リュードヴァンのソーヴィニョン･ブラン2010はエレガントな香りにパワーある味わい＝

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2011.09.03

カテゴリ：ワイン･テイスティング

前回予告したワインです

それだけ自慢のＳ.Ｂ.はどんな香り･味わいなのでしょうか？　ジックリ吟味を！！！　

Ｒochioli Ｓauvignon Ｂlanc 2005

ＶＳ

Ｒue de Ｖin Ｓauvignon Ｂlanc 2010

⇒試飲記：
8/20の日記

産地はソノマ

造り手：小山　英明
購入元：ワイナリ(東御市祢津)

【ヴァーチャル比較テイスティング結果】

色・香り
色は当然ロッキオリの方が濃いですが、リュードヴァンも若いながら結構濃いゴールデンイエローです。そして香りは圧倒的にリュードヴァンの方が素晴らしい！！！　サンセールのような柑橘系の果実香に、ニュージーランドのようなフローラルな香りがあります金木犀とか百合のような白い花の香り。
ＮＺのＳＢは華やかですが、時には芳香剤ぽさを感じることがあり（特に一番有名な(?)クラウディベイ）、その点リュードヴァンはナチュラルな感じで好印象です。　その持続性も十分です。

味わい
味もどちらも膨らみがあり美味しいと思いますが、ロッキオリの酸不足に対してリュードヴァンの方が綺麗な酸を感じ、パワーとキレがあります。
酸味が未だチョット強い感じはありますが、半年前に飲んだメルシャン･マリコ･ヴィンヤードのＳＢ2009の方が更に強い感じです。
（向いのハスミファームで聞いたのですが、ここの甲州は酸が綺麗にのって勝沼産とは違った味わいになり、勝沼のワイナリの人も驚いているということなので期待していましたが、確かにクリアな酸が魅力です。）
強いて難を言えば、余韻が短いかなぁという気がします。ワイナリで飲んだシャルドネ2009の方が余韻があった気がします。セパージュの差なのか、ヴィンテージの違いなのか判りませんが。

総合評価
どちらも同じような価格ながら、文句なしにリュードヴァンの方が上です。特に香りが秀逸かと思います。
私の知っている範囲では、価格も日本で一番高いですがレベルも一番高いかと思います。
この価格が世界的に見て妥当な価格なのかどうか疑問はつきますが、本数の少なさと日本の地価からは致し方ないかも。でもカリフォルニアよりは十分お得と思います。

【Rue de Vin の買えるショップの紹介】

　　(ＳＢは全然残ってないですが、シャルドネは少しだけあります！)
　　　Alcoholic Armadillo(亀屋商店) ⇒　リュー・ド・ヴァン　シャルドネ 2009

　　　　　みどりや(佐久市)　　⇒　リュードヴァン白　シャルドネ 2009 (残: 3本)

ここのＳＢはシャルドネと共に今後も注目していきたいと思います。ここは酵母は野生酵母なのか培養酵母を使っているのか聞き忘れたので、今度聞いてみたいと思います。(勝沼あたりでは、殆ど培養酵母らしいですが...)
また、マリコ･ヴィンヤードのある上田とともに、ここ東御市は面白い産地だと思います。

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