ひこじいさんのブログ

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2016年01月25日
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骨董の「董」は、奥深く仕舞っておくことをいう。古董とも書かれ、愛玩すべき古物という意味である。

昔の中国にはこの漢字の細かなものを入れ混ぜ合わせるという意味から、魚や野菜を種々混ぜ合わせた煮物汁を「骨董羹」炊き合わせ飯を「骨董飯」と呼んだという。

江戸時代には骨董と言う言葉がコトコトやゴタゴタ等と同じ擬声語として用いられたのだといわれ、ここから派生して五目飯は「骨董飯」・トン汁の様な汁物は「骨董汁」・雑多な物入れ箱を「骨董箱」などといたという。

骨董の骨は「物事を組みたてる芯になるもの」で、董と組合わさって雑多なになりさらに時代を経て希少価値のある古いものという意味へと変化していったものという。

明代の文人董其昌は「骨董十三説」で骨董として、金・玉・書画墨跡・石印・鐫刻・窯器・漆器・琴・剣・鏡・硯などをあげている。

1994年4月19日からテレビ東京がキー局となって始まった、「開運!なんでも鑑定団」というバラエティ番組が21年も続いている。

現在のテレビはどのチャンネルを回しても同工異曲で食傷気味の旅と飲食番組が多い中、演出が工夫されていて面白く放送の殆どを見ている。

地デジ移行による多チャンネル化が進んだ現在でも11%、再放送でも9%の視聴率を堅持していることからも多くの人に支持されている番組である。

バラエティにありがちな一過性の番組では無く、その気になれば勉強にもなる。この番組が切掛けとなって、骨董ブームが起きたとさえ言われる。



佐賀県有田町に事務所を置く、全国大陶器市振興組合がある。組合員は各地域の産地小売卸業者の他窯元生産者などによって構成されていて、年間20回ほど日本各地の都市公園で全国大陶器市を開催しているという。

23日の新聞折り込みで、自宅の近くの公園で陶器市開催のチラシが入った。

この市に出品されている陶器は家庭用雑器が多いが、人間国宝作家の作品も並べられていて目の保養にもなる。

一般には値札で購入する人が多い中、組合の陶器市のホームページにも書いているように値切ることができるのも面白い。

私は骨董市でも陶器市でも、値札で購入したことは先ずない。

前々から備前焼の壺が欲しくて岡山市にある備前焼を再興した人間国宝の甥の窯まで見に行ったことがあるが、新作ぐい飲み一個が5万円と言われ、とても大壺などには手が届かなく諦めて帰ったことがある。

30店舗程出店の中に、備前焼を揃えたテントがあった。最初は金重陶陽の茶道具や酒器、抹茶茶わんを見ていたのだが、前の棚に無造作に置かれた壺を見付け欲しくなり衝動買いをしてしまった。

どう見ても新作では無く、かなり年代を遡るように見える。口から丸く張った肩に掛けて流れてはいないが、胡麻釉が掛かって景色を作っている。

まさかと思ったのだが値切るとあっさり25%も値引きし、さらに湯のみ一個と家内が欲しがったマグカップまでおまけしてくれた。

売り子の女性は「この人は気に入った人には、どんどんおまけしてしまうんですよ」と自嘲気味に話していた。

値切らなければ、値札で購入していたところだ。一寸得した気分の、一日であった。





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最終更新日  2016年01月25日 12時34分58秒


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