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Jan 15, 2006
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奇跡だったと思う。
祖父は自分と話した次の日、話せなくなりました。
もう今は誰が来ているのか、何を話しているのかも理解できず、身体も目も動かずにただただ・・・息をしているだけです。

その日、父と祖母とおばが祖父の病院にいましたが、相変わらず祖父は元気なので「今日はみんなもう帰るね。明日来るから。」と言ったそうです。
すると祖父は「嫌だ。帰らないでくれ。」と、初めてだだをこねたらしい。
みんなが困りああだこうだと話している時に、ふぅーっ・・・と祖父の意識がなくなったらしい。

脳梗塞です。

そんなに祖父がいて欲しかったなら、いてやればよかったのに・・・。
祖父の話が聞けたのは本当に奇跡でした。


今日、礼服を買いにいった。
こっちの方が似合うとか、若く見えるとか。
そんなことは祖父の命の灯火にはまったく関係のない話で腹が立った。

今、病院から電話が入り父と母が病院へ向かいました。
僕は明日学校があり、明後日から大学のテストが始まるので・・・動けません。
悔しいです。
なにも出来ない自分が。

頑張れよ、おじいちゃん。
まだおじいちゃんが病気と戦っている生きた証としての写真を俺は撮ってない。
まだ早い。
あんたがいくのはまだ早い。





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Last updated  Jan 15, 2006 09:37:30 PM
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