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リストラ請負人・村上真介シリーズ(?)の第二弾。村上真介は、リストラ請負会社「日本ヒューマンリアクト」の社員。リストラを行おうとする会社の人事に代わり面談などを行い、首にする社員を選定するのが仕事。リストラをしようとするだけに、会社にも、される側にもそれぞれ人生があり、それがこの連作集の魅力。真介の明るい性格が、馘首にされる側と対比されその面白さが一段と際ただせ、暗くなりがちなリストラ話を人生ドラマに仕立てているのがうまいところ。今回は、馘首される側にも比重が置かれ、物語が複線で進行していく筋立てになっています。笑いあり、涙あり、デパート、生保、金融、ホテル・・・・。物語の舞台はつきません。この単行本が出ると当時に、シリーズ第一弾の「君たちに明日はない」が、新潮文庫として刊行されたので是非読むことをお薦めします。発行所:新潮社価 格:1500円+税初 版:2007/9/20評 価:B
2007年11月22日
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先日、たまたま岩波書店の広報誌「波」を見ていたら、赤瀬川原平セレクションとして、1950年代に出版された岩波写真文庫が復刻されるとの記事があり、その中に「汽車」があったため、思わず購入してしまいました。1950年代と言えば、自分が生まれる前であるし、SLの全盛時代。とても興味がありました。内容は、やはりSLが中心ですが、働く人に焦点を当てています。運転士、保守員、等・・・。当時は、電車少なかったため車両と言えば、機関車が中心、さらに貨物にもかなりページをさいています。車両的にはカラフルさには欠けますが、とても魅力的な時代です。この時代にデジカメがあれば・・・。鉄道ファンにはお勧めです。ノスタルジックに浸れること間違いなし。価格も手頃です。発行:岩波書店価格:700円+税初版:2007/09/27(復刻日)評価:C当時の状況定価:100円初版:1951/04/20
2007年11月12日
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1992年にガンでなくなった女性の闘病日記。末期ガンを宣告されてから、2年間、2人の娘の母である著者は、その闘病生活を日記に綴りました。孤独感、苦しみ、娘への愛、夫への愛を書き続け、何かを残したいと思い続けました。本人の日記が淡々と綴られ、合間にその関係者の証言が一部綴られているだけのシンプルに構成です。それだけに、その気持ちがひしひしと伝わってきます。自分も昨年、父をガンでなくしているだけに、父の闘病生活と重ね合わせて読み、涙を禁じ得ませんでした。父親がガンになる前からですが、ここ何年か、ガンなどの闘病日記を何冊か読んでいます。もちろん、闘病日記を表すくらいですから、病気に負けない、あるいはその運命を受け入れられる人でしょう。すべての人がそうではないと思いますが、やはり勇気をもらいます。ただ、自分がその立場になったら、果たしてどうなるか。とても自信がありません。発行:幻冬舎文庫価格:495円+税初版:2007/02/10 (1993年発行の単行本の文庫化)評価:C
2007年11月04日
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村上正邦は、元自民党参議院議員で参議院幹事長を務めた人。KSD事件で議員を辞職しています。平野貞夫も、元参議院議員で、自民党、新進党、自由党、そして民主党と渡り歩いた人。そして、筆坂秀世は、元共産党の参議院議員でセクハラ疑惑で議員を辞職し、その後共産党離党。と、一癖も二癖もある3人の元参議院議員の鼎談をまとめたのが本書です。内容的には、参議院や国会の裏話、そして参議院の改革を提案しているのですが・・・。読み物としては面白く、興味を惹かれますが、やはり、参議院議員を辞めた方であるので今一つ説得力に欠けると言うのが感想。負け犬の遠吠えとでも言おうか・・。発行:幻冬舎新書価格:720円+税初版:2007/05/30評価:C
2007年11月03日
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