制服の採寸に訪れて感じたある予感。ライオンに跨る必勝祈願の言い伝えを試して見えたもの。老いた継母の買い物に付き合ってはぐれてしまった娘。命を宿した物たちが始めた会話。友達とプレゼントを買いに訪れて繋がった時間。亡くなった男が最後に買った土産。歴史あるデパートを舞台に、人気作家6人が紡ぐ心揺さぶる物語。
「思い出エレベーター」辻村深月
階下を見下ろしている泣きそうな顔の子どもがもし、いたら。
「Have a nice day!」伊坂幸太郎
三越のライオン、知ってる? あれに跨ると夢が叶うんだって。
「雨あがりに」阿川佐和子
三越でしか買い物をしないなんて、どこかのお嬢様のすることだ。
「アニバーサリー」恩田陸
ざわざわするというか、ウキウキするというか。
「七階から愛をこめて」柚木麻子
私の本当の願いはね。これから先の未来を見ることなの。
「重命(かさな)る」東野圭吾
草薙は思わず声をあげて笑った。「いいねえ、湯川教授の人生相談か」
そうそうたるメンバーが書いた三越に関する物語。
はっきり言って 辻村深月さんに圧倒されました。
彼女の物語だけで胸がいっぱい。
三越に行ってみたくなりました。
今度 東京に行く機会があったら必ず三越日本橋店に行きたいと思いました。
ナミヤ雑貨店の奇蹟 東野圭吾著 2025年11月27日 コメント(1)
アルプス席の母 早見和馬著 2025年11月22日 コメント(1)
リクと暮らせば 大崎梢著 2025年11月11日 コメント(1)
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