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アルビン夫婦は所用で出かけ、夜まで帰宅しない日に従妹夫婦と子供たちとお留守番をしていた昼下がり、ドアーをノックする音がしたのでeriちゃんが語学学校から帰宅したのかと思い「お帰りなさーい」とドアーをあけたら、2軒隣に住む親子でダディが子ども3人を連れて立っていた。
顔は知っているが言葉を交わしたことは無い。こんな場面は想定外、とっさには言葉出ない、とりあえずにっこり笑って「Halo!Just Moment」とだけ言ってルーベンを呼びにいったがオリンピックのテレビに夢中で「NO」の一言で動いてくれない。
しかたがないので玄関に戻ったら、どうやらルーベンを近くの公園に散歩のお誘いに来たらしいことがなんとかわかった。
アルビンは何処へと聞かれてこれも答えに困った。買物に行ったとでも言っておけば差し障りが無いのかもしれないが、どの程度のお付き合いかを知らないのでうっかりいえない。迷っていると「出かけているのかい」と言ってくれたのでほっとして「YES」と答えてから、3人の子供たちに笑いかけて年令を聞いたりしてやっと開放された。
しばらくして今度は電話のベルが。弘子ちゃんたちかと電話にでたら、だだっと英語が流れたので、ルーベンを呼んで出てもらった。YES・YESと答えていたるルーベンの口から、tashiro-]という単語が聞こえてきた。相手は子供が出たので大人はいないのかと聞いたのでルーベンは側にいる私の名前を言ったらしい。
またもやピンチ。用件は聞けないので「20時過ぎにもう一度電話をして欲しいとだけ」ひたすら言ったら相手は諦めたのか電話は切れてほっとした。