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このペダルの Ezy Superior 着脱機能を逆手にとって「左右逆運用」して US-B CLEAT GUIDE を流用する事で「最強の TIME ATAC 互換ペダルの完成」だと思っていたのに、気が付けば販売終了していました。当然かもしれませんが US-B NUEVO Ezy Superior も US-B CLEAT GUIDE も終了です。まぁ TIME ATAC のユーザー自体が少ないでしょうから仕方ありませんがSPD系のビンディングペダルでは最高で最強と思っていただけに残念です。もちろん本家 TIME ATAC ペダルは現在でも入手可能ですが、そのベアリング性能においてMKSのトリプルシールドベアリングは、正にオーバークオリティと呼ぶに相応しい世界最高品質でありTIME ATAC のそれは個体差もあるし、新品時のゴリ、ガリは当たり前。全くもって足元にも及びませんから本当に本当に残念です。これも時の流れというものなのでしょうねぇ。かく言う私も癌を患い自転車で長距離を走る事は今後無いかもしれません。実際問題、退院してから自転車に乗るのは近所の買い物程度で、その時に使っているペダルは SYLVAN TOURING NEXT Ezy Superior です。そして最近はゴムペダルの Panamax Ezy Superior も悪くないなぁ。などと考えています。10月に入って、いきなり涼しくなりましたし、カメラ持って自転車で「ゆるポタ」したいです。
2023.10.05
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アクションカメラは、以前リコーのWG-M2を購入して試した事があります。自転車に付けて撮影したのですが、私の希望通りの画像は撮れなくて、ほぼ試写しただけで終わり、その後使う事も無く先日手放しました。その後はバッテリーの互換性を意識して、既にディスコンの SONY AS300 を探していたのですが、人気があるらしく中古価格が予想以上に高額だったので諦めました。仮に空間手振れ補正がどれだけ優秀だったとしても、それなりに古い機種なのに3万円以上の金額は出せません。現行モデルでは Insta 360 Go3 がお気に入りなのですが、こちらも人気モデルのようで一向に販売価格が下がりません。こちらも、使用頻度が未確定のアクションカメラに6万以上の金額は出せません。と言う事で、いろいろ調べて辿り着いたのが DJI の Action 2 でした。この機種は、初期のファームウェアで、クオリティの低いマイクロSDカードを使用していると、短い場合は数拾秒で熱暴走してしまう場合もあるとの事で、驚くほどに人気が無いのです。製品のコンセプト的には Insta 360 Go 2/3 と同系統なのですが DJI Action 2 はアクションカメラとしての基本性能において一切の妥協をしなかったので、結果的に Insta 360 Go 2/3 と比較すると大きく重くなってしまい、小さく造り込んだ事で熱的にも厳しくなり、不人気モデルとなってしまったのでした。また、アクションカメラとしては「上品過ぎる佇まい」も「熱暴走」という「不具合」とミスマッチで、余計に反感をかったのかもしれません。ですが、その基本スペックは後継の OSMO Action 3 にも引き継がれたほどで Insta 360 Go が世代を進むごとに一般的なアクションカメラのスペックを搭載して大きく重くなってきていますから、ある意味では Dji Action 2 は「その先の姿」といっても良いと個人的には思い、購入に至りました。まぁ、一番の理由は性能に対して中古価格がとても安いという事につきますけどね。もちろん、購入に至っては、もう「これでもかっ」てくらいに調べまくりました。そして私の使用用途において無問題と判断して購入したのです。では、まず課題の「熱暴走」について。そもそも熱暴走は、全てのアクションカメラで起こる可能性が高い現象ですが、初期のファームウェアを積んだ Action 2 は micro SD カードの相性問題もあり、クローズアップされてしまったようです。実際には昨年の夏ごろにはすべての対策が完了し、熱暴走については他機種と同等レベルに収まっています。その対処方法として私が実践したのは、まず、最新のユーザーマニュアル(V1.6 2022.06)に推奨microSDカードの記載がありますので、その中から SUMSUNG EVO Plus 128GB UHS-I U3 microSDXC を選び購入しました。ファームウェアをアップデートして磁気保護ケースを着けて起動すればこう表示されます。もちろんファームウェアは購入後にすぐ最新版へアップデートします。そして「熱暴走」対策としてメーカーから登場した「磁気保護ケース」をセットします。新しいファームウェアはこのケースを認識し、起動時に「磁気保護ケースを装着」と表示されます。耐熱ポリマーをベースに作られたこのケースが、社外製のアルミケージと同等、もしくはそれ以上に効果的なのはファームウェアと協調動作するからなのです。もちろん、より効果的に排熱しているので非常に熱くなる事に変わりはありませんし、実際問題として「高温になっている時には磁気保護ケースから本体を外さないで下さい」とのアナウンスが出ていますが、材質の特性上、磁気保護ケースの上から触れる分には火傷するような事はありません。ただし、この非常に優れた磁気保護ケースにも弱点があります。それは純正のクローズアップレンズや社外製のNDフィルター等が使用できなくなる事です。NDフィルターを使用したい場合は、社外製のアルミケージに入れて運用する等、独自の熱対策を考慮しなければなりません。また、最新のファームウェアは熱対策だけでなく、4Kの手振れ補正も強力になりました。と言う事で、探せば3万前後で中古が入手可能な DJI Action 2 は私にとって「買うなら今でしょ」って感じの最高なアクションカメラなのです。
2023.10.03
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先日 E-M10MarkⅡ Wズームセットを手放したので、取り急ぎ望遠レンズを補填しました。とは言え M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R はほとんど使う事は無かったレンズでした。微妙に大きくて持ち出す気にならなかったのですよね。と言う事で今回はm4/3で一番コンパクトな望遠ズームをセレクトしました。それがタイトルの LUMIX G 35-100mm F4.0-5.6 ASPH./MEGA O.I.S. です。今回はマップカメラの楽天市場店で購入しました。下取りがある時は新宿の店舗まで出向くのですが今回は下取りが無かったので楽天ポイントを使って少しお安く購入しました。マップカメラなら何度も利用しているので実物を確認しなくとも無問題と言うのもあります。マップカメラは梱包の品質が非常に高く、ネット購入も安心です。マップカメラは自社のHPで販売も買取/下取りも行っていますが、買取/下取りが無い場合は楽天市場店を利用した方が汎用性の高い楽天ポイントが付く分、お得だと思います。また、ソフマップ(ビックカメラ)、カメラのキタムラ等の大手が出店しているのも高ポイントです。オリの 17/2.8 を加えてGF9のレンズセットの完成です。パナの 12-32/3.5-5.6 と 35-100/4.0-5.6 はGM1時代のWズームセットでしたがGF9では、望遠ズーム 35-100/4.0-5.6 の代わりに標準レンズの 25/1.7 がセットになりました。暗い標準ズームと明るい単焦点標準レンズのセットは Nikon 1 J5にもありました。コンデジとの差別化を考えた時、望遠側を伸ばすより明るい単焦点レンズの「ボケ量」をアピールしたかったのでしょう。左:35mm 右:100mm 沈胴式ですが、撮影時もコンパクトで良いです。GM1時代のWズームセットですからGF9との相性も無問題です。この大きさ軽さなら、持ち出す事も増えるかもしれません。GF9 85mm F5.6 1/50 ISO 1600早速、室内で試写してみました。撮影時に背面液晶で画像がブレません。手振れ補正優秀ですね。元々が「GM1の背面液晶での撮影」を意識して作られたレンズなのだと実感できました。フィルター付けると「フードの逆付け」が楽になります。フィルター径は φ46mmでフィルター付けるとフードの逆付け時にガイドの役目を果たしてくれるので、レンズキャップの着脱含め楽になります。E-M5m3 に付けるとこんな感じ。望遠ズームだとは思えないコンパクトさが良いです。以前のWズームセットの望遠ズームとは異なり、このレンズなら持ち出す事も多くなると良いな。とりあえず試写に出たいです。今回も良い買い物が出来て良かったです。
2023.10.01
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m4/3のパンケーキ標準ズームは、全て沈胴式で下記の3種類が存在します。●LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.●LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.●M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZこの内 G VARIO 12-32/3.5-5.6 MEGA O.I.S. のみが手動の沈胴式で他2本は電動式。そして M.ZUIKO DIGITAL 14-42/3.5-5.6 EZ だけが純正オプションで自動開閉レンズキャップのLC-37C が存在します。この自動開閉レンズキャップは G VARIO 12-32/3.5-5.6 MEGA O.I.S. にも流用可能です。ネット上にてプラマウントでは広角端で四隅が蹴られるとの報告もあるようですがウチに在る金属マウントの個体では広角端でも蹴られは確認できませんので流用しています。ですが G X VARIO PZ 14-42/3.5-5.6 POWER O.I.S. も、ボディとセットで販売されていた頃にはサードパーティ製でしたが自動開閉レンズキャップが販売されていました。ソニーの E PZ 16-50/3.5-5.6 OSS は現在でもセットズームなのでサードパーティ製自動開閉レンズキャップが販売されています。沈胴式のパンケーキズームと自動開閉レンズキャップの相性は最高で、コレの有無で操作性は雲泥の差となります。手動沈胴式の G VARIO 12-32/3.5-5.6 MEGA O.I.S. も沈胴解除とレンズキャップ開閉がワンステップで完了するだけで快適性が格段に向上します。セットズームから外れた現在でも、描写性能においては他のパンケーキズームに勝るとも劣らない G X VARIO PZ 14-42/3.5-5.6 POWER O.I.S. ですが、自動開閉レンズキャップが販売されていない時点で残念ですが個人的には「オワコン」認定とさせていただきます。唯一の救済方法は既に販売終了している自動開閉レンズキャップを入手する事ですが、壊れやすいパーツでもあるので非常に困難と言わざるを得ません。コレでGF9が 17/2.8 の単焦点コンデジになりました?。逆にオリの M.ZUIKO DIGITAL 17/2.8 は既に販売終了しているレンズでAFも遅くて煩いし、描写性能も風景は苦手で、スナップの撮影距離に特化したようなレンズです。F2.8の明るさを確保していて、最短撮影距離0.2mで撮影倍率0.11倍なので料理撮影にも使えます。今となっては凡庸なレンズと言えますが、実は自動開閉レンズキャップLC-37C が使用可能なのです。この時点で「スナップショットフォーカス」機能を持ち描写性能に優れる現行 17/1.8 とは異なる存在意義を持つ事となり、パナの 14/2.5Ⅱや 20/1.7Ⅱよりも格段に操作性が向上しEVFを持たないGF9の相棒となり得ます。私も「神レンズ」と噂された 20/1.7Ⅱを購入しましたが「描写性能」以前に自動開閉レンズキャップが使えない時点でパンケーキレンズとして考えた時、オリの 17/2.8 を残しました。代わりにパナライカ 15/1.7 を入手して E-M5MarkⅢで愛用しています。と言う事で、描写性能はレンズを選ぶ上で重要な要素ですが「GF9」で常用するレンズには自動開閉レンズキャップが描写性能より重要であると私は考えているのでした。ですが、手振れ補正の入っていないオリの 14-42/3.5-5.6 EZ をGF9で使うのは、室内撮影や夕暮れから町中の夜景撮影で微妙だったので改めてこのレンズを購入するのもねぇって感じです。基本的には、セットズームの G VARIO 12-32/3.5-5.6 MEGA O.I.S. に LC-37C でOKなんですけど物欲に負けて G X VARIO PZ 14-42mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.の自動開閉レンズキャップを探していたりするのは内緒です。
2023.09.29
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久しぶりにやってくれたなぁ。って感じですねぇ。せっかくのスタンバイモードで時計が「アメリカ時間」になってしまい iOS 17.01 にアップデートしても改善されません。はっきり言って「ゴミ」ですね。幸いにもウチの個体はそれ以外に致命的な不具合は無さそうですが、しばらくは「ウォレット系」のアプリは怖くて使えませんし、スタンバイモードの時計表示くらいは瞬殺で修正して欲しかったです。そして WatchOS も 10.01 になりました。こちらは詳細は不明ですが、とりあえずアップデートしました。しばらくは電車に乗る時に、まだカードで運用している「パスモ」を使う事にします。今年の新型は iPhone も Apple Watch も 新OSも微妙に残念な感じなのかも。うっかりアップデートした事を非常に後悔している現状です。
2023.09.25
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今年も新型 iPhone & Apple Watch の季節がやって来ました。今回の「目玉」は何といっても iPhone がついに USB-C を採用した事につきるでしょう。個人的には Lightning の最終機種である iPhone 14 Pro の今後の中古価格が気になる処。私はダイナミックアイランドと常時表示ディスプレイに魅力を感じているし USB-C にはそれほど魅力を感じていないので、今後 Lightning な iPhone 14 Pro の中古価格が安くなるなら嬉しいです。では何故 USB-C に魅力を感じないかと言えば「規格の煩雑さ」と「粗悪なケーブルの蔓延」につきます。確かに「フルスペックの USB-C」は非常に魅力的ですが、実はそんなものはノートPC以外ほとんど存在しないので、意味ないんですね。ウチで最近導入したPCもコネクタ形状が USB-C ってだけでフルスペックではありません。だから USB-C は空いています。普通の USB3.0 に普通のUSBハブを使って増設してます。それで十分です。また機器ごとの USB-C の説明が、細かい注釈や説明文を読まないと解らないようになっています。最悪です。今回の iPhone 15(無印)もコネクタ形状は USB-C ですが中身は USB2.0 です。まぁ、最新のガジェットしか使わないのならそれで良いしょう。ケーブルの互換性があるのは便利です。でも、ウチは iPad Pro "9.7 のバッテリー交換したばかりで、まだまだ Lightning 端子には現役で頑張ってもらう予定です。それに Lightning 以外でも、未だにマイクロUSBどころかミニUSBの機材も使っていますし、スペック的に何の問題も無い機器をコネクタ形状だけで入れ替える気にはなりません。というか、単独メーカーの規格である Lightning 端子の安心感は USB-C に求めても無理があると思っています。最終的には USB-C に集約されるでしょうし、その事について異論はありません。あくまで「現時点」で「個人的な環境下」での利便性って話です。だから、みんな USB-C の iPhone に機種変更して Lightning な iPhone 14 Pro の中古価格が安くなったら嬉しいなと思っています。私の使用環境ではダイナミックアイランドの利便性も楽しみな機能ですが「常時表示ディスプレイ」機能を使った「置き時計」的な使い方に大きな期待をしているので。そして iOS 17 で iPhone 8 がサポートから外れました。ですがクラシカルな従来型のスタイルを持つ「SE」が現行モデルですから気にするほどの事ではないのかな。そして Watch OS10 を使用するには「母艦」を iOS17 へアップデートする必要があります。個人的には予想通りであり iPhone 13 に機種変更しておいて良かったなと思っています。んで iOS17 のスタンバイモード。コレ最高です。ダイナミックアイランドも気にはなるけどスタンバイモードを最大限に活用するなら常時表示が必須でしょう。あぁ iPhone 14 Pro が更に欲しくなってしまいました。因みに iPhone 13 だとスタンバイモードの表示時間は20秒程度でしょうか。カレンダーと時刻を確認する程度なら十分なので無いよりは全然良いです。常時表示機能の為だけに iPhone 14 Pro に機種変更するのも微妙ですよね。中古がどのくらい安くなるかなぁ。。。
2023.09.21
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確か、デジタルカメラで「アートフィルター」を始めに導入したのはオリンパスだったと記憶しています。その後「アートフィルター」はデジカメのスタンダードな機能となりました。オリンパスは「コンピュテーショナルフォトグラフィー」に力を入れていて E-M5markⅢでも「深度合成」「デジタルシフト」「ライブコンポジット・ライブバルブ・ライブタイム」「プロキャプチャー」「三脚ハイレゾショット」の各機能を搭載しています。更に OM5になると「ライブND」「手持ちハイレゾショット」「ボディ内フィッシュアイ補正」「カラークリエーター」が追加されています。どの機能も強力ですが面白いのは「ボディ内フィッシュアイ補正」で M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO で撮影した画像を35mm換算で11mm/14mm/18mm から画角を選び、モニターで補正効果を確認しながら撮影できる機能です。広角ズーム不要?って感じですね。私が E-M5markⅢを選んだ最大の理由でもある「深度合成」も、使用できるレンズに制約のある機能で、下記のレンズが対象となっています。●M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO●全ての M.ZUIKO DIGITAL Macro レンズ●M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO●全ての M.ZUIKO DIGITAL PRO ズームレンズ●M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS手持ちレンズで深度合成に対応しているのは M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro だけですので中望遠マクロの 60mm F2.8 Macro と標準ズームの 12-45mm F4.0 PRO はとても気になる存在で物欲を刺激されています。m4/3の 30mmマクロは普通なら「手振れ補正入」のパナと「等倍を超えた1.25倍」のオリと言う比較になるので「手振れ補正入り」の利便性でパナって話になるのですが E-M1、E-M1markⅡ/Ⅲ/X、OM1、E-M5markⅡ/Ⅲ、OM5 をボディをして選ぶ場合は「震度合成」機能が使えるオリンパスのマクロレンズ一択となります。そもそもこれらのボディならレンズとの協調補正など不要なほどに強力な手振れ補正機能をボディが持っていますから問題ありません。パナのボディでも「4Kフォト」に「震度合成」がありますがクオリティが全く異なるので比較になりません。自宅に戻りPCで加工しなければならなかった事が、その場でファインダーまたは背面液晶を観ながら確認できるのが素晴らしいです。クオリティについてはPCで加工するのと変わりないレベルと言うか、レンズが限定(レンズ情報を使用)される分、PCで手間暇かけるより高いと思います。作例はこんな感じですかね。30/3.5Macro F3.5 1/13 ISO:200標準マクロでも F3.5 絞り解放でこんなにボケてしまいます。モードダイヤルの文字は読めません。30/3.5Macro F3.5 1/13 ISO:200 震度合成モードダイヤルは当然として、レンズに「OFF」と表示されているX10独自の電源スイッチや、光学ファインダーのレンズに写る「写り込み」まで確認できます。絞り解放での深度合成なので背景のキーボードのボケが一般的な「絞り込んで被写界深度を稼いだ」画像とは異なります。画角の違いは手持ちだからです。8枚連写の深度合成をシャッター速度 1/13 の手持ち撮影で完璧に熟すのがオリンパス機の手振れ補正の実力です。GF9の「4Kフォト」の「震度合成」やPCのアプリによる深度合成とは比較にならない画質の良さが、このブログの縮小画像からでも、雰囲気として伝わるでしょうか。35mmフルサイズユーザーさんは当然として、私が APS-C の FUJIFILM S2Pro を使っていた時でも三脚はとても重要な存在でした。でも E-M10markⅡに変えてから三脚を持ち出した事はほとんどありませんでした。それだけ手振れ補正が強力だったと言う事です。今後は、更に手振れ補正の強力な E-M5markⅢを得たので、動画撮影や、ライブコンポジット等で花火や星空でも撮影しない限り、三脚の出動機会が皆無となる可能性が高いです。そして「震度合成」のクオリティがこれだけ高く、しかも手持ちで簡単に撮影、確認できるので「物撮り」でコンデジではなくこの組み合わせを使用する事が多くなるかもしません。
2023.09.18
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2017.10.30のブログで、動作はするけど「背面液晶の液漏れ」している FL-36R のジャンクを買った事を報告しています。その後、オリンパスプラザに修理持ち込みしたのですが、その時点で既に「部品が無く修理不能」となっていました。その当時は、辛うじて確認できる部分が残っていたので、イベント等で数回だけ使用した記憶があります。そして OM-D EM5markⅢにはプラグインパワーの小型ストロボが同梱されていて、ワイヤレスで連携できますので、早速テストしようとしたのですが、液漏れがひどくなって、何も表示されなくなっていました。それでも動作はするんですが、モードの確認が出来ないのは致命的です。仕方ないので「某オク」で新たにストロボを物色していたら、電池室の液漏れで不動の FL-36R がジャンク品として出品されていたのです。そして、この個体は「奇麗な液晶」を積んでいました。電池室の液漏れを起こしているような個体は、使用頻度が低い事が容易に想像できるので、早速、部品交換用に落札しました。予想通り電池室の液漏れ以外は非常に状態の良い個体が到着しました。まず、液漏れを起こしているジャンク品を完全にバラバラに分解して構造を確認。この個体も「電池室Assy」を交換すれば復活すると思われますが修理部品が無い以上は「ニコイチ」にする以外に修理方法がありません。そして「液晶パネル液漏れ」の個体より「電池室の液漏れ腐食」を起こした個体の方が再発の可能性が高いと判断して、こちらの個体から「液晶パネルAssy」を取り外して修理する事にします。完全にバラバラにする事で「液晶パネルAssy」の「交換方法」を確認し、部品交換で復活が可能であると確信して「電池室液漏れ」個体から外した奇麗な「液晶パネルAssy」と交換しました。そして、およそ6年ぶりに「完動品」として復活した姿がこちらです♪正直な話、今更「ワイヤレスマルチストロボ」で「物撮り」するのかと言われれば、多分しないし、このストロボの出動機会はもしかしたら無いかもしれませんが、ネットからマニュアルのpdfファイルを落として、背面液晶で確認しながらすべての機能を試せて楽しかったです。まず、このストロボはズームストロボなのですが、手持ちの 12-50/3.5-5.6 と 9-18/4-5.6 に年代的にジャストマッチしています。ワイドパネル無して 12-50 のレンジをフルカバーしますし 9-18 をセットして 12mm より広角側へズームすれば 12mm の表示が点滅して注意喚起してくれるので、そのタイミングで FL-36R のワイドパネルセットすれば 12mm ⇒ 10mm ⇒ 8mm へとレンズのズームに合わせて動作します。ズームレンズの広角端は 9mm ですが、それを少し上回る 8mm と言うのが良いです。大きさも「単三を2本」または当時オリンパスのストロボで対応品が多かった「CR-V3」を1個入れるタイプで、フル機能のストロボの割に小型なのが高ポイントです。マルチストロボも可能ですし「単三を4本」入れる大光量タイプは不要と言うのが私の考え方です。同梱品の「小型ストロボ」の出来が良いので、多分「修理出来て良かった」で終わってしまい、使う事は無いかもしれませんが、やっぱり修理出来て良かったです。
2023.09.18
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昨今は「ユーチューバー」や「ブイログ」なんて言葉が完全に市民権を得て、スマホやコンデジで動画撮影をする方達が増えていますね。各メーカーも動画撮影を意識した機種を増やしています。ですが、はっきり言って新品の機材は高いです。orzと言う事で、中古機材をお勧めしたいのですが、そこで問題となるのが外部マイクへの対応です。新品の機材も含め「4K動画」に対応した機材は多くとも「外部マイク」に対応した機材は意外なほど少ないのです。しかし「4K」に対応していなくても「フルHD」に対応していればクオリティの高い動画は撮れますが、外部マイク入力に対応していないと屋外では「普通」の動画さえ撮れない可能性が高くなります。カメラボディに内蔵されたマイクだと「風切音」を拾ってしまい収録したい音が拾えない可能性が高くなるのです。唯一の例外が、ソニーの「VLOGCAM」シリーズで ZV-1 なら3カプセルマイクを内蔵し、専用のウインドジャマー(モフモフ)を付属品とする事で、内臓マイクでもしっかりと音声を収録できますし、そのおかげなのか、一気に人気製品となりました。あ、あとニコンZ30はスモールリグが内蔵マイク用マフを出しています。さてアクションカメラでさえ「4K動画」が当たり前になっている現在ですが「フルHD」は変種用PCのパワーが控えめでも大丈夫なので、動画入門に都合が良いと愚考します。正直な話、隣に並べて比較でもしない限り、50インチ程度のモニターまでなら「フルHD」で問題ありません。もちろん32インチ6Kモニターなんて高画質モニターも存在しますから、子供の動画を残すなら4Kの方が良いとは思いますけどね。ですが、世の中の映像作品は圧倒的にフルHD以下のクオリティで作られています。ですので動画撮影入門ならフルHDでクオリティ的に何の問題もありません。問題にされることの多い ZV-1 のクロップ問題もフルHDなら気にするほどの事はありませんし、そこそこ古いコンデジやミラーレスでもフルHD動画を撮影可能な機種は多いです。それよりも問題は「音」なのです。以前ならPCMレコーダーで「別録音」または編集時に「アフレコ」するのが普通でしたが、フルHDとデジタル化で音声同時収録が普通になり、だからこそ手軽になりましたが、流石にカメラ内蔵のマイクでは限界があります。基本、内臓マイクは「無指向性」なので、環境音や、レンズの動作音を拾ってしまったり、風切り音を拾いやすいですから。そこで「外部マイク」が必要となるのですが、その為には「マイク端子」の搭載が必須となり、選択可能な機材が一気に限定されてしまいます。例えば、私の手持ち機材である、パナのGF9ですが、4K動画が撮れますがマイク端子を持ちません。そうなると実用的な撮影環境は「静かな室内でカメラとの距離が50cm程度」か「編集時にアフレコ」に限られます。カメラボディに内蔵のマイクを使用する場合、レンズ交換式なら当然AF動作音の静かなレンズも必要となります。動画撮影コンデジとして RX100m7 が人気機種になっていますが、販売終了した RX100m2 もマルチインターフェイスシューを搭載しており外部マイクが使用可能ですから動画撮影入門には良い機種だったりします。ただし、ソニーのマルチインターフェイスシューにはさらにデジタルオーディオインターフェイスに対応した製品があり、使用可能なマイクが異なるので注意が必要です。例えば Youtube で「神マイク」として人気の ECM-B1M はデジタルオーディオインターフェイス専用マイクなので ZV-1 では使用できません。私が気になっているSONYのワイヤレスマイク ECM-W2BT はデジタルオーディオインターフェイス対応マイクですがアナログ切替があるので、そこそこ古いソニーのカメラボディでも使用できますし、出力端子があるのでマイク端子を持つ他社の機材でも使用可能です。ですがマルチインターフェイスシュー経由で ZV-1 に接続するとレシーバーに電源供給されないので使用時間に制限が発生します。このようにソニーのデジカメ用マイクは判り難い制限や制約が多いので、ソニー信者は別として、ソニーのカメラボディを使っていても、他社製のマイクを使用する事をお勧めします。そして私のお勧めは「ワイヤレスマイク」一択です。今なら Hollyland Lark M1 でしょうか。この価格でこのクオリティは素晴らしいし、何より「買おうかな」と思える金額が嬉しいです。ワイヤレスマイク以外ならゼンハイザーがお勧めです。グレードはお財布事情と相談してください。個人的には MKE 200 でも十分だと思います。あとは「マイク沼」に嵌る覚悟があれば、様々なマイクが安価なものから高価なものまで多数存在しますので、ネットでの評価等を参考にしつつお気に入りのマイクを探すのも良いと思います。いずれにしても「動画撮影」を意識するのなら「4K動画」が撮れるかどうかより「マイク端子」があるかどうかが重要ですので、お忘れなきよう。
2023.09.17
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今回の「主力機入替え」について。以前も書きましたが、今回は他の方の「カメラ選び」の参考になるようにもう少し詳細な理由を書いてみます。●m4/3である事:現在35mmフルサイズミラーレスが絶大な人気でカメラ市場をけん引している のは事実です。基本性能と描写性能の高さを考え「現在の最高性能」を求めるのなら35mmフル サイズと言う選択は正解です。ですが「価格、重さ、大きさ」と言う「現実的な運用」を考えて みれば「35mmフルサイズ」が万能ではない事が理解できると思います。 少なくとも癌を患い年老いた私の場合「35mmフルサイズ」が選択肢となる事ありません。 富士フィルムを筆頭とする APS-C フォーマットは、フルサイズと比較すれば、遥かに現実的で バランスの取れた選択肢ですし、私も魅力を感じます。ですが、マイクロフォーサーズは現在、 唯一「複数メーカーが共存」するシステムなのです。オリンパスとパナソニック以外にブラック マジックのシネカメラが使える事はその筋では大きな魅力となっています。 ブラックマジックのシネカメラが採用するマウントは6KのメインシステムでEFマウントです が、m4/3マウントを採用するブラックマジックのシネカメラも4K小型システム運用で人気が あります。今後の事は不明ですが現時点でEFマウントの次に採用されているのはm4/3です。 一般ユーザーに限った話では「パナとオリのレンズが使える」のが大きな魅力で、個性の異なる 他社レンズが使える異色の存在なのです。パナボディで使うオリPROレンズも、オリボディで 使うパナライカも楽しいし素晴らしいです。その分、レンズメーカーのAFレンズが少ないのは 残念ですが、パナとオリだけでレンズシステムとして十分以上の本数が揃っています。 最近ではLAOWAの超広角レンズがROMを搭載して純正並の使用感となって素晴らしい。 この 7.5/2 と 6/2 は、レンズシステムを補完する素晴らしいレンズです。 ボディサイズについては特にパナの手振れ補正入りボディは大柄ですが、GF10のような小型 ボディもありますし、オリの OM5 で組むシステムは、お勧めできます。また、求めやすい価格 で小型軽量のレンズ群は他のフォーマットにない非常に大きな魅力です。 F値 0.95 の単焦点レンズも「被写界深度の深いMFTシステムでボケ量を稼ぐ」のを目的として 登場し始めたと記憶しています。最近では F0.8 のレンズも登場しました。 スペック的には、画素数の不足は「手持ちハイレゾショット」で補完可能ですし、よく言われる 「ボケ量」についても、確かに「過剰な程のボケ量」こそ無理がありますが、撮影レンズと撮影 シーンを選べば必要にして十分であり、問題とするほどの事はありません。現時点でAF性能は ソニーEマウントシステムの足元にも及びませんが OM1 の登場で、それなりに追いつきました し、今後はパナボディも「ハイブリットAF」を採用してきそうですから今後が楽しみです。 実際にプロの忖度無しの自腹で購入する「サブシステム」として一番選ばれているのがマイクロ フォーサーズであり、私が選んだのもマイクロフォーサーズです。●中古価格がこなれてきた事:私にとっては非常に現実的で重要な事です。もしも、体力と財力が あれば OM1 を買っていたでしょうし、体力が無くても財力があれば OM5 を購入しています。 私が考えるコストパフォーマンスにおいて「機材入替」のレベルに到達したのが E-M5mⅢです。●ボディ内で「深度合成」出来る事:コレは「4Kフォト」機能を用いればパナの多くのボディで も利用可能な機能です。ですが、出力される画像のクオリティと利便性はオリンパスのボディ内 で行える深度合成に勝るものは無いと考えています。RAW現像が苦にならない人、RAW現像を 前提として撮影している人ならばフォーカスブラケットを搭載する機種を選べは良い事ですが、 私は「jpeg撮って出し」で高品質な深度合成が出来て嬉しいし選択基準となりました。● OM-D E-M1 markⅡ並のAF性能を持つ事:パナソニックのAFはコントラストAFとしては 最高性能を有していますが、残念ながらハイブリットAFと比較すれば「劣る」と言わなくては なりません。AF性能はマイクロフォーサーズの弱点ですが本機のAFなら弱点というほど酷く はありませんし、オリのボディを選ぶ理由となります。●2000万画素センサーを搭載した事:ひとつ前の OM-D E-M5markⅡは1600万画素センサーなの で「主力機」とするには役不足です。本音を言えば実用面では現在でも1600万画素で不足を感じ ませんが「主力コンデジ」が2000万画素にシフトしPCも入れ替えたので今後は2000万画素を 基準とします。本機は「手持ちハイレゾショット」には対応しませんが「ハイレゾショット」に 対応しているので、試す事もあるかもしれませんがこれ以上の高画素に魅力は感じません。●デジタルシフトの充実:コレも「jpeg撮って出し」と連動する事ですが、撮影時にファインダー でシフト量を確認しながら撮影できる事に魅力を感じていて、オリンパスのボディを選ぶ大きな 理由となっています。●小型軽量、手振れ補正内臓、防塵防滴:主力機が SONY NEX6 ⇒ OM-D E-M10markⅡと小型で 軽量なボディを使い続けた事で、他のボディを使用すると「重くて辛い」と感じるようになって しまいました。レンズまで考慮すると、他のシステムは使えませんし、パナのGH5とかG9も 手にした瞬間は良いなと思うのですが、しばらく手にしていると「うーん、やっぱり重いかも」 となるし、鞄に入れて持ち歩く気になりません。また「超強力なボディ内手振れ補正」も有名で 手持ちで高画質の「深度合成」撮影が可能ですし、標準ズームなら望遠端での1/2秒撮影も楽勝 です。ネイチャーフォトで、センサーフォーマットの小さなオリンパスが人気なのは実績のある 防塵防滴ボディのおかげです。雨天時に雨合羽の上からカメラストラップをして撮影できるのは 実績と信頼性を考慮すればオリンパスだけかもしれません。時々「マイクロフォーサーズてオワコンじゃね」って感じの話を耳にしますが、フィルム時代から様々なフォーマットが存在しています。コンデジの1インチセンサー、ミラレースのマイクロフォーサーズシステム、APS-Cセンサーは、それぞれに確かな需要があり、今後も消滅することは無いでしょう。ニコンの Nikon1システムとペンタックスのQシステムが終わってしまったのは本当に残念な事でしたが、マイクロフォーサーズは安泰です。
2023.09.17
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先週末は近所の八幡様でお祭りでした。台風も何とか通過してくれて無事に開催されました。一人になってからは、お祭りの日は夕食をお祭りの屋台で仕入れて食べる事にしています。今年はダメかもと思った時期もありましたが、今年も無事に「お好み焼き」「たこ焼き」「イカ焼き」を美味しく食べる事が出来ました。お世話になった医療スタッフを始めとして、すべての人に感謝を。画像は ZV-1 でサクッとお祭りの雰囲気を撮影9.4mm F1.8 ISO8009.4nn F1.8 ISO16009.4mm F1.8 ISO32009.4mm F1.8 ISO3200こんな感じでザックリ適当に撮るならRX100m1 の 28mm より ZV-1 の 24mm ですね。センサーも新しい方が夜景に強いです。自身の体の事を考慮して、外からサクッと撮影、目当ての買い物だけしてすぐに帰ってきました。この時期、コロナに感染したらシャレになりませんからねぇ。もちろんマスクしてます。ミニマムショルダースタイル。結局ストラップはフィンガータイプにしました。一応、動画撮影を意識してウッドストラップではなくレザーストラップとしました。まぁ、余っていたのを付けただけなんですけどね。私的 ZV-1 の運用はこのスタイルが基本となりそうです。本当にジャストサイズのケースを見つける事が出来て良かったです。ZV-1+SmallRigの組み合わせなら、他に余分なモノ(クイックシュー等)を取り付ける事は出来ませんが、それで良ければ、このケースはベストだと思います。
2023.09.17
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先日 Amazon で購入した「Falcam Maglink バックルミニキット」は、私の予想を軽く超える素晴らしいモノでした。と言う事で今回はGF9とx10の供用を考慮して Maglink システムで一番細身の Lite を購入しました。少々お高いなと思っていたのですが某オクで出物を発見してお安く落札いたしました。出品者様には感謝しかありません。ストラップの梱包もゴージャスです♪パッケージがマニュアルを兼ねているので中身はシンプルです。どのボディもアイレットに直に取付できました。素晴らしい♪アイレットを持つ少しクラシックなカメラボディとの相性は最高だと思います。個人的には Leica にも全然OKでしょう。三角冠にレザーのクラシックススタイルは私も好きですが、このシステムならカメラを持つ時に全く邪魔になりません。OLYMPUS OM-D E-M5markⅢストラップの太さは、軽くて小さなレンズならミラーレスでもOKでしょうか。FUJIFILM X10やはり、このくらいのボディサイズに似合うストラップです。Panasoinc LIMIX GF9フィンガーストラップはアイレットに通したマグネットリンク側に付けています。材質がしっかりしているのでこの状態で「無問題」で快適に使用できます。やはりグレーのストラップなのでシルバーボディのGF9が一番似合いますね。ストラップ自体は右肩側でも左肩側でもワンタッチでストラップの長さが調整できる優れもので、ネックストラップとしてもショルダーストラップとしても調整範囲が広く具合が良いです。細身でしなやかな生地を採用しているので調整機構があっても邪魔になっていないのが良いです。また、薄手の生地ですがしっかりした生地で上質さを感じます。バックスキン風のフェイクレザーに施された「FALCAM」のロゴも実に良い雰囲気です。でも、この明るめのグレーは取り付けるカメラボディを選ぶように思います。正直な話、もう少し黒っぽいのが出れば追加購入したい。いっそ染めてしまいましょうか。部材の大きさも異なり「Falcam Maglink バックルミニキット」の部材の方が好みです。受けるストラップの幅に合わせて部材の大きさと色が異なります。カラーバリエーションの無い現時点では、多少お高くなりますが、汎用性があって、地味で小さな作りになっている「Falcam Maglink バックルミニキット」を使い自分好みのストラップと合わせて組み上げる方が良いかもしれません。それだけの価値はあるシステムだと思います。このストラップは FUJIFILM X10用にと思い購入したので、当然X10で使用しますが、合わせてみたら LUMIX GF9 との組み合わせが予想以上に良かったので今後はGF9もショルダースタイルで運用してみようかなと思います。まぁ、その日の気分で簡単に交換できるのもメリットですから気軽で良いです。このグレーの色味さえ気に入れば、このストラップは非常に良いと思います。私は「Falcam Maglink バックルミニキット」を追加購入してオリジナルストラップ作成するべく、いろ色々なストラップを現在物色中です。
2023.09.16
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今回は広角ズームレンズと超広角レンズのお話です。2023年現在、マイクロフォーサーズの広角ズームと超広角レンズは下記の通りです。●M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 534g●LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH. 300g 上記2本は「第一次広角ズーム世代」のレンズで描写性能は現在でも素晴らしいと言えるレベル で全く問題ありませんが、フィルター使用不可が致命的。ボディ側で「ライブND」機能を持つ 機種なら救済手段となりますが、それでもPLフィルターは使えません。可変NDフィルターも 実用化され、動画撮影が重要視される現在、7mmの画角を必要としない限り、あえて選ぶレンズ でありません。●LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH. 315g●M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO 411g パナライカ 8-18/2.8-4 は、オリ8-25/4 の登場までは、広角ズームの唯一の選択肢と言っても 良い存在でしたが完全な上位互換の登場で存在意義は非常に弱くなりました。あえてパナライカ 8-18/2.8-4 を選ぶ意味は、100g以上軽くて広角端でF2.8の明るさを持つ事と、良い意味でも 悪い意味でも「Leicaの写り」を重要視する場合に限ります。換算35mmまでの画角を持つので 「準標準ズーム」として使えますが 8-25/4Pro の利便性にはかないません。 一方、オリの 5-25/4.0Pro は超広角域を盛り込んだ「標準ズーム」としてパナライカ 10-25/1.7 と同じく唯一無二の存在です。個人的にはパナライカの大口径「F1.7」より、実用的なサイズと 価格で「8mm」が使える、オリ 8-25/4Pro により魅力を感じます。 ●M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 155g 描写性能は普通ですが「大きさ、重さ」こそがこのレンズの存在意義となります。広角端の 9mm (換算18mm、画角100°) が広角ズームのアイデンティティです。また、換算18-36/4.0-5.6 の ズームレンジは街角スナップにおいては標準ズームの代用となる「準標準ズーム」です。沈胴式 を嫌う人も多いですが、慣れれば収納時のコンパクトさが嬉しいです。●LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm / F1.7 ASPH. 690g 唯一無二の素晴らしいレンズですがメーカーは標準ズームとしています。理由は広角端が 10mm だからです。フィルム時代は 9mm(換算18mm)の「画角100°」が超広角レンズの標準だった のです。なので 10mmからの本レンズを標準ズームとしたのでしょう。マイクロフォーサーズの ズームレンズとして「真の大口径ズーム」と呼べる超弩級の1本です。標準ズームの広角端が12mm(換算24mm)となってずいぶん経ちます。フィルム時代は超広角の入門的存在だった24mmが標準ズームの広角端の収まってしまったのです。であれば広角ズームは本当に必要でしょうか。換算24mmの一歩先の広角。単焦点レンズの出番かなと思うのは私だけでしょうか。以下からは換算24mmの一歩先を狙った単焦点超広角レンズをご紹介します。●M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 130g オリンパスの 12-100/4.0Pro、12-200/3.5-6.3 を除く高倍率ズームや電動パンケーキズームの 広角端は未だに換算28mmなので、それらのレンズを基本とした場合の「プラス1」として具合 が良く、超広角としては使いやすい画角の小型軽量大口径レンズとしてお勧めできます。また、 PROレンズ以外でスナップショットフォーカス機構を搭載する数少ないレンズの1本で、金属 外装の質感は美しく、所有する満足度が高いです。別売の純正フードが高いのが難点です。●LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH. 130g φ46mm 超広角レンズの代表的画角の単焦点レンズがついに登場しました。小型軽量大口径AFレンズと して金額もリーズナブルで、特に動画撮影を念頭に置いている人達にはお勧めのレンズです。 換算18mm、画角100°のこのレンズこそが超広角レンズの代表格であり、12mmスタートの標準 ズームに「プラス1」する最適解です。●LAOWA 7.5mm F2 MFT Auto Aperture 150g φ46mm ROM無しMFレンズ時代から星系写真を撮影する方々に人気の高性能レンズでしたが、ついに ROMを搭載し、撮影時の制約はMFだけとなり、ボディ手振れ補正も撮影データも記録される 普通のレンズになりました。9mmではAFのご利益を感じる事もまだある画角ですが7.5mmは 被写界深度を生かした「置きピン」撮影が多くなりますので、本当に普通に使える、描写性能に 優れた素晴らしいレンズです。また大口径ゆえにMFも楽しいです。実際問題としてM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO はズーム出来ますがフィルターが使えないし534gの重量級レンズです。対して LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH. と LAOWA 7.5mm F2 MFT Auto Aperture を合わせても280g。オリの 12/2 を足して3本としても410g。しかもF1.7とF2.0の大口径レンズです。どうしても7.5mmはダメで7mmの画角が必要なら仕方ありませんが、上記3本はフィルター径も同一の46mmですし「ゴミゼロ」のマイクロフォーサーズだからこそ、積極的にレンズ交換して、魅力的な2本もしくは3本の超広角レンズを楽しむ方が良いと私は思います。●LAOWA 6mm F2 ZERO-D MFT 188g φ46mm LAOWAがついにやってくれました。今までマイクロフォーサーズに無かった換算12mmの超広角 レンズで、しかもディストーションを光学性能だけで「ほぼゼロ」に抑えたスーパーなレンズの 登場です。このレンズもROMを搭載しているので絞りリングはありません。MF専用ですが、 それ以外の機能は全て使用可能で、撮影データも記録されます。画角121.9°のウルトラワイドな 画角は、誰もが必要な画角とは思えませんが、アクションカメラで超広角に馴染んてしまった人 には馴染み深い画角なのかもしれません。とにかく、このレンズの登場でマイクロフォーサーズ のレンズシステムに厚みが増した事だけは間違いありません。2023年時点では広角ズームではなくパナライカ 9/1.7 を追加する方が楽しめると思いますが、私のように、ほぼ単焦点レンズ並みの大きさ、重さの オリ 9-18/4-5.6 を追加するのも「アリ」です。ただし夜間撮影用レンズを別途持ち歩くのが前提となり、その場合のお勧めは パナライカ 15/1.7 ですかね。12mm始まりの標準ズームに パナライカ 9/1.7 をプラス1と言うのが一番のお勧めなのですけど、14mm始まりの標準ズームや高倍率ズームに オリ 12/2 を追加するのも良いと思います。標準ズームの代わりに オリ 9-18/4-5.6 を選び、プラス1に パナライカ 15/1.7 を選ぶのも楽しい組み合わせです。マイクロフォーサーズのレンズシステムにおける「超広角から広角域のレンズ群」もズームレンズ、単焦点レンズを織り交ぜ楽しいレンズ選びが可能なりました。
2023.09.16
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明日から「予約開始」ですね。高解像でありながら高速性能と像面位相差AFを実現する新開発25.2M Live MOSセンサーと、ライカとパナソニックが共同開発したL2 Technology(エルスクエア・テクノロジー)搭載の最新世代ヴィーナスエンジンが叩き出すAF性能に大いに期待しています。
2023.09.14
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キヤノン:カメラ業界で常に No1の座を競い続けているキヤノンですが、マウントの規格を考えた 時 APS-C サイズのボディは専用レンズが無いに等しいので選択肢としてはいけません。 現存するキヤノンのマウントは下記のとおりです。●RFマウント:フルサイズミラーレスで、現在の主力マウント。●RF-Sマウント:APS-C ミラーレスマウント。レンズは3本のみ。●EFマウント:一眼レフ時代のマウント。実は現在でも販売の主力だったりします。●EF-Sマウント:一眼レフ時代の APS-C マウント。レンズは6本のみ。●EF-Mマウント:APS-C ミラーレスマウント。レンズは5本のみ。ソニー:コニカミノルタから引き継いだ「α」マウントで始まりましたが、現在の主力はミラーレス のEマウントで APS-C サイズのレンズもある程度充実して来たので APS-C もアリです。●Eマウント:フルサイズと APS-C で完全に共用しています。元が APS-C サイズ用マウントなの でフルサイズのレンズが大きく、重くなるのが唯一の弱点でしょうか。。。●Aマウント:ミノルタからコニカミノルタそしてソニーへと引き継がれた一眼レフ用マウント。 現在の主流ではない。AF用なのでニコンやペンタックスよりは良いのですがAF がカメラボディ内のモーターで制御する機構の採用していたので、ボディにレンズ 駆動用モーターを搭載していた。ニコン:不変ゆえに様々な難問を抱えていた「Fマウント」をついに捨て、新たにミラーレス専用と なる「Zマウント」を採用した事で見事な復活を遂げました。●Fマウント(FX):MFフィルム一眼レフ時代から続く「不変」のマウント。電子接点の数で 複数の種類があり、非常に判り難い。●Fマウント(DX):電子接点を持つ APS-C サイズ用マウント。●Zマウント:フルサイズミラーレス用に新たに設計された優れたマウント。●Zマウント(DX):レンズのイメージサークルが APS-C となっているだけ。レンズは5本。パナソニック、ライカ、シグマ:3社共用でフルサイズミラーレス用のSマウントを作りました。 とはいえ主役はパナソニックとシグマです。●Sマウント:パナソニックが MFT を継続しているので APS-C が存在せず、唯一のフルサイズ 専用マウントになっています。一番最後に登場したマウントですが2社の頑張りで レンズは急激に増え充実しつつあります。富士フィルム:35mmフルサイズより大きなフォーマットであるGFXマウントと APS-C サイズ 専用のXマウントを用意しています。どちらもミラーレス用マウントです。●GFXマウント:風景写真や集合写真では絶対のクオリティを持ちます。唯一無二の存在。●Xマウント:APS-C サイズ専用マウントで、人物撮影にウエイトを置いたレンズラインアップが 魅力的なマウントですが、最近は本数が増えて実用的になりました。オリンパス、パナソニック:マイクロフォーサーズマウント。ミラーレス用マウントでは、最古の マウントとなりましたがフォーサーズから進化したマウントなので、 現在でも見劣りしません。小さなセンサーサイズはメリットでもあり デメリットでもあります。小型、軽量が強みです。●MFTマウント:デジタル一眼専用の4/3マウントをセンサーサイズを変えずにミラーレス化した マウントがマイクロフォーサーズ(MFT)マウントで、メーカー純正で旧4/3 レンズ用マウントアダプターと Leica Rマウント用マウントアダプターが用意 されていました。超広角域を含む標準ズームはマイクロフォーサーズが先駆け です。パナの新型ボディに期待しています。リコー(ペンタックス):ニコン同様にMFフィルム時代のKマウントを使い続けています。 人肌の描写に優れるレンズが多かったと記憶しています。紆余曲折を経 てリコーのブランド名となったので開発速度は非常に遅いです。●Kマウント(電子接点付):デジタル一眼レフ用に電子接点を追加していますので、マウントの 有効径はニコンF並に小さくデジタルカメラのマウントして致命的 なので APS-C サイズが主力となります。 過去に一度だけミラーレスボディが登場しています。私の「推し」は APS-C と MFT です。APS-C でレンズが揃うのはソニーと富士フィルムだけで、他社の APS-C ボディはサードパーティ製レンズやフルサイズ用レンズを使う必要が出てきます。富士フィルムのS10が、非常に魅力的なボディなので APS-C なら富士フィルム推しです。今も使っている MFT ならOM1とOM5が魅力的ですが、ついに10月に登場するパナソニック「G9m2」のAF性能には大いに期待していますし、今後、パナボディのハイブリットAF化が進む事に期待しています。
2023.09.14
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さて、先日に主力機を入れ替えた訳ですが、今回は今欲しいm4/3レンズについてです。①:LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH.(130g)Φ55 昨年(2023年)に発売された、待望の広角単焦点レンズで、m4/3らしい軽量でコンパクトな レンズです。この大きさでF1.7というのが素晴らしい。既にオリの 9-18/4.0-5.6 を所有して いますが、真剣に入れ替えを検討しています。これだけ小型軽量でしかも価格も控えめなので 入れ替えて、ズームの利便性より明るさと描写の良さが欲しいというのが正直な気持ちです。②:LUMIX G X VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.(135g)Φ46 ダブルズームセットを手放したので望遠ズームの手持ちが無いのです。本レンズは 2014.10月 発売でGFシリーズのセットズームになっていた望遠ズームですが、意外な事に描写性能の評価 が良いです。使用頻度も低いし軽量コンパクトなコレで十分と判断。小さいは正義です。③:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO(254g)Φ58 一番安い「PRO」レンズ。メインは M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ と思って いたのですが、描写性能の良さと「深度合成」に対応している事に魅力を感じます。 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ より42g重いけど、まぁ許容範囲内です。と言う事で、今、割と切実に欲しいのは上記3本ですかね。大きくて重い「F2.8ズーム」はシャッター速度を稼げる以外にメリットを感じないので、欲しいと思いません。以前にも書いたかもしれませんけどm4/3でボケ量に期待するならF2.0以下が必要だと考えています。それよりもm4/3の小型軽量が際立つレンズが欲しいです。④:LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.(265g)Φ58 現行モデルはⅡ型で防塵防滴になりましたが、ボディがオリの場合、防塵防滴の保証は無くなる しGF9に付けるなら防塵防滴は不要。それより手振れ補正内臓ならGF9でも安心ですから、 選ぶならパナの「手振れ補正付」かなと思います。俗にいう「旅行用高倍率ズーム」ですけど、 望遠ズームを換算70-200の小型ズームとした為に選択肢に入って来ました。 換算28-280の手振れ補正入り小型ズームはGF9で使えるギリギリの大きさとの判断です。⑤:M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ(93g)Φ37 このレンズを付けるとGF9がまんまコンデジになる。それだけの存在価値しか感じませんが、 安いし、専用の「自動開閉レンズキャップ」を持っているし、やっぱり欲しいかも。⑥:56mm F1.4 DC DN | Contemporary(265g)Φ55 m4/3でポートレートレンズの「本命」と考えています。マンツーマンのモデル撮影なら、対話 が可能な距離感の換算85/1.4クラスが本命ですが、イベントでコンパニオンの「お姉さん」を 撮るなら少し長い換算 112/2.8 となる本レンズはボケ量を考えても「アリ」な良いレンズだと 思います。 順位が低いのは、中古の球数が少ない事と今後の出動率を考慮した結果です。私があと10歳若ければ M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO を購入していたかもしれません。価格、大きさ、重さ、を無視できればスペック的には一番欲しいレンズです。ですが、価格も大きさも重さも無視できませんから、欲しいけど購入しないでしょう。と言う事で、パナ3本、オリ2本、シグマ1本を選んでみました。①②は今秋中に入手すると思います。③については「深度合成」に対応した M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro を所有しているので、それほど急いでいません。標準ズームでも「深度合成」が出来たら良いなとは思いますし、描写性能に定評のあるPROレンズなので欲しいとは思っています。 ④⑤⑥については「良い出会い」があればって感じですかね。そんな感じの2023秋なのでした。
2023.09.10
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今どき流行りのカメラアクセサリーと言うか、既に「定番」になったとも言えるのが「銀一」さんが取り扱う peak dsign のアンカーリンクスですが、私自身は便利そうだなと思いつつも使っていませんでした。左:ハンドストラップモード。 右:メインを繋げばショルダーストラップになります。理由は簡単で、私が今でも使っている OP/TECH USA の「ファッションストラップ」自体が、仕様は全く異なりますが着脱式になっていたので、必要性を感じなかったのです。あとアンカーリンクスの「丸いタマ」が「変に自己主張が強くて」私には「イケてない」と感じられたというのもあります。まぁ元から「人と同じ」のは好きじゃないですし。ですが OP/TECH のストラップにも問題はあって、ボディへの取り付け部分が嵩張ってしまって、カメラケースへの収まりが良くないのです。あと、カメラを持つ時にも収まりが悪かったです。そこで目を付けたのが、最近注目している Ulanzi さんが扱っている「Falcam Maglink バックルミニキット」でした。これをカメラボディとストラップの間に入れればケースへの収まりが良くなるだろうとの判断で、早速いつもの Amazon で購入してみました。部品扱いの地味な梱包を想像していたら、実に豪華な梱包でした。梱包は「魅せる収納」の実に豪華なタイプで、バッテリーや小物を入れるのに具合の良さそうなセーム革っぽい小さな巾着と予備のアンカーが一組入っていました。左:アイレットに丁度収まる「太さ」が絶妙です。 右:この「長さ」も重要でした。早速、取り付けてみました。アイレットに丁度収まる「太さ」は事前に調べていた時にもしかしたらと思っていたのですが、予想どおりでした。ピークデザインの「本家」アンカーリンクスは少しだけ太いのでアイレットには絶対に入りません。アイレットに入らなくて「リング経由で紐を通す」のが私的には実に「イケてない」所業だったので、予想通りとはいえ実に嬉しいです。コレが私的に考える「イケてる姿」と言うモノです。ピークデザインのアンカーリンクスは絶対に Leica に代表されるクラシカルな姿のカメラボディに使うべき代物ではありませんが Falcam の Maglink は「自己主張」が強くないので、クラシカルなカメラボディとストラップの間に入れても良いと思います。そしてこの「長さ」も私にとっては実に重要なのでした。何と言ってもこの長さこそが今回の導入の決め手だったのですから。画像のように丁度良い長さで上手く逃げて実に奇麗に収まりました。部屋ではこんな感じでぶら下げてます。このケースはニコンの大昔のクールピクス用なんですが、バッテリーポケットの大きさも予備バッテリーにジャストサイズで、フード付きのパナライカ15/1.7と速写ケースを付けたボディが実に奇麗に収まりました。予想通りすぎて怖いくらい完璧です。いやぁ、実に良い買い物をしました。そして肝心要の「マグリンクシステム」についてですが、私の予想以上に快適で確実で、個人的にはアンカーリンクスとは比較したくもありません。アレは「イケてない」ですから。この「マグリンク」は「不用意に外れない」のに「簡単に外せる」素晴らしい作りでした。まず、豪華なパッケージに負けない上質な仕上げで高級感があります。何より「外した状態」で、変に主張しない「地味な佇まい」が良いのです。メーカーとすれば、アンカーリンクスのように画期的なシステムを誇示する「目立つ」カラーリングを施す事も可能なのに、あえて名脇役が如く地味にひっそりとしているのが最高です。次にリンク部分の各部寸法です。長すぎず短すぎず、太すぎず細すぎず、使い易いのに邪魔にならない絶妙な仕上がりに感服しました。アイレットに丁度収まる「太さ」は実に素晴らしいし、その長さにも計算された美しささえ感じます。主役はカメラボディとストラップであり、自身はその繋ぎ手に徹しているのが実に良いのです。今では予想をはるかに超える作りの良さに感服して、マグリンクのストラップ自体の購入も視野に入れて考えるようになりました。このシステムを使用した「Maglink カメラストラップ」は良いと思います。
2023.09.09
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今年の夏は暑かったですねぇ。それでも、コンパクトな初代RX100は割と持ち歩いて撮影していたのですが画像をPCに移す前にフォーマットしてしまいました。涙それでも何枚かは残っていたので試写の画像と言う事で、、、10.4mm F1.8 1/80 ISO125 RX100(と言うか、この頃のSONY機)で、ご飯の写真は美味しそうに写らないという人が多いようですね。確かに温かみに欠けるかもしれませんが、私はあまり気になりません。10.4mm F5.6 1/160 ISO125換算28mmの画角は「今時」の広角端として考えると確かに物足りないですが、だからこそ速写性を生かした撮影が出来るような気もします。昔は苦手な画角だった28mmですが、スナップ撮るには手ごろな画角であることに間違いありませんね。それに初代 RX100 は街並みの写真を撮らせると良い雰囲気になると思います。24.7mm F8.0 1/800 ISO125買物の途中で「夏らしい雲」を切り撮ってみました。初代 RX100 の小さなボディは良いです。37.1mm F5.6 1/180 ISO125望遠端にて。こういう画像をスマホで撮ると「ギシギシ」した感じになるのが嫌です。1インチセンサーなら絞り解放でなくとも、この程度にはボケて主題を強調してくれます。10.4mm F7.1 1/800 ISO125 -1.0補正空を這う「電線」は「日本の都市風景」ですよね。電線を意識するようになったのはエヴァンゲリヲンの影響が強いかもしれません。10.4mm F4.5 1/100 ISO125 スローシンクロ曇天で風も強かったのでフラッシュ焚きました。良い塩梅だと思います。んで、最後の画像を撮っている時、背面液晶の「微細な傷とコーティング剥がれ」が非常に気になりました。それはもう、変に傷やコーティング剥がれが目立って画面が見難いし「ウゲッ、テンション下がるなぁ」って感じでした。なので「保護ガラス」貼ってみました。自分で言うのもアレですが、実に良い塩梅に貼れました。微細な傷もコーティング剥がれもほとんど気になりません。コレで今後はもっと気持ち良く撮影出来そうです。
2023.09.08
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ソニーがアクションカムから撤退し、代わりに ZV-1 を出したら大ヒットしました。ユーチューバーやブロガーと言う言葉が定着し、デジカメの性能を語る時には「動画性能」も重要な要素となりました。パナソニックはフルサイズ機にウエイトを傾け、オリンパスはOMデジタルソリューションズに。そして最新機種のOM5はついに「OMSYSTEM」のロゴを背負う事となりました。静止画は「スマホ」に、動画は「スマホ」と「アクションカメラ」にシェアも奪われつつも、高額な35mmフルサイズミラーレス市場は好調なようですし APS-C の富士フィルムも頑張っています。そして高級コンデジはソニー、キヤノン、パナソニック、リコー、富士フィルムが頑張っていますが、ニコンとオリンパスとシグマは撤退しました。フィルムカメラ時代から生き残ったメーカーは、キヤノン、ニコン、富士フィルム、シグマ、ライカ、ハッセルブラッドだけですね。まぁ、ミノルタからαを引き継いだソニーは電機屋だし、オリンパスからm4/3を引き継いだOMシステムソリューションズは一応はカメラ屋ですかねぇ。そんな2023年のm4/3システムについて考えてみたいと思います。まずボディについて。私が魅力的だと思えるボディは、OM5、E-P7、G99、G100、だけです。個人的に G99 より大きなカメラはm4/3のメリットが失われていると思うので除外しました。OM1とかGH6なら、他社の APS-C を選んだ方が良いと思います。パナには、動画にも対応した GX7m4 を出して欲しいです。あとは G100 のパナライカ 9/1.7 セットですかねぇ。ソニーの ZV-E10 とガチンコ勝負をして欲しいです。でもニコンのZ30みたいな割り切りが欲しかったですね。何で動画撮影にウエイトを傾けたボディにEVF付けたかなぁ。OMシステムは E-PL10 をバリアングル液晶と動画時間制限なしの動画対応機にして欲しいです。画素数は1600万画素のままで十分。その代わり USB-C にして下さい。もちろんマイク端子も忘れずに付けて下さいね光学手振れ補正の入ったボディならクロップ率も低く抑えられますが、それでも動画用に新しい電動ズームは欲しいです。APS-Cも同様ですが、中華製大口径MFレンズは楽しそうですがF0.95まで行くと重量的に辛いと感じるのは、やはり年齢のせいでしょうか。17/1.4とか50/1.2辺りは気になる存在です。純正で良いと思ったのは残念ながらパナライカの9/1.7だけです。
2023.09.07
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前回 Amazon で購入した Lowepro のケースは残念ながら失敗でした。ですが再び Amazon で購入しました。だって、このケースは Amazon でしか販売しているのを見た事が無いので。実店舗でも物色しましたが、丁度良いケースを探すのは難しいです。基本的にバッグインバッグで使いたいケースなので、可能な限りジャストフィットしていて、不要に大きいのは使いたくないのです。と言う事で、ネット上の寸法表記と他のカメラを入れた評価を参考に購入する事にしたのです。そして、届いたケースは今度こそ「ZV-1+SmallRig」にジャストフィットでした。この手の合皮ケースを実店舗で探すのは難しいです。背面にはベルト通しが付いていますが、国産ケースにあるような「D管」は付いていませんでした。基本はバッグインバッグなので問題ありません。まさに希望どおりのケースであり、ボディサイズから無暗に大きくならないジャストサイズのケースで本当に良かったです。専用に作られたのではないかと思えるほどに、縦、横、高さ、すべてが「ピッタリ」です。内側は起毛仕上げで、蓋がフラップ式なので出し入れは、とてもスムーズです。同梱の専用ストラップは品質的に使いたくないので、単体で使用する為には別にストラップを用意しましょう。ケース本体は良かったですが、付属品が微妙でした。ケース本体は縫製も良好で、変な歪みも無く販売価格を考慮すれば「文句無し」の品物でした。こんなにジャストフィットなケースに巡り合えて本当に良かったです。ただ、付属品の品質には疑問を感じました。特にケース用のストラップは、ネットの商品画像では本体と同じ「合皮製」でしたが、実際に送られてきたのは上記画像のようにペラペラのナイロン製で、しかも金具よりも微妙に幅が広く、縫製も驚くほど雑で非常に見苦しい仕上がりです。他のハンドストラップも「なんだかなぁ」って仕上がりで、とても使う気になりません。まぁ、主役であるケースの仕上がりが良いので、オマケの不出来は気にしない事にします。と言う事で「ZV-1 + SmallRig」にジャストフィットなケースをゲットしたお話でした。
2023.08.28
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最近はこの手の「トップケースを持たない速写ケース」が増えましたねぇ。でも E-M5Ⅲのエンプラボディを守る為にもグリップの補助にもなるし安価だしで具合が良いです。今回のお買い物も、もちろん Amazon です。(^^)左上:なかなかしっかりしたケースに入っていました。右上:保護シールに「ご注文いただきありがとうございます」と日本語で記載されていました。左下:それなりに作りの良いハンドストラップ付です。(使わないけど)右下:防塵防滴ボディには合皮製ケースの方が都合が良いですね。以前の E-M10Ⅱでも似たようなケースを使用していたので、今回も躊躇う事無く購入しました。左上:ステッチが目立つのですがそれなりに奇麗に縫製されていますね。右上:バッテリーへのアクセスも全く問題ありません。左下:予定通り、更にグリップ感が向上しました。右下:三脚ねじ1本で固定していますから「すき間」が出来るのも仕方ないかな。バッテリー部分の蓋ははめ込むだけの仕様ですが、この個体は問題なさそうです。この部分がプラプラになったら製品寿命って事で納得できる価格設定ですし。グリップ上の「すき間」も目立つよう撮影しましたが気になるほどでもないですし、気になるようなら「自分で曲げ直し」も可能です。完璧とは言いませんが割と簡単に修正可能です。不要なハンドストラップを同梱するよりその分安く、って気持ちは無くも無いですが元から十分に安いので文句はありません。先日購入したX10の純正本革ケースと比べると、少し悲しくなりますが、作り自体は悪くないし、やはり防塵防滴ボディに本革ケースは気が引けるので無問題です。なお、このケースの3倍以上の価格ですがTP製で本革の速写ケースもあります。フェイクレザーが嫌な方はTP製本革ケースをどうぞ。中古で E-M5Ⅲを購入する時に、何台かの個体を確認したのですが「底板の痛み」が確認できる個体がそれなりに多く存在しました。気にしないと気にならないレベルだからこそ速写ケースで保護したいと思いました。あと、ストラップはソニーのデジタル一眼レフ(α100)を使ってた頃から愛用している OP/TECH のショルダー部分がネオプレンゴム製で手提げストラップにもなるタイプを今回も使用してます。自分で似た作りに改造したストラップをX10で使っているくらい好きな「忍者ストラップ」や、コピー商品が Amazon で大量発生しているピークデザインのアンカーリンクス製品群とか、最新の Falcam Maglink ストラップにも興味あるので、そのうち交換するかもしれません。と言う事で E-M5Ⅲの速写ケースをゲットした話でした。
2023.08.26
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実は E-M5Ⅲを購入する時に X10 も下取りに出そうと考えていました。そして下取りに出すためにクリーニングしたのですが、ファインダーをクリーニングしたら、内部で曇っているとばかり思っていたのに、実は汚れていたのは表面だけで、見事にクリアになったのです。それこそ「あれ?X10の光学ファインダーってこんなに美しかったの?」って感じです。後継機のX20と比べればシンプルなファインダーですが、ズーム連動で視差補正も効きます。当時は美しいレンジファインダーを持つカメラが存在していましたがX10も悪くないです。コンディションの非常に良い Leica M3 や、コシナのツァイスイコン等の非常に良く出来た美しいレンジファインダーは裸眼で観るより景色を美しく見せてくれます。本機の光学ファインダーも、なかなかに楽しいです。手放すには惜しいと思うほどには。なので急遽「ドナドナ」を中止、我が家で引き続き愛でる事にしました。(^^)そして、フジヤカメラ本店で E-M5Ⅲを入手した帰りにフジヤカメラの「ジャンク館」に立ち寄った時に発見したのが「純正レザーケース LC-X10」です。実は X10 を購入した時に同時に買った中古の合皮製ケースがボロボロになっていたので本当に助かりました。速攻でゲットしましたが、こちらは正真正銘の本革製なのです。当時のメーカー製ケースは本革製が多かったのですけど、今では純正でも合皮が多くなりました。本当にこの時代の純正カメラケースは作りが良いです。もう「新品」ですか?ってくらいに良いコンディションが嬉しいです。ラッキーでした。(^^)上には「X10」の刻印があります。やはり良い作りです。何よりカメラが持ち易くなるし、本当に造り込みが素晴らしいです。左上:中央はマグネットで留まっています。ここを外して。右上:この部分の造り込みが良いです。このまま開いて。左下:ビローンとぶら下げて撮影。あっという間に元に戻ります。右下:両サイドはボタン留めなので「速写ケース」にするのも簡単です。これこそが本来の速写ケースです。トップカバーの存在しない現在のスタイルは背面液晶を持つデジカメの補助グリップと装飾の意味合いが強いですね。そしてトップカバーを持つ本来の意味での速写ケースとして、このケースの完成度は非常に高いです。純正ケースはストラップ部に掛けて固定します。カメラねじを使用しないケースの固定方法もバッテリーと記録メディアの交換が必要なケースの事を考えて作られています。現在の主流は「バッテリー部分の開閉式」ですが、バッテリーや記録メディアの交換頻度を考えれば、トップカバーも含めた完成度で勝るこのケースが好きです。その運用方法ですが、私は純正レンズキャップを外して、代わりにフィルターを付けてケースに入れています。キャップを外すひと手間を省いてすぐ撮影できますから。なので基本は「ビローンとぶら下げて撮影」スタイルで、撮影メインの場所へ行ったらトップケースを外して鞄にしまって速写ケース状態にします。フードもレンズキャップも使いません。このX10の撮影スタイルは「レンズキャップ」の運用に集約されます。1:当時の「TVCM」のように、外したレンズキャップを握り込み撮影した後は元に戻す。 現在では「入手困難」な純正レンズキャップを紛失する恐れがあるので無謀な方法でしょう。2:紐付きレンズキャップで運用する。 一番無難です。先日まで私も同じ運用スタイルでした。3:保護フィルターを付けレンズキャップは使わない。 一番速写性の高い運用スタイルですが、それなりにリスクもあります。そしてリスク回避の方法 が速写ケースにトップカバーを付ける運用スタイルです。4:フードを付け、保護フィルターもレンズキャップも使わない。 おそらく設計者は速写性を重視して、このようなスタイルとしたのでしょう。 ズームリングと電源スイッチが連動する事を有効活用できる撮影スタイルだと思います。実際に運用してみれば「ビローンとぶら下げて撮影」はレンズキャップ運用と同じくらい速写性に優れています。個人的には「紐付きレンズキャップ」より使い易いです。速写ケースとレンズキャップまたは保護フィルターは併用可能ですが、レンズキャップとフードと保護フィルターは、排他的運用が基本になっています。私的には、レンズフードはバヨネット式(逆付け可)にしてケースと同時使用可能に欲しかった。それだけは残念です。このX10は「古き良きフィルムカメラ時代」の「スナップカメラ」を再現したのだと思います。特に「電源スイッチ」を意識させない「ズームリング」での「起動ギミック」が最高です。光学ファインダーの使い易さではX20に劣る本機ですが、透過液晶を使用したファインダーの耐用年数を考えればシンプルイズベストだったかもしれません。と言う事で早速持ち出して近所を散歩がてら撮影してきました。ストラップを長めにして「たすき掛け」した速写ケースで、トップケースを「ビローンとぶら下げて撮影」が快適すぎて最高に楽しいです。レンズキャップ運用ではこの快適さは実現不可能です。美しい光学ファインダーと合わせて夏のスナップには良いカメラだなと改めて実感しました。元々が鞄に入れて持ち歩くカメラではありませんでしたが、このケースのおかげで「たすき掛け」運用が完成形になった気がします。と言う事でX10に現役で頑張って頂くために純正ケースを手に入れたお話でした。
2023.08.26
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と言う事で、中野のフジヤカメラさんへ出向いて買ってきました。(^^)箱はレンズセットですが、購入したのはボディだけです。基本的に手持ちの ED12-50/3.5-6.3 EZ か ED9-18/4.0-5.6 を常用ズームとするつもりですが、どちらのズームレンズもボディが1600万画素時代に開発された製品ですので、ボディ性能がレンズ性能をあきらかに上回る、要するに、ボディスペックである2000万画素を表現しきれないようなら ED12-45/4.0 PRO を導入する可能性はあります。でも 12-40/2.8 PRO の導入確率は低いです。左:E-M10Ⅱ+ LEICA DG SUMMILUX 15/1.7 右:E-M5Ⅲ+ LEICA DG SUMMILUX 15/1.7両機とも同じバッテリーを使用するだけあって似ています。本当は E-M5Ⅲのグリップが大きくなっているのですが E-M10Ⅱにはケースが付けてあるので余計に判り難いかな。まぁ、カメラに興味のない人から見れば「間違い探しレベル」の違いかもしれません。E-M10 markⅡ + ED12-50/3.5-6.3EZE-M5 markⅢ + ED12-50/3.5-6.3EZ大きな画像にしてレンズも変えました。グリップ形状と大きさに違いが判ると思います。正面から見た右肩のレイアウトは同じですがモードダイヤルの大きさも異なりますし E-M5Ⅲには、不用意にダイヤルが回らないようモードダイヤルに「ロックボタン」が追加されています。左肩にある電源スイッチも異なるのですが、改めて E-M10Ⅱはバランスの良い美しいカメラだ思いました。まぁ、手放してしまったカメラの事を話しても仕方ありませんかね。(^^;E-M10Ⅱと同じバッテリーを使っていたのは機種決定の決め手でした。防塵防滴と言う事で、ちゃんと圧をかけながら蓋を閉めるような構造になっています。バッテリーの容量自体が多くないので、動画撮影を考えると予備バッテリーは最低でも2個は欲しいですね。また、同じ形状で一世代前の BLS-5 と言うバッテリーがあり、そちらは更に容量が少ないです。ウチにも BLS-5 が1個あり2011年製で1150mAhでした。一方の BLS-50 は1個が 2017年製で、本体に付属したのが 2020年製でした。容量は1210mAhにアップしていますが今どきのバッテリーとしては容量少なめと感じます。事実 RX100 や ZV-1 で使われている NP-BX1 は BLS-50 よりも小振りですが容量は 1240mAh と多いです。このクラスからメディアスロットが独立しますし、親指のグリップぶも大きいですね。この蓋もしっかりと防塵防滴に配慮した構造となっています。グリップ側からメディア交換するのは好ましいです。ウチの機材だと他では PENTAX Q7 もこのスタイルです。また前後のグリップが大型化されていて、より大きなレンズとのマッチングが考慮されていますし、私は使いませんが、純正で後付けグリップも容易されています。Φ3.5のマイク入力端子があるので「29分縛りあり」ですが動画撮影できます。一番上がΦ3.5のマイク端子で、次に何故かΦ2.5のリモートケーブル端子が来ます。本機は Wi-Fi も Bluetooth v4.2 も搭載しているのに有線リモコン端子は必要でしょうか。仮に優先リモコンを使うとしたら USB 接続で使用できるようにするべきです。そしてこの場所に必要なのはヘッドホン端子だと思います。ひとつ前の E-M5Ⅱにシンクロ端子が付いていたのはマニアックで良かったですが、このリモコン端子は気に入りません。その下の micro USB 端子も E-M1Ⅱでは既に USB-C になっているのに変化なし。そして OM5 になっても残念ながら変更されませんでした。せめて OM5 になった時には変更して欲しかったです。本当に E-M5Ⅲの数少ない不満点です。E-M10Ⅱでは内臓だったフラッシュが E-M5Ⅲでは外付け(同梱)となりました。プラグインパワーでバウンス撮影も可能な「優れモノ」です。あまりの小ささと造り良さに実物を手にするとちょっと感動します。ソニーにもプラグインパワーの小型フラッシュを出して欲しいと思ってしまいました。ですが最新の OM5 では同梱ではなく別売となったようです。まぁ、動画対応に重きを置いたので不要と判断されたのかもしれません。バリアングル液晶は排他的にEVFを使用する事が出来て気分が高まります。先代の E-M5Ⅱからバリアングル液晶を採用していて、液晶を閉じてEVFで撮影するスタイルは、フィルム時代の一眼レフのようでテンションが上がります。個人的に好きな部分です。今まで使ってきた E-M10Ⅱとの比較で、大きさは横幅で5mm、高さで2mm、奥行で3mm大きくなりましたが、それでも小型軽量なボディだなと感じます。重量もデータ上 15g 重いようですが、前後のグリップが大きくなり、しっかりとボディを保持出来るようになったので気になりません。新たに「像面位相差AF」を E-M1 シリーズに次いで採用した事で、パナソニック機に勝るとも劣らないAF性能を手に入れただけでなく、従来の「マイクロ」ではないフォーサーズレンズを快適に使用する事も出来ます。まぁ、中古市場に魅力的なフォーサーズレンズが全くと言って良いほど出てこないので、初代 E-M1 の頃みたいな話題にはなりませんね。今では、きっと知らない人の方が多いでしょうし、興味を持つ人も少ないでしょう。でも、パナライカのフォーサーズレンズ達は素敵な描写をしていました。確かにAFは速くなっているのだと思いますが、爆速AFの ZV-1 を運用し始めたので感覚的には速いと感じません。気持ち良くピントが来ますし、遅いと思わないので速くなったのでしょう。元々がAF速度に不満を感じる事は多くありませんでした。フィルム時代の α9000 から色々なAF機を使ってますから。問題は「信頼性」ですが、室内で軽く試した限りでは問題なさそうでした。E-M5ⅡからⅢになって新たに採用された「有機EL」のEVFですが、既に NEX6 と E-M10Ⅱが「有機EL」のEVFだったので、特別に思う事はありません。ただ NEX6 のEVFは色味が派手だったので E-M10Ⅱや E-M5ⅢのEVFの方が個人的には好ましいです。せっかく追加された「ハイレゾショット」ですが PRO レンズ持ってないし、多分使いません。ですが OM5 の「手持ちハイレゾショット」なら試したかもしれません。手放した E-M10Ⅱにも搭載されていた「デジタルシフト」は使います。その場でカメラ内で、それこそティルト/シフトレンズを操るように操作可能なこの機能が好きです。この機能に初めて触れたのは RICOH のコンデジで、確か書類の複写に使う機能として搭載されていたと記憶しています。コピー台(複写テーブル)なんか用意しなくても、簡単に撮影出来て便利です。基本は建物撮影時の補正ですが、楽しめる機能です。他社のミラーレスでこの機能を見た事が無いので、そういう意味でもオリンパスのボディをこれからも使うと思います。そう言えば「ライブコンポジット」は他社でも始めましたね。そうそう「アートフィルター」も始めたのはオリンパスでした。カメラボディの設定はボチボチやっていこうと思います。とりあえず「デジタルテレコン」と、他社製のマニュアルレンズ使用時の「拡大表示」の設定だけはします。自分の機材として手にしてみるとエンプラボディはそれほど気になりませんでした。おそらく各種スイッチ類の操作感が上質だからでしょうね。でもガチの金属ボディな RX100 の方が更に上質ではあります。でも、それなりな「雰囲気」を持ったボディですね。買って良かったと思います。
2023.08.26
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ウチのm4/3主力機は長らく新品で購入した OM-D E-M10 markⅡ(Wズームキット)でした。小型軽量ながら軍幹部が金属で質感が高くお気に入りのボディでしたがAFの信頼性ではサブ機である Lumix GF9にさえ劣る時があったのは厳しい現実です。コントラストAFではパナソニックの「空間認識」が勝ります。そのAF撮影の信頼性向上が、今回のボディ変更における最大の目的となります。ですから主力機の入れ替えはパナボディも含めて長らく検討していました。主な候補は下記の通り●OM-D E-M5 markⅢ●Lumix G8●Lumix G99、の3機種です。でも、コンデジのメイン機が ZV-1 と RX100(初代)という2000万画素機になりつつある現在、主力機が1600万画素と言うのも寂しい気がしますので最終的には E-M5ⅢとG99の一騎打ちとなりました。結果、より小型軽量で手持ちバッテリーを流用可能、価格も下がった E-M5Ⅲに決定です。今回購入する OM-D E-M5 markⅢ は OM-D E-M1 markⅡと同等のAF性能を有していると言われていますから、AF性能の向上には大いに期待しています。そして今回は手持ち機材から E-M10Ⅱ(Wズームキット)とNEX6(16-50PZ付)とWG-M2と、プロストやらケースやら色々を手放して、中古の OM-D E-M5 markⅢ(ボディのみ)をゲットする事にしました。なのでメインズームは手持ち機材から、私がm4/3システムデビューした時、一番初めに新品を購入した ED12-50/3.5-6.3EZ の予定です。3.5-6.3 とF値は厳しいですが、静かで速いAFとパワーズームが動画撮影にも活躍してくれると思います。現行の ED12-45/4.0PRO は望遠端が5mm短い45mmなのが気に入りませんが、描写性能に定評があるので、もしかしたら追加購入するかもしれません。同様に新品販売末期に滑り込みで新品を購入した ED 9-18/4.0-5.6 もメインズーム候補です。ちなみにF2.8標準ズームには興味がありません。理由は簡単で35mm換算F5.6で APS-C 換算でもF3.5ですからボケ量が期待できず、メリットはシャッター速度が稼げるだけだからです。F2.8標準ズームとは35mmフルサイズだからこそ意味があると思っています。換算すると APS-C ならF2.0だしm4/3ならF1.4です。ですから35mmフルサイズ以外はボケ量を求めるなら単焦点レンズしかありません。そしてm4/3でボケ量に期待するなら F2.0 より明るい単焦点レンズを選ぶしかないです。オリの 45/1.8 も、パナの 42.5/1.7 POWER O.I.S.も小型軽量で安価だし、35mm換算でF3.5となるのでボケ量に期待が持てます。大きくて重い、オリの 45/1.2PRO や、パナライカの 4.25/1.2 POWER O.I.S.に手を出すくらいなら APS-C やフルサイズに移行した方が良いと考えます。F2.8標準ズームより、普通の標準ズームに追加して、パナ 42.5/1.7 POWER O.I.S.と、パナライカ 15/1.7 を使う方が軽いし、楽しめます。パナライカ 25/1.4(1型)を足して4本構成もアリです。3本構成なら重さと金額はそれほど変わりません。それにオリンパスボディならレンズ交換も「ゴミ0」ですからガンガンレンズ交換できます。そんな感じで、今回はボディのみ追加しますが、Wズームセットを手放して望遠ズームが無くなったので、以前から狙っていたパナの PZ 45-175mm / F4.0-5.6 ASPH. / POWER O.I.S. は近日中に入手したいです。と言う事で、今回購入する OM-D E-M5markⅢについては、また次回と言う事で。(^^;
2023.08.24
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懸案事項だったPCのキーボードを交換しました。ネットで色々調べたけど決められず悩んでいたところ、近くにあってよく行くリサイクルショップでUSB接続の中古キーボードが¥550-で売られていました。フルキーボードだし、気になるポイントを押さえていたのでゲットしました。購入時には会員割引¥200-を使って¥350-で購入しています。まぁ、この金額なら「ダメ元」ってヤツです。(^^)キートップの「印字欠け」も無く、コンディションは上々です。ワクワクしながら自宅に戻って、簡単にクリーニングして早速使ってみました。このキーボードを購入した決め手は、フルキーボードである事と、ACPI機能により、パソコン本体の電源を操作できる3種類のホットキー(WakeUp、Sleep、Power)を搭載している事です。付属のキーボードはこのボタンで電源「ON」が可能でした。付属のワイヤレスキーボードは右上の「電源」ボタンで起動できました。コレがかなり便利です。だいぶ大きさが違いますね。(^^;ですが、小型化の影響で仕方ないとはいえ、キーレイアウトが変更されていてファンクションキーを操作する為の「Fn」キーが左「Ctrl」の位置にあり、右「Ctrl」は矢印キーの為に位置が変更されています。他にも「Del」が「F12」の位置にあったりして、ブラインド操作でミスの連発です。「CapsLock」と「A」キーの間隔がフルキーボードの基本でしょう。付属のキーボードはここに隙間が無く、しかもキートップがほぼフラットでタイプミスを連発しました。このキーボードはしっかりと「CapsLock」と「A」キーの間隔が空いていてキートップも僅かに凹んでいるので、安心安全です。会社も含め浅いキータッチにすっかり慣れてしまったので以前のようなブラインドタッチは難しいですが、ミスタイプは激減する事でしょう。(^^)ACPI機能により、パソコン本体の電源を操作できる3種類のホットキーを搭載。そして、最終的な決め手となったホットキーですが、残念ながら起動はできませんでした。「Wake Up」と「Sleep」は有効ですが「Power」も「Sleep」と同じ動きしかしません。電源オフにならないし、電源オフ状態から起動しません。そこでBIOSの設定を確認、変更しました。結果、ダメでした。orzシャットダウンはトラックボールから。起動は本体スイッチで操作します。まぁ¥350-で購入したキーボードですからこんなものでしょう。久しぶりのフルストロークキーにまだ慣れませんが、このキーボードを使ってみます。
2023.08.22
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今回 Amazon で購入した RX100 ですが、正規付属品は純正バッテリー1個のみ。その代わり純正ケース LCJ-RXF と他社製ACアダプターが同梱の中古品です。バッテリーは2012年製、前オーナー様が几帳面な方だったようで純正ケースのタグに「07.2012 1」と書かれたテプラが貼ってありました。バッテリーも2012年製ですし、発売された2012年にすぐ購入されたワンオーナーの品物のようです。なお同梱の純正ケース LCJ-RXF は初期型専用ケースで、チルト液晶搭載のⅡ型以降は LCJ-RXK が該当ケースとなります。同梱の純正バッテリーですが、最初期の10年以上昔の製品なのに、特に膨らんでいる訳でもなく、通常使用において無問題っぽい感じで一安心です。最近多いので気になっているのですが、このサイズのコンデジに速写ケースってどうなの?。って事で、専用の純正速写ケースではありますが、バッテリーやSDカード交換時にひと手間必要ですし、自宅保管用には悪くない選択肢ですが常用はしません。基本、個人の自由なのですが、ウチのグリップ付 ZV-1 くらい大きければ速写ケースも似合うと思うのですが RX100 くらいの大きさだと速写ケースは大袈裟な気がします。手持ち機材では NEX6 の速写ケースがお気に入り。また E-m10Ⅱにも安価な速写ケースつけてますが、どちらも被せる上物が無いのでカメラケースとしては微妙だったりします。と言う事で、今回の常用ケースは手持ちの他社製コンデジケースを流用する事にしました。初代は小さいので当時の他社製コンデジ用ケースがマッチングするのではないかと期待しています。コレは RICOH Ceplio 用の「本革ケース」です。古いからこそ、とても良い作り。前面はレンズバリアを保護するように心材が入っていて、真面目で上質な作りだしマグネット着脱のジャストサイズケースです。コレを流用する事に決めました。画像ではフィンガーストラップが外に出ていますが、しっかりと中に納まります。天地方向には余裕もあるしグリップ付けても無問題でしょう。基本的にコンデジはレンズバリアが脆弱ですし、鞄の中で電源が入るとレンズのカムを破損させる危険性が高いので、鞄に入れて持ち歩くならレンズバリアと電源スイッチを保護するケースは必需品です。もう一つは PENTAX のバックスキン風ケースで「予備バッテリー」も収納可。フラップが「マジックテープ止め」なのと予備バッテリーが入る分だけ厚みが増すので、今回は却下する事にしました。ちなみに「素の ZV-1」も収まるのですが、その場合フラップ式の蓋が短かったです。初代は ZV-1 より一回り小さく質感が高いので木製フィンガーストラップが似合います♪RX100シリーズはⅡ型でチルト液晶搭載して厚みが増し、Ⅲ型でレンズが変更され更に厚みが増しました。Ⅵ型でもレンズ変更で厚みが増しています。基本 RX100 をベースに生まれた ZV-1 ですが、初代と並べると完全に別のカメラですねぇ。ボディの長さや厚みも違いますが、レンズ自体も初代の 28-100 は薄いです。初代ではⅢ型以降のポップアップEVFの位置にストロボが内蔵されています。この内蔵ストロボは手動でポップアップさせる事が出来ないので使い勝手はあまり宜しくありません。対する ZV-1 はポップアップEVFと内蔵ストロボの位置にアクセサリーシューとマイクがセットアップされています。1インチセンサーのコンデジは高感度耐性が高いので光量の少ない内蔵ストロボでも実用的に使用できますが、スマホ時代の昨今は、きっとストロボの使い方を知らない人もいるのでしょうね。また「モードダイヤル」を持たない ZV-1 ですが「おまかせオート」の出来が良いのであまり気になりません。初代の醸し出す上質な質感は持ち合わせていないのですがコレはコレで使い易いと感じています。キヤノンG9Xでも感じた事ですが固定液晶パネルなら1インチセンサー搭載モデルでもここまで薄いボディになるのですね。そして、この大きさが私の許容するコンデジのギリギリに近いサイズです。私にとっては「素の ZV-1」が既に十分に大きくて厚いので、逆にベースプレート付グリップを装着しても気になりません。もちろん初代にもグリップは付けますが、こちらは可能な限り小型のモノを物色します。この木製フィンガーストラップは ULYSSES の minimo で、だいぶ味が出てきました。この minimo はパナのLF1や、ソニーの RX100m4 を使っていた頃に材質違いで2個購入しました。この後は普通に売ってる革製のフィンガーストラップを使う事が多くなりました。先日、機種変更した iPhone13 では全体の雰囲気にあわせて樹脂製のフィンガーストラップを使っています。RX100 のグリップと言えば「純正」が安価だし定番ですが、以前 RX100m4 に純正グリップを付けた時に、個人的には硬質な雰囲気が失われてしまったような気がして少し残念に思いました。市販品ならリチャードフラニエックのカスタムグリップが手の大きな欧米人が作っただけあって非常に良さそうなのですが、お高いので今回は木製グリップを自作してみました。と言ってもゼロから作ったのではなく、以前、パナのGF9用に2個作ったウチの1個を RX100 用に追加加工しただけなのですけどね。こんな感じで追加加工しました。フィンガーストラップも色味を合わせて交換しました。なるべくグリップが外側になるように加工した結果 RX100 が立ちました。w手が大きいのでグリップ部が外側に来るように意識して加工しています。安い木材なのでバーナーで焼いて雰囲気を出しています。本当はフィンガーストラップみたいに艶を出したいのですが、今日のところはここまでかな。いずれ、入手可能なうちにリチャードフラニエックのグリップを入手するかもしれませんが、とりあえずコレでしばらく運用してみます。何故か RX100m4 を買った時よりも嬉しい気がします。やはり「小さいは正義」かな。
2023.08.20
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この NP-BX1 は RX100(初代)と同時に登場しました。したがって古い個体は10年選手で、おそらく寿命を向かえているはず。私が中古で購入した ZV-1 には NP-BX1 が2個付いてきました。どちらも2020年製造なので、私の ZV-1 は発売当初のロットと想像できます。某オークションで入手した純正の中古バッテリーは2013年製造と2014年製造でした。そして2014年製造の個体は微妙に膨らみ始めていて、バッテリーライフが他の個体と比較して明らかに短いです。まぁ、互換バッテリーより安かったので仕方ないです。ですが、販売した方は、知識が全くないのか、確信犯かのどちらかでしょう。たぶん確信犯だと思います。純正とはいえ中古バッテリーですから、こういう事もあります。純正バッテリーでも充電回数が多かったり、保管状況が劣悪だった場合はライフがどんどん短くなります。それでも「わずかに膨らむ程度」で済むのが純正バッテリーです。これが互換バッテリーなら、パンパンに膨らんでカメラから取り出せなくなったり、最悪の場合、保管中に発火する危険性があるのです。そもそも寸法が公差の範囲に収まっていない可能性さえあります。わずかでも純正より厚みが在れば、少し膨らんだだけでカメラから取り出せなくなる可能性があります。充電器も純正品は複数のピンが立っていますが、互換品は+と-の2ピンだけです。仕方なく互換品の充電器を使用する場合は過充電に細心の注意を払って下さい。私は、新たに購入した RX100 に付属の NP-BX1 が製造年が若くて元気な事を祈っています。ちなみに某オークションでは互換バッテリーだけではなく、純正バッテリーの「偽物」も販売されているらしいです。真偽は定かではありませんが、中身は互換バッテリーと同じらしく純正の中古バッテリーよりもライフが短いとの事。あまりに安い新品の純正バッテリーには注意が必要なのかもしれません。確かに純正の中古バッテリーより安い金額で新品の純正バッテリーが販売されていれば、その怪しさは天元突破していますよね。自己責任とは言いますが発火の危険がある以上、互換バッテリーは使わないでほしいです。可能なら信頼できるショップで純正品を購入しましょう。チャレンジャーなら、私のように純正の中古バッテリーを狙うのはアリです。正直な話、互換バッテリーよりは安全でライフも長い可能性が高いです。幸い NP-BX1 は製造年が判りやすく記載されているので純正の中古バッテリー入門には良いかも。ただし、自己責任でお願いします。少なくともデジタルノギスで厚みを測るくらいの手間は惜しまないで下さい。危険な事も面倒な事も嫌なら、素直に信頼できるショップで新品の純正品を購入しましょう。
2023.08.19
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実はPCの中に今でも RX100 発表展示会でモデルさんを RX100 で撮影した画像が残っています。初代の RX100 はとてもツァイスらしい描写をしていたと記憶しています。元々がミノルタカメラでプロ登録していて、コニカミノルタでもプロ登録していました。その流れでSONYが「α」を引き継いだので当時はソニー贔屓でした。当時は高くて手が出ませんでしたが、シンプルでコンパクトな RX100(初代)はインパクトが凄かったし好きなカメラでした。とは言え RX100 と言えば3型からの流れが本筋でしょうね。今は手元にありませんが、私もお財布に余裕があった時に RX100m4 を買いました。高級コンデジのスタンダードを一度は使いたかったのでm5が最新の頃に少しだけ安くなったm4を買いました。それでも高かったなぁ。ですがお気に入りの XF1 と比べると大きくて重くて割とすぐに手放しましたね。自分のモノにする前は、ポップアップ式のEVFには心が躍ったのですが、換算24-70mmではチルト液晶の出番はあってもEVFはほとんど使いませんでした。ポップアップした後に引き出すひと手間が「意欲」を削ぐんですよね。と言うか RX100m4 事態をあまり使いませんでした。画像のように純正ケースを入手したのですが「厚み」が私の許容範囲を超えていたのです。鞄の中で主張が激しいのですよね。仕事カバンに入れて常時持ち歩くには無理がありました。ですから当時最新のm5だったとしても手放したと思います。高倍率ズームを積んで、ポップアップEVFの方式が変わって速写性の増したm6/m7には非常に魅力を感じますが、私にとってはお値段が暴力的すぎます。いずれにしてもキープデザインでモデルを重ねた事によって RX100 が高級コンデジのスタンダードになりました。今でこそm3、m5A、m7、しか販売されていませんが、一時期は初代から最新モデルまで、すべてのモデルが現行モデルとして販売されていたのですから凄い事です。おかげで本当にコンパクトな高級コンデジはキヤノンのG9Xくらいしか残っていません。RX100 以前にも大柄な高級コンデジは度々登場していましたが、それは異端な存在でした。今では RX100 シリーズのサイズ感が高級コンデジのスタンダードになってしまい、コンパクトなキヤノンG9Xの方が異端です。そしてG9Xに近い大きさに収まっているのが RX100(初代)なのです。初代も10周年記念の限定モデルでも良いので RX100A とか言って、センサーと画像処理エンジンリニューアルして再登場しませんかねぇ。多分無理でしょうね。だから、今更ですが RX100(初代)の中古を買ってしまいました。個人的に RX100 シリーズをコンデジとは呼びたくないんですが、初代だけはコンデジの大きさと重さに収まっています。あくまで私個人の感覚ですけどね。キーポイントは「厚さ」です。チルト液晶と、大口径 24-70 ズームのせいでm3以降は厚みが「鞄の中で邪魔なレベル」なんですよねぇ。現時点でこう言ってしまうと、キヤノンG9X以外の選択肢が無くなってしまうのが残念です。リコーのGRなんてフィルム時代は「薄さ」をアピールした「R1」をべーすとしたモデルだったのに、画質最優先とは言え、単焦点コンデジとは思えないほど大きくなってしまいました。まぁ、大型センサー積んで、チルト液晶積んで、高性能なレンズを積めば「厚み」が増すのは仕方ないです。では何故、現行モデルのG9Xm2を買わないのかと言われれば「キヤノンだから」です。キヤノンのカメラは私が買わなくても多くの人達が買うので無問題です。みんなが同じカメラ使っていてもつまらないでしょう。そうでなくても「高級コンデジ」は既にキヤノン、ソニー、パナソニックしか作っていません。最近復活を遂げたニコンや、特定のファンを持つ富士フィルムでさえ「高級コンデジ」どころかコンデジを作っていません。かろうじてニコンが高倍率ズーム機を作っているだけです。今回も、本音を言えばパナの「LX9」を買いたかったのですが、中古でも高いし流通量も少ないのです。あとサイズが RX100 してますから大きいんですよね。それに ZV-1 を買った事で RX100 で使えるバッテリーを複数入手して、コンパクトな「初代」を買う条件が整ってしまったのです。このバッテリーはソニーのアクションカムにも使われているのですが、流石に国産のアクションカメラは海外製品に性能で大幅に遅れてしまったので手が出せません。そしてアクションカメラなら Insta360 の製品が好きです。今なら「Go3」に心躍っています。前回の ZV-1 と同じく、今回も Amazon で発見したので購入したといっても、まだ品物が到着していません。初代は 2012.06 発売開始なのですが、長い間販売されていたので、今は可能な限り新しいロットが到着する事を祈っています。では、続きは RX100(初代)が到着してからにしましょう。
2023.08.19
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お試しで Youtube に「このタイミングで ZV-1 を買いました。」動画をアップしました。話の中に ZV-1 が登場するので、今回使用した機材はパナのGF9です。レンズは、古いですがAF動作音の静かなオリンパス 12-50/3.5-6.3EZ を使いました。純正レンズと比較してAFノイズはかなり減ったと思います。もう、本当に撮ったままアップしています。編集も何もしていません。お見苦しいシーンや、お聞き苦しいシーンが在れば申し訳ありません。次回は ZV-1 で撮った動画をアップする予定です。
2023.08.19
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今回は ZV-1 に手持ちのアクセサリーを色々と着けると、どれだけ重くなるか実測してみました。左上:巣の状態で実測です。まぁ、秤の誤差もありますので基本重量と言う事で。右上:グリップ付だと、約70g増の360gでした。ウチの基本スタイルです。左下:ワイコン単体では146gでコレをレンズ前に直付けすれば故障の原因になるでしょう。右下:アダプター経由でワイコン着けると565gでした。この重量はもうミラーレス一眼ですね。 でも、この状態でもAF速いし、なにより「手振れ補正」がしっかり効きます。ワイコン無し、フード付きだと432gでギリギリでコンデジの重量でしょうか。最後のスタイルは日差しの強い屋外での撮影なら可変フードが効果を発揮するかもね。ここでZVシリーズの動画撮影時における手振れ補正について。一番強力なのはセンサーシフト+電子式の ZV-E1 ですが、二番手は光学式+電子式の ZV-1 なんです。そして電子式の手振れ補正しか搭載していない他の3機種とは、手振れ補正の効果において、どうやら絶大な差があるようです。なので ZV-1m2 登場後の現在でも ZV-1+ワイコンは、重量増を無視できるのであれば、個人的には非常に有効だし、実用性の高い選択だったのだと改めて思いました。確かに嵩張るし、重量増だし、セットアップの時間も必要ですが「光学式手振れ補正」のご利益はそれだけの価値があると私は思っています。元々「アクティブ手振れ補正」の「クロップ」が ZV-1 の弱点で、それを解消したはずの ZV-1m2 ですが「アクティブ手振れ補正」の効果そのものが脆弱になっていたとは、もう「笑い話」なのかと思ってしまいました。だって「手振れ補正を無効」にすれば「クロップ」されないので、そもそも画角不足が発生しないのですから。そして「脆弱な手振れ補正」に対するソニーの回答は、初期のアクションカメラのようにPCやスマホのアプリで「後から手振れ補正を追加」する事です。当然、撮影時の画角から更にクロップされます。コストダウンの為とはいえ ZV-1m2 に光学式手振れ補正を組み込む事が出来なかったのは「致命傷」ではないかなぁ。と言うか、静止画撮影時に手振れ補正の効かない ZV-1F / ZV-E10 / ZV-1m2 は、パナのG100と同じ理由で、個人的には購入する対象になりません。どのカメラも妙に安いと思っていたのですが「電子式」以外の「手振れ補正」が搭載されていなかったのですねぇ。それにしても、フルサイズセンサーの ZV-E1 の次に手振れ補正の効果が高いのが ZV-1 だというのは、正直な話、意外でした。もしかしたら ZV-1 の中古価格は今後は上昇するかもしれませんね。ちなみに ZV-E10 に手振れ補正搭載レンズを付けても動画撮影時は電子式手振れ補正しか動作しないようです。もうバリアングル液晶と USB-C 以外 ZV-E10 の存在意義って無いのではないかな。だってさきに登場したパナのG100は電子式+レンズの手振れ補正も有効になりますから。まぁ、手振れ補正の入った動画撮影向きレンズでG100とマッチング出来るレンズそのものが在りませんから意味ないんですけどね。と言う事でフルサイズセンサーの ZV-E1 にそれなりのレンズを付けたと思えば ZV-1+ワイコンの重量なんて可愛いもんです。そしてZVシリーズで実用的なのはフルサイズの ZV-E1 と、既に生産終了した ZV-1 だけと言う事になります。他のZVシリーズを選ぶなら、私はパナのG100+パナライカ 9mm F1.7 の方が良いなぁ。コンデジなら強力な手振れ補正で大人気のキヤノンG7XmarkⅢですね。本当に ZV-E1m2 に光学式手振れ補正が無いのは厳しいと思います。どれだけ youtube で忖度して宣伝しても、この致命傷はそのうちバレますよ。すでに忖度無しの動画が出始めていますから。もちろん「手振れ補正の効果」を無視すれば良いのですけど、だったら、なおさら ZV-1 で良いのでは?って話ですよね。静止画ではクロップしない18mmって、決して使い易い画角ではありませんし、望遠側が50mmまでって言うのも、辛いと思います。また、クロップした動画を後から更にクロップするのも如何なものでしょうか。と言う事で、よくよく調べてみたら自分の選択が「意外な事に大正解だった」のだと、改めて思ったのでした。これで動画撮らないともったいないかなぁ。やっぱり動画も撮りましょうか。。。
2023.08.18
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さて、今後のコンデジ主力機として ZV-1 を手に入れたわけですが、改めて手元にやってきた ZV-1 を見てみると、グリップも付けたし、どうしても「ちょっと大きいかも」って思ってしまいます。其処で急激に気になりだしたのが RX100(初代)です。実は今でもRX100(初代)の発表展示会で撮影した画像が手元に残っています。私は元々ミノルタカメラでプロ登録していたので、あの頃はソニー贔屓でした。機能的にはmⅢ以降に心躍りますが「コンデジ」と呼んで良いのは初代だけのような気もします。mⅢ以降のRX100はブランドとして確立して、他社も似たようなサイズ展開を始めました。おかげで1インチセンサー搭載機で素直に「コンデジ」と呼べるのはキヤノンG9Xだけかな。1インチセンサー搭載の現行コンデジで「最小・最軽量」はキヤノンG9XmarkⅡですが、その寸法と重量は下記のとおりです。G9XmarkⅡ : 98.0x57.9x31.3mm 206gRX100(初代):101.6x58.1x35.9mm 240g XF1 :107.9x61.5x33.0mm 225g確かに、幅で3.6mm、厚みで4.6mm大きいですが、高さは0.2mmしか変わりません。重さは 34g重いですが、レンズが 28-84/2.0-4.9 に対して 28-100/1.8-4.9 と、スペックで上回っていますので厚みと重量の差は、基本スペックの差と考えれば納得できます。それに望遠側が84mmと100mmの差は実用面で大きな差です。何より愛用していたXF1との比較では、6.3mm短くて、3.4mm低くいです。2.9mm厚くて、15g重いし、広角端こそ28mmからですが、1インチセンサー搭載モデルとして十分にコンパクトなボディだったのだと改めて理解したのです。初めは ZV-1 と同じバッテリーを使用する高倍率コンデジの WX300/350/500 を検討していたのですが、中古の RX100(初代)は古くなった事もあり、かなりのバリュープライスで販売されています。現行モデルのG9XmarkⅡは、タッチパネルが使える最新モデルですが、中古とは言え、レンズのスペックで上回る RX100(初代)が1/4程度の価格で購入可能なんです。しかも ZV-1 とバッテリーが共有可能なので無駄がありません。まぁ、コンデジを何台も買う方が無駄と言えば無駄なんですが。。。RX100(初代)に魅力を感じてしまう私は、やはり物欲に囚われているのでしょうねぇ。。。
2023.08.17
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とりあえず、ワイコンの画角確認と、マクロレンズの描写を確認してみました。左:換算24mm 右:ワイコン使用で換算18mmこのワイコンはズーム全域で致命的な問題も無く使用可能ですね。やはり、ダブルカムズームの鏡胴に掛かる負荷が少ないので安心して運用できそうです。左:換算70mm 右:手持ちのテレコンで換算105mm手持ちのテレコンは、当然ながら専用設計ではありませんのでほとんど望遠端以外では周辺が蹴られますし、デジタルズームもあるので実際には使用しないと思います。ワイコンから外したクローズアップレンズにて。ノートリミング。ワイコンから外したクローズアップレンズは広角端側で周辺画像が破綻しますが、特に蹴られることはなく望遠側に行くほど周辺まで画質が安定しますし、ボケも奇麗です。ただしクローズアップレンズですから、普通のマクロレンズとは異なり合焦範囲が限られます。しかも、このクローズアップレンズは倍率が高いので合焦範囲が狭く。あまり実用的とは言えないかもしれません。上記画像から切り出し。解像度も良好ですが、AFが多少甘くなるようです。描写性能に不足はありませんが倍率が高すぎて運用が難しいので、別途もう少し倍率の低いクローズアップレンズを購入した方が現実的かな。または、じっくり狙えるテーブルフォト向きです。ですが、本命のワイコンは目立つ画質劣化も無く良かったです。安価なワイコンですが、今時の専用設計らしい描写性能は見せてくれたので安心しました。とは言え「伸びる自撮り棒兼リモコン三脚」も手に入ったし「最小形態」での運用が増えそうな予感もあるので、運用比率は下がってしまうかもしれません。
2023.08.11
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さて ZV-1 の運用ですが、わざわざ SmallRig の「木グリ」がセットの中古品を選んだのですからグリップ付で運用する予定です。少し大きくなるけど、そのほうが使い易いですし。そして、お気に入りのワイコンアダプターですが、ベース付の状態では、ほとんど大きくならないので、ベースを付けたままでの運用を考えていましたが、見た目が微妙なので、ワイコンを使う予定がない時は、初めから「ワイコンベース無」の「木グリ付」を「最小形態」とします。ワイコンベースを付ける(ワイコンを持ち出す)のは明確に「写真/動画撮影が行動予定に入っている場合」に限られてくるでしょう。ワイコン持ち出して「撮影しなかった」では、本当に意味がありませんからねぇ。上記を「最小形態」として、後はワイコンベース+ワイコンアダプター(フード込み)を付けた状態での収納ケースですかね。こちらは別途ワイコンも一緒に入ると良いなと考えています。そこで問題となるのがケースです。基本状態の ZV-1 ならば RX100 シリーズとほぼ同じ大きさですからケースは、それこそ山のように存在します。ですが、アレコレ付けたまま収まるケースとなると自己責任で探すしかありません。で、とりあえず「最小形態」で使うケースがこちらです。Lowepro コンパクトカメラ用ケース タホ CS20 0.3L ギャラクシーブルー左上:いつもの Amazon で、何故かこの色だけ売れ残って安売り(38%off)してました。右上:横幅はジャストですが、厚みはギリで、全面ポケットに予備バッテリーは無理。左下:唯一、高さは余裕があるので、底に予備バッテリーを入れ、右下:上にフィンガーストラップを収めると丁度良い感じになりました。このケースはカメラバックで有名な Lowpro 製なので、とても真面目な作りがなされていて、前面(レンズ側)の保護は完璧です。ですが、サイズ的に「本当にギリ」なので出し入れには多少時間がかかりますね。でも、余裕を持ったケースは当然ですがその分だけ大きくなるので、このケースでOKです。左:ワイコンベース込みでも一応は収納可。 右:流石に極太ストラップは収まりません。ベースとなった RX100 シリーズや ZV-1 も含め1インチセンサーモデルは大口径ズームや高倍率ズームを搭載している分、どうしても厚みがありますね。中でも ZV-1 はバリアングル液晶搭載ですから仕方ありません。このケースに入った姿を見て、オジサン的には35mmフィルム時代のコンパクトカメラを思い出しました。やはりコンデジとしては大きくて重いかな。個人的には鞄に忍ばせる事の出来るギリギリの大きさだと思います。ケースに収める為、一度は手持ちのフィンガーストラップを付けてみましたが、やはり極太ストラップ付で常用します。何も付けていない状態ならフィンガーストラップも良いですが、グリップ付なら極太ストラップが似合います。ケースに極太ストラップが収まらないのは気にしない事にしました。と言う事で「最小形態」でのケース決定です。
2023.08.11
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先日購入した ZV-1 ですが、SmallRig の「木製ハンドル付 ZV-1 専用L型プレート」や予備の純正バッテリー等がセットになった中古品を選びましたし、本体より先に購入を決定した NEEWER の「LS-18」2in1 18mm HD広角と10xマクロ追加レンズ エクステンションチューブ、バヨネットマウントレンズアダプター、も、当然ですが同時に購入しています。さて、残りの足りなと思えるモノを揃えて行きましょうか。まずSDカードは SanDisk Extreme 128GB SDXC Class10 UHS-I U3 V30 をゲット。4K動画撮影には、このレベル(U3 V30以上)が必要らしい。気が付いたらSDカードの細かい規格が沢山あって驚きました。あと価格がすごく安くなっていて助かりました。後はこんな感じですかね。一気にいろいろと揃えてしまいました。カーキ色の極太ハンドストラップは Amazon で購入し、カメラへの取り付け部分を手持ちのハンドストラップと「二個一(ニコイチ)」して使い易くモディファイしました。元々はカメラのアイレットにつけるようになっていました。リモコン三脚は紹介済ですね。真ん中のは、純正バッテリーチャージャーの「BC-DCX」です。コレは単体では販売されていなくてカーチャージャーキット「ACC-DCBX」として販売されていたようです。ヤフオクで NP-BX1 を探していたところ、偶然にも BC-DCX単体と NP-BX1 がセットになった中古品を発見したので捕獲。あと、中古の NP-BX1 も1個追加購入しました。トータルで手持ちバッテリーは4個です。予想以上に ZV-1 のバッテリー消費が激しいので、中古ですが NP-BX1 を増やしたのです。また「オマケ」で付いてきた「一度に2個のバッテリーが充電可能なサードパーティ製充電器」は基本的に使いません。理由は「信頼性が無い」からです。サードパーティ製の電池や充電器は、たとえ、すぐに膨らんで本体から外れなくなっても、煙を吹いたり火災になったりしても、誰も何も保証してくれません。メーカーは「純正バッテリー以外は使わないて下さい。保証できなくなります。」って言っているのに自己責任で使っているのですから当然ですね。左:もう MicroUSB なのは仕方ないです。 右:充電端子が3個あるのが純正(安心)の証。この充電器のメリットは、充電中にバッテリーがカバーされるので鞄の中で充電しても充電器からバッテリーが外れない事。元から車内運用を考えられているので、こういう構造なのでしょう。バッテリーが破裂したり、充電中や運搬中に発火したり、ボディの中で膨らんで取れなくなったりしても良いのなら、自己責任でサードパーティ製バッテリーや、サードパーティ製充電器を使ってください。サードパーティ製の充電器の中には「純正バッテリーは充電しないで下さい」って書いてあったり、サードパーティ製バッテリーには「純正充電器で充電しないで下さい」って書いてある事もあります。純正バッテリーより大容量を記載していても、中古の純正バッテリーより早く消費するのなんて普通です。私は絶対にお勧めしません。と言う事で、この純正充電器はお勧めです。大容量のUSBACアダプターなら、安全な範囲内で急速充電もしてくれます。新品は「ACC-DCBX」で、シガーソケットアダプターとケーブル、予備バッテリーがセットになります。既にソニーストアでは取り扱っていませんが、ネットを探せば今ならギリで新品も購入可能です。必要な方はお早めにどうぞ。最後はバヨネットフードですね。コレは Canon EW-63C の互換フードで JJC LH-63C です。実は Youtube で「GIZMON UX-Tube(Extension Tube)ZV-1 / ZV-1G専用」と言うのを発見しまして、コレが、どちらがOEMかは判りませんが同じ品物なんです。そして GIZMON は、何故かワイコンは別売ですが「フード付」で販売されており、そのフードに「EW-63C」の文字が確認できたので、あぁ、キヤノンのフードを流用しているのだと思いました。そして私が購入した NEEWER のセットは、ワイコンやクリーニングキットが同梱なのですが、何故かフードは同梱されていなかったのです。ですので、そこそこ信頼性のある JJC の互換フードを追加購入する事にしたのです。左:広角端。 右:望遠端。 しっかりズームフードしてます。上記画像で確認できるように、コレがしっかりと「ズームフード」になっているんでよね。元々が逆光に弱いレンズではありませんが「このスタイルで運用する意味」みたいな感じに思えての追加購入です。もう、完全に「ミラーレスカメラ」みたいになっていますがコンデジです。あ、忘れてましたが「純正シューカバー」も購入しました。ソニーのシューは繊細な端子が並んでいるので、いざという時の為にも、モフモフ外したら必ず「純正」シューカバーを付けましょう。他に必要なのは「小型ストロボ」か「ビデオライト」でしょうか。あと「外部マイク」かな。早急に必要なものではありませし、引き続き「ウインドショッピング」を楽しみたいですね。
2023.08.11
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先日書いたサードパーティのリモコンミニ三脚ですが、結局は安さに負けて人柱覚悟で購入してしまいました。なかなかに立派なケースに入っています。そして結果から書けば、メリットとデメリットがありますが機能的に問題なく使用できました。個人的には純正よりも気に入りました。良い買い物だったと思います。まずメリットから●圧倒的に安く、小型軽量:約37x33x165mm 115g と小型軽量で価格は約1/4で購入できる。 オリジナルの GP-VPT2BT は、約50×173.0×42.0mm 215g(グリップ状態)ですから一回り 細くてΦ33mmの円柱は持ち易い。しかも、重量は 100g も軽い。スチルメインの自分にとって、安価で小型軽量な事はとてもありがたいです。●三脚だけでなく自撮り棒になる:縮長は165mmですが延ばせば420mmの自撮り棒になります。 自撮りを考えた時に広角が弱い ZV-1 にとって「伸びる自撮り棒」なるのは便利です。ただし、 動画撮影に使えるかは手振れ補正が弱いから慣れが必要だと思う。また、三脚としても伸ばす事が出来るので、卓上にセットした時に使い易いです。●USB-C 充電式:本家はボタン電池の CR2032 を使っていますが、こちらは充電式で電池切れの 心配は皆無です。今時は「百均」で CR2032 も買えますが、充電式の方が経済的です。● Bluetooth 搭載カメラで使える?:少なくとも Canon のいくつかの機種では使えるようです。 複数メーカーの機材を使っている場合には便利かもしれません。●基本機能に不足はない:ズーム、スチル撮影、ビデオ撮影、C1ボタン、とオリジナルで使える 機能なら、すべて網羅しています。次はデメリットです。●首を縦に振る事は出来るが、回す事が出来ない:ほぼ円形なので持ち変えれば良いのですが、 首が回らないのは不便です。その度に、カメラの止ねじで取付角度を調節する必要があります。●ロックボタンが無い:誤操作する可能性があるかもしれませんので、信頼性を重視する場合には 本機はお勧めしません。●設定が難しいかも:落ち着いて作業すれば大丈夫だと思いますが ZV-1 用の説明は無いので設定 で悩むかもしれません。●保障とサポートに不安:実店舗で販売されていない海外メーカー品を Amazon で購入している ので、私は何も期待していません。壊れたらそれまででしょうね。それでも純正より100g軽いのは正義だし、純正中古の1/3程度の金額で新品が買えるのですから、上記のデメリットが気にならなければC/Pは高いです。個人的には、左右方向に首は回りませんが、それより延ばす事が出来る方が実用性は高いです。単純にリモコンの代わりに使う人やスチルメインで時々自撮りって人、細身なので手の小さい女性にお勧めしたいです。リモコン部。脚の付け根が華奢なので壊れたらリモコン脚だけ外して「単体リモコン」にする?。この Ulanzi RMT-01 の「AFボタン」は、純正の GP-VPT2BT に存在しないボタンなので ZV-1 では機能しません。操作を受け付ける機種(Canon?)もあるらしいですが確認できていません。スチルの場合はシャッターボタンが「半押し」出来ないので一瞬押してAFを合わせます。そのまま押しているとシャッターが切れてしまいますので、事前に練習しておきましょう。まぁ、スチル撮影で本機を使う事は少ないとは思いますが。「スマホボタン」も設定の時以外 ZV-1 では使用しません。 *スマホを登録した時に使用するようですが確認していません。「C1ボタン」は、純正の GP-VPT2BT 同様に機能します。背景がごちゃごちゃしていて申し訳ありません。m(_ _)m左上:縦位置自撮りスタイル。脚を一段伸ばしています。右上:普通の自撮りスタイル。脚を二段延ばせば4Kでクロップしても大丈夫かな。左下:卓上三脚スタイル1。これ以上低くはなりません。右下:卓上三脚スタイル2。その代わりここまで伸びます。やっぱり伸びるの超便利だと思います。すみません、この画像だけ何故か縦になりません。では、ここからは本題である ZV-1 とのペアリングについて書いていきます。*初めに Ulanzi RMT-01 を満充電しておきます。もちろん ZV-1 の電池も満タン状態が基本です。①まず ZV-1 のメニューボタンを押して「ネットワーク2」の2行目「Bluetooth」を「切」にします。これで ZV-1 の設定がリセットされます。(上記画面右側の「入」を「切」にする)②次に Ulanzi RMT-01 の電源を入れます(本機の状態によっては赤いランプ点灯後に消灯するか、青いランプがゆっくり点滅します) この後、ペアリングモードにしてペアリングするので、どんな状態でも大丈夫です。③次にスマホボタンを「緑のランプが一瞬光って青いランプが短く点滅するまで」長押しします。これでペアリングモードになります。④今度は ZV-1 の「Bluetooth」を「入」にした後、すぐ下の「ペアリング」に入ります。そこで「U-Remte」が出てきたら「設定」します。⑤メニューボタンを押して「ネットワーク2」の4行目「Bluetooth」リモコン」を「入」にします。この状態で Ulanzi RMT-01 のランプは消灯しています。後は ZV-1 を撮影可能状態にしてから Ulanzi RMT-01 のズームレバーを操作し、ペアリングが完了している事を確認しましょう。次回からは ZV-1 の電源を入れた後に Ulanzi RMT-01 の電源を入れれば、赤ランプ点灯の後に青ランプが数秒点灯して Ulanzi RMT-01 で操作可能となります。*通常 Ulanzi RMT-01 のランプは電源が入っていても消灯しています。電源を切る時は ZV-1 が先でその後に Ulanzi RMT-01 の電源を切るようにすれば設定は失われません。「C1ボタン」は、純正の GP-VPT2BT 同様に機能します。以上です。一度コツをつかめば簡単だと思いますが、慣れるまでは面倒かもしれません。電源を切る順番さえ間違わなければ再設定する事も無いので、純正グリップ同様に使えます。と言う事でセット販売もされている純正グリップですが、サードパーティ製も楽しいです。8/11追記すみません、うっかりしていました。ZV-1 に増設グリップ SmallRig を付けた状態での「縦撮り」は下記のようになります。すみません。何故か「縦位置」になりません。SmallRig には縦位置にも三脚穴が開いているので、そちらを利用した方が重量バランスが良くて縦位置での撮影が楽です。ご参考までに。以上、追記でした。m(_ _)m
2023.08.11
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今回購入した VLOGCAM ZV-1 とほぼ同時期に登場し、新たな市場となる VLOG カメラというジャンルを創設した G100 ですが、当初はライバルと言われていた ZV-1 はその後、派生機を生みつつ先日 ZV-1Ⅱへ世代交代し流通在庫と中古のみとなりました。この ZV-1 は、まさに新ジャンルを作り出したと言って良いでしょう。今では同社の RX100M7 や Canon PowerShot G7 X Mark III もマイク端子を搭載し ZV-1 に迫る勢いでしたから ZV-1Ⅱは本当に良いタイミングで登場したと思います。対する Lumix G100 ですが、遅ればせながら、ついに、やっと、今更かもですが、パナソニックから単焦点で超広角な LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH. が登場しました。ですが GF10 ベースの G100 には致命的な欠点が二つあり、せっかく OZO Audioという素晴らしいオーディオシステムを搭載しながらも VLOG カメラとしては見向きもされないのでした。それは小型化を意識するあまりベースボディを GF10 とした事です。結果として手振れ補正は動画撮影時のみで、しかも脆弱でクロップ率の高い電子式補正です。手振れ補正の入ったレンズと強調して5軸手振れ補正と言っていますが、手振れ補正の入ったレンズで G100 のような小型ボディに使えるレンズで、更に動画撮影と相性の良いレンズが無いんです。はっきり言って詐欺ですな。次に動画撮影時間の29分縛りです。だから GH5 のサブ機や動画入門機としてG8かG99を買う人が多かったのですけど、そうなると手軽さで ZV-1 に対抗できないのは当然です。正直な話 m4/3 のG99より APS-C の ZV-E10 の方が手軽に感じるし人気もあるようです。私が思うに DC-G100 は、少しくらい大柄になったとしても、しっかりした手振れ補正を内蔵した DC-GX7MK3 ベースで作り、EVFを排除したスペースを生かして熱対策を行い、真の GH5 のサブ機として作るべきでした。そして超広角レンズの 9/1.7 がもう少し早く登場していれば ZV-E10 のよきライバルになっていたと思うのです。現状の、静止画撮影時の手振れ補正は無し、動画撮影時は脆弱な電子式手振れ補正のみで熱に弱くて29分制限のある GF10 ベースでは話になりません。個人的には G100 の「カメラらしいスタイルで小型軽量なボディ」が好きで、たびたび購入を検討しますが、最終的には、静止画の手振れ補正が入ってないし、動画撮影時の手振れ補正も電子式の残念な仕様なら、手持ちの GF9 と大差ないって感じるし、しっかりした手振れ補正が入ったオリンパス E-M10Ⅱがあるからいいやって感じになります。パナのm4/3ボディで魅力を感じていた DC-GX7MK3 は店頭から姿を消して久しく、本当に魅力的なボディが無くなってしまいました。動画性能も確保した DC-GX7MK4 が出ませんかねぇ。。。唯一の救いはOMデジタルソリューションズの OM-5 と OM-D E-M5 Mark III でしょうか。とくに OM-5 は動画の時間制限が無くなったし、画像処理エンジンが進化してAFが更に良くなったし、ライブNDも積んだし、手持ちハイレゾショットも撮れるし、縦位置動画も撮れるし、WEBカメラ機能もあるし、お財布に余裕があったら本当に欲しいですけど、実際には中古が入手し易くなった E-M5 Mark III でさえ簡単には手が出ません。だからこそ G100 の購入を毎年のように考えるのですが、本当に残念なカメラです。
2023.08.07
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さて、前回の ZV-1 購入のお知らせで純正のリモコングリップ GP-VPT2BT は、とりあえず不要であると書いたわけですが、試しに動画を撮ろうを思ったら少なくとも小型三脚は必要かなと考えを改めました。ブロガーさんたちが行っている「歩き撮り」さえしなければ、リモコン自体はスマホで代用できますし、普通の小型三脚で十分かなという判断です。早速いつもの Amazon で物色していたら面白い品物を発見してしまいました。人気の GP-VPT2BT 互換で、自撮り棒にもなる Ulanzi RMT-01 です。何と Amazon での販売価格が¥3,980(税込み)です。しかも、ただの互換品ではなく Bluetooth で Canon/Nikon/Android/iPhone/アクションカメラなどに対応するらしいのです。メリットはそれだけではありません。バッテリーは USB-C 充電だし、重量も115gと軽いです。探すと他にも同じようなコンセプトの製品が見られました。私のグリップと同じメーカー製の SmallRig SR-RG1 はお高めだけどリモコン着脱式。でもC/Pとメーカーの知名度を考えると Ulanzi RMT-01 が本命のような気がします。この金額なら実物を手に取らなくても人柱感覚で買っても良いかもしれません。本当に使い物になるかどうかは、実際に使ってみなくては判りませんし、買うかどうかも決めていませんが、とりあえず、純正グリップ買わなくて良かったなぁ。と、思ったのでした。だって、ネットでこういう品物探すのって楽しいですよね。(^^)
2023.08.06
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今更ですが「Ⅱ」が発売された事で、既に流通在庫のみとなっている「初代」を購入しました。2020年 6月19日 発売ですから、発売から3年で現役引退って感じですね。確かに搭載されるズームレンズが広角側にシフトして USB-C 対応となった「Ⅱ」が登場した現在では「4K動画撮影機」として魅力に乏しいのは事実でしょう。ですが「フルHD動画」や「静止画」を撮影する機材と考えた時、在庫処分価格の新品も、豊富に出回っていて在庫処分の新品より更に安い中古も非常に魅力的な存在です。と言う事で「お買い得」な中古を発見したので「一期一会」を大切にして購入いたしました。(^^)今回は Amazon で、木製グリップ付の専用L型プレート「SmallRig」と「純正予備バッテリー」更には、サードパーティ製のバッテリー充電器まで付いた良品を安価で発見してしまい、気が付けばポチッていました。巷では流通在庫のみとなっていても現行品ですし、私にとっては最新鋭機の導入です。なので後継モデルである「Ⅱ」に対抗するべく、広角端が「Ⅱ」と同じ換算 18mm となり、更には x10 マクロ撮影も可能となる x0.75 の専用ワイコン「NEEWER LS-18」も同時購入しました。人気の「SmallRig」付けると、一回り大きく感じますね。左上:いつもの ZV-1 ですね。ついに家にもやって来ました。右上:グリップ付けると「コンデジ」の範疇に入れて良いのか疑問を感じる大きさです。左下:でも、バヨネットマウントレンズアダプターだけ付けると、アンバランスですね。右下:まだ完成形ではありませんが、バランスは悪くないと思います。フルにセットした姿は、レンズ交換式の ZV-E10 並か、それ以上に大きいかも。左上:コンデジ特有の「電動繰り出し式鏡胴」に掛かる負荷が非常に少ないのが良いです。右上:ワイコン装着状態。ガラスの塊がレンズ先端にあるのでバランスは良くないです。左下:ワイコンのレンズ側1枚が独立してマクロレンズになります。右下:ワイコン外して Φ49mmn が使えるようになるのも良いですねぇ。私のお気に入りである往年の名器「Kodac DC4800」もレンズ廻りにワイコンアダプター付けて専用ワイコンの「エクタナー」やフィルターを付けていました。そう、使用頻度の高さは別として、こう言うギミックにオジサンは弱いんです。あと、ワイコンの前には Φ62mm の薄枠フィルターが使えます。昔のオリンパス製 x1.5 テレコンを装着してみました。重いけど普通に使えました。と言う事で、この「バヨネットマウントレンズアダプターを経由した面白ワイコン」を Amazon で発見した時から ZV-1 とセットで使いたかったのです。ですが、このバヨネットマウントレンズアダプターを ZV-1 に取り付けた時点で、手の大きな私は非常にハンドリングに問題を生じるであろう事も想像出来てしまったのです。ですから、どうしても後付けグリップが必要で、このグリップを購入候補にしていたのですから、グリップがオマケで手に入るならワイコン買うでしょって感じでした。そうです。今回購入した中古の ZV-1 は、後付グリップに Amazon で一番人気の「SmallRig」と、バッテリーは「たとえ中古でも純正に限る」と考えている私にとって、非常に嬉しい「純正」予備バッテリー付きで、更には2個のバッテリーが一度に充電可能なサードパーティ製の充電器がセットで、しかも、しかも、狙っていた金額よりも、かなり安かったので購入を決めたのです。え?、純正リモコングリップはいらないのかって??。確かに純正グリップの出来は素晴らしいと思いますが、動画撮影時の手振れ補正が弱い ZV-1 では、新品の純正グリップを買う金額で入手可能なジンバルを買う方が良いのではないかと考えているのです。それに静止画メインで使うならグリップリモコン無くても困らないし。まぁ、そのうちにグリップも中古で安くなるでしょうから、そうしたら買うかもしれないし、動画が楽しくてジンバル買うかもしれないし、それなりに使いこんでから考えます。もう、今回の予算は使い切ってしまいましたので。そうなんです。先日購入した展示品処分の一体型PCが想定以上に安かったからこそ、PC用のサウンドバーも買えたし、今回の ZV-1 も買えたのです。あぁ、やはり中古は「一期一会」ですねぇ。と言う事で、今回は次期主力コンデジ購入のお話でした。
2023.08.05
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と言う事でサウンドバーを買ってきました。今回の選択基準は27インチモニターの下に収まる大きさである事ですね。そして候補は下記の通りです。●YAMAHA SR-C20A 600W×64H×94Dmm●Panasonic SC-HTB01 430W×52H×130Dmm●Sonos Ray RAYG1JP1 559W×71H×95Dmmスペック的にはパナが初めに候補となったのですが、すでに販売を終了したモデルであり、今回は候補から外しました。次に候補となったのは Sonos Ray で、非常に魅力的だったのですが金額的にここまでの金額を出したくなかったので諦めました。結局は当初の予定通りって感じです。(^^;今回はいつもの Amazon ではなく、晩飯のついでに近所のヤマダ電機で買ってきました。金額的にもそれ程変わらなかったし早く試したかったので。で、セットアップ完了してこんな感じになりました。PCと一緒に回転台の上にセットしたのでディスプレイと一緒に動きます。近接視聴なのでザックリですが、前側に下駄を履かせてスピーカーの向きを自分の耳に合わせています。音については近接視聴であれば文句ありません。予想以上でした。スマホにアプリを入れたので同梱のリモコンは電池を抜いてマニュアルや保証書と一緒にしまいました。リモコンと違ってスマホなら簡単に確認できるのが超便利です。本機は AAC に対応しているので iPhone から楽曲を飛ばして、それなりに良い音で聴く事も出来ますね。他社は SBC が多いのですが本機は AAC なので Hi-Res 程ではないですが、それなりにクオリティの高い音で聴く事が出来ます。実際に iPhone13 から Apple Music で選曲してロスレス音源を何曲か視聴しましたが「ステレオ」では音の広がりが感じられず「スタンダード」が良い塩梅でした。PC作業時のBGMならギリ使えますが、残念ながらガチで聴くクオリティではありませんでした。本当に AAC で繋がっているのか疑問を感じるレベルです。音源にもよりますがPCでYoutube を視聴した方が遥かに良い音で視聴できます。本機の Bluetooth は使わない事に決めました。でも、スマホアプリの方はとても良いです。コレ使ったら純正リモコンの出番はありません。この機能は是非とも各社に真似して欲しいと思いました。肝心の音質ですが必要にして十分。正直、コスパ高いです。サウンドプログラムを変更すると視聴する作品次第でかなり音が変わります。普段は「ステレオ」にしておいて、作品によってモードを切り替える感じです。「クリアボイス」は人の声に標準を合わせたイコライジングでTV視聴には向いていると思いますが、個人的には高域をカットしているように感じるので使わないと思います。「バスエクステンション」も同様で一般的な「ラウドネス」みたいにバランスが崩れます。上記はどちらも小音量時に設定する機能だと思いますが、近接視聴では、そもそもがそんなにボリュームを大きくしないので、多分使わない機能となりそうです。サブウーファーのレベルは4段階ある内の「3」で気持ち強めにしていますが、ボリュームを上げて聴く時は「2」にします。サブウーファーと言っても 7.5cm X 1 + パッシブラジエーター x 2 ですからね。再生周波数帯域も 65Hz までですし、クロスオーバー周波数が 230Hz ですから、レベルを上げすぎてもバランスが悪くなるだけです。とはいえ、この大きさで良くバランスした音を出していると思います。下が 65Hz で、上は 22KHz まで出ていますから Hi-Res 対応とは言いませんが、一昔前のミニコンポ程度の音域は楽にカバーしていますし近接視聴では本当に良い塩梅です。正直、予想以上でした。これ以上を望むとしたら、幅は変えずにツィーターを追加して YAMAHA らしい艶っぽい高域を聞かせてくれたら本当に文句なしですけど、残念ながら需要は無いでしょうねぇ。とは言え、この価格でこのクオリティには脱帽しました。今の価格なら「お一人様用PCスピーカー」として万人にお勧めしたいです。先日の「ワイルドスピード MEGA MAX」を視聴しなおしました。「映画」モードにすると自分の横くらいまでは音が広がりますのでPCでの視聴と考えれば個人的には十分です。低域も映画館のようにはなりませんが、それなりの迫力があり近接視聴なら特に不足は感じません。以下は、各モードについての感想です。「ステレオ」が基本で、このモードはサラウンド効果無しなので何を聴いても違和感を感じません。ディスプレイの端までスピーカーが来ていますからステレオ感も音像定位も音像の大きさも無問題。モニタースピーカーで有名な「1000M」や「10M」を作ったYAMAHAですからね。楽曲を聴かせるような音楽性は無いけどモニターライクな日本製品らしい真面目な音がします。スピーカーの向きを耳に合わせれば意外とワイドレンジで、ツィーターを搭載していないので少し心配でしたが安心しました。「スタンダード」はサラウンド効果が弱く、使い易いモードです。アニメの視聴は「スタンダード」が良いかなと思いました。「ステレオ」より音に広がりが出るので、元のソフトがサラウンドに対応していなくても、それなりに楽しめるモードですが、場合によっては違和感が出る事もあるので、そんな時は素直に「ステレオ」で視聴しましょう。「映画」や「ゲーム」は音源がサラウンドに対応していないと違和感を感じますが、対応していれば楽しめます。ただし「お一人様」の近接視聴に限ります。本機を大画面TVに繋いでもサラウンド効果は期待できないでしょうね。サラウンド効果が確認できるのはスピーカーから1m位までだと思います。サラウンド効果自体もせいぜいが自分の横くいらいまでです。基本的に購入して正解でしたが、サウンドバーを買うのだったら一体型AVパソコン買った意味がなかったかもしれません。TV観ないしね。まぁ、マイクロソフトオフィスや、他にもよく使うソフトがオマケで付いてきたし、安かったので良しとしましょう。でも、PCの音がこれだけ良くなると、42インチモニターで使っているサウンドバーも買い替えたくなってしまいますねぇ。今使っている SONY HT-S100F も決して悪いサウンドバーではありませんが、サラウンド効果については、ほとんど感じることがなく、近接視聴の SR-C20A に及びません。42インチモニターには、今なら Dolby Atmos 積んだ DENON DHT-S217 ですかねぇ。
2023.08.01
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先日購入した NEC LAVIE A2797/DAB ですが、セットアップもあらかた済みましたので、メリットもデメリットもそれなりに判ってきました。今回は主に、同じく購入候補だった富士通との比較をメインとして、一体型AVパソコン(AV機器)として考えてみました。32型以上の大きさなら「ネット対応型TV」や普通のTVに Amazon fire tv stick 等を使用するのが今どきのトレンドですが 、一人暮らしまたは書斎等での個人利用でPCの利用率が高く、かつネット対戦型ゲームに興味がなければら一体型AVパソコンも選択肢に入れて良いと思います。私も42インチモニターで Amazon fire tv stick 等を視聴していますが使用率は、どちらかと言えば、手軽な一体型PCの方が多いです。まぁ「小説家になろう」を読むのが好きですしね。ネット環境も昔と違って、ネット対応型TVか、一体型AVパソコンか、ノートPCか、大型タブレットか、それともスマホで済ますのか。私の場合、仕事でノートPCを使わなくなったので「ノートPC」と言う選択肢だけな無くなりました。私の場合は入院中にコンテンツをダウンロードして iPad Pro 9.7 でアニメ等を視聴していましたが、正直な話、物足りませんでした。ですがスマホで視聴している人達が居るのも事実なので、この辺りは個人の満足度によりますね。あとは「老眼」なのでスマホで観るのも嫌ですね。というか見えない。と言う事で27インチ一体型AVパソコンになったのでした。ではまず、富士通とNECの「入出力の使い易さ」について。双方ともにTV機能対応リモコンが付属しています。確かにPCを起動した後でなければTV視聴はできませんがSSDドライブでの起動は速いので、慣れればそれほど気にならないのではないかと思います。私の場合はTV視聴をしないので B-CAS カードもセットしていないし、TV用のアンテナ線も繋いでいません。リモコンには電池も入れていません。ですがPCを起動して Youtube や Amazonプライムビデオ(ブラウザ経由)を視聴するのと変わらない感覚でTV視聴が可能ですからネット対応TVと比較しても悪くない使用感だと思います。まぁTV放送をどれだけ視聴するかですね。私はほとんどTV視聴しないのでネット対応TVも一体型AVパソコンも手軽さは大差ないです。故障した時のリスクはありますが、ブルーレイドライブやUSBポート等を前面に配置した富士通が操作性には優れています。昔はDVD一体型TVが在りましたが、今は無いですね。コンテンツはネットからダウンロードするのが一般的になった証でしょうか。私個人の感覚でもブルーレイドライブは在っても良いけど無くても気にならないレベルです。単体のブルーレイプレーヤーも持っていますが動作確認程度でしか使用していません。NECの方は一体型PCで一般的な画面サイドにブルーレイドライブとUSB等のポートを配置しています。そのままでは使い辛いのですが、幸いにも30cmのTV回転台に奇麗に収まるので、個人的にはデメリットを感じていません。NECを使うならTV回転台に乗せるとブルーレイドライブや側面USBポート等が使い易くなるのでお勧めです。TV回転台に乗せると操作性が格段に向上します。次にサウンドについて。富士通は PIONEER で、NECは YAMAHA のサウンドシステムを採用しています。TV視聴程度ならNECでも問題ありませんし、むしろ一般的なTVより音質は優れています。そしてBGM程度に音楽を聴く場合は YAMAHA サウンドが素敵だったりします。ですが本格的に音楽を聴いたり、ブルーレイを視聴するのなら Hi-Res 対応の富士通 / PIONEER の良さが目立ちます。一般的なTVとは次元が違うと言って良いでしょう。オーディオ製品にパソコン機能が追加されたようなPCと言ったら言い過ぎかもしれませんが「音質」で選べる製品です。先日ブルーレイの再生チェックで、自宅にて「ワイルドスピード MEGA MAX」を視聴しました。間違いなく一般的なTVより良い音がしますが 3W x 3W の出力は近接視聴でさえ、少し寂しいと感じました。27インチの最新液晶は画像が奇麗なだけに、余計に音が寂しい気がするのかも。音質自体は好ましいだけに、物足りなさが気になるといえば良いでしょうか。PCのベース部分に sound by YAMAHA の文字が。音作りは流石だと思います。確かに sound by YAMAHA の音楽性は認めますが 3W x 3W の出力では、やはり物足りません。一方の富士通 / PIONEER は 4W x 4W + 10Wサブウーファー&パッシブラジエーター搭載で、ブルーレイの視聴に全く問題を感じません。音の傾向はデフォルトだと今どきの低音強めな感じですがイコライザーで調整可能です。ですので A2797/DAB に小さめのサウンドバー追加を検討しているのですがのHDMI入力はARC非対応で、光出力もありません。ですが Creative Sound Blaster X-Fi Surround 5.1 Pro r3 を持っているので光入力のあるサウンドバーなら接続可能ですし、ディスプレイの下にはサウンドバーを収めるのに丁度良いスペースがあります。無難な選択は同じ YAMAHA の SR-C20A ですかね。HDMI入力の話題が出たので次はUSBについて。今使っているUSB機器はプリンター、トラックボール、サウンドブラスター、普段は接続していないカードリーダー、ここまでがUSB2.0で、マルチカードリーダーがUSB3.0です。他にも、普段は接続していない外付けHDDがあるので、背面のUSBポートに4口増設のハブを2個追加しました。まぁ、こんな感じです。次はサウンドバーの追加ですかね。。。
2023.08.01
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今まで長らく愛用してきた XF1 が1台使用不能となった事で、新たな常用コンデジについて、改めて検討してみる気になりました。今時人気のコンデジは初代登場当時から不動の人気を誇るSONY RX100 シリーズかと思いきや、同じ SONY でも VLOGCAM の ZV-1 がダントツの1位を突っ走っているのですねぇ。私も以前RX100M4 を持っていましたが、結局は常用とはならず手放してしまいました。ポップアップ EVF はギミックとしてはとても素敵なのですが「スマホ在りき」のこのご時世、特に標準ズームのコンデジには既にEVFは不要なのかもしれません。高倍率ズームとタッチフォーカスを搭載した RX100M6 や RX100M7 ならEVFの使用機会も増えそうですし、スペック的には常用機として不足はありませんが M7 は金額的理由で、たとえ中古でも選択肢に入りません。同じ理由で RX100M6 の中古も購入対象になりません。個人的にあの金額はコンデジの価格ではないと思っています。とはいえ、今使っている機種たちはメーカー保証期間が経過して修理不能な機種が多いので、今回は比較的新しい機種から常陽コンデジを物色したいと考えました。で候補となるのは下記の通りですが、ひとつ残念なのはセンサーサイズが1インチになった事で、ボディサイズが XF1 比で一回り大きくなってしまった事でしょうか。また、金額も相対的に上昇していますね。まぁ時の流れと言うか、対スマホ画質を考えれば仕方ない部分ではあります。今どきのスマホはセンサーサイズこそ小さいですがCPUの処理速度がコンデジとは段違いで画像処理エンジンの力業でインパクトのある「絵」を吐き出しますから、1インチセンサーの品質で勝負しているのが今どきのコンデジなのでしょう。あとは超高倍率ズーム機ですかね。でも、そちらには興味がありません。と言う事で候補は1インチセンサー機と言う事になります。●Panasonic DMC-TX1:1インチセンサー搭載機で高倍率ズーム搭載ながら、中古が無難な金額で購入できるのが嬉しい。高倍率ズームも楽しそうだが収納できないファインダーのせいでボディサイズが大きい。換算200mmくらいならEVF無しでも、その分小型化してくれた方が嬉しかった。まぁ、その分、強力な手振れ補正が必要ですが。後継の TX2 比ではさらに高倍率になったが、レンズ銘がエルマー対エルマリートなのでじつは TX1 のレンズの方が優秀だったりするのかな。ただし固体差で望遠側の画質に問題のある場合もあるらしいのが気になるところ。中古の販売価格的には本命だが、大きさがネック。可動式液晶パネルを採用せず厚みを抑えたのは英断だと思う。●Panasonic DMC-LX9:f1.4-2.8の大口径レンズ搭載だが、ファインダー無しでズーム比も控えめなので、可動式背面液晶搭載で厚みはあるが縦横比は TX1 より少しだけ小さい。今回の本命クラスだが金額が高めなのが辛いし、中古の数も少ない。でも「パナライカ」の吐き出す「絵」は好きです。●Canon PowerShot G7 X Mark II:人気機種だが、新たに「III」が登場した事で中古が少しだけ買い易くなった。FHDなら動画もいけるしスペック的には本命。なによりズーム範囲が XF1 に近いので使い易そう。個人的には Canon の発色が好みではないのが気になるところ。●Canon PowerShot G7 X Mark III:現行人気モデル。従来の「II」に対して USB- C とマイク端子を搭載した事で動画撮影での利便性が大幅に向上した巷で人気のすごいヤツ。●Canon PowerShot G9 X Mark II:1インチセンサー搭載機とは思えないコンパクトボディが魅力的。その分レンズのズーム比が短いし、換算28mmスタートのズームが残念だが、小型軽量はコンデジの正義だと思う。現在では唯一無二の存在なので中古は高め。でも元の販売価格が安いので購入対象入り。●SONY RX100M7:ついにマイク端子を搭載し動画を意識するようになったが、インターフェイスがマイクロUSBのままなのが残念ポイント。お財布に余裕があれば、コレ買えば間違いないかな。●SONY VLOGCAM ZV-1:爆発的に売れた人気機種だったが、派生機種としてレンズ交換式の E1 / E10 と、単焦点20/2.0レンズを搭載する事で安価で軽量な 1F の登場。そして、RX100M5までと同じ換算 24-70/1.8-2.8 搭載の初代に対して、ワンオペでの「歩き自撮り」に最適化したズームレンジと USB-C インターフェイスを搭載した「II」が登場した事で流通在庫のみとなり、買い替え需要が多発する事になった。人気機種だったがゆえに中古の玉数が豊富で、そのため中古の販売価格が控えめなので購入対象入りしました。スペック的には、ストロボとポップアップEVFこそ無いが RX100M7 並みの基本性能とRX100M5 のレンズを搭載しているので、個人的には RX100M5 よりも遥かに魅力を感じる。普通に考えればインターフェイスに USB-C を導入した現行モデルの G7 X M3 と ZV-2 が本命となるのでしょうが、我が家には、まだまだマイクロUSB機器どころかミニUSBの機器さえ存在するので、それほど気になりません。特に購入候補の ZV-1 はマイクロUSBながら充電だけでなく給電まで出来るのが素晴らしいです。今更「ユーチューバー」を目指す訳ではありませんが、動画撮影に少し興味があるし、コンデジとしての性能と実売価格を考慮すると非常に魅力的です。同様の理由でパナのG100にも興味津々です。一眼レフスタイルでEVF付けたりしないで、手振れ補正を内蔵したGF10みたいな感じで作っていればねぇ。そしてパナライカ 9/1.7 がセットで登場していたなら、もっと売れたでしょうね。でも、だからこそ中古価格が控えめなG100に魅力を感じています。センサーシフトの手振れ補正さえ入っていたらねぇ。まぁZV-1も動画撮影時の手振れ補正は効きが悪いですが、私の場合は静止画メインで考えているので十分な性能といえます。と言う事で、日々ZV-1の中古価格をチェックしている今日この頃なのでした。
2023.07.30
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実は今回の購入候補は、もう一台ありました。それは富士通 F90H/F3 です。この2機種は一体型PCの中でもサウンドに重きを置いたPCなので興味を持ちました。富士通はパイオニアと共同開発した2.1chサウンドシステムで、私が導入した NEC は YAMAHA のサウンドシステムです。メーカーサイトより。スピーカーが前面を向いていますし、サブウーファー内臓の2.1chです。結果から言えば富士通/パイオニアの圧勝でした。まぁ、ハイレゾサウンド対応だし、音響部の占有スペースが段違いですから仕方ありません。大昔の「パイオニアMac MPC-LX200」を思い出しました。一方 NEC の方は、スピーカー専有部分が少ない割には頑張っていて、一般的な液晶テレビと大差ないレベルを確保しています。構造的にも多くの液晶TVと同じでスピーカー下向きですし。個人的にはイコライザーで低域を持ち上げる等の調整をして、どうにか音楽が聴ける感じ。正直な話、この音響面が買い替えでレベルダウンした唯一のポイントだったりします。ASUS ET-2700 も2.1chのサウンドシステムで、それなりに音が良かったですから。。。それでも一般的なPC用ディスプレイや、ノートPCの「おまけ」スピーカー等よりは遥かに良い音が鳴りますので、サウンドバー無しで液晶TVを視聴している普通の人なら無問題。一応、ステレオ的な音の広がりも一般的なTV並みには感じられますので、PCの内臓スピーカーとしては良い音なのでしょう。後はエージングで少しでも音が良くなる事に期待する事にします。設置した後の利便性は富士通、NEC共に十分に考えられていますが、方向性が違っていて、富士通はスピーカースペースをしっかり確保する事で必要になった容積を利用してブルーレイドライブをフロントドライブとし、USBポート等の各種スイッチ類も全面に設置しています。対する NEC は、メーカーサイトの紹介動画でも、初めに紹介されていますが、ディスプレイ部分の高さ調整が可能で、ディスプレイは縦位置でも使用可能です。私の場合は NEC A2797/GAB の方に利便性を感じました。薄枠になったので従来より一回り小さいですし、ディスプレイを一番高くすると、外付けHDDを立てて置けるくらいの余裕(約15cm弱)が生まれますから、小型のサウンドバーの設置等、かなり自由度が高いです。このPC周りに物を置き易い事に魅力を感じました。また、同じ27インチのフルハイビジョンですが、どちらも画質がかなり奇麗になっていると感じました。起動やデジカメからのファイルコピーもノンストレスで速いですし、総合的には買い替えて良かったと思っています。唯一残念だったのは付属のキーボードでしょうか。まるでノートPCのそれで、キーボードレイアウトが非常に特殊なのです。一番困ったのは「左Ctrl」キーがあるべき位置に「Fn」キーがある事。コンパクト化の影響で本来なら「Ctrl」キーの在る左下隅に「Fn」キーがあるのが大問題。入力時、コントロールキーは普通に使いますから、バシバシ誤入力します。このキーボードに慣れたら、今度は普通のキーボードで誤入力するでしょうね。なんで普通のレイアウトのキーボードにしなかったかなぁ。ノートPCでもないのに特殊なレイアウトのキーボードにする意味が分かりません。でも、右上隅にレイアウトされている「電源ON」キーは便利です。そしてこのキーボードは本PCを含め3台のPCで登録して使用可能らしいです。別に、特別入力し易いわけではありませんけどねぇ。ですから、このキーボードは使わずに、入力し易い普通のキーボードを別途購入するかもしれません。拡張性で気になるUSBポートの数は、、、Type-C[USB 3.2 Gen 2、ディスプレイ出力無し、右側面 x 1]Type-A[USB 3.2 Gen 1、背面 x 2、右側面 x 1]右側面の Type-A ポートは「パワーオフUSB充電機能付き」になっています。拡張性と言えばHDMI入力も1個ありますが、残念ながらARCには対応していません。他にはディスプレイの向きを簡単に変えれるように「TV用回転台」と、1TBの外付けSSDを Amazon で購入済ですので、後日追記します。今は、新しいPCで入力しているのですが「F9」「F11」「F12」以外のファンクションキーを使用する場合は「Fn」キーを押しながらでないと本来の機能になりません。個人的には「F7」「F8」を多用していたので、正直誤入力が多くて入力中にイライラします。これは昔ながらのキーボードに慣れ親しんだ弊害ですかねぇ。でも、良い買い物をしたと思うし、おおむね満足しています。
2023.07.25
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私が今使っているPCは此処へ引越した時に導入した ASUS PC-2700INKS と言うモデルで、OSは Windows7 だったりします。このモデルはビデオチップのドライバーが無くアップグレードが出来ないのです。そんなPCを今年まで騙し騙し使ってきました。ですが流石に内臓HDDの具合が微妙になって来て、起動に失敗する事も時々ありますし、なによりグーグルクロームのアップデート対象から外れてしまいました。現状の使い方はネットサーフィン(ブログ、買い物、小説家になろう、簡単な調べ物、勤怠管理)とエクセルを少し使うぐらいがメインの使い方ですのでスペック的には全く問題なかったですし、付属するスーパーウーファーのおかげで音質も良いし、何より27インチフルHDの画面が快適すぎてHDD起動の遅さを我慢して使っていました。他にも1TBのHDDを搭載しているのですがCドライブに割り振られている容量が少ないので、動画の編集は断念していたし、静止画の画像編集も JPEG の簡単な編集だけでRAW現像等は諦めていました。先日も退院した直後に起動に失敗して再起動まで一時間近くかかりました。と言う事で流石に買い替える事にしたのです。購入したのは、今使っているPCと同じ27インチディスプレイを搭載した一体型PCの中から色々と物色した結果、NEC の 2022年春モデル A2797/DAB(展示処分品)です。メーカーHPより。カタログで確認する限り 2023夏モデルとの違いは CPU だけOSはもちろん Win 11(Home 64)、CPUは AMD Ryzen™ 7 5800U(2023夏モデルは7730U)、メモリは 16GB(最大32GB、デュアルチャネル)、もちろん SSD 搭載で容量は1TBです。NEC のカタログモデルなので Microsoft Office Home & Business 2021 同梱は地味に嬉しい。決め手はヤマハのサウンドシステムと、大容量SSD、ですかね。AMDのCPUは自作時代以来ですから、なんだか懐かしい感じもしますが GPU が別途搭載されていないので、3Dゲームや動画処理では intel や Apple の現行モデルに劣りますが、単純なCPU性能は Apple M1 並みかそれ以上らしいので、趣味で行うフルHDの動画編集や写真の加工程度には使えるだろうと判断しました。搭載メモリーは32GBに増設するかもしれません。カタログモデルなので当然、ブルーレイマルチドライブも積んでいるし、私には不必要な、地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送対応(ダブルチューナ搭載がですが、良しとします。さて、古いPCでの作業もコレで最後です。ではユルユルと新しいPCを設置しましょうか。(^^)
2023.07.23
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先日、お気に入りの愛機 FUJIFILM XF1 がレンズ部のフレキ断裂で1台使用不能となったので、動態保存していた F200EXR を現役復帰させる事にしました。純正レザーケースと純正ストラップと共に。黒いゴムはグリップ確保(滑り止め)の為に貼り付けました。見た感じは微妙ですが、コレだけで操作性は確実に向上します。滑り易いボディなのでハンドストラップも必須ですね。背面のグリップはコルク辺を貼って誤操作防止とグリップを確保しています。背面にもコルクを貼る事で、片手で持ち歩いている時のグリップと、再生ボタンの誤操作が格段に減ります。まぁ、操作性を最優先しています。広角端のマクロモード。近接性能は必要にして十分でしょう。EXR AUTOにて。正直な話をすれば XF1 の吐き出す「絵」の方が好きだし、コレの前に使っていた F100fd の吐き出す「絵」の方が好きです。F200EXR の吐き出す「絵」はなぜか相性が悪いと言うか、微妙に納得できないと言うか。3種類あるどのモードも、極端に走りすぎている感じがするのです。使用するモードによって吐き出す「絵」に違いが出すぎるというか、特性を把握するほど使い込んでいないっていうのが大きいかもしれませんけど、使いこなすのが難しいカメラだと思っています。で、結局 EXR AUTO で撮影して「なんだかなぁ。。。」って感じになるんですね。やってる事は凄いと思うのですがねぇ。後は X10 もそうなのですが換算28mmからのズームってのも馴染めません。どうしても換算24mm(XF1は25-100ですが1mmの違いは無問題でした)からのズームが欲しいと思ってしまいます。ですが、この機会に少し使い込んでみましょうかね。
2023.07.15
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この記事は入院前に下書きを書いていたモノで、購入自体は今年の4月頃の事です。今回の amazon でのお買い物は「目に付いたゴミをすぐ掃除」可能なハンディクリーナー(コードレス)で Litheli と言うメーカーの製品です。残念ながら現在(2023.7.15)は在庫切れで購入できないようです。今までもハンディクリーナー自体は、古いAC式ですが使っていました。と言うか、掃除機は、それしか持っていませんでした。もう10年以上前に購入したモノで仕事で使う為に購入したのですが、当時は小型コードレスで実用的なのはダイソンくらいしかなかったし、やはりコードレスは高額でしたからAC式を購入しました。でも今となっては少し大きくて、出し入れもそうですが、何よりも電源繋ぐのが面倒なんです。それでも、今までは他に掃除機が無かったので我慢して使っていたのですが、先日、あまりにも安価だったので、中古でシャープのコードレス掃除機(EC-SX310)を購入したのです。決め手は予備バッテリーが1個付属していて状態が良さそうだった事。それでも実際に使用してみるとバッテリーが弱っているように感じたので amazon で新品の大容量予備バッテリー(純正)を追加購入しました。今回のバッテリーは容量が約1.5倍になっています。付属のバッテリーは1730mAh 18.0V 32Whが2個でしたが、今回、追加で購入した新品のメーカー純正大容量バッテリーは2500mAh 18V 45Whで、実際には弱った中古バッテリーの倍以上の持続持間で、パワーも若干ですが強くなったように感じました。この純正の予備バッテリーは、中古で購入したクリーナーの倍以上の価格だったので、微妙な気分になりましたが、製品の製造時期的に購入できるギリギリのタイミングだったようですし、バッテリー3個体制で使い始めたら、便利すぎて、もうAC式には戻れなくなりましたから、結果的に中古の本体も含め、買って良かったと思っています。技術の進化とバッテリーの進化(小型かつ大容量化)で、気がつけば普通のコードレス掃除機も十分に実用家電になっていたんですね。自分にとって「興味ない分野」の商品でも、気がつけば「物凄い進化」をしている事も多くて驚くばかりです。そして今回、コードレスクリーナーの実用性が気に入って、タイトルの通り、更に手軽なハンディクリーナーを Amazon で追加購入しました。ではなぜ「ハンディクリーナー」がデジタルガジェットなのかというと、このハンディクリーナーもバッテリー着脱式なのですが、そのバッテリーが USB-C 充電で、しかも、モバイルバッテリーとしても使用可能で、更には同様のバッテリーを使用する製品群が存在するからです。まぁ、容量が 4000mAh なので、今時のスマホをフル充電する事は不可能ですが、バッテリー交換式は、長く使うならポイント高いですし「今時の当たり前」かもしれませんが USB-C 充電で専用充電器不要なのも良いです。この大きさの違いに進化の速さを感じます。Uバッテリーは 4000mAh 4V 16Wh です。充電は USB-C 急速充電対応。出力は USB-C/A のどちらにも対応で5~12V出力に対応。ハンディクリーナーに収まるとこんな感じ。また Litheli Uバッテリーという名称で単体発売しているこのバッテリー(私も予備バッテリーとして購入済みです)を使用する製品が「U4シリーズ」として多数発売されています。私が興味を持ったのは、スティッククリーナ、電動ドライバー、筋膜リリースガン(ようはマッサージ器)、全自動ゴミ箱、辺りですかね。一番欲しいと思っている「電動ドライバー」が在庫切れなのが残念ですが、スティッククリーナーや筋膜リリースガンは追加購入するかも。この「Uバッテリー」が優れているのは、モバイルバッテリーとして使用可能なので直接 USB-C で充電可能な事。デジカメのバッテリーは小型軽量化という縛りがあるから仕方ありませんが、デジカメ本体に入れた状態か、充電器を使用しないと充電できません。まぁ、デジカメ本体が充電と給電を行ないながら使用可能なら、何も問題ありませんが、そういう機種は現時点では少ないです。私が中古で購入したシャープのコードレス掃除機は、それなりに古い機種なので、バッテリー交換式とは言え、立派な専用充電器が付属するのですが、小型とはいえ、最新機種なら USB-C 充電で充電器は共用可能(同梱不要)なのですね。すでにデジタルカメラやノートPCでは USB-C 充電(給電)への対応が始まっていますが、一般的な「コードレス家電」やACアダプターを使用する家電の多くが USB-C 接続になる日は意外とすぐで USB-C はデジタルガジェットの枠を超えて「小容量電源供給」の業界標準になる日が来るかもしれない。そんな事を考えさせてくれるのでした。
2023.07.15
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私事ですが、5/31から7/12までの43日間、直腸癌の手術で入院していました。はじめは体調が悪くて病院に行き、一週間の検査入院の予定だったのですが、直腸に癌が見つかり、手術入院へと変更になって、先日までそのまま入院していました。ステージ3bで、リンパ節への転移が発見され、8月には抗がん剤治療で一週間ほど再入院が決定しています。抗がん剤の投与自体は半年の予定となっています。また、手術自体はロボットを用いた腹腔鏡手術で、それなりに長時間の手術だったらしいのですが幸いな事に人工肛門の設置とはならず、一応は五体満足な状態で退院しております。体調も徐々にではありますが、元に戻りつつあります。でも抗がん剤の投与でどうなるのかは、現時点で予想がつきません。思えば、昨年は公私共に忙しく健康診断を受けませんでした。やはり、健康診断は受けないとダメですねぇ。しかし、退院したら、世間はほとんど真夏といった状態で驚きました。あまりの暑さに、再び体調が悪くなりそうですね。体調管理には気をつけたいと思います。皆様も体調管理には気をつけて、快適な夏を過ごされますように。
2023.07.15
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今回は、久しぶりの自転車ネタです。まぁ、そういう季節が再び巡って来たという事♪ですね。コロナ過も落ち着いてきたし、今年は出かけたいですねぇ。。。という事で私が、専用の「リンコロバッグ」とセットで使う事で「縦型フォールディングバイク」の最高傑作だと思っている 5Links2 について、その特徴を書いてみたいと思います。非常に個性的な 5Links2 ですが、その「設計思想」と「タイヤセレクト」は「縦型フォールディング」を実現するだけではなく「走行性能にも妥協していない」事が感じられます。まずはタイヤセレクトについて。純正タイヤは希少な高圧タイヤ KENDA KWEST 100P.S.I. (32-305 16 x 1.25)自転車の走行性能を語る時、一般的にはタイヤサイズが細く(高圧に)なると走行抵抗が減り軽く走れるようになります。ですが小径車の場合はタイヤサイズが細くなるとタイヤ外周も相対的に小さくなり、結果としてタイヤ周長も短くなるので、走行性能が向上するかと言われれば微妙だったりもします。時々、ブロンプトンに細身の高圧タイヤをセットしているのを見かけますが、小さいタイヤが更に小さくなるし、乗り心地も悪くなるしで、個人的にはメリットよりデメリットの方が大きいように思います。純正採用されたこのタイヤは 16 x 1.25(32-305)と、やや細身のタイヤですがギリギリ標準サイズとも言えるサイズで、更に 100PSI と言う高圧タイヤなのでタイヤ周長の実測値は 1195mm でした。これはキャットアイのタイヤ周長ガイドによると 16 x 1.75(47-305)と同じタイヤ周長となります。このタイヤセレクトによって快適な走行性能を確保しているので、タイヤ交換時に純正タイヤ以外を選択すると、ほとんどの場合、タイヤサイズが太くなるだけでなく空気圧も半分程度まで低くなり走行性能が大幅に悪化します。このサイズのタイヤは幼児車や1輪車に採用される事が多く、安価なタイヤは太いだけでなく、指定空気圧も大幅に低いのです。結果としてソフトな乗り心地にはなりますが非常に重い乗り心地にもなってしまいます。割高ではありますがタイヤ交換時に純正タイヤを選択する事で本来の走行性能を維持する事ができるのです。純正タイヤ以外を検討する場合「指定空気圧」に要注意です。また、エアボリュームが少ないですから、こまめなエアチェックも必要になりますが、この事は 5Links2 似限らず、小径車全般に該当する事項です。この事から、小径車のタイヤは太さと空気圧のバランスが重要です。可能な限り太くて高圧なタイヤを選ぶのが走りを良くするポイントになると思います。蛇足になりますが、小径車のインチアップは上記の理由によります。非常にざっくり言えば、細いタイヤに変えるとホイールが小さくなるからインチアップで補うんですね。まぁ、タイヤやチューブは重いので結果的に軽量化にもなりますが、細いタイヤ(特に小径車)は空気圧管理がシビアなので万人にはお勧めできません。次にフレームASSYを見てみましょう。一見するとスタンダードなダイヤモンド型を潰したようにも見えます。フレーム本体で特徴的なのはシートチューブの延長線上から前側にシフトした位置にBBがあり、強度確保とフォールディング時のハンドルも兼ねた縦パイプが追加されている事でしょうか。ハンドルとサドルの間隔を確保しつつBBの位置を前側に移動させ外装変速に必要な間隔を確保したかったのだと想像できます。トップチューブは円形ではなく逆三角形型でヘッドパイプ側に向かって少しだけ太くなっています。ダウンチューブは今時のアルミフレームとしては一般的なヘッドパイプ側が縦に太くシートチューブ側が横に太い楕円パイプです。おそらくトップチューブとダウンチューブはハイドロフォーミングでしょう。この 5Links2 の特徴でもあるヘッドパイプからフォークコラムを前側に移動しフォークコラムをスライドさせる独自のフォールディングを実現しつつ強度を確保する為に、この形状が必要なのだと思います。このフロント部のギミックの為、ヘッドアングルは立ち気味でオフセットも無いストレートフォークですから、路面からのショックはハンドルグリップにダイレクトに来ます。ですがヘッドパイプの延長線上からのオフセットは確保できているので、意外な事に直進安定性も含めたハンドリングは多少のクセはありますがクイック過ぎて扱いにくいと言う事はありません。特徴的なヘッド部の上下クイックは上を先に閉めた方が収まりが良いです。クイックの締め付け強さは、上より下を強めとして先に上を閉めた後、下を閉めると安定する良いに感じます。下を先に、しかも強めに閉めるとフレーム側が若干ながら上に逃げるような気がするので私はこの順番でクイックを占めています。最近はフロントホイールをラジアル組にする事が小径車でも多いのですが、このハンドルからホイールまでがダイレクトな構造なので、あえて一般的なホイール組を採用してホイールの強度と乗り心地を確保しているのだと思います。またフロントブレーキキャリパーはブロンプトンと同じ「逆引き」スタイルを採用し、全長の長いステアリングコラムの中にアウターを通す事でフォールディング時の作業性を向上させるだけでなくフロント周りをスッキリと纏めています。基本的なブレーキ性能は確保されていますし、ブレーキ性能を強化するとしてもブレーキシューの交換で十分ですが、更なるブレーキ性能の強化を行うならば、フォールディング時にアウターワイヤーの取り扱いに細心の注意をする事を前提としてですが、一般的なシマノ BR-451 のようなキャリパーブレーキに換装する事も可能だと思います。リアエンドは昔ながらのロードエンドを採用する事でチェーンテンションの調整が出来ます。バックフォークはシートチューブがとても短いのでシートステーにアングルを付け強度を確保しています。タイヤサイズに対してシートステーもチェーンステーも長いのでブリッジも追加されしっかり強度が確保されていて、小径車の特長を生かした加速の良さを誇ります。また、外装変速と内装変速の両方に対応する為、昔ながらのロードエンドスタイルを採用しチェーンテンションの調整が可能で、Rメカのシフトケーブル用ガイドもシートステイに溶接されています。短いシートチューブを補う為、フレームに組み込んだ折りたたみ式シートパイプが存在しますが、クイックを緩め上に抜くと縦に折れるヒンジが現れ、その位置で停止します。このシートパイプのフレーム部分に入っている長さが割りと短いので、この部分のクイックは硬めに閉めた方が良いでしょう。感覚的には小径車でまれに確認できる二重構造のシートポストと言った方が良いかもしれません。上部に本来のシートクイックがあり、一般的な Φ27.2 のシートポストが付きます。国内設計のフレームにありがちなのですが、この折りたたみ式シートパイプが短く、純正のシートポストからMTB用のロングシートポスト(450mm)に交換したのですが、それでも私の場合はギリギリでした。このシートパイプのフレームに収まって固定される部分の長さと、シートパイプそのものの長さは、欧米向けに輸出する場合の要検討課題かもしれません。実際には、重量増とはなりますがシートパイプをあと50mm長くしてフレームへ収まる部分を20mm増やし展開時のシートパイプの長さが30mm長くなってくれると嬉しいです。シートポストが二重になったような構造でキャリアのクイックもあるので少し煩雑な感じです。バックフォークに関しては堅実なつくりで強度を確保していますが、特徴的なのは元々はオプション扱いでしたが 2021 モデルからは標準装備の Dolphin stand と 2way rear carrier でしょう。まず Dolphin stand ですが、停車時の安定性は格別ですし、リアのブレーキ調整や変速調整にも重宝します。そしてフォールディング時に倒立した状態でもスタンドとして機能する優れものです。また 2way rear carrier も走行時に大きな荷物を装着してもペダリングの邪魔にならないポジションと、普通のポジション、更には輪行時に「リンコロバッグ」から稼動、着脱式になっている部分のみを露出させる事でキャリーカートの様に使用する事さえ可能なのです。惜しいのは 2way rear carrier の使用説明書が存在せず、正しい使い方を知らないユーザーが多少なりとも存在する事でしょうか。この 2way rear carrier については過去に記事にしていますので、詳細はそちらを参考にしていただければ幸いです。まぁ「リンコロバッグ」で輪行しないと気が付かなくても仕方在りませんが、非常に素晴らしい構造になっています。また、その構造上、サドルバッグの選択枝も多く、宿を利用した一般的な輪行において、まさに「無敵」の存在だと私は思います。ロード用のサドルの後ろに大きく飛び出す形状はムリですが、サドルの下方向に長いサドルバッグなら選択肢は広いです。と言う事で、宿泊施設を利用した電車輪行ツーリングでは無敵の存在だと思う 5Links2 の特徴を自分なりに考察してみました。
2023.05.18
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ウチに在るのは、モニターヘッドホンの MDR-CD900st ではなくて、そのベースとなった、初代の折畳みヘッドホン MDR-CD900 で、ウチに残っているヘッドホンはコレだけです。で、このヘッドホンはイヤーパッドがすぐボロボロになるんですよね。昔は五反田に在った SONYにイヤーパッドを何度か買いに行きましたが、ソニーが五反田から引越しして入手が面倒になったのと、もう少し長持ちするイヤーパッドにしたくて SHURE のイヤーパッドに交換したのですが、これも使用感が微妙だったので、今回 e☆イヤホンさんで、相談したところ、このイヤーパッドを勧められ、即決で購入しました。MDR-CD900は形状的にもリファレンスになっているのすね。大げさに言えば、このイヤーパッドに交換するとモニター型ヘッドホンがリスニング型ヘッドホンに変わる感じでしょうか。自分は耳が大きく起きているので長時間使うと耳が痛くなるのですが、このイヤーパッドなら、長時間の使用も大丈夫かも。純正と比較して、かなり深く前後で深さが異なります。その差は一目瞭然ですね。これは具合が良いです。音質は耳からの距離が変わるからか少し柔らかくなるように思います。このイヤーパッドに変更した事でアニメの視聴にヘッドホンを使用する機会が増えるかも。
2023.04.30
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さて EarFun Air Pro 3 本体のご紹介です。(^^)まずはケースから。完全ワイヤレスイヤホンの場合、ケースにバッテリーを内蔵していてケースに収納するだけで本体が充電されるタイプと、単純に充電する時に経由するだけの2タイプに分かれますが、このケースはバッテリー内臓型で、トータル45時間の再生時間となっています。前側には充電インジケーター、後側には USB-C の充電コネクタ。この価格帯で「Qi充電」に対応したケースは、便利だしコスパ高いと思います。しかも「Qi充電」に対応しているので普段使いで充電切れの可能性は皆無と入って良いでしょう。質感も上面にメーカーロゴが型押し加工されていて上質とは言いませんが悪くありません。蓋の「赤いの」は保護シールを剥がし忘れました。orz充電用の接点はツノ部分にあって他者製品の多くと同様にマグネットで綺麗に収まります。カナル型の完全ワイヤレスで機能満載モデルの場合、本体が大型になり人によってはフィットしない事もあるようですが、本製品はツノがある分、本体が小型なので多くの人にフィットするのではないでしょうか。重量も軽いので不用意に外れる事は無いと思います。さて肝心の音質ですが、まずは普通に iPhone13 に繋いでみました。アプリをインストールして一通り試聴した感想は、残念ながら「この程度の音なの?」って感じでした。手持ちの古い JBL E-25BT との比較でさえ、あきらかに劣ります。音の傾向は、低域が非常に強くて驚くほどバランスが悪く、全域でベールを掛けたようなハッキリしない音で、とてもではありませんが「VGP2023金賞」の音とは思えません。アプリのイコライザーでそれなりに調整が可能なのですが、基本的な音質に疑問を感じるレベルであり iPhone 13 で積極的に使用したくはありません。非常に残念な結果でした。*追記:エージングが進むと驚くほど改善されました。低域が強いことに変わりはありませんが他機種でバスブーストした程度に収まり、全体の音質も普通の試聴に耐えるレベルになりました。ドラムのシンバル辺りの音域にもピークがあり、俗に言う「ドンシャリ」ってヤツですが、小音量で聴く分には悪くありません。更にはゲームモードにする事で若干ながら中域が強調され、更に良質なバランスとなるだけで無く音質も若干ながら改善されます。ただし、その分、雑踏などでは途切れやすくなるようですが、少しでも音質の改善手段があるのは嬉しいです。「AAC」接続でもアプリのゲームモードで若干ながら音質の改善が可能で、更にEQで好みに調整する事も可能という事です。今回購入した価格と、装備する機能を考慮すれば iPhone の「AAC」接続でも「アリ」だし、普通に便利で使い易く、音質も悪くない完全ワイヤレスイヤホンへと評価を変更します。と言う事で、早速今回同時に購入した eppfun AK3040Plus と Muchfox iPhone usb 3.0 otg 変換アダプタ lightning を使用して「aptX adaptive」で接続してみました。判り難いですがインジケータの「青」は「aptX Adaptive」で接続されている状態です。この方法を実現する為には iPhone13 の Bluetooth をオフにする必要があるのでインストールした専用アプリはイヤホン本体を見失い使用出来なくなります。結果として、イヤホン本体で操作できないイコライザーが使えなくなります。まぁ iPhone 13 側では eppfun AK3040Plus で音楽を聴いていると言う認識になるので仕方ありません。また eppfun AK3040Plus は電力消費が激しいようで iPhone13 のバッテリー残量が80%を切ると接続できなかったり、接続が途切れたりして使用できません。上記画像では対策として Magsafe 充電器で本体のバッテリー残量低下を予防しています。この状況も本来の用途から外れる使い方をしているので誰にも文句は言えません。先日バッテリー交換した iPad Pro"9.7 でも70%を切ると再生できなくなりました。上記画像は iPad Pro"9.7 での再生状況。問題なく「aptX adaptive」で再生可能でしたが長時間再生では画像のケーブルで電源供給しながら使用するのが前程となります。ですが「aptX adaptive」で接続した効果は絶大でした。それこそ、上記のような「多少の不具合」は全く気になりません。だって有線イヤホン並みの音質に変化したのですから。この音質なら「VGP2023金賞」も納得です。低域はやはり強めですが「バランスが悪い」と言うほどではなくなり、ある意味、今時の音質傾向と言えなくもありません。とにかくベールを何枚も剥いだようにスッキリして「あぁ、この音が本来の実力なのだな」と実感できました。低域をベースとはしますが高域まで綺麗に再生するし、ボーカルの声も埋もれません。色艶に欠けるモニターライクな音質ではありますし高域は多少耳に刺さりますが、エージングが楽しみになりました。⇒エージングが進むにつれ更にフラットになりました。いわゆるジャパニーズサウンドって感じでしょうか。音場は上下左右に広いのに定位も良くて、個々の楽器の音をハッキリと聴き分ける事が可能で、タイトでスピーディな今時のモニターって感じの音を聞かせてくれます。女性ボーカルやピアノ高域の音にキラキラした色艶も多少出てきました。アプリでイコライザーが使えない事など全く気になりません。聴き馴染んだ楽曲(特にJ-POP やアニソン)では「こんな音が埋もれていたのか」と楽しくなります。ただし鮮烈さというか「キレッキレッ」な感じは若干失われました。ただしモニター型の宿命として音源の良し悪しをハッキリ出します。オリジナルの音源が良い録音状態であり、その音源がロスレス配信されていれば素晴らしい音を聴かせてくれますが、逆の場合はちょっと聴くに耐えない感じになる場合もあります。DACでは無く、あくまで通信プロトコルですから仕方ありません。でも、そんな時は普通に「AAC」接続すれば良いのです。モニターライクな音質は失われますし、低域強めの音質に変わりますが音源を選ばず普通に音楽が楽しめます。上記のような状態で試聴している時でも、本体で操作可能なノイズキャンセリングは有効です。その効果は絶大ではありませんが実感できるレベルで、常用しても違和感を感じないのが嬉しいです。ただし、周囲の環境によっては高域にサーっとノイズが乗る事があります。そんな時はノイズキャンセリングを無効にすると良いです。AAC接続の時はノイキャンONだと更に低域が強調されますがEQで調整可能ですから、周囲の状況からノイズを生まない限り、ノイキャンONで良いと思います。このイヤホンは「aptX adaptive」で接続できれば良質なロスレス音源の高音質を遺憾なく発揮できるモニターライクなクオリティを持っていると評価します。また「AAC」接続では、利便性が高く、低音の迫力が楽しめる完全ワイヤレスとして、二通りの使い方が楽しめます。しかし、通信プロトコルの違いだけで、本当にここまで音質が変化するのでしょうか。本製品は、価格を抑え「aptX adaptive」での接続に特化しているようにも感じますが、通信プロトコルの違いで、あえて音質を変えて故意に2面性を持たせているのかもしれないとまで思ってしまいました。いずれにしても「一粒で二度美味しい」ので購入して正解でした。そして「お約束」ですが、上記の接続方法は保障外のイレギュラーな使い方であり、手持ちの固体で偶然動作しただけであり、上記組み合わせでの動作を保障するものではありません。あくまで動作する可能性が高い程度に考えてください。そして iPhone や ipad で上記組み合わせを使用する場合、電源供給の手段を確保する必要がある事も忘れずに。ですので、本製品は「AAC」接続の iPhone でも「低域マシマシ」な完全ワイヤレスとして楽しく使用可能ですが、本来の実力を発揮させると言うか、音質最優先で検討する場合、その期待に応える事のできる「aptX adaptive」接続に対応した機器で使用するのがベストでしょう。私も普段は電源供給を気にしなくて済むAAC接続で気軽に「低域マシマシ」な感じで本製品を楽しみ、この音源は良い録音をされていそうだから良い音で聴きたいという時だけ eppfun AK3040Plus を追加して aptX adaptive で楽しみたいなと思います。しかし、今回ほどエージングで音が変わったのは初めての経験です。イヤホンの世界もおくが深いですねぇ。追記です。エージングが更に進み、イヤーピースをコンプライに変更したら完全に化けました。ケースへの収まりは悪く、本体を押し込まないと蓋が閉まりませんが押し込めば大丈夫。(^^;当初は弱点だと感じていた「AAC」でも、イヤーピースの効果で中域に厚みと艶が増し、高域も綺麗に抜け、低域をベースとした良い雰囲気のバランスで、実に素晴らしい音楽を聴かせてくれるようになり「aptX adaptive」との差は、本当に僅かとなりました。これならば、本当に良質な音楽ソース意外は「AAC」で全く問題ないですし、音の鳴らし方こそ異なりますが、手持ち有線イヤホンの IE100Pro に匹敵するレベルです。この完全ワイヤレスイヤホンが1万円以下というのは信じられません。弱点があるとすれば男女問わずヴォーカルが若干後ろに下がる機がする事ですかね。まぁ、個々の楽器が際立つ事とのトレードオフでしょうか。「とりあえず試しに買ってみるか」が大成功って感じで、今では EarFun Air Pro 3 を聴かない日はありません。もちろん applemusic のご利益も絶大で、家を売り払い、狭いボロアパートへ引越した時に手放したCDの楽曲が、ちょっと検索すれば簡単に聴けるのです。今は、懐かしい高中正義を EarFun Air Pro 3 で聴きながらキーボードを叩いています。ノイキャンONで音楽が鳴っていれば安いキーボードのカチャカチャ音も全く聞こえませんし、煙草に火をつけてオートモードの空気清浄機が唸り始めても全く気になりません。
2023.04.26
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1979.07.ウォークマンの登場以降、ヘッドホンやイヤホンで「持ち歩いて何処でも音楽を聴く」というスタイルが生まれ、新しいオーディオジャンルとして確立しました。そしてCDの登場からしばらくして、音楽ファイル形式に圧縮率の高い「MP3」が登場、PCで簡単にリッピング出来る事からメモリを搭載したりSDカードを使用したMP3プレーヤーが多数発売され、それまでの持ち歩ける音楽プレーヤーで主役だったMD規格が死滅しました。更に時は流れ「音楽配信」というストリーミングサービスの影響でスマートフォンにその座を奪われ、デジタルオーディープレーヤー(DAP)自体も姿を消す(実際に人気のあった apple iPod は撤退)かと思われましたが、元祖ウォークマンを持つソニーが2313年に「Hi-Res」規格を立ち上げ、多くのメーカーが賛同し、ハイエンドオーディオの規格として認知され、DAPも「Hi-Res」対応する事でスマホと差別化し、新たなオーディオ機器として認知されました。実際には「Hi-Res」より、圧縮率の低い「ロスレス」が高音質化の要因なのですが「CDを超える」と言う文言が使える「Hi-Res」のインパクトが多く人には効果絶大なので良しとします。(^^;そしてウォークマンに代表されるDAPで「Hi-Res」を聴く為に、より「高音質」なヘッドホンやイヤホンが市場に沢山登場し始め、ヘッドホンやイヤホンの売り場はあっという間に広がっていきました。そして、本来「利便性を重視したイヤホン」だった完全ワイヤレスイヤホンにも、スマホの通信速度の高速化によって通信プロトコルに音質を重視した「LDAC」や「aptX Adaptive」が登場して、さまざまな商品で賑わい人気となっています。ですが、日本で絶大な人気を誇る iPhone シリーズは apple がDAPとしてそれなりに人気のあった iPod を終了させた事からも判るように高音質で音楽を聴くという事に消極的で、音質を重視した通信プロトコルである「LDAC」や「aptX Adaptive」に全く対応していません。ですが音楽配信サービスである applemusic はそういうわけには行かず「ロスレス」配信に対応するようになりました。ですので iPhone シリーズも今後は、ソニーの「LDAC」に対応する事は無いかもしれませんが、独自の音質重視な通信プロトコルを新たに立ち上げるか「aptX Adaptive」に対応する可能性は高いと思います。いやぁ、我ながら実に長い前振りでした。(^^;以前にも書きましたが機種変のご利益で applemusic が6ヵ月無料って事で聴き始めたのですが、気軽に聴くなら、やはり、完全ワイヤレスイヤホンだろうって事で以前から物色はしていました。そして今回 Amazon のGWセールで購入したのがこちら。EarFun Air Pro 3、eppfun AK3040Plus、Muchfox iPhone usb 3.0 otg 変換アダプタ lightning中身はこんな感じです。完全ワイヤレスイヤホン、OTGカメラケーブル、aptX adaptiveアダプタ、の3点です。完全ワイヤレスイヤホンの EarFun Air Pro 3 は、ノイズキャンセル、外音取込、風切り音低減、マルチポイント、タッチ操作、Qi対応充電ケース、専用アプリ、と1万円以下ながら、その機能はまさに全部入り、しかも、通信プロトコルで高音質の aptX adaptive 採用して「VGP 2023 金賞」を受賞した製品です。OTGカメラケーブルの Muchfox iPhone usb 3.0 otg 変換アダプタ lightning は、純正品の互換品でこちらの方が耐久性が高そうだし、音も良さそうなので追加購入してみました。aptX adaptiveアダプタの eppfun AK3040Plus は iPhone 13 で「aptX adaptive」接続で音楽を聴くためのアイテムで EarFun Air Pro 3 を使って「違い」を確認する為に購入しました。長くなったので、今回はここまで。次回「その2」で EarFun Air Pro 3 の感想と iPhone 13 でも「aptX adaptive」で音楽が聴けるのか試してみたいと思います。
2023.04.26
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