ひこじいさんのブログ

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2013年10月23日
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カラハナソウ(唐花草)は、雌雄異株のアサ科の蔓性多年草で果穂が唐花模様に似ていることから名前がついたと言われる。

カラハナソウ.jpg

ほとんど同じ形態の植物にセイヨウカラハナソウがあるが、こちらはホップと呼ばれビールの原料として栽培される。

ホップはビール独特の苦味・香り・泡の元として重要であり、また細菌の繁殖を抑え保存性を高める効果もある。

カラハナソウは中部地方以北の本州、北海道の山地に自生している。ホップの変種で形態が似ていることから、しばしばホップと混同されことがある。

ホップは、日本では北海道の一部にしか自生していない。松毬(マツカサ)状の実はホップと同じ香りがするが、ホップに比べて苦み成分が少ない。

カラハナソウの茎は蔓性で長く伸び、葉柄とともに小さい逆向きの刺がある。葉は多くは卵円形だが3中裂するものもあり、長さ・幅ともに5~12cmほどで先端はとがり、縁にはやや不ぞろいの鋸歯を持ち両面に粗い毛があってザラついている。

花期は8~9月で雄花は長さ10~15cmの円錐形、雌花は球果状で短い柄で下垂し緑黄色をしている。

標高1000mを越えるような山地の林の縁に、絡みついているのを目にすることがある。
山荘の標高は630mほどで、このあたりの地域の藪ではほとんどが同属の草姿がそっくりのカナムグラしかない。

IMG_0005 (5).jpg

IMG_0006 (6).jpg



ホップやカラハナソウの苦味成分には結晶性苦味配糖体のフムロン・ルプロンの他、フムレン・ミルセンという香り成分を含有している。

松毬状の実を採取して、陰干しで乾燥させたものに熱湯を注いで健胃・鎮静・利尿の目的で飲用する。

一般にはあまり知られていないが良く乾燥したカラハナソウの雌花を、35度のホワイトリカーに漬けて3か月もすると澄んだ琥珀色の苦味の利いた「カラハナソウ酒」ができる。
砂糖は好みで、入れても入れなくても良い。


山梨県との県境に近い長野県の入笠山(1995m)に自生しており、手に入ればカラハナソウ酒作りに挑戦したいのだが。





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最終更新日  2013年10月23日 13時44分37秒


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