2012.05.27
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カテゴリ: ワイン会
禁酒後、初のワイン会(山形遠征の前でした)。浅草の主催者が暫くサイパンに避難(日本の寒さで頚椎に痛みが走るらしいのです...)していたので、久々の会でした。(前回の会はこちら⇒ ラフォンのモンラッシェと出張イタ飯でワイン会=GVLワイン会にて=

そんな訳で、ワイン会で大量のワインを飲むのは身体が付いて行けるか懸念もありましたが、付き合いと願望=主催者がロンドンから仕入れるレア物とかがあるのも魅力=優先で参加することに!

果たして、結果は...



【50年超熟成のNSG(村名)とルフレーヴのバタール・モンラッシェ etc 写真】
GVL-パトリアルシェNSG
【ワインリスト】

  ・ジェローム・プレヴォー『ラ・クロズリー・レ・ベギーヌ・エクストラ・ブリュット[NV](2004)』
  ・パトリアルシュ 『Nuits-Saint-Georges 1961』
  ・ルフレーヴ    『Batard Montrachet 1985』
  ・デュジャック  『Clos Saint-Denis   1997』
  ・トルショー   『Gevry-Chambertin   2004』
  ・デュジャック  『Gevry-Chambertin 1er Aux Combottes 2004』(Harf)
GVL-ルフレーヴ85.jpg

上の写真はパトリアルシュ『Nuits-Saint-Georges 1961』

最近はあまり見かけないエチケットで、かなり年期が入っています。ロンドンからの仕入れで価格は2万円チョットしたらしいです。
GVL-20120512.jpg
上の写真はルフレーヴ『Batard Montrachet 1985』





 【テイスティング・コメント】
  • 老舗ネゴシアン「パトリアルシュ」の Nuits-Saint-Georges 1961
    色は綺麗なレンガ色で透明感が高です。綺麗に熟成していることを予感させます。
    香りはリキュール感が強いですが、クリーンなイメージです。ピーク越えの特徴と思われる鼈甲飴のようなニュアンスはありますが、漬物臭はなく劣化は感じられません。味も、果実味は殆どないものの未だ酸味が幾分残っていて、ピュアな味わいで美味しいです。結構楽しめます。村名で50年以上持つというのは驚きです。
    但し、グラスで30分以上経つと、酸味が強くなってきて香りが落ちます。早めに飲んだ方が良いと思い、2杯目を飲み進めました。でも、隣の方のグラスはいつまでも香りが落ちないでした。古酒はあまりスワリングしてはダメということですね。

  • ルフレーヴの Batard Montrachet 1985
    色は綺麗なゴールドで期待を持たせますが、最初の香りは弱いです。ルフレーヴらしい華やかさはあまり感じられません。

    味も酸やミネラルはしっかりありますが、旨味成分が少なそうでチョット薄い感じも。一時間ぐらい経ったところでクリーミーな香りも出てきてと思ったのですが、直ぐに消えてしまって大した変化はありません。味もあまり変わらない感じです。皆、期待感が強かっただけに拍子抜けです。
    ところが、3時間近く立つと マイグラスを持ち込んだ方が、芳醇な香りが出てきて良くなった と言い出しました(こちらのグラスはとっくに空ですが...)。なかなかしぶといワインなのかもしれません。

  • デュジャックの Clos Saint-Denis 1997
    これは鉄板ワインです。 ルフレーヴが本領を発揮しなかった故、本日の一番です。香りは、デュジャックらしいサクランボのような淡いチャーミングな果実香で、少し妖艶さも感じさせます。
    もっと、熟成させると妖艶さがますことを期待させてくれます。味わいは薄旨系に近いピュアな旨味と酸味があります。
    主催者が97ヴィンテージのデュジャックが好きなので何度か飲んでいますが、なかなか酸味は落ちずシッカリしているものの、滑らかさも増しています。


  • その他のワイン
    追加でトルショーのジュブシャンも開けましたが、一本がブショネぽい駄目ボトルで、もう一本は普通ながら、私の思っているトルショーらしさはあまり感じられず、トルショーはやはりシャンボール・ミュジニーの方が良いですね。この頃から私の調子が段々悪くなってきて(これも起因しているかもしれませんが)、さらに追加で開けたデュジャック「Gevry-Chambertin 1er Aux Combottes 2004(Harf)」もあまり良いとき思えず(他の方々は、6~7k\と安い割には良いと仰ってましたが)、珍しくこれらのワインを残してしまいました。
    未だ、アルコールのキャパは70%ぐらいにしか戻っていないようです。(もう戻らないのかも?)




今回の収穫は、 村名クラスでもいい状態で保管すれば50年ぐらい持つということでしょうか?
また、古酒はあまりスワリングしては駄目で、ピークを過ぎているものは早めに空けた方が良いということを再認識しました。
次回は、ドルーアン・ラローズのボンヌ・マール1978がメインとのことです。
 そして、デュジャックの1997ヴィンテージで、Clos Saint-Denis、Clos de La Roche、& Echezeaux の飲み比べをいずれやりたいとのこと。





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最終更新日  2012.05.30 00:24:29
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