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【3月19日(水)】
筒ヶ浦からわずか30分で昨日昼食をとった地点に戻る。朝起きた頃は雨が降っていたが、
出発の頃は雨が上がる。
若松町にはすぐ着く。駐在さんの家にザックを取りに行く。駐在さんは小学校の卒業式に
出席のために不在。しばらく待つと凛々しい制服姿で現れる。
ザックを回収した後、早速ラーメンで昼食。子供たちがわんさと集まる。
食料の点検を行い買い出しを行う。15時過ぎの船まで3時間位あるので、あとは自由
時間にする。一年生は主に釣り、旧人はぼんやりそれを見ていた。結局釣れたのは二匹の
み。あまり大した収穫ではなかった。
最後まで残っていた4人の島の子供たちと写真を撮る。子供たちはかわいいところもある
が、少ししつこいところもある。「10円くれ」としきりに言う。きっと我々が珍しいのだ
ろう。
15:45頃、福江町からの「西海丸」が来る。テープは長く尾を引き切れた。今度は皆
で手を振った。船独特の感傷的な別れ、いいものだなあと、つくづく思う。
郷の首まではわずかな時間で着く。郷の首からはバスで青方までは20分~30分かかった
のではないかと思う。山間の林道であらためて五島列島の大きさを知る。山と海これが五島で
あり、複雑に入り組んだ海を縫うように船がゆく。
今合宿で最も天候の良い日であった。若松港でののんびりとした1日。いつまでも忘れない
だろう。明日の津和崎鼻のピストン、天候が気がかりである。
【3月20日(木)】
今日は津和崎鼻へピストンに行く予定であったが、天候がおもわしくないので中止し、ドボン
にする。6時起床で1日中トランプにあけくれる。夜はミーティング、割合意見は出たがYKと
YTは寝ている。
16時の天気図から低気圧が続いて来るため、今日とあまり変わりない天候と考えられるので
明日は山王山へ行く。
【3月21日(金)】
天候は曇っており、時々雨が降る。青方からまっすぐ南下し、一つ峠越えをする。ここらあたり
までは割合調子よくいった。
200mの山を越え、海へ出るつもりであったが、沢から右へ登るルートを発見できず、これと
思う尾根を見つけ登り始める。最初の1~2時間はわりといいペースでいったが、「しだ」が群生
しており、トップはかなりきつそう。1年生に交代させながら登る。200m余りということで
気楽なつもりで歩いていたが、尾根まであと少しのところで、動けなくなった。
尾根までのルートを見つけるために、YKとTMが「やぶ」や「しだ」を切り払いに行く。この
時は尾根に出れば地図の点線にあるルートは必ず見つけ出すことができると思っていた。
その場で昼食をとり13:15出発。TMの話からは1時間はかかると思っていたが、20分
余りで稜線に着く。稜線でルートファインディングをするが全くルートは見当たらない。地図で
詠んだ地点とそんなに大きな違いはなかったはずだが・・・・・・・・。
1時間程ルートを探したが見当たらないので点線のついている尾根と思われるところから下る
ことにする。途中、1ヶ所ナタ目があったがそれ以外は人が通ったとは思われない。トップを
YKとTM交互にやらせる。あと100mぐらいのところで、植林した跡に出る。そこでしばら
く休み、ルートを見つけようとしたが、見つからなかったので、前と同様ブッシュに突っ込む。
あと15分位というところでYKが少しガレたところで10m~15m滑落する。一瞬怪我を
したとヒヤリとしたが、背中と肩に少しのかすり傷で済んだ。頭も打っていないようで、本当に
幸運だった。
トップは疲れでかなりまいっているようであった。この調子だと山王山も道がないと思われる
し、わずか400mといってもかなり厳しいことが、今日のワンデリングで検証されたので、
ピストンにする。
明日は神の浦まで行く。今日ほど名古屋を遠く、懐かしく思ったことはない。
昼食の休憩
思ったより厳しい行動が終わり