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2009.05.10
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カテゴリ: 香港・中国映画
『MADE IN HONGKONG/香港製造」
1997年/香港
監督・脚本:フルーツ・チャン

中国返還を目前に控えた香港を舞台にしたフルーツ・チャン監督の3部作の一作目。
第2作『花火降る夏』は大人、第3作『リトル・チュン』は子供を主役に置いている。
そして、この『メイド・イン…』は若者。ティーンエイジャー。

―何の希望もない、若者達の閉塞的な日々をリアルに描いている。
使い捨てフィルムを繋ぎ、たった8万ドルの制作費と少人数のスタッフで作られた…とか
それまでの香港映画のイメージをガラリと変えた…とか
沢山の話題がある映画だけれど、何と言っても特筆すべきは

サム・リー発掘!

―と思うのは私だけじゃないよね?
スケボーで遊んでいたところをスカウトされたというのは有名な話。


3部作全てにサムは顔を出していて、『花火…』では全く違う人物の役だけれど
『リトル…』では、この『メイド…』のチャウの後の姿でラストにちょこっと現れる。

後の…といっても、この映画に「後」はないので、そこが何とも切ないのだけどね。

感想を書こうと思いながら、言葉が出てこない。
中国返還に向けての香港の人達の心情を知らない私が偉そうな事は語れない。

ただ…
行き場のない若者達の心情は―勿論、自分とは状況からして違うといえば違うんだけど―
でも、底の底で、感覚がシンクロする部分があるように思う。

某雑誌で某精神科医が某映画(これとは全然関係ない)について書いた文章の中に
「人間は、自分のトラウマに直接やさしくタッチされる体験をすると、
言語化できない感動に陥ってしまう」とあったのだけれど


なので、粗筋を書くことで、感想の代わりにしたい。
これは、ある意味、“体感”する映画だと思うので。
随分前に従兄妹に借りたビデオで観たので記憶がハッキリしてない箇所も多い。
だから、↓は私の独断と偏見が入り混じった粗筋。


主人公チャウは低所得者向けのボロいアパートに住む若者。
父親は愛人と家を出て行った。
母親は生活費の心配で頭がいっぱい。
チャウは高校に進学しないことに決めた。
学歴がなくたって成功する奴はいる…ジャッキー・チェンとか。
口ではそう言いながら、バスケとバイトの毎日だ。

バイトは借金の取立て。
組織のボスは、同じような若者達を大勢集め入れている。
彼らにとってボスは唯一人、自分達を理解してくれる大人のように見える。
でもボスの目的は、組織の下っ端として自由に使える人員を確保すること。
チャウはあくまでも一時的な“バイト”で留めるつもりでいる。

知的障害があるために虐められていたのを助けたことから弟分になったロンが
ある日、飛び降り自殺した見知らぬ少女の遺書を拾った。
取立てに行った先で知り合った少女ペンと3人で、その遺書を宛先に届けることにした。
一通は、少女が恋していた学校の体育教師だったが、
彼は受け取った遺書を封も切らずに破り捨てた。
もう一通は彼女の両親宛だったが、途中でビビッて失敗したので郵送することにした。
そんな中、ペンが移植する以外直る当てのない重病なのだと知り、
いつしか彼女を愛するようになっていたチャウは何とかしてやりたいと願った。

母親の貯金を盗んだ…母親は家を出て行った。
お金のために、拒否し続けていた組織の仕事を引き受けることにした…それは殺人。
土壇場で怖気づき、失敗に終わった。
臓器移植カードにサインしておいた…すぐ後に重症を負った。
対立する組織に遣わされた自分と同じような若者に、ドライバーで刺されたのだ。
ペンの母親は医者に臓器移植を頼んだ…でも奇跡的に命を取り留めた。

退院すると…ペンもロンも死んだ後だった。


私が、この映画で強烈だったのはラストでのチャウの回想シーン。


3人で高台にある墓地で、自殺した少女の墓を探しながら
3人で大きく手を広げてはしゃいでいたシーン。

それは、失われてしまった日々の残像であると同時に
まだ人生をスタートさせたばかりの若い3人が
羽根を広げて飛び立っていこうとしている3匹の蝶のように見えたのだった。

今でも、ふとした時にその姿が目に浮かび、涙が溢れてくる。


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Last updated  2009.05.10 14:45:33
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