

外からは撮影できるので、ドアや、外壁の壁画のようなものを撮った(左写真)。写っていないが、すべて窟の入り口には番号札がある。例によって修復中の中央大仏殿(第96窟)と、窟の調査・見学のための階段・回廊、花壇のカンナ(砂色の世界の中で唯一の赤)を撮影(右写真)。

第329窟
(初唐)
ガイドさんの話によると壁画や像の色を出しているのはすべて岩から作られた顔料だとかで、日本画と同じだなと思った。ここには仏さまの左右に二人の弟子が立っている。が、右の弟子(大迦葉)は年配でいかにも苦行僧らしく痩せて厳しい顔をしているのに対し、左の弟子(阿難)は若く色白でふっくらしている。立ち方もどこかけだるそうだ、とガイドさん。
窟の天井が「人」の字形で真ん中に柱がある(北魏の特徴的様式)。中央に 交脚弥勒
*
さんがいらっしゃる(右画像)。像の着ている肩脱ぎの衣はこの時代から粘土を上から貼りつけてある(それまでは彫っていた)という。
第257窟
(北魏)
壁のいちめんの小さな仏のモチーフは斜めにそろえた配色(左画像)で、美しい色は赤、褐色、緑などぼんやりわかった。本当は8色あり、斜めの色の列は“仏光”を示すそうだ。