2005年10月15日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今日はスカパーのPPVで「ディープ・クラッシュ」という潜水艦映画を観ました。


主人公の一人である米原潜艦長役はモデル出身のジム・デイヴィッドソンという俳優でしたが、これがセリフ回しも仕草もまったく軍人らしくなくて、「人間臭い」というより不出来な窓際軍人のような印象。お酒を飲むシーンがいくつかあるところを見るともともとそういう演出なのかもしれませんが、あれでは「立派な艦長」と持ち上げる乗員のセリフがただのゴマすりに聞こえてしまいます。
年齢も、この映画撮影の時点で38~39歳ということですね。日本の潜水艦の艦長と比較しても若いほうですので、やはり就役したての最新鋭艦を任されるには早いのではないかと。乗員の中に艦長を見くびる者がいてもしかたないかもしれません。
まあ、顔のよさだけは今まで観た潜水艦映画の中ではぴか一でした。メル・ギブソンを少し地味にして背を高くした感じです。

物語の要となるシールズ隊員と女性法務官の行動は、特攻精神を美化するのは世界共通の感情なのだいうことを示していますね。
しかしながら、なぜ水中からトマホークを発射する必要があったのでしょう。最新鋭原潜に搭載されたトマホークには、浅い海で特攻受けてブクブク言ってる音源と熱源を特定するだけのカメラやレーダーも積んでいないものなのかしら。法務官が犠牲になる原因にしても、水没したら意味のないもののような。
そもそも、魚雷などの直撃を何度も受けて潜航可能な原潜というのが、本来ありえないという感想もネットでは見かけました。

その強靭な原潜に比べて、ロシアの原潜乗員はあまりにもひ弱でかわいそうです。浮上してワッチも何人も置いていたというのに、テロリストのヘリが頭上近くに来るまで何も手を打たないだなんて。シー・ジャックされた後にテロリストに対して暴動を起こしたロシア兵も、圧倒的に数の少ないテロリストに返り討ちにされてしまいますし、本当にこの情けない扱いにはご同情申し上げます。


ラストで米原潜のソナーマンの男の子が自分のミスを認めて、艦長の指揮のミス疑惑を晴らす決心をしてくれそうなのは救いでした。
「男の子」と言いたいくらい若いあんなソナーマンが、実際に米海軍には乗っているのだとするとちょっと怖いですけれどもね。

日記タイトルは米原潜のほう。なんだか、艦内水密隔壁のほうが二重の外壁よりもよほど強いのではないかと思いました。
これだけ粗が目に付いても「エージェント・レッド」よりはるかにマシだと、まだ言い切れます。あの映画のひどさは、本当にお笑い映画としか言いようがないものでしたねぇ。

◆本日のBGM : 松任谷由実/流線型’80 から 「12階の恋人」





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年10月15日 22時45分23秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ゆりこ2002

ゆりこ2002

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: