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宿題の「読書感想画」に取り組んでいたTちゃんは、かなりの時間を本のページをぱらぱらと開いたり、閉じたり、頬杖をついたりと描けないで苦しんでいた。
本には挿絵があるので、それが邪魔して自分スタイルが描けない、2年生向きで挿絵の無い本は皆無に近く、あっても長い。
本の内容を描くのでなく、主人公の心的描写やストーリーの裏側を表現しなければならいので、何度も何度も読んで主人公になりきらないとそれは描けない。
本が好きなTちゃんは、いろんなジャンルの本を読んでいて博学で、本が楽しさと知識欲を満たしくれるのでゲームより好きと言うほど、小2にしては読んでいるほうなのに、感想画と感想文を書くことに苦慮している姿は、指導する側にも辛いものがある。
「子どもたちに本を読む楽しさを親しみやすく取り組めるように」と始まった、読書感想文と感想画はかえって本を嫌いにしてしまいそうにも思った。