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朝、さらっとした空気と涼しさに、今日なら畑に行って雑草と格闘できそうと、お弁当と水分を用意して畑へ。
20日間で憎らしいほど生い茂っていた雑草に、何処から手をつけたらいいのかなと思うほどだったが、隣家の境目から鎌を入れた。
房になって赤くなっているミニトマトと伏見唐辛子は袋に溢れるほどの収穫。青シソを摘んでいると、近くのFさんが冷たいスイカをお皿に載せて差し入れて下さった。
顔は汗が乾いて塩が吹き、ざらざらするぐらいで、喉が渇いていたので、冷たいスイカでリフレッシュした。
「4日にはロンドンから帰られると聞いていたけれど、なかなかこちらに見えないので体調がすぐれないのか、心配していたのですよ」とFさんの優しい言葉に、ぐっとくるものがあった。
畑にいると、いつもさりげなく飲み物やお菓子を持って来て励ましていただくので、帰国してすぐに電話をして留守中のお礼を言うべきだった。
暑さに慣れなくてエアコンの効いた部屋に籠もりのんびりしていた時に、暑い中水をかけたり歩道際にまで伸びた雑草を刈っていただいていたのだった。
「tashiroさーん、久しぶりだね」仕事帰りによるスーパーの魚屋さんのAさんが何処からか現れて声をかけてくれた。「板場のA君と二人でこの頃来ないね、病気でもしてるのかなと話していたのよ、元気でよかった」とA君と頷いていた。
Aさんは店内で合うと必ず、「もう仕事終わったの、今日は何にする、今日はこれが新鮮だからこれにしな」と調理法つきで強制、次回には、この間のどうだった?と聞いてくる。
上手くできて美味しかったと言うと「なんでも教えてあげるから聞いてね」とニコニコしながら言う。
大手スーパーにはない対面の良さが感じられて、勧められるままについ買いすぎてしまう欠点もあるが、待っていてくれる人がいる、ということは、商売人とはいえ小さなことでも嬉しい。
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