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休日は朝起きてアタマがフレッシュなうちにパソコンに向かって仕事に関することをやって、昼時ぐらいになるとフレッシュだったアタマもぼやぼやしてくるから止め時を探りつつ午後の1時か2時ぐらいになって、仕事が片付いたときからご褒美としてビールを飲み始める。午前中から飲み始めることはまずないが、3時ぐらいからが平均的開始時刻で、仕事が片付かないときは5時や7時になることもある。仕事といっても平日にやり残した仕事を休日に処理しているというわけではなく、ときには自分なりに深く掘り下げてみたり、不明確なことを明確にしたりするための時間として使う。定められた就業時間内が試合だとすれば、休日にする仕事は試合のためのトレーニングなのかもしれない。休日に時間を割いてまで攻略すべきテーマが与えられているのは幸いなことだと思う。でなければ休日を過ごすために仕事とは無関係の趣味を探さなければならない。ビールを飲みながら日曜の午前中に撮りためておいたNHKの将棋トーナメントのビデオで将棋観戦する。この習慣もだいたい1年続いている。一生うまくならないと思っていた将棋の実力もなんとなく向上したような気がする。今年の3月に法事で実家に帰ったときに、これも一生かなわないと思っていた親戚のおじさんに勝負を挑んで勝ってしまったというちょっとした事件があったけれども、そこからもさらに実力はあがってきたような気がする。気がするというだけで、軒並みコンピュータとしか対戦しておらず、おのずと必勝法も偏っているから人と対戦したらどうなのかはよくわからない。しかしながら先週末だけは、上記のようなパターンから逸脱した週末を送った。休日まるまる本を読んでいた。「マルドゥック・スクランブル」。先日買った観葉植物に似ている名前だが園芸書ではなく小説で、しかもSF。SF小説を読むのはもしかしたらはじめてかもしれない。戦時中にタイムスリップするとか、精神世界に入り込むとか、架空の近未来兵器をめぐる闘争だとかがテーマの小説は読んだことがあるけれども、まるでSFを前面に押し出した小説というのはなかなか選び難かった。マルドゥック・スクランブルなるSF小説を読もうと思ったのは、「天地明察」という時代小説を読んで面白かった冲方丁(うぶかた・とう)のほかの作品を読んでみようと思ったからだった。概要を端的にいえば、天才的美少女が戦闘し成長する、というような物語なのだけれども、このアニメのような設定の小説全3巻を、ほぼ2日で全部読んでしまった。これだけ集中してひとつの本を読むのははじめてと思うほど途中でやめられず、読み終わった翌日には、なにか世界が変わったような気分になるほどだった。これの何にそれほど引き込まれたかと考えると、物語の面白さに加え、集中と緊張がほぼ最初から最後まで続くような設計の構成であり文脈だったからなのだとも思う。この人はきっかり仕事をする時間を決めて、それとは別に休日は休日として仕事以外の楽しみを見出すようなことをしているのかと考えた。この人とは作家のことである。休日に釣りやゴルフを楽しみとしながら、これほど集中力に満ちた仕事ができるとは考え難い。プロ棋士が紡ぐ棋譜や、プロ作家が編む小説とかいう仕事の成果は「労働」から生まれるものではない。プロにはおそらく休日という概念はないんだろうなあ。ときにうちのドラセナマッサンスクランブルはこんな調子。下のほうの葉がのびてきて、力強くなってきた。
2012.09.30
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何日か前に昔一緒に働いていた銀行のおねいちゃんからメールがきて、今の仕事を辞めようと思う、転職した人のアドバイスをききたい、といった趣旨の相談を受けた。オレの転職は果たして成功だったのか失敗だったのか、まだ結論付ける時期には到達していないけれども、転職したこと自体は、正解だったろうとは思う。一生涯安泰であろう銀行のおねいちゃんと違ってオレの場合、持てるものをしぼりとられて使い古されて先細るだけだから、わずかでも希望のもてる場所で自分を磨きたいという欲求にかなう職場というか立場というか、そういうものを手に入れられたという点においては、転職という事業は成功したともいえる。希望は手にいれたかもしれないが、何かを失ったような気もする。それは自信とかかもしれないし、長いものに巻かれていた身分かもしれないし、誰彼かとの人間関係かもしれない。失ったものについての未練はないけれども、失ったものがあることは確かだ。希望を手に入れたと同時に、なにも持たないただの人になったような気分になった。メールをくれた銀行のおねいちゃんは、今の仕事がうまくゆかなくて上司にプライドを傷つけられたりして辞めることを考え始めたらしかった。他人の転職にアドバイスするほど転職に詳しくは無いけれども、今の仕事が辛いからといって他の仕事を探すような転職はよくないということは、感覚的にわかっていたような気がする。せめて他にいいところを探してから辞めることを決断したほうがいい。というようなことを返信した。もちろんもっと短いセンテンスで。数日経ってまたおねいちゃんからメールがきて、結局転職するのは考え直したらしい。オレのアドバイスが効いたというわけではなく、ナントカさんやナントカさんにも色々相談してみた挙句に決断した、ということをいちいち付け加えるあたりのなんというか負けず嫌いさというかプライドの高さというかそういうのもなんとなくかわいらしく思えたから、いちいちつっかかるのもやめておいて、早く偉くなってオレに仕事まわしてくれ、とか大捜査線的なセリフで締めくくってやりとりは完結した。早いもので転職してからもう1年が経とうとしているけれども、まだ地に足がついた感じがしないし、これからも宙に浮いた感じがしそうな予感たっぷりだけれども、この感じは悪くない。
2012.09.20
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2週間かそこら経った後のうちの幸福の木の写真。前のと比べるとやっぱり退化してるようなきがする。。来年やり直すか!
2012.09.09
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今日は土曜日というのに会社の研修を受けてきてぐったりして帰ってきて酒を飲んで落ち着きを取り戻して、割と酔っぱらいながらこれを書いている。酔っぱらって書くと書いたものの品質が落ちるという話もあるけれども、酔っぱらうとテンションがあがって書きたいことはあふれて出てくるのに対して指先がついてゆけないのかもしれない。さておき、どんな研修だったかというと「ゲームで経営感覚をつかめ!」のようなものだった。6名ずつ3グループになってテーブルを囲み、モノポリーのようなゲームをしてゆくうちに、収益はにゃはにゃ表とかキャッシュフローとかの書き方を身につけ、利益を上げるためにはどうすればいいかを考えられる頭ができあがってくる、というのが、その研修を受けてぐったりして帰ってきて酒を飲んでいるオレが思ったあらましである。商品を安く仕入れて高く売り、粗利の合計が固定費(人件費や設備維持費)を上回ればプラスになる。という仕組みの中で、いかに効率よく商品を仕入れ、人件費をおさえ、競合なく高く売るか、ということを体感するまでに3ゲーム、まる一日かかったというわけだった。このようなプログラムは月に一度4,5回行われるらしく、100人にも満たない規模の会社の中の18人に、経営のいろはを叩き込んでどうしようというのかという疑問もないでもないけれども、なんとなく思い描いていた経営と、ゲームとはいえ実際をシミュレートするのとではポイントが違っていたことがわかったりして、結構有意義だった。IT業界では、ゲームとかオフィスとかのパッケージ商品を売るような会社でない限り、だいたい人の労働力を切り売りするようなビジネスになりがちだけれども、人によって品質はばらばらだし、欠陥商品も多くあるだろうし、抜群に品質がいいからといって、高く売れるわけではないというのもあって、ゲームのように簡単には計算できないけれども、いつもお金の感覚を持って人を見るようになれ、ということなのかもしれない。研修を受ける前は、洗脳されたらどうしよう!とか思っていたけれども、そんなつもりもなさそうだし安心しているけれども、実はこういうのを受け入れているあたり、すでに洗脳されてるのかもしれない!
2012.09.08
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