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そろそろ「白い本」が終わるので、次のアイディアノートを物色。「白い本」を使ってみた感想をまとめてみることにした。1,短所 (1)「白い本」の重さ 「白い本」を使ってみて気付いたことは「外で書かなくなった」ということである。理由はおそらく重いからだろう。例えA5サイズといっても、重ければ携帯しようという気にはならない。やはり「重さ」というのは重要な要因である。 (2)ブックカバーにつくホック ブックカバーにつくホックは、後述するが大きな役割がある。これが手で持って書く場合は特に問題にならないのだが、机上で書く場合は問題になる。表紙がホックの厚みの分だけ浮いてしまうのだ。「白い本」は表紙が丈夫なので、紙面全体が浮いてしまうことと、ノート部分だけでも2cmあるので、端の方が書きにくくなる。ボールペンであれば問題ないのだろうが、万年筆だと少し都合が悪い。 (3)ノートの厚さ 端の方の書きにくさについては、ノートの厚さも影響する。100枚以上の紙を閉じているので、ノート自体が厚くなってしまうのは仕方のないことだ。モレスキンは紙を薄くすることで対処しているが、「白い本」はもともとが単行本に使うような厚口の紙を使用している。そのため、128枚綴りにもかかわらず、厚さが2cmになる。左のページの上の方であれば右ページに手を置けばいいのだが、下の方や右の方は机上に右手をおくため大きな段差ができて、万年筆であればペン芯が紙についてしまうこともある。一般的に売られているノートが30枚から40枚綴りであることも、紙面全体を書きやすくするためなのかもしれない。 (4)ノートの開き 背表紙と閉じ部分が丈夫なので耐久性は高いが、開いたときに紙が曲がってしまうので閉じている部分に近づくほど書きにくくなる。この部分は無線綴じノートやモレスキンのように水平に開くノートの方が断然書きやすい。2,長所 (1)表紙の丈夫さ 「白い本」は表紙が丈夫であるために机がない場所でも書きやすくなる。この点はモレスキンも同じで、立って書いたり、膝の上で書いたりすることができる。書く場所を選ばないので、どこへ行っても椅子があればある程度快適に書くことができる。 (2)紙質 万年筆を使うので、紙質は重要な要因である。「白い本」は分厚い紙を使っているので、どんなインクを使っても裏抜けすることはない。インクフローのよい万年筆で塗り絵をしても大丈夫なくらいである。 (3)ブックカバーの役割 本来はモレスキンのようにゴムバンドがついていれば問題ないのだろうが、ノートにゴムバンドがついているものは少ない。従ってブックカバーのお世話になることになる。ブックカバーについているホックは携帯時にノートが開くことを防いでくれるし、ペンホルダーが付いているので万年筆を一緒に携帯することもできる。 前述したように、表紙の丈夫なノートは少ないため、ブックカバーで代用しようと考えたこともある。しかし、表紙の丈夫なブックカバーというのもなかなか見かけないし、もしくは高価なようだ。 (4)保存 「白い本」はその名の通り「本」なので、使い終わった後はケース付きの立派な本になる。この点がノートと違うところだろう。書棚の中での存在感が違うように思う。
2007年08月24日
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今回の家族旅行には「白い本」とアウベルクラフトのブックカバーを持って行った。A5サイズなのでカバンの中にも入って、あまり邪魔にはならなかった。3日間毎日書いていたのだが、割と使いやすい。 まず、A5サイズであることはポイントが高い。旅行となるとあまり大きなノートは持っていけない。せいぜい大きくてもB5が限界だろう。ホテルの部屋の小さな机の上では大きさ的にもちょうどよかった。 紙が厚いので、今回は万年筆で書くことができた。ブックカバーにはペンホルダーが付いているので、ここに1本入れておける。ホテルの部屋でのちょっとした空き時間に、手早く書き込めるのは便利だった。今回はスティック糊を持って行ったので、チケットなどを貼り付けることもできた。 表紙がしっかりしているので、膝の上に抱えて書くことができる。外に出て書くことはなかったが、子ども連れで机の上にたくさん物が置いてあるので、椅子に座って書くことも多い。そんなときに「白い本」はとても書きやすかった。
2007年08月19日
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「白い本」を使い始めてもうすぐ1ヶ月が経とうとしている。とにかく紙が厚いので万年筆インクでもそう簡単に裏抜けはしない。結構頑丈である。インクによっては滲むことがあるが、それほどひどくはない。パイロットブルーやヤード・オ・レッドブルーあたりが滲むようだ。読みにくくはならないので、そのまま使っている。 一番気になるのは平らに開かないことだ。もともと単行本のように綴じてあるので、背表紙は硬い。そのため読むにはいいが、書き込むとなると使いづらい。やはり開いたときの状態もノートにとってはポイントとなるようだ。 万年筆が使えることがこのノートの長所なので、しばらくはしっかり使ってやろうと思っている。
2007年07月30日
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今のところ「白い本」には万年筆を使っている。自分の持っている各種インクと「白い本」の相性が少しずつわかってきた。 一番発色がよくなったのはヤード・オ・レッドブルーである。これはとてもきれいに出る。インクフローが多くなるとさすがに滲みが出てくるが、気にならないレベルである。 ウォーターマングリーンもいい感じである。自分の持っているグリーンは少し煮詰めたので通常より濃い。もともと濃淡の差が激しい色なのだが、今のところ、はっきりと書ける。 ブラックは相変わらずの色をしている。あまり、紙質に影響を受けない色なのだろう。今使っているのはパイロットのブラックで、カートリッジをキャップレス・デシモに差して使っている。 逆に色が淡くなったインクを紹介すると、パーカーのブルーは一番淡くなったインクである。デュオフォールドに入れているので、キャップをしていてもペン先のインクは煮詰まっていく。そのため書き始めは濃くはっきりとしているのだが、5行程度書いたところで本来の色になる。これが結構薄い。そのうち洗浄して違う色を入れようかと考えているところである。
2007年07月22日
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いよいよ「白い本」とアウベルクラフトブックカバーの組み合わせを使い始めた。1つ困ったのは「白い本」が縦書き書籍の形式をしているため右から開かなくてはならないということだ。横書きのノートのように左から開くようにはなっていない。表紙の模様も右に付いている。当初は縦書きで書こうかとも思ったが、ブックカバーが左から開くようになっているので、書き進む方向が逆になるが、左から書き始めることにした。 枚数を数えてみたところ128枚で、総ページ数は256ページとなっている。厚さが2cmある割には枚数はモレスキンラージと変わらない。モレスキンの厚さが1cm程度であることを考えると「白い本」は相当厚い紙を使っているということだ。 その分、万年筆で書いても裏抜けすることは全くない。安心して万年筆で書ける。この本を使い出して、これまで様々なところにばらまいてきたゲルインクボールペンを全て片付けた。今では万年筆を置いているのでそれを使っている。やっぱり好みのインクを使って書いた方が気分がいい。次のノートは何にするかということは単純に好みと気分の問題なので、またモレスキンに戻るかもしれない。ただ、万年筆が使えるというのはかなりのアドバンテージなので、ノート探しは続けることになるだろう。
2007年07月21日
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「白い本」にアウベルクラフトのブックカバーをつけて大きさを比較してみた。さすがにA5とはいえ、一回り大きい。後ろにあるクオヴァディスH24/24とあまり変わらない。携帯性についてはしばらく使ってみないとわからないので、使ってみてからレポートしようと思う。 モレスキンラージもあと20ページで終わりそうだ。
2007年07月06日
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次の日記用ノートの候補として「白い本」(二見書房)を買ってきた。1050円だった。どこの書店にも置いてなくて、雑貨と本屋が一緒になったようなVillege Vangardという店にあった。 表紙は真っ白で布製のハードカバーである。これに透明のビニールカバーがついている。きちんとした製本がされていて、白いケースがつく。ケースの大きさが156×220でA5サイズ。ケースの背に「白い本/あなた自身が創る本です」と書いてある以外は何もない。中にシールが2枚。書いてしまった後で本体とカバーの背表紙に貼るためだ。中身は無罫ノートで、数えていないが300ページくらいはあるのではないだろうか。栞も1本ついている。 紙は結構厚手で、クリーム色。早速インクテストをしてみたが、結果は良好。万年筆インクはすべて裏抜けしていない。ローラーボールでLAMYとENERGELのインクが抜けそうになっていたが、モレスキンと比べればきれいなものだ。 カバーは取って、ブックカバーをつけることになるだろう。ブックカバーの方は別に取り寄せることにする。モレスキンと比べると、少しだけ横に大きくなったが万年筆が使えるのはありがたい。順調にいけば、7月か8月あたりから使い始めることが出来そうだ。
2007年06月21日
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