新聞自体の広告。
まずは継続して新聞を買ってもらうために、連載記事も始めたのでしょうね。
定着するまでは大変だったでしょう。
今日も、新聞やテレビ番組は、別の形での危機を迎えているように思いますが。

(2012.01.14 21:02:37)

ザビ神父の証言

ザビ神父の証言

2012.01.14
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カテゴリ: 社会風俗
庶民生活あれこれ (11)

今日の1枚は、「アクチュアリテ」と題する長い連作からです。新聞広告というと、新聞紙面に載った広告を指しますが、これは新聞そのものを宣伝する広告です。

ですから、紙面に載せたのでは宣伝になりませんので、まさに壁新聞型の巨大広告で、道行く人の度肝を抜こうとしたのですね。

新聞の宣伝広告

ト書きには、「こんな馬鹿でかいポスターを貼ろうなんて、無茶だよ君…」とあります。糊で壁に貼り付けようとしている作業員の横で、食い入るように宣伝文を読んでいる人物、大きさに驚いて、広告を見上げている人物、そして、「ワー、大きいねぇ!」と感心して見上げている子ども達が、描き込まれています。

広告の一番上に、LA PRESSE 「ラ・プレス」とあるのが、広告主である新聞社の社名兼新聞の紙名です。その下にシャトーブリアンの『墓の彼方からの回想』とアレクサンドル・デュマの『王妃マルゴ』の2作品の連載が始まる旨が、記されています。

「ラ・プレス」は、フランスで最初の日刊新聞です。社主のエミール・ド・ジラルダンは、新聞紙面に広告を載せ、その広告料収入によって購読料を安くし、通常の新聞の半分程度の価格で発行して、売り上げを伸ばしたのです。

そのジラルダンが、売り上げ増加の切り札にしようと、もう一つ力を入れたのが、新聞紙面に文芸欄を設け、そこに人気作家の連載小説を載せたことでした。シャトーブリアンもデュマも、当代の人気作家であったことは、御存知の方も多いと存じます。

因みに、新聞紙上の最初の連載小説は、1836年の10月23日号からスタートしたバルザックの『老嬢』でした。






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最終更新日  2012.01.16 01:57:49
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Re:庶民生活あれこれ (11) 続き(01/14)  
kopanda06  さん

Re[1]:庶民生活あれこれ (11) 続き(01/14)  
ザビ神父  さん
kopanda06さん
>新聞自体の広告。
>まずは継続して新聞を買ってもらうために、連載記事も始めたのでしょうね。
>定着するまでは大変だったでしょう。
>今日も、新聞やテレビ番組は、別の形での危機を迎えているように思いますが。
-----
確かに、新聞記事の劣化、ここ数年著しいように思います。
ネットの情報を凌駕する迫力がないと、益々追い込まれるでしょうね。
                    ザビ
(2012.01.14 21:06:40)

Re:庶民生活あれこれ (11) 続き(01/14)  
こんばんは

新聞の部数を伸ばすために 自己の新聞に

PRしても 効果は無いですね

しかし デカイですね 人間と比較しましても

最近新聞を取らない家庭も増えている様相

魅力造りは 新聞の命 ですね

何時の時代でも (2012.01.14 22:13:31)

Re[1]:庶民生活あれこれ (11) 続き(01/14)  
ザビ神父  さん
トンカツ1188さん
>こんばんは

>新聞の部数を伸ばすために 自己の新聞に

>PRしても 効果は無いですね

>しかし デカイですね 人間と比較しましても

>最近新聞を取らない家庭も増えている様相

>魅力造りは 新聞の命 ですね

>何時の時代でも
-----
新聞小説が、19世紀半ばに既に始まっていたというのですから、知った時は驚きでした。
                  ザビ (2012.01.15 00:31:17)

Re:庶民生活あれこれ (11) 続き(01/14)  
沙羅樹.  さん
新聞に載ってる連載小説や広告ってのが、
そんなところから始まったとは@@
最初を知るってのは面白いですね。

でもその広告によって購読料が安くなり、
庶民でも気軽に読み続けられるようになっていったんだからいいですね^^

(2012.01.15 00:39:02)

Re[1]:庶民生活あれこれ (11) 続き(01/14)  
ザビ神父  さん
沙羅樹.さん
>新聞に載ってる連載小説や広告ってのが、
>そんなところから始まったとは@@
>最初を知るってのは面白いですね。

>でもその広告によって購読料が安くなり、
>庶民でも気軽に読み続けられるようになっていったんだからいいですね^^
-----
やがて、ドーミエの版画なども乗るようになりました。
                    ザビ (2012.01.15 01:29:52)

広告  
意外と古くから小説が目玉だったのですね。
その昔、私の母も、新聞小説が目的で、新聞社を決めていた時期がありました。

テレビなどのコマーシャルはスポンサー付かなくて大変だと聞きました。 (2012.01.15 01:44:22)

Re:庶民生活あれこれ (11) 続き(01/14)  
Mrs. Linda  さん
パイオニアの面目躍如といったところです。
目のつけどころと閃きが人生の勝負ではないでしょうか。

広告と人気作家の小説とは凄いアイディアですねー!

ジラルダンが今の新聞の置かれた状態を知ったら、びっくりするでしょう。

(2012.01.15 04:27:48)

Re:広告(01/14)  
ザビ神父  さん
音屋でおじゃるさん
>意外と古くから小説が目玉だったのですね。
>その昔、私の母も、新聞小説が目的で、新聞社を決めていた時期がありました。

>テレビなどのコマーシャルはスポンサー付かなくて大変だと聞きました。
-----
1960年代までは、本の出版点数も少なかったですね。
ですから、新刊は出るとすぐ分かりました。
今は本の叛乱時代、玉石混交ですから、分からなくて売れなくなるのが良く分かります。
新聞小説も、大事でした。
                  ザビ (2012.01.15 13:33:20)

Re[1]:庶民生活あれこれ (11) 続き(01/14)  
ザビ神父  さん
Mrs. Lindaさん
>パイオニアの面目躍如といったところです。
>目のつけどころと閃きが人生の勝負ではないでしょうか。

>広告と人気作家の小説とは凄いアイディアですねー!

>ジラルダンが今の新聞の置かれた状態を知ったら、びっくりするでしょう。
-----
アップルにしろ、マイクロソフトにしろ、同じですね。
新聞では、フランスのジラルダンと、アメリカのピューリッツアが双璧です。
                  ザビ (2012.01.15 13:35:42)

Re:庶民生活あれこれ (11) 続き(01/14)  
吉祥天2260  さん
まず人目をひかなくては、ですね
シャトーブリアンとヂュマですか・・・私だったらすぐ購読申し込みします
最近は新聞の地位も凋落して、大きな新聞広告を出しても一向に効果が出ない、と商店街の人から聞きました (2012.01.15 19:09:03)

Re[1]:庶民生活あれこれ (11) 続き(01/14)  
ザビ神父  さん
吉祥天2260さん
>まず人目をひかなくては、ですね
>シャトーブリアンとヂュマですか・・・私だったらすぐ購読申し込みします
>最近は新聞の地位も凋落して、大きな新聞広告を出しても一向に効果が出ない、と商店街の人から聞きました
-----
かつては、新聞の折り込み広告に、チラシを入れると、結構集客に繋がったそうですが、今ではさっぱりだとか…
新聞配達所の、統廃合の時代になったようです。
                   ザビ
(2012.01.15 21:51:57)

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