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先日、恒例の催しである、私立高校の入試担当者を招いての第3回私立高校説明会を、保護者を集めて行ったのですが、その中で、ふと頭に1つの疑問が浮かびました。皆様方のご意見を伺えればと思います。この度の説明会にて、普通科名門校の先生方は、『普通科である以上、勉強して、学力を付けなければならない』『偏差値の高い大学へ進学して教養を付けるべし』『学力で人間性は育つ』『偏差値50以下の普通科高校に通う意味などない』など、普通科進学校ならではの一つの「物差し」、一つの「視点」から教育論を語られました。うちの塾の生徒は、学力的に高い位置にある生徒が大半です。(先着順の入塾なので、最初から高い学力があったわけではありません。皆、一生懸命がんばったからこその結果です)当然、その保護者の方々は、大学進学を意識した高校を選びをされますので、そのような話に、納得して聞いおられました。しかし、その中で、途中入塾により中3から入ったある生徒の保護者だけは、苦笑いをしながら、居心地の悪そうに聞いておられました。その生徒は、入塾当初、学力的には非常に苦しい状況にありました。英単語テストをすれば、書ける単語はhaveくらいなもの。Englishすら書けません(中1の範囲の単語テストすら50問中2点)。数学においてはさらに壊滅的で、繰り上がりの足し算すらままならない。そんな状態だったため、最初は入塾させるべきか正直迷いました。しかし、一生懸命にがんばる姿。真摯な態度。礼儀正しい言葉遣い。その性格に惚れて、入塾の判断をしました。その子は今でも、彼女なりではありますが、一生懸命がんばり続けています。目標のある普通科高校へ向かって、ゆっくりながらも着実に進んでいます。本当に、すばらしい子です。彼女が勉強できなかったのは、ただ、今まで放置されてしまっていたから。中3になるまで、勉強する意味をまったく知らずに育ってきてしまったから。ただ、それだけなのでしょう。また、この生徒は周囲を気持ちよくさせるすばらしい性格を持っています。きっと、将来、どこの職場に行っても、周りから好かれることでしょう。そんな娘を持ったお母さんにとって、「偏差値50を切る普通科高校は存在する意味がない」のトークは、非常につらいものだったのかもしれません。そこで、ふとよぎった疑問。普通科の「普通」って、何を以て普通と呼ぶのだろうか?本当に、高等教育機関へ進学するための学科が普通科なのだろうか?もしそうならば、進学のできない普通科は存在意義がないことになる。では、小中学校の普通科教科の強化を目指すのが普通科なのだろうか?もしそうならば、小中学校の教育内容の強化どころか、補完することしか現実できていないような、偏差値50以下の高校では、生徒たちに、何を目標とさせ、日々学習意欲を喚起しているのだろうか?そもそも、小中学校の義務教育期間において、そういった国語、数学、理科、社会、英語を中心とした普通科教科を得意としなかった生徒に、わざわざ16歳から18歳までの貴重な時間を、そういった普通科教科の補完に割くといったことは、どれほどの意味のあることなのだろうか?勉強にも、スポーツや芸術同様、ある程度の得手不得手はあるはずだ。教科教育が不得手な者に、「普通科に行くのが普通だろう」と、その「普通」という言葉に流され、半ば自動的に普通科へ進ませ、惰性だけで普通科教科をやらせてしまっているのが実情なのではないのか。普通科教科が向かないのなら、専門科教科で再スタートさせた方が、その子の将来にとっては、はるかに実があるのではないのか?一体、偏差値50以下の普通科高校に行く意味は何なのか?何を求め、そこに進学しようというのか?実は、大して何も考えずに、ただ「普通」という言葉に踊らされて、何も考えずに、なんとなく行っているのではないのか?「専門科だとやりたい学科が何かまだ決まってないから。普通科で3年過ごしてから何をやりたいか決めるよ」いやいや、普通科行って好きでもない普通科教科を学ぶよりはいいんじゃないか?専門科なら何らかの資格は取れるわけだし、その業種がイヤなら、卒業後に専門学校へ行けばいい。専門学校は何も普通科高校からしかいけないわけじゃない。むしろ、普通科高校に行って専門学校へ行くより、もう一つ別の道を進んできているわけだからより強いのではないのか。だいたい、やりたい仕事かどうかなんて、実際にやってみなければわからないものだろう。普通科で学べば適職が見つかるわけも無い。う~ん。。。ますます気になる。そこで、友人の某教育大学助教授にメールで聞いてみた。「質問!普通科高校の普通って何?何を目的に、何を教えるのが普通科教育課程なの?もしウィキペディアにあるように、『大学などで学ぶために必要な準備教育を指す』としたら、偏差値40くらいの底辺校と言われる普通科高校は存在意義がないことになってしまうんじゃないか。○○助教授の見解を求む!」その答えが以下の文である。 >基本的に、「普通高校」とは普通科の高等学校を指します。>それで、学校教育法で示される学校の目的は、以下の通りです。>第17条 小学校は、心身の発達に応じて、初等普通教育を施すことを目的とする。>第35条 中学校は、小学校における教育の基礎の上に、心身の発達に応じて、>中等普通教育を施すことを目的とする。>第41条 高等学校は、中学校における教育の基礎の上に、心身の発達に応じて、>高等普通教育及び専門教育を施すことを目的とする。>(それぞれ、18条、36条、42条と対応させながら読むこと)>これをみてわかるように、小学校の基礎の上に中学校、中学校の基礎の上に>高等学校と、下から積み上げられるかたちで、学校体系が成り立っている。>なので、高校は「大学の準備教育」のためにあるわけではありません。>(詳しくは三羽光彦『六・三・三制の成立』 法律文化社、1998)>ここから、ウィキペディアにある解説は間違っていることがわかりますね。>まあ、無論、あれは素人の人たちが好き勝手に作っている辞書なので、>参考程度のものなのだろうけど。>上記に「高等普通教育」とありますが、まず、「普通教育」と言う場合、>すべての者が人間として生きていくために欠かせない>共通の教養、技術、能力等を身につけ、>調和的な発達を遂げていくために求められる教育を「普通教育」と言います。>(『解説教育六法』 三省堂、2006年度版、p135)>なにをもって、普通教育とするかというと、高校の教育課程は、>学校教育法41条と42条の規定に従って、文部科学大臣が定めることとされており>(学校教育法43条)、文部科学大臣が定める教育課程の基準というのが、>「学習指導要領」になります(学校教育法施行規則25条、54の2条、57の2条)。>このあたりまでが、建前の話になります。>それで、底辺高の話ですが、現在、日本の高校進学率は90%台を維持しているので、>社会的に、高校進学が半分、義務みたいになっています。>だから、この段階までの教育を保障するのが学校教育の目指すところだといって>良いと思います。まともに計算ができない高校生がいるのだとしたら>(いるのでしょうが)、その責任を中学校までの教育が悪いからだ、とか>下に押しつけるのではなく、その高校生たちを社会に送り出せるような教育を>施すのが、いわゆる底辺高の存在意義になるはずです。すべての者が人間として生きていくために欠かせない共通の教養、技術、能力等を身につけ、調和的な発達を遂げていくために求められる教育を「普通教育」と言う。・・・それが偏差値50以下の高校で行われていると?それなら専門科の方が、教養や技術、能力が磨けると思うが、そう思うのは僕だけなのだろうか。皆さんはどう思われますか?
2006.10.31
昨日は新宿で、旧友のブラック3232氏と、先日、河合先生からご紹介いただいたN塾長を誘い、飲み会を開いた。いやいや、とても幸せな出会いだった。それにしても、いい先生はいっぱいいるものだ。ブログを初めて知ったときもそう思ったのだが、「塾講師は、みんないい先生ばかりなのでは?」と思ってしまう。こりゃ、そう易々と市内No.1なんて獲れないね。道のりは長い。精進しないと。
2006.10.30
『塾ブロガー検索サイト』をトップページに貼りたいのですが、一体どのようにすれば。。。誰か教えていただけませんか?
2006.10.30
皆さんは塾名をどうやって決めましたか?つい先日お会いした塾長さんとそんな話をしました。その方は、受験生と言えば『桜』。満開の桜並木の見える場所を探し、そこに塾を開いて「桜進学会」。ほんとに良いんですよ!この校舎。塾から桜並木が見えるんです。(時期が時期だけに、花は咲いていませんでしたが)ちなみに、僕らはと言うと。。。あれは、今から7年前。各々、候補名を持ち寄り、その中から多数決で選ぼうということになりました。そうして、3人が持ち寄った案、発表の日。ボク:あれから「ネーミング辞典」とかネットで全国の塾とか、調べてはみたんだけど、なかなかピンと来るものが無くてさ。あんまり良くはないけど、英語で『○○(現塾名)』ってのはどうかな?K先生:私も、いろいろ考えたのですが、やはり『早稲田~』とか『東大~』とか『一橋~』とか、有名校の頭文字を使うのがオーソドックスで無難なのでは?そして、一番若いT先生の番になった。T先生:礼を重んじる、インパクトある名ということで考えてきたんですが。。。(しばし、タメてから)『学習塾 侍(サムライ)』ってのはどうでしょう?ボク・K先生:『侍!?』 いいじゃん、それ!なんかカッコいいじゃん!T先生:ホントっすか!じゃあもう一つ考えてあるんですけど。ボク・K先生:何、何?T先生:『学習塾 武士道』ボク・K先生:おお!・・・結局、生徒や保護者へのリサーチの結果、ボクの案である『○○』になったとさ。ちなみに、実話である。
2006.10.25
勉強できる子ばかりを優遇してる?バカな事を言わないでくれ。勉強できない子を、勉強できるようにしてあげて、願わくば、夢や希望を持たせてあげたい。勉強できない子が嫌いなら、そもそも塾など自分で開かないよ。オレが優遇しているのは、勉強できる子ではなく、がんばる子。できるようになりたいと思い、行動する子。知識がないことはバカでもなんでもない。意識が低いこと、行動しないこと、何も考えないことをバカだと言っている。取り違えないでくれ。
2006.10.24
こんなに連続して書くのは初めてかもしれません。17時から中3生の三者面談です。それまでには書き終えたいな。まず、基本の用語4つはマスターしていますね。それでは行きます。私立高校は、入試制度において、少なくとも大枠部分は、各都道府県の教育委員会の方針に従うことになっています。ということは、東京都内私立と埼玉県内私立では入試制度がぜんぜん違うということです。面倒ですねぇその違いにはいろいろあるのですが、保護者が知っておくと有利になる点だけを説明しましょう。視点は、埼玉県内中学生で行きます。まず、埼玉県は前述のように公立中学が進路指導しません。ですから、公立中学は私立に対して何もしてくれません。どういうことかというと、例えば、私たちの時代、公立の中学校の先生は、生徒が志望する私立高校があれば、直接赴いて、その生徒の相談をしてくれていたのです。そうすることによって、何があるのか。僕ら生徒には内緒にしていたのですが、実は、受験前におおよその合否を先生方は持ち帰っていたのです。また、多少、数値が足りていなくても、先生の後押しがあれば、認めてくれる、なんてこともあったようです。試験日まで、僕らが合格するかどうか不安を抱えて過ごしたあの期間は、いったいなんだったんだぁ!!と叫びたくなりますが、先生はちゃんと僕らのことを案じて、裏で(表現が良くないですが)手を回してくれていたのです。ちなみに、少なくとも首都圏ではいまだにこのような制度(入試相談)が行われているようです。ここ、埼玉県を除いては!!埼玉県ではこのようなシステムを今から約10年ほど前に廃止しています。ということは??埼玉県は不利じゃん!!いやいや、そうだとさすがにマズいので、埼玉県の人だけは保護者が代わりに入試相談をしてもいいことになっています。え?? 保護者が先生の代わりに入試相談??大変じゃん!!ですから、大事なんです。知らないと損する時代なんです。これで背景はなんとなく掴んでいただけましたか?では、都内私立と県内私立の違い、その1。それは、都内私立は「通知表重視」県内私立は「北辰重視」ということです。なぜか?次で説明しましょう。
2006.10.23
では、入試用語の解説を行いたいと思いますが、その前に!「うちはお金ないから私立はあんまり関係ないな」そう思ったお母さん。今の私立は、『特待制度(学費無料)』が充実していますからね。一番低いところで、偏差値45からありますよ。確かに、そんなに有名な私学ではないですが、それでも県立高校に不合格した後に行くであろう二次募集の県立高校よりは数段マシです。キープしておくだけタダなんですから、子どもが安心して受験を向かえるためにも、キープしておきましょうよ。では、受験用語の説明に入らせていただきます。まず、受験方式には大きく分けて、・推薦(原則、筆記テストなし。事前の資料でほぼ決まる。)・一般(原則、筆記テストの結果で決まる。)があります。あくまで、原則です。詳しい話は後でするとして、次に、単願と併願の言葉の意味を知ってください。・単願(原則、合格後はその高校に入学することを約束した上での受験)・併願(第一志望の高校の合否が出るまで待ってくれるという特典付の受験)当然、併願の方が基準となる数値は高くなります。よく生徒に説明するときに用いるたとえなんですが、単願は、「あなたのことが好きです。あなたしか見えません。どうか僕と付き合ってください。」っていうケース。併願は、「A子のことが好きなんだ。でも、もしA子がダメだったら、お前でもいいと思っているから、もし俺がフラれたら、その時は付き合ってくれないか」ってケース。というような感じですね。そりゃあ、併願はよっぽどいい男でもない限りOK出しませんわ。この4つ(推薦・一般・単願・併願)を知っておいてください。では、次に移ります。
2006.10.23
このブログ、保護者の方も見ていただいているのですね。今頃、気がつきました(笑)いつの間にか、友人・知人の塾関係者に向けて書くようになってましたからね。ということで、これからしばらくは、保護者向けの情報を書いていこうかと思っています。とにかく、埼玉の公立中学校の持つ高校情報はまったく当てにならないですからね。なんてったって情報が古過ぎです!これは塾だから言っているわけではなく、本当に、本当に、公立中学は情報無いんですよ。だって、埼玉県は公立中学における進路指導を廃止しているんですから。「情報は自分で集めろ」これが県の言い分です。これでは、保護者は大変です。いったい、何をどこから調べていいのやら。。。そこで、僕が考えた『私立ソムリエ』。ワインソムリエのように、保護者ならびに生徒の満足する高校を選びましょう!というもの僕が実際に毎年足を運び、直にこの目で見て、高校の入試担当者と直接話し込んで聞いた、通学範囲内の私立高校全69校の情報を蓄積、纏め上げた資料を基に、保護者や生徒に対して、質問を投げかけながら、その抽象的なイメージを具体化させて、満足の行く高校を選ぶ。これができるようになってからというもの、保護者や生徒から併願校に対する不安は吹き飛びました。そこで、今回から数回に渡り、「私立高校の選び方」と題して、私立高校選びの基本的な手順からご説明していこうと思います。今目の前にいる保護者との対話によって、選んでいくわけではないので、一般的な、いわば概論、例えるなら、ワインを飲む前の、基本的な選び方、種類(赤とか白とか)、そして味わい方の簡単な説明だと思って読んでくださいね。10月に入ると、首都圏では、私立高校の入試相談(説明会・個別相談etc.)が本格化し始めます。所沢は二期制なので、10月に中3初の通知表が出ますね。これはしっかりとコピーをとっておいてください。(とっていなければ、先生に言えばとってくれるはずです)そのコピーと北辰テストの結果。これが主な資料になります。(他、各種検定や課外活動の実績を証明する物などがあればさらに良い)これを持って、気になる私立高校の説明会に親子で行ってみてください。かなりの数になるかもしれませんが、そこは仕方ありません。ちなみに!これは大事なことなのですが、高校の偏差値、これは市販されている本の数値とは異なることが多いです。意外に当てにならないですよ、あの手の受験情報誌。行かないとわからないんです。だから、ここは頑張って行ってみてください。意外においしい高校があるものですそして、そこで出てくる入試用語。次はこの入試用語の解説に移りたいと思います。
2006.10.23
昨日、塾内で行った『第二回 私立高校説明会』。13時半からの開催だったが、ついに僕がダウン。朝起き上がることができず、急遽T先生に代役として、司会進行を頼む。しかし、こんなにも体調の戻りが良くないのは生まれてから記憶にない。どっか悪いのかな(縁起でもない。。。)その後は、中3の三者面談があったので、薬で散らして臨む。これはどこの塾でも同じだと思うが、進路面談は、代役を立てられない。県立高校の平均倍率が1.2倍を超える埼玉県では、上位校を狙う場合は特に、進路指導が重要になる。まさに「私立ソムリエ(自称)」の見せ所だ。保護者・生徒の抽象的な要望を基に、希望に近い私立をいくつか選ぶ。その中から、保護者・生徒が、僕が出した高校の資料を見ながら、いろいろな質問をぶつけてくる。その質問にいかに的確に答えられるか。ここが意外に重要だ。首都圏は私立が多すぎる。偏差値50の高校だけでも10校以上ある。選択肢が多いということは、必ずしも良いことばかりとは限らない。田舎出身の僕には、なかなか理解できないことだが、あまりにも選択肢がありすぎるため、もっと良い私立があるのではないかという、ある種の脅迫観念が、お母さんには付きまとっている。その不安は生徒にも伝染する。これが、保護者や生徒が納得する私立をキープできると、非常にスムーズに受験が進むことが多い。多分、これは交通の便が非常に良いという、ここ東所沢特有の雰囲気なのかもしれない。う~ん。。。話がまとまらなくなってきた(苦笑)。今日も早く寝よう。おやすみなさい。あ! ちなみに10月の北辰の結果です。国語 ss57数学 ss58英語 ss61三科 ss58.9五科 ss57.5ですね。僕の担当科目英語が1位です(前回は、開塾以来初の最下位だったんで、 実はちょっと悔しかったんですよね。)うちの生徒たちは本当に自慢の子達ばかりです。
2006.10.22
僕のブログは、塾名を公開していない。当然、このブログと僕個人の両方を知っている人は限られる。このブログを自力で見つけた友人ブラック3232氏と、そのブラック3232氏づてで知りあったbig-tanuki先生と、denden1998さん、そして、実際に合いに来てくださったまじま先生。この5人だけだと思っていた。ところが!今日、入塾の申し込みに来てくださったある保護者。なんと!ブログを見てきてくださったと言うのだ!「なぜ、ここの塾だとお分かりに?!」そう伺うと、そのお母さんは、「それはわかりますよ~」とのこと。あまりに動揺してしまったため、具体的な理由を聞きそびれてしまったこれでは、なぜ、おわかりになったのかわからんではないか!気になる。。。追伸 せっかく足を運んでくださったのにもかかわらず、 満席のため、お断りする形になってしまい大変申し訳ありません。 お子様は来年とうとう受験ですね。 きっとすばらしい成長を見せてくれることでしょう。 お子様の成功を心より願っております。 塾長より
2006.10.21
某私立高校の教頭先生がこうおっしゃっていた。「『面倒見は負けません』『1人1人を大事にします』こういう言葉に悪いイメージはない。だから、私学は保護者に対してよくこういった類の言葉を用いて、公立との差別化を図ろうとする。でも、実は面倒見を良くする事によって、逆に潰れていく生徒もいるのだ。また、大事に大事に育てるあまり、逆に伸び悩む生徒もいる。教育において、答えは1つではないのです。10人いれば10通りの答えがある。だからこそ、こんなにも多くの学校が存在できている。その学校の教育を必要としている生徒がいる、それが、その学校の存在意義なのです。教育に優劣はそういった意味ではないのかもしれない。」だから、学校選びに際して、保護者は何らかの物差しを持つ義務がある、物差しなくして優劣は点けられないのだから、それがないままに学校を回っても選べない、という話に繋がったのだが、私学の先生のこの言葉に、改めて考えさせられるものがあった。その内容については明日、書くことにしよう。明日もまた私立高校説明会。う~ん。。。眠い。
2006.10.20
今日は一日中寝ていたにもかかわらず、いまだ体調が良くならない。病気にならないのが自慢だったのに、日々の不摂生のせいかな。先週の土曜日から、毎年恒例、私立高校の先生を招いての『私立高校説明会』を開催した。そこで、毎年思うことは、やはり私立と公立の温度差。それもそのはず、埼玉県の私学は全部で確か48校位だったと思うが、その中でも、定員割れで経営難に陥っている高校が、10校位ある(北辰図書データより)。私立は公立を大きく引き離すために日々試行錯誤しているのだ。さらに、私学は早い段階での生徒囲い込みを図り、中高一貫校に移行する流れも生まれ始めている。公立高校に飽き足らず、公立中学、義務教育期間から、引き離しにかかろうとしている。う~ん、これでは、今まで以上に格差がどんどん生まれてしまいかねない。子どもの能力に、親の所得は関係ない。いや、むしろ何不自由なく裕福に育てられた子供より、そうではない環境で育てられた子どもの方が、きっかけ一つで爆発的な成長を見せるような優れた才能が育っているかもしれない。塾は私企業であり、営利がなくては存続できない。もちろんそれはわかっている。利益を求めずに塾は運営できない以上、塾は所得のある程度高い方が対象になっている。格差を作っている張本人なのかもしれない。でも、それでも、できる限りではあるが、所得格差が教育格差に繋がる一連の流れに抵抗を試みたい。同志やその家庭、もちろん自分とその家庭を守る有能な経営者でありたいのと同時に、国家の礎たる人材を育成する教育者でもありたいのだ。開塾の理念は忘れたくはない。カッコつけているだけのように聞こえるだろうか?いや、決してそうではない。塾経営者にはきっと本心からこの国の教育、この国の子どもたちのことを考えている人が多いはずだ。少なくとも、僕が今までにお会いした塾経営者ならびに塾講師には、そのような人が多かった。実際にお会いした、big-tanuki先生、ごうまじまじ先生、ブラック3232先生、でん先生、そして、我が同志であるK先生とT先生もそうだ。その他、ブログでしか面識がないが、きっとすばらしい方だと思われる複数の塾ブロガー。彼らはもとより、塾を自分で開き、多くの生徒数を抱えているような方ならば、きっと他業種でも十分にやっていける力をお持ちの方ばかりだろう。彼らは本心から子どもたちの未来を考えている。そうじゃなかったら、わざわざ困難多き塾経営などやらずにもっと無難に生きることだろう。公教育にかける費用が削減される中、公教育を守り、格差を是正する。そのための役に立ちたいと本気で思う。
2006.10.18
体調がいまだ優れず、むしろ悪化。明日は休みだ。ゆっくり休もう。北辰の第二戦が帰ってきた。将来のためにも、その結果を記しておこうと思っているのだが、その結果が掲載されている用紙をいつも忘れてきてしまう。(ブログはいつも帰宅後に書くため)5科で57.5だったのと、英語が60を超えたことは覚えているのだが。詳細は後日にしよう。そんなことよりも、今日はすばらしい出会いがあった。以前、このブログ内で紹介したことのある『河合先生』。この先生が、引退後に某底辺校へ、その手腕を請われ就任した。今日はその某高校の説明会に行ってきた。正直、その高校は僕の知っている限りでも、今時、珍しいくらいの荒廃ぶり。私立高校なのに、生徒はピアス、茶髪は当たり前。(別にピアス・茶髪が悪いと言っているわけではない。念のため)廊下にはガムや唾が吐かれていて、埃や紙くずが散乱。挙句の果てに、新教師陣と旧教師陣が闘争中で、腕章を付けて取っ組み合いを、我々の前でおっ始める。学校の正門前では、旧教師陣がビラを撒きながら、拡声器で校長ならびに新教師陣の悪口を叫ぶ。偏差値はss42で合格。不合格者は当然0人。というより、めちゃくちゃ定員割れ。こんな学校だ。そんな高校に河合先生が就任して半年。河合先生から、「是非来て、先生の率直な感想を伝えて欲しい」とのお電話を頂き、塾対象説明会に参加してきた。いやいや驚いた。河合先生が凄い方なのは知っているつもりだったが、改めて、そのお力に驚愕した。わずか半年で、そんな高校に変化が出ていたのだ。詳しいことを書くとあまりに長くなるので、割愛させていただくが、トップでこうも変わるのだと、今一度、再確認する良い機会になった。それだけで十分に勉強させていただいたのだが、それ以上に嬉しい、新たなる出会いも、河合先生から頂いた。河合先生のご推薦。昨年、埼玉県内最大手塾より独立した若手塾長である。河合先生は、僕とその先生をお互い紹介した後、まるでお見合いのように。「後はお2人で」と言って去っていかれた。その後、意気投合。2時間ばかりお話させていただいた。僕は、ここまでに至る経緯を、彼は、内装業者との上手なやり取りを、中心に情報交換し合った。今後も続く、良い出会いになることを心より願いたい。う~ん、鼻水が止まらん。頭痛も激しい。こんな駄文、ブログに載っけていいんだろうか。いいや、修正は後日することにしよう。
2006.10.17
う~ん。。。昨日からどうも体調が良くない。首から頭にかけてひどい頭痛がする。今日は一日中、首に湿布を貼って黙って寝ていよう。今日の約束キャンセルしてゴメンね、ブラック3232先生。ちなみに、昨日の夜のネタを一つ。(体調が悪いので詳細はまた今度)昨日の22時過ぎくらいだろうか。突然塾の電話が鳴った。学生講師(元卒業生)が電話に出る。「先生、真島さんという方からお電話です。」「!? え?真島って???」驚いて電話に出ると、「真島です。来ちゃいました。今先生の塾の前にいます」「?!」奇襲攻撃ですか!(笑)初めてお会いする真島先生は、ブログで拝見するよりも、優しいお顔立ちをしていました。もっとガンガン系だと思っていたのですが、かなりの温和系。(まぁ、初対面でいきなりガンガン来られたらかなり驚きますが)あまり時間はなかったですが、せっかく来ていただいたので、マル秘県立入試情報をプレゼント。どこの塾でも、そして公立中でさえも恐らく知られていない入試情報。実際に県立高校の教頭先生からいただいたので本物ですよ。うまく活用すれば、進路指導の制度が飛躍的にアップします。どうか、お役立てください。それでは真島先生、今度は僕が押しかけますよ!やられっ放しはイヤですからね(笑)
2006.10.15
ふと、思ったこと。まじま先生の塾が今年から「川高・川女合格専門」を掲げている。これがどれ程のことなのか。埼玉県の塾関係者なら誰しもが、その決断に驚愕し、また同時に、その自信に畏敬の念を抱くところであるが、他県の方や、またもしかしたら保護者の方でさえも、その凄さには、意外にも気が付いていないのではないのか。そこで、まじま先生に代わり、埼玉県内における、川越高校(通称、川高)と川越女子高校(通称、川女)の存在感について、ここで紹介したいと思う。≪川越高校(男子校)≫旧制川越中学校を母体としており、女子校の川越女子高校とともに、埼玉県の県立高校としては埼玉県立浦和高等学校に次ぐ進学校・名門高校として知られており、県西部地区最難関校である。実際この学校へ入学することを目指し、遠方からも続々と受験生が舞い込んでくる。平成18年度スーパーサイエンスハイスクール指定校で、研究テーマは「知の融合」である。校風は、私服での通学が認められていることもあり非常に自由である。また、生徒たちのポリシーは「本気の遊び心」であり、校内は常に活気に満ち、勉強だけでなく部活動や文化祭にも情熱を傾ける生徒が多い。進学実績は優秀であり、例年、東大・東工大・一橋大には計30名以上、早慶にはのべ150名以上が合格する、県内トップクラスの進学校である。特に、早大への合格者数は全国の高校の中でもトップクラスである。2004年度の東大合格者は8人、2005年度は9人であり、2006年度も東大2人、東工大14人、一橋大8人、早大127人など健闘している。ちなみに、東大への最大合格者数は21人である(1986年)。また、早大への最大合格者数は191人である(1993年)。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用この高校の女子バージョンが、川越女子高校である。その授業内容のレベルの高さが、全国紙に採り上げられ、電気通信大学(国立)の授業に取り入れられたというほど、地元ではカリスマ的な人気校である。埼玉県では、県を代表する公立高校は男女別学制を採っている。ちなみに、埼玉県の最難関は、浦和高校(男子)と浦和第一女子高校(女子)である。ここは、東京大学合格者数でも、全国上位に名を連ねており、国家一種合格者の出身高校ランキングや、女子アナ出身高校ランキングでも、トップ5には名を挙げている名門校である。今、手元に『全国高校合格力ランキング』の資料があるが、それを見ても、浦和高校は首都圏では随一の進学力を誇り、全国でも、2005年度東京大学合格者では、公立高校の中で、愛知の岡崎高校に次ぐ第二位である。これら、川越・川越女子、浦和・浦和一女が、地元で、どれだけのイメージを持っているのか、よりわかりやすいように、他の都道府県で例えてみよう。それは、北海道では、札幌南・札幌北・旭川東 など、東北では、山形東・仙台第二・仙台第一・盛岡第一 など、北関東では、土浦第一・宇都宮・前橋 など、北陸では、高岡 など、信越では、長野・新潟 など、東海では、岡崎・一宮・四日市・静岡・大垣北 など、近畿では、北野・長田・奈良・膳所・天王寺・堀川 など、中国。四国では、松江北・丸亀・下関西 など、九州では、鶴丸・修猷館・筑紫丘・福岡・熊本 など、にあたるのではないか(正確にはわからないが)。〔参考『全国有名進学校 国立大学進学ランキング』〕このような高校合格を目標に掲げ、仮に、卒塾生の3割でも合格させることができれば、それこそ『松江塾は最強』として、地元にその名を轟かせるに違いない。
2006.10.12
「向上心を持ち、そのために、自ら考え、自ら行動する」。それが当たり前のように行われている塾。それを目指していくうちに、いつの間にか出来上がったシステム。それは、『小学生(中学校入学前)しか原則募集しない』というもの。今年の中3生から、若干名を除き、ほぼ全員が小学生から教えている生徒になった。そこに至るまでの経緯はこうだ。集団授業で高い水準の授業を行い続けるには、やはり生徒の精神面に、ある程度の統一感が重要になると思う。学力は比較的すぐに上げられても、意識はそうすぐには上げられない。さらに、意識は学力に比べ、壊れやすく、定着しづらいのだ。人間は誰でも楽な方に流れる傾向が強い。厳しいことは極力避けたい。でも、楽をしていてはマズイのではないか、誰しもがそう感じてはいる。であるなら、厳しいことが厳しくないと感じるよう、それが当たり前の集団、当たり前の環境にしてしまえばいい。ルーマニアでは、仕事は午前の部と午後の部に分かれ、どちらか片方、数時間しか仕事をしないらしい。それでも、彼らはツライ、大変だと仕事の愚痴を言う。日本では、朝から夕方まで仕事をしているという話をすると、そんなに仕事なんて絶対にできないと驚くそうだ。(ちなみにルーマニアでは、その日三食食べることすらままならない家庭が大半だというのにもかかわらず、それくらいの労働すらしたくはないそうだ。。。)人間、それが苦しいと感じるかどうかは、その内容よりも、周りの環境に左右されるところが大きいということだろう。もしそうであるなら、生徒たちに、前述の「向上心を持ち、そのために、自ら考え、自ら行動する」を当たり前に思ってもらうようにするには、むしろ年齢が低いほど、意識を植えつけやすいのではないか。しかし、そう言っても入塾する段階でテストのような選抜をするようなことは絶対に避けたい。それは、学力以外の才能をもった人材を切り捨てることになってしまう。子ども一人一人の中に眠る才能を掘り出して、教え子全員を、国を支え、国を率いる有能な人材に育てるという理念に反する。それ以外の方法で生徒の意識レベルを、ある程度同じレベルに保つにはどうしたらよいか。そこで考えたのが、なるべく早い段階で人数を集め、その生徒を、3年間責任を持って指導していくというシステム。これだと、途中で生徒が入って来ることがないため、生活面や精神面などからじっくり積み上げて指導していくことができる。途中入塾がないのだから、せっかく作った空気を壊し、楽な方に足を引っ張ろうとする人も入ってこない。当然、今まで以上に、全員の結果に責任を持つことになるが、「3年間一貫指導で全責任を持ちます!」の方が、性に合っているし、何より責任の所在が明らかでわかりやすい。もちろん、小学生の間から塾を選んでもらうためには、その趣旨を明確にアピールすることが不可欠になってくる。私たちの塾では年に一回、どういった考えを基に、どのような指導で、どのような方向へ導くのか、できる限り具体的に広告に載せて配布している。年に一回しか配布しないのだから、リスクは高い。なぜなら、広告を撒いた時期を外れると、もう募集は終了していると感じるためか、その後1年間は、パタッと申し込みがなくなるからだ。それでも、これが地域に定着すれば圧倒的な差別化になる。『この塾に入れれば3年後には必ずこんな風にしてくれる。』これは、保護者にとっては大きな安心になるだろう。もちろん、結果が満足できるものでなくてはならないが。僕らの敵は、他塾ではない。僕らの敵は、私立中学だ。公立中+塾≧私立中これがうちのコンセプト。公立の利点を活かし、公立の欠点を補い、さらに+αを加える。そんな塾を目指している。
2006.10.11
木曜日は北辰テスト第二戦の結果が届く日。非常に楽しみ!きっとすばらしい結果を残してくれるだろう。それにしても、今年の3年生には、今までにない特別な想いがある。彼らにはとても大切なことを教えてもらった。うちの塾では、手取り足取り指導するようなことはしていない。ちなみに、これは最初からそうだったわけではない。最初はやはり手取り足取り教えていた。そうしなければ伸びなかった。自分でどうしたらよいのかわからない生徒ばかりだったのだから当然だ。自分でできるくらいなら、こんな状態になるまで放っておかないだろう。だからこそ、必死で教えた。こんなところまでしなくてはならないのかというくらいに、そのノートの取り方から、字の書き方、勉強に臨む姿勢、座る姿勢や、集中と休息の適度な間の取り方に至るまで、過保護に過保護に接した。しかし、そんな中でもそのような指導に疑問は抱いていた。これでは、手を貸してもらえることに慣れてしまうのではないか。手を貸してくれないことに不満を抱くような人間を作っているのではないのか。進学実績が出始め、生徒の数も増えていくに従い、少しずつ過保護な指導から離れていくようにした。そりゃ、怖かった。せっかく築き上げた評価が崩れるかもしれなかったのだから。恐る恐る、生徒の様子を伺いながら、慎重に事を進めた。そうして得た指導法が実を結んだのか、いつの間にか、募集方法において、あるシステムが完成していた。指導法はやはり個人技の部分が大きい。しかし、募集の段階はシステマチックでよい。そうして生まれた新生『学習塾WiLL』。生徒は全員、自ら目的意識を持って学習する。巧くなるには練習するしかない。自分で足りないと思う部分を補いたいと思えば、生徒は勝手にやってくる。塾は自主トレを積む場所。授業は練習試合をする時間。自分の良い点、悪い点を見つけ出す機会。講師はインストラクター。聞かれたときに適切な答えを与え、後はただ怪我をしないように見守るだけ。そういうものだと、僕らが植え付けた。それが学習だと、彼らは思っている。子どもたちがそのことに気づいたとき、僕らは「ただそこにいるだけ」でいいのだ。人は真の意味で人を変えることはできない。変えられるのはその人だけだ、と言う。もしそれが正しいならば、子どもに変わろうと思わせることが、理想の教育、最短距離なのだろう。ならば、変わろうと思わせることに時間を割こうじゃないか。確かに、子どもが自発的に学ぶというのは究極の理想であって、なかなかそうはならない。でも、おそらく名高い私立高校では、それを目指し、ある程度それができているのではないか?そうでなければ、あのように毎年、東大に何名も合格させられないんじゃないか。(東大に合格すれば良いというわけではない)やはり、変えてあげるにはどうしたらよいか、そう悩むより、変わろうと思わせるにはどうしたらよいか、そういったメンタル面の矯正により時間を割いた方がどうも良いような気がする。変えてあげたことは、変わったことにならないとすればだけれど。
2006.10.09
・具体的なものほど、選ぶ理由(言い訳)ができる。・公立危機によって、私学へ流れてきている保護者の要望は なんだかんだ口では言っていても結局のところ進学実績。この二つは、熱心で、また有能な教育者であるほど、受け入れがたい愚かな意見だと感じることでしょう。僕も、有能な教育者であるかどうかは別として、熱心な教育者であると自負しているのですが、最初はどうしても受け入れられませんでした。当初、そうした受験指導体制に特化した方針を聞くたびに、閉口していたものです。「そんなの高校じゃないじゃん、予備校じゃん!」「方針から外れた生徒はどうすればいいんだ」「多感な時期に勉強だけさせるのはあまりに偏りすぎではないのか」そして、「システムで子どもが伸びれば苦労せん!!」と。しかし、実際に高校側の話をじっくり聞かせてもらうと、高校側もそのことは百も承知だというのです。「教育とは本来具体的なものでもないし、まして画一的であってはならないということは、教師一同皆当然わかっています。でもね、先生。いくら私たちが理念や想いを保護者に訴えかけたとしても、それでは県立や、私立伝統校には太刀打ちできないんですよ。抽象的なものでは差別化にならないんです。ですから、まずは募集のときは入学してもらうためにどうしたらよいか。そこだけを考えるんです。そのためには具体的に大げさにだって言いますよ。そして、入学してくれたら、次は一人一人生徒を大事に育てるにはどうしたらよいか。その時は、教師一人一人が教育者として想いを持って当たっていけばいい。要はまったく別の視点でいくんですよ。生徒を伸ばしていく。これには教師一人一人が熱き想いしかないんです。システムで変われば苦労しませんよ。システムはあくまで募集のときの差別化に過ぎないんです。」どうでしょう。生徒募集に成功している高校にはこのようなブレーンがいるんです。効果があるかどうかはこの際関係なし!とにかく勢いで押す!どんどんオプション付けて、「これだけやるんだから必ず結果がでるだろう」と保護者に思わせる。ここ一点に力を注ぐ。そして、職人肌の先生が、そうやって入学してきた生徒たちを、しっかりと伸ばしていく。その結果を、そのブレーンとなる先生が効果的に告知していく。この分業制。そうか。生徒募集と生徒指導、別々に考えても、結果が繋がればそれでいい。なるほど。僕:「じゃあもし繋がらなかったら?」先生:「その時は謝るしかないですね(笑)」最後に一言。『政治家に必要な能力とは。それは明日、あるいは来週、来月、来年に何が起こるかを予言する能力であり、そして後日どうしてそれが起こらなかったかを説明できる能力である。』 - ウィンストン・チャーチル イギリスの政治家
2006.10.07
1.生徒の募集方法を変える。公立危機によって、私学へ流れてきている保護者の要望は単純明快。ズバリ!進学実績です。このニーズに応えるためには、当然ですが、実績を出す必要があります。しかし、現実にはそう簡単に出せるものでもありません。そもそも、その高校を選んでくる生徒は、図らずも似通った層の生徒になっているはずです。今までと同じ生徒たちに、今までと同じ先生方が、これまた同じように接していけば、たとえカリキュラムなど、マイナーチェンジしたところで何も変わらない、当然のように毎年同じような実績になるでしょう。では、それを覆し、今までとは違う結果を出すためにはどうしたらよいか。本当は、教師の側が変わるのが筋なのでしょうが、それを望むのは理想論。現実には困難を極めます。それよりももっと手っ取り早く、また確実な方法。それが、今までとは違うタイプ、志向の生徒を集めるということ。そうです。入学してくる生徒の層を変えれば、学校の雰囲気が変わる。教える対象が変われば、自然と教える側の対応を変わってくるものです。では、そのためにはどうするべきか。ここが一番重要なポイントだと思います。成功した高校が採っている作戦。一つは、目標の明確化と徹底的な進路指導体制(見せ掛けで良い)。そして、もう一つが、序列化されたクラス編成(たいていは新設される)です。わかりやすいように具体的を挙げます。重要なことは「わかりやすさ」「メッセージ性」ですよ。≪目標の明確化≫ ・エリート選抜東大コース ・スーパー選抜コース ・スーパー特進早慶合格コース など。≪徹底的な進路指導体制≫ ・月曜から金曜まで9時間授業を行います。 ・土曜日は予備校講師を招いて講習を無料で受けられます。 ・現役で不合格の場合は予備校費用半額負担致します。 ・教室の照明や温度は生理学的に最も集中しやすい状態を保っています。 ・東大生のチューターを雇い、毎日放課後自習監督をしてもらっています。 ・卒業生の大学生を招き、大学のすばらしさを語ってもらい、モチベーションを高めます。 など。≪序列化されたクラス編成≫ ・偏差値○○を持つ生徒は、三年間の学費や諸費用など諸々のお金を全額免除します。 ・特進クラスは全員が特待生として学費無料、さらに入学後は別棟にて、 在校生に関わることなく指導します。 ・特進コースの教師陣は、主に経験豊富な予備校講師が担当いたします。 など。はっきり言って、教育という公的なものとは程遠い、商業主義と思われるものばかりです。しかし、保護者は意外にもそうは思っていない。「そこまで特別に見てくれるのなら任せてみようかな」「ここまでやるのなら公立行かせるよりいいな」なんて、考える保護者が多いのが事実なのです。実際、恥も外聞もかなぐり捨てて、予備校化していくことにより、進学保証というウリを特化させている高校は生徒が集まり、理念を前面に出し、情操教育を掲げ、あくまで進学先はその結果に過ぎないという旧来の高校は苦しい立場に追い込まれていくという現実。それが正しいかどうかはさておき、それが現実。保護者は、教育という抽象的なものにすら、具体性を求めているのです。具体的であれば、結果が伴うというのなら、教育は遥か以前に、よりシステマティックなものになっているはずなんですがね。でも、そんなことは保護者は知らないのです。具体的なものほど選ぶ理由(言い訳)ができる。ここが、保護者の心の根っこを刺激しているのでしょうね。 次は、そうして集めた生徒をどのようにして、公約どおりの結果へと導いていくのか。成功例を用いて検証していきたいと思います。
2006.10.05
これは、私がここ5年間、東京都内と埼玉県内の私立高校69校に実際に足を運び、自分の目で見てきた経験を基にした、あくまで個人的な考察です。都内の私立高校は、歴史が長く、伝統があり、そのため、各校にはすでにイメージが固定されていました。すでに序列は固定されていて、小手先のことくらいでは、そうそう覆せるものではありませんでした。それが、この「ゆとり教育」で大きく変わったのです。それまで、私立校を希望する保護者は、その伝統に裏打ちされた校風を求めていました。しかし、近年の私立校ブームはそうではありません。授業時間の確保ができなくなった公立校に対する不安と焦りが、保護者を私立校へと向けさせているのです。「公立では良い大学へ行けない。」それが私学を選ぶ保護者の率直な思いなのですから、当然のように過程より結果。校風なんて二の次。要望はただ一つ。そう、進学実績です。この新しい風は、固定されていた私学界を再編するほどの力を持ちました。この風を巧くつかんだ高校。それが近年、生徒募集に大成功しているのです。前フリが長くなりましたので、次の記事に続きます。
2006.10.04
低迷から、今まさに伸びてきている学校の資料を、一つずつ見返していくと、そのすべての高校に、共通する法則があることに気が付きました。それは、どこも必ず、次のようなステップを踏んでいるということ。1.生徒の募集方法を変える。 (その際に何らかの公約をする) ↓2.そうして集まった生徒(大抵はさほど多くはない)を、 公約どおりの結果へと導く。 ↓3.公約を守ったことを、 わかりやすく、伝わりやすくアピールし続ける。「当たり前じゃん」って思われた方、どうもすいません。でも、僕にとっては『やっぱり、これしかないんだ』という確認が取れたという意味での大きな発見だったのです。次回からは、このステップについて検証して行こうと思います。いろいろな方々のご意見お待ちしています。
2006.10.02
しばらく更新が途絶えました。連日の私立高校説明会のため、朝起きるのが早いためと、北辰テスト第二戦(今日)に向けて、燃え上がっている生徒たちの応援で、日々頭がいっぱいだったためです。(連日帰宅が深夜1時過ぎ!)北辰も今日終了し、ひとまず落ち着いたのでこれからはまた、頻繁に更新していきたいと思います。これからもよろしくお願いします。
2006.10.01
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