ワインを飲むと眠くなる

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2024年06月01日
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カテゴリ: ワインいろいろ








ドミニク・ピロン。クリュ・ボージョレがタイユヴァンセレクションにもなっている造り手。MCっぽいいちご系の赤系果実。広域ゆえか、やや浅い酒質。しかし、時間が経つと少し締まり、味わいが向上。とはいえ、あまり特徴のないガメイでした。

連休に外房。

ドゥーツのヴィンテージ2015年。

古典系の王道の香りと味わい。ブリュレ、焦がしバターの香ばしさと、アフターに和三盆系の甘味。スタンダートもフラッグシップも美味しいので、ヴィンテージは初でしたが、バランスがとれた高品質な味わいでした。


暑い日だったので、フランツ・ソーモンのソーヴィニヨン・ブラン。ロワールのビオ。

シュナンの造り手のSBだからか、もう一歩詰め切れていない印象。果実味より酸が勝ち、アフターの苦みも強め。


シャルル・エイドシックのNVドゥミ。

2本目ですが、シャンパーニュあるあるかもですが、フルボトルのほうが美味しい気がするのは気のせい? ドンペリの下位互換的な味わいに感じました。


ラベントス・イ・ブラン(という名前の造り手)。

今まで飲んできたカヴァの中で、ベストの一つ。10年以上前から、カヴァを名乗ることも止めたみたいですが……。

ブラン・ド・ブラン2020。これがベーシックキュヴェらしいのですが、熟した果実味と伸びる酸のバランスが適切。青臭いハーバルなニュアンスも、金属感も皆無で、しかもシャンパーニュ方向の味わいではなく、あくまでカヴァの上位互換。三つ星レストランにオンリストも、納得。

このロゼと、当主が造るペット・ナット2種も買ったので、暑くなるこれから、楽しみができました。


マルク・クライデンヴァイス。今は名前が変わったみたいですが、昔はよくアンドロー・リースリングというスタンダードのキュヴェをリピートしていました。このクロ・デュ・ヴァル・デレオンというキュヴェは、リースリング&ピノグリだそう。

かなりピノ・グリが支配的な味わいでした。酒質は厚みがあり、重心が低く、アフターに残糖のニュアンスがある、いわゆるたっぷりした味わいの白。

ラングドックのワインも手掛けている造り手で、ネットだとアルザスが寒くて嫌なのでニームに引っ越した(二拠点?)という情報もあったので、もしかすると濃いめ志向なのかもしれません^^


家飲みで、20年熟成のブル白。ペルノのピュセル。数年前にも1本、開けました。

ピュセルにしてはミネラル控えめですが、健全な熟成が進んでいて、ホイップクリーム、軽いトリュフ香。酸化にニュアンスは無く、酸と果実味のバランスは上々。数年前よりバランスがとれている印象がありました。生産者より、畑の力でしょうか?


ビアンカーラ出身のピッチニンのムーニ・ビアンコ。

シャルドネ60、ドゥエッラ60。ひさびさに飲みましたが、昔より丸い味わいになった印象。黄柑橘系の酸にうま味が乗っている、典型的なビオ味ですが、ガルガーネーガのサッサイアほどのミネラル感はなく、もう少し穏やかな味わい。


定例のワイン会は、ゲスト2人を迎えて。テーマは「クラシック?」とのこと。

泡は、サヴァールのほぼPNのキュヴェとユリス・コランのブラン・ド・ノワール。どちらもモダンよりですが、セロス以降のこの方向の味わいは、舌が慣れてきて、どんどん美味しく感じるようになりました。

白はゲスト2人から。ソムリエのF巻さんは、ドメーヌ・ド・シュヴァリエ92。最初、ダグノー?とぽもったら、ボルドーの熟成SBでした。

私より1つ年上ですが、毎日ワインを飲んで、週に1回はワイン会をしているというM崎さんは、ペルノのバタール96と、予備のアルノー・アントのグッドドール00まで、皆が物欲しそうな顔をしているので開けてくれました。バタールは96らしく酸がしっかり、アントはM崎さん的にはもう一歩だったとのころですしたが、太い味わいではなくミネラル感もあって、悪くないと思いました。

赤は、シェゾーのシャンボール・シャルム98と、ジェラール・ラフェのラヴォー・サンジャック04。

シェゾーにシャルムあるのは知りませんでしたが、作柄もあるのか、もっと若いヴィンテージに感じられました。抽出もやや強めでしょうか。

ラフェは私の持参ですが、こちらをシャンボールと思った方多数。寒い年の標高高めの畑だからでしょうか。



それでも芯がしっかりてしているので、このラヴォーもまだまだ熟成しそうでした。


前日が多めに飲んだので、度数の低いペットナットを。

カンスモイ。先日飲んで好印象だったラベントス・イの当主が造る別ブランド。

オレンジの外観ですが、果皮のニュアンスは感じられません。極辛口でピュア。旨みは少なめで、酸は黄柑橘。アニスなどの実系のハーブ。

よくできていますが、もっとゆるい、残糖のあるペットナットを予想していたので、方向性は違っていました。こっち系の味わいだと、ドサージュレスの前日の高価なシャンパーニュには及ぶべくもない……。


南ローヌのエステザルグ協同組合の中では、このモンタニェットがいちばん好きだと思っていたのですが、ひさびさに飲んだ限りでは、ビオにしては中庸で特徴がさしてないようにも感じました。グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル。意外にムールヴェードルを感じる味わい。30分くらいしたら、粉っぽいタンニンが主張し始め、ワインとしてのバランスをやや崩した半面、そのアクセントが妙に好ましく思えました。

と思ったら翌日、グッとバランスがよくなり、グルナッシュ?が表に出てきて、ほどよくスパイスが効いた、南ローヌらしい味わいに。文句なしのデイリー。


これまでも、あれこれマイブームはありましたが……。

赤だと、いちばん最近はクリュ・ボージョレのガメイ。その前は、ラングドックのAOC別のカリニャンやサンソー。北ローヌのシラー。キャンティ・クラシコやマレンマなどのトスカーナのサンジョヴェーゼ。
白は、シャブリとモーゼルの辛口リースリングくらいですが。

そしてロワールのカベルネ・フランとシュナン・ブランの味が近年変わってきていることに気付き……。シノン、ヴーヴレ、ソミュール・シャンピニィあたりを飲んでみようかとまとめ買い。

カベルネ・フランはピーマンが消えて赤系果実がマスキングされなくなり、シュナン・ブランは酸に見合うだけの果実の熟度が感じられるようになり、温暖化が吉になっている気がします。ロワールの他の品種、ピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブランより、この先、どんどん美味しくなる予感。ということであれこれ試してみようかと。


とはいえ、まだまだデイリーがあれこれあるので。ヒードラーのロゼ。美しい色調ですが、コスパの良い、美味しいワインでした。

ブラインドで飲んだらブルゴーニュのロゼ。ピノノワールのセニエのような味わいです。

品種は、ツヴァイゲルトにサンジョヴェーゼだそうですが、このブレンドが物議を醸しそうだということで、裏エチケットにはツヴァイゲルト100%としているそう。

サンジョヴェーゼがどれくらい入っているのかわかりませんが、おそらくこのブル的な果実味と酸味に貢献している気がします^^


その流れで、翌日はフォンテルートリのキャンティ・クラシコ。

2019年は2本目ですが、やはり高クオリティ。この価格で香りの要素の多さと味わいのレイヤーを持つ赤ワインは、あまりないように思います。

異論もあるかもしれませんが、このワインはブルゴーニュとボルドーの両方の要素を感じるワインで、たとえばスパイス系の香りにはその双方の要素を感じます。

それゆえブル専科、ボル専科にサンジョヴェーゼは受けないのかもしれませんが、両方が好きな人にとっては、格好のデイリー赤だと思います。

次のヴィンテージも買いました。値上がりはしましたが、許容範囲。フォントディやサン・ジュスト・ア・レンテンナーノのほうがワンランク上の味わいに思えますが、値段がほかの地域のワインたちと競合するので……。フォンテルートリは、3,000円クラスの中では、シャーヴのモンクールと並んで、個人的贔屓の銘柄です。


5月最後のワインは、カリシャル。その名もバタリー・シャルドネ。

アメリカンオークがグイグイと液体に染み込んでいます^^  バニラ、ヘーゼルナッツ、溶かしバター。酸はしっかりありますが、ミネラルや苦みはなく、あっけからかんとグラマラス。

何物にもなり得るシャルドネの偉大さと節操のなさを感じられる、なかなかの味わいでした。











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最終更新日  2024年06月01日 12時00分17秒
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