もう…何がなんだか日記

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お尻ダンス

最終回＞『だんだん』第150話

(40)

テーマ：どんなテレビを見ました？(79186)

カテゴリ： NHK朝ドラ-1＞ファイト～だんだん

♪ひと～りぼぉっち～の♪＋ 息継ぎ
歌の間で、めぐみが思いっ切り息を吸い上げた音が妙に耳に残っている
…ひじゅにですが何か？

終わった

何度も言うが、過程を素っ飛ばすのが『だんだん』流。
何気に『ちりとて』を思い起こさせるオープニングの後、
薄の簪を介して双生児が巡り逢った辺りから一気に半年をワープして
今日のこの日に辿り着いていたなら…

いや、性懲りもなくラストを飾るめぐみ様の笑顔もスルーして
いっそのこと『ふたごでバンザイ‐ラストはマナカナ‐』まで飛びに飛んでたら…
もしかしたら…

『だんだん』は名作になっていたかも！？

そういえば、
オバマ大統領が誕生した時、アメリカ在住の町山智浩さんは
「８年間の夜がやっと明けた気分だ」
とブログに書いておられた。

はっ！

そそそそれで澤田さんは、さり気にオバマの名を出したのか？
なかなか奥の深い『だんだん』である＞そうか？

え？

蓋ショボ

に決まっとりますがな。

携帯でお喋りしながら街を歩く舞妓@花知
結髪にジーンズで寝っころがる舞妓@花知
15歳の年から京都に住み3年以上経ってもまだ京言葉がアヤシイ舞妓@花知
舞の稽古の途中でふっと気が抜けてしまう傾向にある舞妓@花知

…これら全てが、
「今回の逃亡は久乃さんからの命令で女将夫妻を新婚旅行させるための“てんご”どした」
でチャラ？

「目が覚めたわ」
「眠たいかね？」
あまりにもアホ過ぎる康太。

全ては、のぞみの未熟さ、余裕の無さが原因で、
彼女が反省したことで、他の全ては綺麗に解決？

「いつも傍にいてくれないとアカン」
つまり、康太はただそこに居れば良いってことか。
人生楽チンだな、康太。

そして知夫里島に全員集合―

めぐみ様のミサが執り行われる恐怖の石橋診療所に、
目に見えない力で吸い寄せられていく花村夫妻&俊。

↑あ、めぐみ様の息継ぎはこのため？

哀れの黒田医師は、初登場時は紹介されるのも後回しだったし
二度目にして最後の登場では台詞さえない。
出産エピで見せ場を与えられるかと期待された直子ちゃんも
言葉さえなく、めぐみ様の歌に聞き惚れる（ふりをする）のみ。

ななな何と…ご懐妊めされた、めぐみ様。
「666」パワーは子へと引き継がれて行くのか…
それともWパワーと化すのか…

宍道湖に流れ込み交じり合う淡水と海水が象徴しているものは
松江と京都の交流というのは忠父さんの必死の誤魔化し。
本当は…
ああ、本当は…

ここここれを恐怖と呼ばずして何が恐怖であろう。

同じく妊娠初期というのに島まで旅行させられた上、
寒風吹きすさぶ崖の上に連れて行かれる哀れののぞみ。

今や世界的スターなのに電話一本で呼び出され、観客もおらずギャラもない崖の上で
めぐみ様の伴奏をさせられる哀れの俊。

新婚旅行なのに、めぐみ様のためにタンバリンを持参する哀れの康太。
（いや、コイツはあまり哀れではないな）

大手サリー・ミュージックの有能社員（自称）だったのに、
橋の上で逢った女子高生にチョッカイだしてしまったために、
今や人生の全てを、めぐみ様にコントロールされている哀れの石橋。

そして赤壁の端に一列に立つ一行。

皆で手を繋ぎ、このまま飛び降りると見せかけて、
空の彼方へと飛び立っていくのではないかと…
めぐみ様の高らかな笑い声だけが周囲を覆うのではないかと…
わわわわたくしは全身に震えが走り、思わず目を伏せてしまったのでございました。

知夫島はこうして崩壊したのでございました。
日本の、そして世界の崩壊も静かに、しかし確実に近付いているのでございます。

それを救うのはオバマだったりして（笑）

―最後まで、トチ狂ったレビューでスミマセンスミマセン。
お読みいただけて

だんだん