ひこじいさんのブログ

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2013年10月21日
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隣の山から移植した30cmほどのニシキギが、14年を経て樹高・株廻り共に2mを越えるほどに大きく育った。

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今年の富士山初冠雪は、平年より19日も遅い今月19日であった。山荘の西に聳える南アルプスの甲斐駒ケ岳には未だ初冠雪が観察されていないが、台風一過の後の冷気の吹き込みで山の色の変化が遠目にもわかるようになった。

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            甲斐駒ケ岳(300mm望遠レンズ使用)

山荘の周りでは未だ樹木は緑を保っているのに、庭のニシキギの葉が急に色づいてきて赤い実も目につくようになった。

ニシキギは明るい山野に自生する藪立ちの低木であるが、モミジ・スズランノキと共に世界三大紅葉樹と言われる。

ニシキギを移植した同時期に大阪の園芸店から取り寄せたスズランノキは、残念ながらテッポウムシの侵入で2年目に枯死してしまった。

ニシキギの枝は表皮を突き破ってコルク質の2~4枚の翼が伸長することが特徴であり他の樹と識別しやすい。しかし、翼を出さないコマユミという品種がある。

ニシキギの名称の由来は、秋の紅葉の美しさを綾錦の「錦」に例えたものである。また別名のヤハズとは、枝の翼を矢筈に、剃刀の木と言うのは枝にある翼の形が由来であり、ソバノキとは、実の形が蕎麦の実に似るところからついたものである。

実は一花に二個つき、種子から採取した精油成分はさまざまに利用されている。この実は昔、シラミの駆除に用いられていた。

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実に含有される精油成分は、下痢や腹痛・吐き気といった症状を引き起こすため、内服に用いられることはない。

この精油成分には鎮痛・鎮静・消炎の効果があるとされ民間療法で、打ち身・生理不順・棘刺しの改善目的で利用されていた。

楕円形の果実は熟して果皮が割れると、赤い仮種皮に覆われた小さい種子が露出する。これを鳥が食べて、消化されずに残った種子が糞として排泄され種子散布が行われる。

西日を避けて、日当たりの良い場所に植えると美しく紅葉をする。

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秋の紅葉とは裏腹に、春に目立たない淡緑色の小さな花を咲かせる。花の大きさは5mm程度で葉の下に隠れる様に咲く。



    錦木に 寄りそひ立てば 我ゆかし   虚子


    花言葉    危険な遊び   あなたの魅力を心に刻む   あなたの定め





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最終更新日  2013年10月21日 09時04分32秒


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