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2010.06.13
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BK神話の頂点 にある作品です。

朝ドラ暦が浅い私なもんですから、
下降していく一方のAKと上昇していく一方のBKの、あまりにも鮮やかな対比に
クラクラ眩暈がする程でした(笑)

しかも、視聴率という観点から言うと
AKは上昇の一途、BKは下降の一途を辿るという、キッチリ逆の現象を示してもいたので
これはもう眩暈どころの話ではないかも(笑)

もしかして前半良作・後半駄作と一粒で二度美味しい『ファイト』が分岐点だった?


AKは一般受けを狙い視聴率を上げて、朝ドラ枠を維持することに貢献し
BKは数字に囚われず冒険をして、朝ドラの質を向上させることに貢献する
…という風に。

希望的観測というか、大いなる誤解だったと今にしては思いますけど(笑)



そんな『ちりとて』ですが、確かに面白かったです。

第1話は『千と千尋の神隠し』みたいな雰囲気を漂わせて始まりました。
やはりジプリの『となりのトトロ』を彷彿とさせた『風のハルカ』が良作だったのと同じかも?

ヒロインの子供時代から始まる方が評判は良いらしいですが、それをクリアしたばかりでなく
パンツを見せちゃうという離れ業(ぇ)まで披露してくれました。

母親が魅力的であること、ヒロインを導く存在があること、他の脇役も個性的であること…
朝ドラを良作にする条件も次々とクリア。

つまり、かなり朝ドラとしてはベタな構成と言えば言えるんですけど、


そういう意味では『ファイト』を思わせるものがありますけど、
あちらは暗くシリアス、こちらは語り口としては明るくユーモラスという違いがあります。

そこが、かなり好みを左右することになった様子ではありますが…(^^;)

つまり、シリアスなものをシリアスに描くのは比較的受け入れやすいかもしれませんが
シリアスなものを“笑い”という煙幕で包むと、それこそ誤解されたり、

…まあ、このところは後で『つばさ』の時に改めて語るかもしれません。

もっと単純に、僻みっぽいヒロインは嫌だ!という気持ちもあるかも。
私自身、ヒロインを凄く可愛いと思える時もあれば、ちょっとウザイと感じる時もありました。
それだけ、本質的な部分でリアルに描かれていたからでしょうね。



その語り口というか、笑いや明るさに彩られているのは根底に 落語 があるからに他なりません。
…ていうか、このドラマ全体が落語の世界となっている…と言った方が良いかも。
第1話が『千と千尋』を連想させるシーンで始まったのは、
このドラマ世界がファンタジー世界であるということの宣言だったのかも?

それが落語というのが斬新だったと思います。

私は落語、とりわけ上方落語には超疎いので
造詣が深かったなら、もっとずっと楽しめただろうに…という後悔があります(^^;)

これまた“お約束”通り、ヒロインは故郷から都会(BKなので大阪)に出ますが
ここから文字通り落語の世界に入っていきました。
今迄とは雰囲気も主要人物も入れ替わるし、落語もストレートに出てくるし
ドラマ的にも転換点だったと思いますが、ここも見事にクリア。

新キャラが続々登場するも、故郷の人々と相似形になっていて分かりやすく親しみやすく
群像劇の要素が増してきて、さらに面白くなっていきました。

登場人物(俳優)が演じる落語
落語の内容を説明する劇中劇
それに加え、本物の落語家が何人も登場したことが
落語の魅力をより強く深く伝えてくれました。

例えば、林家染丸さん
ただ座っているだけで、空気の色さえ違って見える程の存在感と艶っぽさに、
落語家って何て凄いんだろう…と衝撃を受けました。

例えば、桂吉弥さん
「瀬を~はやみ~」の一声で画面の雰囲気をガラッと変えてみせて、
本当に背筋がゾクッとする程の感動を覚えました。

で、
特筆すべきは、やはり ツレヅレンジャー でしょう。
徒然亭の弟子達の何と個性的で魅力的なこと!

私的には、中でも四草さんに「萌え~」でした。
勿論、他のメンバーも大好きです。



何よりも物議を醸したのはラストでのヒロインの決断でしょう。

実を言えば私も、彼女が落語家を辞めるのには最初の内は否定的でした。
今でも、やはり「惜しかった」という気持ちは残っています。

でも、ドラマ全体で見た場合、最良の結末だったと納得しています。

「お母ちゃんみたいになりとうない」と叫んでいたヒロインが
「お母ちゃんになる」という結論に至る…
これは抜群の纏め方だと思います。
しかも、お母ちゃんよりも、さらに大きな意味での「お母ちゃん」になるのですから。

再放送を観てみたら、
ドラマの中で最初に響いた言葉=ヒロインの言葉が
「お母ちゃん」だったことに驚愕しました。

完璧な作品だったとは言いませんが、
(実際、ツッコミどころや、中弛みや、「はあ?」な部分もないではなかったし)
でも、素晴らしい半年間を味合わせてくれた作品であったことは確かです。



『歴代朝ドラ寸評モドキ』
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Last updated  2010.06.14 11:14:41 コメント(19) | コメントを書く
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