたという
TVなダケに若干電波系なお話をw


■■■

遡る事25年という四半世紀前のTVバラエティーで

素人同然の若手タレント達に過酷なお題を与え
リアルに疲弊する様子を笑いに転化する過激な造りが人気を博し一世を風靡した

『進め!電波少年』という番組がありました


昭和の団塊の世代が世の中の中枢にあった90年代に登場したこの番組は
世界へ大躍進する当時の日本のバブル経済を象徴する様な

若手タレント達の 自分を曝け出す程の体当たりな行動と
とてつもない勢いのある企画が特徴の

かつて無いお笑い番組でした


1996年から始まった当時無名だったお笑いコンビ「猿岩石」による
『ユーラシア大陸ヒッチハイク企画』では人気がピークに達し

遂に社会現象になる程の人気を博します


一方で

番組の度を越した 人をモノ扱いする方針が
世間の批判を買うなど、問題の多かった番組でもあり
その両面からも当時の話題の中心となる番組と言えました


しかし折しも時代がミレニアムに近付き
団塊の世代が一線から退き始める時期が迫るにつれ
社会に緩やかな世代交代が拡がって行くと
世の中が「癒やし」を求める風潮へと変化し

それに合わせるかの様に番組への求心力が失速し

「視聴率13%切ったら終了」という番組プロデューサーの明言通り
2002年9月に番組は終了します


それ以降のバラエティーは
漫才の頂点を決める『M-1グランプリ』や
新人芸人の発掘番組となった『エンタの神様』の様に
プロの芸を愉しむ 本物を求める方向へと変化するのですが

それら人気番組も2010年を迎えると姿を消し

長寿番組となった歴史的バラエティー
『笑っていいとも』の終了を皮切りに

その後のバラエティーは「スポンサー」の力が反映される
いわゆる「数字の取れる番組作り」が主流になって行きます



日本人の美徳は 「勤勉さ」 にあると良く言われますが
裏を返しますと 「現状維持」に徹している姿勢でもあるという見方も出来ます



番組存続にスポンサーの資金力が絶大なものとなり
視聴率確保がノルマとして与えられる状況になりますと
視聴率20%越えの大ヒット番組を狙う 山師的な番組作りは影を潜め

確実に二桁が取れて番組が無くならない
会社から給料を貰える安定した番組作りをする様になるという

同じ形の車が走る街中の様に
一つがヒットするとそれに倣い 同じモノが乱立し

現状維持を選ぶ日本人の悪い癖(?)が
見られる様になるのでしたw


■■■■

漫才コンクールの『M-1グランプリ』は

その後「出来レース疑惑」などの問題が起こった事は
置いておきw

予選のトーナメントはTVディレクターが立ち会って行う
「プロ」が審査する番組でした


それが最近
アメリカのサバイバル系オーディション番組を模した
無名タレント・オーディション・バラエティーが登場し

一見、日本のバラエティーのグローバル化が
進んでいる兆候とも取れる番組作りに見えましたが


本家の番組審査が 各界の「専門家」を起用している事と
そもそも そうして選ばれた「新星」を迎え入れる「土壌」が
国内で成り立っているという実績が欧米にはあり

「終身雇用制」が一般的では無く
条件の良い会社を渡り歩くビジネスマンが集う「キャリア社会」でもある
欧米の社会的背景から誕生した

一つの「骨頂」という番組の性質がある事に対し


数年前審査で選ばれスターになった
まだまだ修練中の立場にあるタレントや

TV会社の社員という立場の他はほぼ一般人の
二桁の数字のノルマを果たす事に終止する会社人ディレクターが

審査員となって若手を「上から目線で審査」する

今の日本の「格差社会」を見る様な
欧米の番組の「上辺だけ」を模した様な


現状維持を念頭に置いて堂々めぐりする
日本の企業の実の無いありがちな会議を思い起こす様なw

変な空気の空間を過ごす時間に酷似した

『TVは社会の縮図を写す窓』とも言える
違和感を感じる番組が登場する様になり


時代が変わった事を痛切に感じながら
バラエティーに異変を見たという訳でした〜



■■■■■

所で、この話はこれで終わりでは無くてw
実は 最近もう一つの異変を感じまして〜



それは先程の『電波少年』が
若手タレントを使った 過酷企画な番組だった事に対し


最近は 明石家さんま他 ベテラン人気タレントを起用した
『さんまのお笑い向上委員会』という

毎回ゲストの人気タレントが赤裸々なまでに内面を曝されるという
過酷企画番組が登場し密かな話題を呼んでいるという事に起因した


ホボ妄想のお話ですw



コチラの番組は 資金10万を渡されて
ユーラシア大陸をヒッチハイクで横断させられる訳では無いのですが

ちなみに移動はヒッチハイクだけでは無くて
実は何度も飛行機を使っていたという事実が後に発覚するという
「ヤラセ」があった事は 別のお話としてw


タレントが追い込まれる状況下に置かれ

10数年以上の芸歴に裏打ちされた確かな芸も全て吹っ飛んでしまう様な
一人間としてカメラの前で全てが曝される
強烈なインパクトのある予測不能な番組という点に置いては

先程の『電波少年』と 何ら性質が変わる事は無い訳です


そのそもこの様な 過酷企画番組 とは
「過酷な企画」そのものに本質があるのでは無く

ましてその点に視聴者が興味を持つ訳でも無く

『さんまのお笑い向上委員会』にしても
『電波少年』にしても
『水曜どうでしょう』にしても


予測不能な状況下に置かれた人間がカメラの前で見せる
一切の作りの無い赤裸々な内面が曝された素の状態の
人の「真の姿」を捉える所に本質があり

視聴者はその「人間ドラマ」に魅了されるのでしょう


折しも 5年の歳月を経て行われる『M-1グランプリ』の復活もあり


二桁の安定を狙った 格差社会の世知辛さを見る様な
表面上が過酷で過激でも「ヌルい」予定調和番組が並べば

偏った番組編成に辟易した視聴者が

イヤでも本物のシッカリとしたものを求める方向へ動くのは
当然の帰結として〜


『電波少年』時代の 荒削りな若手タレントを起用した作りから

ベテラン・タレント達の起用による 一切の作りの無い素の反応を収めた
「人間ドラマ」が見たいと言う世の要求が密かに動いているという

そんな異変を見たというお話でした〜



所で、
今世の関心が『安保法案』へ大きく傾いていますが

これまで生活を送る上で 考える事も無かった
遠い異国の出来事に過ぎない「戦争」の一文字が
生活レベルに入り込む懸案事項となっており


「戦争」を反対するのは 当然の事として・・・


例えば私達はこの関心度と熱意を
目の前の懸案として『格差社会』に対しての問題に置いても

『安保法案』への関心度を相対的に照らし合わせて導き出された
適量の関心と熱意持って取り組んでいるのかどうか と問われた時

答えられるかどうかは 置いておき〜w


例えば先の『五輪不祥事』にしても

団塊の世代が虚仮の一念で形から入った
体当たりなグローバル化で切り開いた経済の大躍進を

後の世代に上辺のみが伝わり
「精神」が受け継がれなかった事に起因している様な印象を受けるのも


私達日本人が懸案事項へ向ける関心の度合いが 世界的にも
偏りがちな癖(?)を持った人種という特徴が

要因かもしれません


この時期のTVバラエティーの「異変」とは
『五輪不祥事』とは無関係では無く
『安保法案』成立の事情とも
繋がった事象として捉えてみるのも

一興でしょうW





そこで〜



今後
物欲に無関心と言われるネット世代が社会の中枢に係る時代が来たとして

果たして経済が成り立つのかどうかについては 又別のお話としてww

TV番組がネットで展開される様になり
更にTV番組が 月額動画配信サービスとして取引されるのが
当たり前の時代がやって来る事が予想され

視聴世帯と視聴時間帯と視聴率が切り離され
TVが視聴者に仕掛ける時代が終焉し

逆に 視聴者一人一人が
新たな「関心度」を作り手に仕掛ける立場となる
視聴者が提案し進化する番組作りとなって行く事が予測出来ます


それはTVのみならず
社会においてもそうなる可能性があると

更に妄想しW



例として
欧米の大統領選を国民が選挙で選ぶ事に倣い
総理大臣を国民が選ぶ法案が可決される場合

これまでは

番組が悪いのはTVの
景気が悪いのは社会の
政治が悪いのは政府の

それぞれ責任転嫁が出来た所が
全てが国民一人一人の責任として問われる事を意味し


現状維持を念頭に経済を回す癖(?)を持った日本人に対し
今後の覚悟を促す示唆に繋がる事にも なる訳でした〜



という 今回は電波入った妄想なので
真に受けない様に~W(・∀・)ケロッツ

という訳で又~☆





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最終更新日  2021年10月08日 18時42分37秒
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