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2003年04月15日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
この日記は、にゃんこさんが4月12日に私の掲示板に書かれた「スマイルさんがカウンセラーとしてでなく、カウンセラーの知識をもって友達として(といっても母のような年ですが)せっする時はどうされるだろう・・ってふと思いました。気が向いたら読んでみてくださいませ。」という声に応えて書いたものです。掲示板に書くには字数が多すぎるので、日記上に書きますね。

「何のこっちゃ。」と思われる方は、先ずにゃんこさん(本家NOVAウサギさん)のサイトの「愛されたいだけの女」 http://plaza.rakuten.co.jp/warasibe/diaryold/20030412/ をお読みになって下さい。

その時間の無い方の為に要約しますと「『彼』(60歳)は、15年付き合ってる肉体関係のあるにゃんこさんの友人(60歳)がいるのに、新しい彼女と結婚すると決めました。なのに、にゃんこさんの友人の彼女ともこれからも付き合って欲しいと言ったそうです。『新しい彼女』には、今の彼女がいると告白しましたが、『新しい彼女』は、それでも結婚するって言ったそうですが、『彼女』だけが結論出さずににゃんこさんに愚痴を言い続けているそうです。」そしてにゃんこさんと私との掲示板での遣り取りの続きが以下の文です。


彼と「結婚したい」という気持ちを持ちながら、その気持ちを今までに伝えていらっしゃらない様ですので、一応その事と「もし私が彼女の友人なら」、という前提でお話しますね。

彼女の「いつか私がこんなに愛してたとだけ言って」という言葉がありましたので、それを捕らえて応えて見ます。

私「あなたは彼をとっても愛しているのに、彼の方は貴女の気持ちを十分には分かっていなかったと思っている様に聞えるけど・・・。そうだとしたら貴女は自分の気持ちを今までにきちんと伝えた事があるのかしら?例えば、『結婚したい』とか『しましょう』とか言った事ある?人は言葉で気持ちを伝えないと、確実には相手に伝わらないと思うけど・・・。」

彼女「そんな事私から言える分けないじゃない。彼から言ってくれないのに・・・。」

私「そうね。今までの貴女ならそう思うでしょうね。貴女の今までの行動を考えると貴女がなかなか自分からは言い出せないだろうな、という事は分かるわ。貴女はそんな奥ゆかしい所のある人ですものね。」



私「でも、彼は本当にそこまで奥ゆかしい人を妻に求めているのかしら?貴女の奥ゆかしさは普段は長所でもあるけど、本当に大切な事を相手に伝えなければならない時は、欠点になるかもしれないわ。例えば、彼の新しい彼女だったらどうかしら?彼が『15年付き合ってる肉体関係のある女がいる』と告白しても、『それでも結婚する』って言ったんでしょう?と言う事は、彼の方からより、その人の方から『結婚したい。』と言ったんじゃないのかな。そして彼は、『そこまで自分を愛してくれているのか。』と感激したかもしれない。つまり、貴女の奥ゆかしい愛より、彼女のはっきりと自分の気持ちを伝える愛の方をより強い、と感じたのかもね。彼自身がなかなかはっきり出来ない人だから、自分に無い強さを、より魅力的に感じたかもしれないわ。でも、貴女への愛も無い訳ではない。そして貴女は今までずっと今の様なはっきりしない関係でも満足してきた、だからこれからも愛人と言うはっきりしない、つまり今までと同じ正式の夫婦関係ではない関係で良いだろう、と彼は思っているかもしれないわ。」

彼女「私は、愛人と言う関係に満足していたんじゃないわ。仕方なかったのよ。奥さんも居たし。」
私「そうね。私もそう思う。でも、彼の奥さんが亡くなってからは、貴女が結婚したいと言えば、出来たかもしれないわ。でも貴女は言わなかった。彼が言ってくれるのを待っていた。でも、彼も貴女が言わないから、貴女の本当の気持ちを分からなかったのかもしれないわ。特に貴女が『良い人と結婚なさるんじゃないですか?』なんて言ったりしたら、彼が『あ、それでも良いのか。結婚を考えるほど自分を愛してはいないんだな。このままの関係で仕事を続けられる方が良いのかもしれない。』と思っても不思議ではないわ。そしてそんな所へ新しい彼女が現れて、はっきり『結婚したい、例え愛人が居たとしても。』と言ったとしたら、どうなるかしら?」

彼女「そんな・・・。私の方が彼を愛しているわ。15年も愛して来たのよ。なのに別の女に『結婚して』と言われたからと言って、私の愛を裏切って結婚するなんて、酷すぎる。」

私「そうね。私も彼の裏切りは酷いと思うわ。そして結婚を決めた人がいるのに、更に貴女とも今まで通り付き合いたいなんて、虫が良すぎる。でも、彼は前の奥さんが居る時でも貴女と付き合った人だから、その事に非常な罪悪感を感じる人ではないのでしょう。そういう人だったら、貴女が自分の気持ちをはっきり言わなければ、私が彼の立場でも、貴女が結婚の意志が有るほど自分を愛してはいないかもしれない、と思うかもしれないわ。だって、本当の気持ちは表現されなければ、分からないもの。貴女に彼との結婚の意志が有るなら、今からでも彼に伝えてみたらどうかしら?『私は、15年間も貴方を愛して来たのです。新しい彼女とではなく、私と結婚して下さい。』って。」

彼女「そんな、今更。彼には結婚するって決めた人がいるんですよ・・・。」

私「でも、貴方の方が付き合いは長いんでしょう。しかも貴女の気持ちを伝えた事が無い。なら、もし貴女が勇気を出して、結婚したい、と言った時、彼が、どう答えるかも分からないのよね。どう答えるか、知りたくない?彼が本当に貴女をこれからも大事にする積りなら、考え直すかもしれないわ。」

彼女「じゃ、もし彼がやっぱり私とでは無く、新しい彼女と結婚する、って言ったらどうするのよ。」

私「そう言うかも知れないわね。でもそうしたら、彼にあなたの事をこれからも大事にする気は無い、ってことじゃないかな。そうしたら、貴女には貴女が選べる二つの道があるわね。」

彼女「二つの道って?」

私「一つ目は、彼には、貴女をこれまで通り大事にする気が無いのに、貴女は今まで通り何も言わずに、彼と付き合うことで、彼の気持ちを大事にしていく道ね。つまり貴女を裏切った彼にとって、何の損失も無いどころか、愛する妻も愛してくれる愛人も手にするという、一番得になる付き合い方ね。そして裏切られた貴女は、今まで通り彼を大事にしながら今以上の苦しみを味わい続けていく。私には貴女が何年この道を歩き続ける積りか分からないけど・・・、貴女が65歳になる5年先までかしら、70歳になる10年先までかしら?」



私「二つ目は、苦しくてもはっきりと彼に『裏切りは許せない。』という事を告げて、別れて二度と彼とは会わないという道ね。」

彼女「そんな、彼は許せないけど、でも二度と会わないなんて出来ない。辛すぎる。」

私「そうね。暫くは辛いでしょうね。貴女は今でも彼の事を好きなんですものね。私が、貴女の立場でも、とっても辛いと思うわ。でも会わなければ、人には忘却という便利な才能があるから、5年先の65歳や、10年先の70歳になった時には苦しみは和らぐか、無くなっているかも知れないわ。特に貴女には、熱中すれば、苦しみから気を晴らしてくれる、仕事という素晴らしい道があるから。」

彼女「嫌、暫くでも辛いのは嫌。まだ彼と会える方が良い。」

私「そう。と言う事は、今のまま何もせずに、彼に得になることをして上げて、貴女は65歳になっても70歳になっても、今のままの苦しみの上を歩く道を選びたいのね。あなた自身の人生だから、どちらの道も選べるのは貴女だけよ。私には選べない。そして貴女がその道を選んだ後は、私には何もしてあげられることは無いわ。貴女が苦しみ続けるのを5年も10年も見るのは私も辛いけど、仕方が無いわね。貴女の人生ですもの。」



彼女がクライアントの場合の心理カウンセリングだと違う対応をするでしょう。先ず、今彼女がどうしたいのかという気持ちを分析やブリーフセラピーで探る事になるでしょう。そして、今のままの状態を続けたいと言う事が判明すれば、それを認めた上で、自分で自分の気持ちを自己コントロール出来る様にする為も動作法を使うでしょう。そして自分の気持ちや行動を変えたいと言う事になれば、変わり易い様に催眠を使うでしょう。

又、先ず気持ちを落ち着けたいということであれば、LiFTプログラムを勧めてみるかも知れません。リラックスして相手の声に集中したり、聴く耳を持てる様になるからです。そして自己表現力も付けますので、彼女が変わる土台を築けるかもしれません。兎に角クライアントの彼女と良く話し合いながら療法を選んで行く事になると思います。こんな風に。「友人ー友人」と「クライアントーカウンセラー」では対人関係が全く違ってきますので、友人としてと、カウンセラーとしてでは同じ相談でも対応が違ってくるのは自然の成り行きですね。

にゃんこさんのお友達ですから、きっと良いところも沢山お持ちの方なのでしょう。だからにゃんこさんは、彼女が今の状態から抜け出そうとせずに、鬱々としていらっしゃるのが歯痒くて仕方ないのでしょうね。でも彼女の人生は彼女にしか選べないので、見守るしか仕方ないかもしれません。それを承知で、上記のような遣り取り(脚本?)が、にゃんこさんの何かの役に立てたら幸いです。もっともこの通りに事は運ばないかもしれませんが・・・。何しろ人の気持ちほど推し量りがたいものはありませんので。





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最終更新日  2003年04月15日 21時43分23秒
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