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第6話『生きてこそ…』
…でも、 次はもう最終回ぜよ!
当時の人々にとっては、まさにスーパーマンの仁。
「南方仁大明神」
と祀り上げられたり、逆に魔物と怖れられたり、
そして何より本道である医学館から目を付けられるのは必定。
そこで医学館の一人がタイミング良く倒れてしまうは“お約束”の流れだけれど
仁の医術の価値を知らしめるには絶好の機会でもあり、
観ていてちょっとワクワクしたりして(笑)
第9話で、火事の被害者の治療を手伝ってくれた漢方医は、この時の患者だったんだね。
順番通りに観ていても感動的だったろうけど、
こうして後になって理由を知るというのも、また感動するなあ。
いつもは気丈な咲が、手術中に意識が遠のいてしまうのは仕方ないこと。
っていうか、元看護婦の輪が祖母も初めて手術に立ち会った時は気持ち悪くなったとか。
誰もが通る道なんだろうね。
でも、咲としてはショックだっただろう。
仁の手伝いをすることこそが、彼女の愛の表現でもあり
仁の中での自分の唯一の存在価値だと思っているから。
また、医学に本気でのめり込んでもいる彼女なので、
それまで順調に進歩してきたのが、ここで躓いて大きく後退してしまったと
ガッカリしたに違いない。
そんな咲に対し、慣れてる様子の佐分利。
血に濡れたメスは腑分けをしていたからだったのね。
必死の言い訳とはいえ、理由に嘘はないと思う。
若さ故の先走りや思慮の浅さはあっても、それだけ熱意があるからだろう。
でも、それを「自分のためだ」と切り捨てる洪庵>金八先生みたい
…確かにそれもあるんだけど(^^;)
それと対照的に洪庵と佐分利のために自己犠牲の精神を見せる仁。
歴史を変えてしまっているという罪悪感、
それも恋人のため…という、利己的といって良い理由のために敢えてそうしているという
罪の意識が根底にあるからだけど…
それと同時に、どうしても今の自分の居場所に現実感が持てないから、ってのもある。
一番の願いは未来(仁にとっての現代)に戻ることだから、今いる時代に執着はないし。
そんな仁を「欲がない」と、普通は褒め言葉なんだろうけど、逆に責める龍馬が
何だかとっても龍馬らしい。
仁に憧れや共感を抱いている様子だし、
仁の立場を冷静に分析し、心配もしてくれている。
だから仁の浮世離れしてるというか(笑)
存在だけでなく気持ちの方も世界から浮いてしまっている様子に
気が揉めて仕方ないのかも。
欲がない=仏か死人
だと指摘する龍馬。
その通りに、自分は今ベッドで夢を見ているだけかもしれないと考えていた仁。
何か大きな出来事が自分の身に降りかかった時、
それには意味があると、人は考えたくなるものだから
仁も自分の現状をあれこれと模索する。
罰だと考えたり、使命と考えたり、
そして今回は、ただの幻覚だと考えたり…
幻覚であれば死は有り得ない。
寧ろ、それによって現実の自分が目覚めるかもしれない。
だから恐怖感もない。
それが、実際に殺されそうになることで、
本当の現実感に目覚める仁―というのが、ドラマの流れとして面白かった。
仁を愛する者同士ということで意識し合い、
お互いの長所を認めて心が通じ合うに至る咲&野風の様子も微笑ましく、
それが連携して仁の命を救うという結果に繋がるのも良かった。
それにしても、咲ったら
あんな所で2人で身を潜めているだけじゃ、すぐに見つかっちゃうだろ!
と思っていたら、
あそこってデートスポットだったのね!!
何故そこを知っていたんだよ、咲!?
というツッコミは、スルーしてあげませう。
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スチャラカお宝大明神
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