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はてさて、、聖霊院を出た後、大宝蔵院へと向かう。もう本当に良く名付けたもので。宝の山でございます。。。 <九面観音(くめんかんのん)>大体十一面が普通ですから九面ちゅーのは変わってますね。この九面観音、写真で見たことはあったのですが、思っていたより小さいので驚きました。切れ長の目にふっくらとした唇。唐で作られた外人さんなんですが、日本で作ったといわれても違和感がないです。 <夢違観音(ゆめちがいかんのん)>悪夢を良い夢に変えてくれる観音さんです。この観音さんをはじめてみた印象。「親戚の子に似てるなぁ」でした。あ、ふざけてませんよ(笑)ほんまに似てるんやもん耳がすごく長いんですねぇ。そして、左手の水瓶がやけに小さい。これひょっとして水瓶じゃないのか?と思うような。 <百済観音(くだらかんのん)> と~に~か~く。。。デカイ!!!209センチ。しかも作りが飛鳥仏だけに全体が長いんです。体は丸太をちょっと削りましたみたいな感じだし、足も手も長い。。いったいどういう感覚でこの観音を彫り出したのか。。。。むむむ。 さて、まだまだ仏像ありますが、キリがないので。。。機会がある方は見に行ってみてください。 お次は夢殿!門をくぐってまず目に飛び込んできたのが、鳳凰の手水屋。。普通どこのお寺でも龍なんですけどねぇ。なんかいい感じ^^ そして夢殿。ここには聖徳太子をうつしたと言われる秘仏救世観音(くせかんのん)がまつられています。長年秘仏だったのをフェノロサが見つけたというのは有名な話。この日は見れませんでしたが夢殿の形その周囲の雰囲気。桜の季節にもう一度来たい。ってもうすぐですが^^そして、実物の救世観音も見てみたいものです。 <中宮寺>夢殿に隣接して中宮寺があります。変わった建物で。これしかないんです。入ったらいきなり菩薩半跏像が待っています。実は、ここの菩薩半跏像を前からずっと、見たくて見たくて。。。やっと見られました。変わった建物の中には艶びかりした如意輪観音とも弥勒菩薩とも伝えられている菩薩が物思いに耽っておられる。弥勒菩薩といえば広隆寺ですが、中宮寺の菩薩のほうが体つきやしぐさが生々しい。広隆寺はすっきりした感じなんですけど。材質のちがいもあると思いますがね。あ~~~アルカイックスマイルにやられました。。。う~ん夢に出てきそう。。。この菩薩半跏像は何度でも見たいですね。。。また来よう!!
2007.03.02
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は~い!!こんばんわ。いーぴんでございます。今日は先週末に行ってきた法隆寺です。この日は昼前にお寺の前についたのはいいですが、寒くて寒くて・・・・。たまらず、門前の喫茶店でコーヒーをすすり。。。。。体を温めてから行動開始!!法隆寺といえば、ご存知の方ももちろん多いと思いますが、聖徳太子が建てさせたお寺でございます。 聖徳太子。。。「以和為貴」 この方が仏教を取り入れようとしなければ、今のこの見仏という行為もないし、ましてや、日本の芸術、文化のほとんどは仏教を通じていることを考えると、聖徳太子の存在は”あの一万円札の人”では済まされないですね。すべてはここから始まった!です。 とはいえ実は、私いーぴんはですね。。。今回”初”法隆寺なんですね~~~~。。。以前奈良に約7年住んでいたわけですが、これがこれが、住んでいると行かないですね~。勿論、当時は今ほど仏像に興味がなかったということもありますが。。。←行けよっ!ま、そんな事はどうでもいいんですが。 はい、この写真。近くに居たガイドのおじさんいわく、遠近法で遠くのものが小さく見えないような建て方になっているということですが。わたくしには良くわかりません。。見えますか??仁王像ですね。こちらの仁王像。。アップが撮れなかったのでちょっと良くわからないとお思いますが。実は腰のひねりが異様です。物凄くひねってます。。。目を細めてよ~くご覧ください五重塔と金堂の並びが直線上の配置を四天王寺式といいます。金堂に入ると、金網越しに本尊釈迦三尊像を見ることが出来ます。堂内は暗く、備え付けのハンドライトをお釈迦さまのほうに向ける。思ったよりも小さいなという印象。そして飛鳥仏特有の面長なお顔。首が長く、頭のわりに体は小さい。左右の菩薩も同じく。口元の口角が少し上がったかんじで優しげな笑みを浮かべておられる。慈悲の顔というのはこういうのなのかな。。。。やっぱ飛鳥仏はいい。 さて大講堂こちらには薬師三尊像。平安時代作。いずれも蓮華座の上に座っておられる。日光、月光両菩薩が座っているのって他にどこかあったかな。 講堂を出て聖霊院に向かう。ご朱印をいただき、内陣に向かい手を合わせる。この日は開帳されていなかったが、如意輪観音、聖徳太子、地蔵菩薩等の仏像が安置されている。今月開くのかな?タイミングが合えば見てみたい。
2007.03.02
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今日から3月ですね。あっという間の1月、2月。速いです。速すぎですこんばんわ。いーぴんです。みなさんいかがお過ごし?今日の日中、日差しに勢いがありました。ちょっと太陽パワーアップしてるんやないの?そろそろ本格的に春の日差しですね 話は変わって、最近定期的に買っている雑誌で「月刊大和路ならら」というのがあります。「月刊大和路ならら」は奈良の情報誌なのですが、東大寺二月堂「修二会をめぐる炎」とかが巻頭特集になるような渋い雑誌です。「お水取り」って12日から14日まであるんですね。しかも1日から11日までは毎日1本だけ松明を出すなんて。。。勉強になりましたお水取りが終わったら暖かくなるとか言うんですけどね。今年は全く関係ないですね(^^;) 一般の奈良の情報誌は「ぱーぷる」というのがあります。こちらは関西ウォーカーの奈良版みたいな感じですけどね。。あ、脱線。。 ほかにもイベントガイドのコーナーには秘仏公開情報だとか、寺社の祭り情報だとかが満載です。今日から3月31日まで大安寺の馬頭観音立像が特別公開らしいですね。見たいなぁ。。前に大安寺行ったけど見れてないもんな。大安寺は確か天平仏が多かったですね。。そうそう。個人的には天平とか飛鳥とかが好きですね。 法華寺の十一面は3月1日~20日、法隆寺秘法展は3月20日~6月30日。浄瑠璃寺吉祥天は3月21日~5月20日。浄瑠璃寺の吉祥天。前は正月だったよね。こんだけ開くんだったら、ずっと開けとけば良いのにと思うのは僕だけでしょうか。。この「月刊ならら」は重宝します。店頭販売は大阪、奈良、京都にしかないみたいですけど、年間購読とかはHP行けば出来るみたいですよ。
2007.03.01
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