2006年02月02日
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1月は何ともあわただしかった。


その上、月末近くになって、義弟夫婦が自己破産など言い出すし・・・

しかし、その騒動の時、集まった親戚の義伯父、正確には、舅の姉のご主人だが急死された。朝からトイレに行って気分悪くなりそのまま倒れて亡くなられた。

急な事だったので、子供さんたちも遠方から駆けつける人もあり、一番遠いところに住んでいた子供さんは、移動に14時間も費やしたという人もいた。

近くにいる親戚連中もみんな急な事で着る物から騒動の状態。以前、私は姉から、冠婚の衣装は前もって準備できるが、葬の衣装は急な事なので、必ず、和洋とも一式揃えておくようにと言われた事があり、揃えておいて良かったぁと改めて思ったものでした。旦那の分も、まとめて置いていたので、それをサッと着せるだけで良かったが。

問題は娘、黒っぽいもの、以前着せたビロードのワンピースがあったはず・・・横が入らない・・・グレーのジャケットスーツ、95が無理、はいらない。来月でやっと3歳なのに・・・
仕方ない、子供だ・・・地味ならいいさ、しかし、ブラウン系、グレー系、ブルー系、入らない。普段、娘はピンク系、グリーン系など明るめの色調のもが多い、彼女がそういうものがお気に入りだからだ。
えぇくそ、子供じゃぁ、かまうかぁ、仕方ないので、白のワンピース着せて、連れて行った。

親戚のうるさい(失礼)御老人達に、
「なんじゃ、天使が来たみたいじゃ」とか、
「陰気くさいのが一発で吹き飛んでよかったわ」とか
「通夜の晩は急に駆けつけた、って事でこれが正解じゃ」などと言われて
一安心。

葬儀の時は、娘は幼稚園に行かせる予定にしていたので、何とか娘はそれで済んだ。他の年上の従兄弟のお嫁さんたちに聞いたら、この付近は、必ず仮通夜、本通夜、葬儀となって、仮通夜の晩は嫁達は洋装でいいが、本通夜の晩は色無地に黒帯、葬儀は和装、子供達は直接の孫以外は仮通夜のみの出席でOKとのこと。確認してよかったと思いながらも気になったのは、仮通夜の晩、とうとう義弟夫婦が来なかった。

本通夜の晩も義弟夫婦は来ない。舅が電話していたが、電話が停められているとのこと。携帯に掛けても電波の届かないのメッセージが繰り返されると。
「こういう時に顔出さないから、言われなくていいことまで言われるのよ」と旦那の従兄弟のお嫁さんからまで言われる始末。
次第に親戚連中からも
「トースケはどうして来ないんだ」
の声が上がりだし、最後には、舅が葬式当日の朝から電報を打って出席を促すという結果。


姑が、義弟に
「あんたなんて格好(怒)」
義弟曰く
虫食いにやられててさ

急に葬式言われても喪服なんて持たないし

親戚中の冷たい視線を浴びながらも二人は澄ました顔でした。

この付近は田舎で、隣近所が繋げれば繋がる親戚という家も多く、その分、和装で出席される女性も多い中、義弟嫁は妙に目立つんです。うちの斜め前のお嫁さんは、亡くなった義伯父の弟の息子嫁ということで、先月嫁いだばかりで、実家に喪服は置いてて至急送ってもらったけど、もしも届かないと困るからと思ってレンタルもしたらしい。

それで、旦那に
「レンタルだってあるんだってよ」と、言ったら、

「そのレンタル代があいつら無いんだよ」って。

全部終わって帰ってきて、また、グタグタやってくれるのかぁと判ってはいたが・・・

姑「葬儀なんてものは、いつ急な事で起きるかわからないんだから着るものぐらいきちんと準備しておいてよ、通夜にも出てこない、電話すれば停まってる。親戚の手前、これ以上恥かかせないでよ」

義弟「だって仕方ないじゃん、連絡聞いてさ、久しぶり出してみたら虫食いにやられてるんだもん」

義弟嫁「私、実家からはもう勘当されたようなものですから、作ってもらえないんです。」

突然、義弟嫁が、そう喋りだしたので驚いた、で、話を聞くと、喪服を持ってなかったので、買おうにもお金が無い。そこで、友人から借りようとしたが、喪服だから貸したくないと断れら、喪服というものは嫁入り道具で実家から嫁入りの際に持ってくるものだと言われたとのこと。しかし、自分は結婚する時、そういうのは滅多に使わないからいらないと親に断ってその分、現金もらった、そして今、実家の親からは勘当されたような状態になってるので作ってもらえない、どうしましょう、とのこと。

旦那が、無言のまま、ひたすら、首を横に振っていた。義両親のどちらかが、
「じゃあ、うちで・・・」なんて言い出すのじゃないかと思っていたら、

姑が、
「じゃあ、あんたが実家に頭下げて実家から作ってもらってきなさい。陽菜子さんだって、嫁入り道具で持ってきたから、この人の喪服は実家の家紋が入ってるでしょ。うちは、もうあんたら夫婦に金は一切出さない。ここまで恥かかされて、その上、金まで出さされたんじゃ、たまったものじゃない。陽菜子さん、あんた覚悟しとき。明日には、もう幼稚園のお母さん達に話し広がってるからねぇ」

姑の予言は的中。次の日、娘を幼稚園へ連れて行ったら
「姑もうるさいみたいだけど、旦那の弟嫁、アホだってねぇ」って。
中には、
「飛んだ弟嫁だね、あんまり出入させないほうがいいよ」
ってご忠告まで。

しかし、葬式は急な事、不祝儀袋やら袱紗の類まで改めて点検して、箪笥にしまいました。靴と草履の書いた紙を、袱紗の上において、虫食いにやられないように、防虫剤もいれかえて、やれやれです。





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最終更新日  2006年02月03日 00時40分37秒
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