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Nov 26, 2005
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カテゴリ: 幸せになろう
かたよらないこころ、こだわらないこころ

とらわれないこころ

ひろく、ひろく、もっとひろく


…これが般若心経、空(くう)のこころなり


(薬師寺管長 故 高田 好胤(たかだこういん))


 私の大好きな言葉です。


 この 囚われない心とは、無条件の愛そのもの なのです。


 無条件の愛は、条件がないから囚われることができないのです。


条件を持ってしまうから、

 その条件に縁って

偏ること

  とらわれること





 維摩経にこんなお話があります。


観衆生品

 あるとき、維摩居士は方便で病気になりました。

お釈迦さまが維摩居士のお見舞いに行くように言うのですが、
仏弟子や菩薩たちはなかなか行こうとしません。
(維摩が在家なのに、空を理解し、議論でコケにされてしまうから)

 ようやく文殊菩薩が承諾し、お見舞いに行くことになりました。
すると、これまで嫌がっていた大勢の仏弟子や菩薩たちがぞろぞろとついていきます。


 維摩居士の部屋に入ると、ひとりの天女が仏弟子と菩薩たちに花びらをまき散らします。 


 散らされた花びらが菩薩の身体に触れると、花びらはただちに地上に落ちるのですが、不思議なことに仏弟子たちにはぴったりと張りついてしまいます。


 花びらが衣服についているのは美しいものですが、


 ですから、仏弟子たちは必死に払い落とそうとするのですが、どうしても落ちません。


天女が舎利弗にたずねます。

「舎利弗さん、なぜ花びらを取ろうとするのですか?」

すると舎利弗が答えました。

「この花びらは戒律にかなわない花びらであるから取ろうと思っているのです」と。



「この花びらを戒律にかなわないものとしてはいけません。
なぜなら、この花びらそれ自体には分別はないのです。

あなたが自分で分別の想念を生んだのです 。

あなたが、分別・執着を持ってしまうことによって
あなた自身が花びらを引き寄せているから花びらが落ちないのです」

(多少脚色しました)



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最終更新日  Nov 26, 2005 11:17:37 PM
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