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May 8, 2013
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 釈尊は今から2500年ほど前に悟りを開き、
その教えを多くの人に伝えていった。

 だが、これまでに悟りを開いた人は、それほど多くはない。

 それはその当時の人にとっては、釈尊の論理が深遠過ぎたからだ。


 確かに、釈尊の時代の人も現代の人と同じように、
食べて、働き、寝てと同じような生活をしていた。

だが、抽象的な論理を理解するための知識は驚くほど違うといえる。

 ある未開の地の人に数字を尋ねたら、
1、2、3以上は、すべて「たくさん」だったそうだ。



そのような人にとって仏教の論理を理解するのは、難しいだろう。

 もちろん、釈尊の時代のインドではそんなことはなかったが、
現代の知識に比べると雲泥の差であることは確かだろう。

 あなたは何気なく、「0(ゼロ)」という数字を使っているが、
「0」という概念を初めて数(演算の対象)として取り扱ったのは、
6世紀頃のインドだということだ。
釈尊の時代より1000年以上後なのだ。
一説には、仏教の「空(くう)」の概念がヒントになっているともいわれている。

 「相対的」ということでさえ、当時の人に伝えるのは大変なことだったろう。
釈尊は「縁起」という言葉でそれを伝えようとした。

だが、しかし、現代の人の知識は、格段に進化しているのだ。


逆に量子の世界という極小の世界の解明も進んでいる。

 哲学や科学の進歩が、私たちに膨大な知識をもたらしたのだ。

 今では地動説の内容をほとんどの人が理解している。

 アインシュタインの相対性理論、特殊相対性理論をちゃんと理解している人は、
ごくわずかだろうが、


 脳科学の進歩は、さまざまな脳の働きを解明した。

 心理学は、心の世界を解明してきた。


 そのような知識を駆使することで、
仏教の深遠な論理を理解することが
誰にでもできるような時代になっているのだ。

 だが、残念なことに
ほとんどの科学者は宗教は非科学的なものだと理解しようとさえしない。
ほとんどの宗教家は、昔からの解説にしたがって仏教を理解しようとしている。

そこに知識の交流はほとんどない。

 もちろん、仏教を科学の知識を利用して理解しようとする
科学者や仏教者がいることも私は知っている。

 だが、まだトータルじゃないのだ。

A・E・ヴァン・ヴォークトが書いた『宇宙船ビーグル号の冒険』の中で、
それぞれの科学分野では優秀な科学者たちが何もできない中、
総合科学者エリオット・グローヴナーが、次々に難問を解決していく。
総合科学とは、あらゆる分野の科学知識を有することにより、
単独分野の専門家では成し得ない結論を導きだせるという学問なのだ。

 もちろん、個々の分野では、その道の専門家には敵わないだろう。
だが、総合的に眺めることで見えてくるものがあるのだ。

 仏教を理解するために必要な知識を広く持つことで、
今は誰でも悟りを開くことができるのだ。


                        さんた ひかる







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最終更新日  May 8, 2013 07:39:35 AM
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