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翅を透かして ウスバシロチョウ 5月も連休明けは良い天気が続いています。このまま週末もと期待したのですが、どうも良くないようですね。 5月3日。岐阜県山県市のトンボ湧き立つ水辺の後に、ちょっと里山も下に降りればそこにはウスバシロチョウが舞う光景に出会えます。このチョウ、ムラサキケマンなどを食草にし、荒れた放置畑などの影響でむしろ増えているのではないかと思っています。 写真にすると、背景の色が翅を透かして見えて、いろいろな表情をかもし出すところが良いです。 一頭が菜の花に止まりました。 透けて黄色が写りました。 吸蜜も絵になります。 このチョウを見ると春も後半を感じます。 さて土日は天気が悪そうです。ちょっとのんびり家で休憩でしょうかね。
2013.05.10
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シャガの花咲く里山で トンボ涌き、トラフは翅開く GWも終わり、またいつもの生活に戻りました。 休み期間中、もう一ヶ所訪れていた場所の写真をブログにします。 岐阜県山県市。山里も標高の低い場所にはウスバシロが舞い、高い場所はスギタニルリシジミやトラフシジミが多い場所です。 訪れたのは5月3日。川沿いにシャガの花が今はたくさん咲いています。 この時期の楽しみは、川の水の溜まりから次から次と羽化したてのトンボが湧くように飛び立つ姿が見られること。 サナエトンボの仲間と思われるものが飛び立ちました。 カゲロウの仲間もたくさん飛んでいます。水に落ちたものを手で掬い上げました。 これらのカゲロウを口にくわえて飛び交うのはムカシトンボ。日本固有種、生きた化石とも言われているとか。網を持った方が捕まえて見せてくれました。 さて、チョウはというと、スギタニルリシジミはうまく撮れずに終わりました。どうも今年は縁が無かったようです。 その代わりに、トラフシジミが翅を広げてくれました。輝く青さにちょっと感動しました。 川のせせらぎが心地良い日でした。
2013.05.08
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のんびりと 知らぬ間にいきものふれあいの里の景色が一変 ここのところ、ギフチョウ、ヒメギフチョウ、チャマダラセセリと遠出することが多く、ちょっと疲れも溜まり気味でした。休みも最終日の子供の日、好天気です。約一月振りに西尾市いきものふれあいの里をのんびり歩いてみました。 1ヶ月も経つと景色は一変。池の周りは杜若も咲き、奥の柿の葉も新緑がまぶしい。 オオアオイトトンボでしょうか、緑色の光沢が眩しい。 飛んでいるチョウの種類も増えました。 サトキマダラヒカゲ ヒメウラナミジャノメもたくさん飛んでいます。 下の個体は羽化したばかりなのか、草にしがみついた状態でした。 ずいぶんベニシジミは減りました。見かけた一頭はまだ春型。6月には夏型が現れるでしょう。 どのチョウの写真も背景が緑色のぼけです。普通種だって美しい。そう思いました。
2013.05.06
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再び木曽へ 恩恵にあずかりチャマ撮影 5月4日。再び木曽へ。29日から5日しか経っていないのに、往復5時間かけて行く魅力は何なのか・・、車を運転する自分に問うても、表現できない状態で現地に向かいます。 チャマダラセセリ。周りの環境の影響を受け易く減少の一途をたどっており、長野県でも木曽位しか見られません。「長野県希少野生動植物保護条例」で地域指定され保護されています。 朝の御岳は雲もかからず綺麗でした。 前日、チョウのブログのお仲間、さっちゃんさんより見つかったとの報告もあり、期待も高まります。 この日、現地には9人ほど集まりました。そうそう見つかるものでもありません。必然的に手分けして探し、見つかるとその場に駆けつける状況となります。 探し始めて2時間半ころでしょうか、ドクターTさんがなにやらファインダー越しに集中しています。手招きを受けました。 どこですか?私は近くに駆け寄ってもまだ気が付きません。下の写真、どこにチャマダラセセリがいるのか分かりにくいと思いますが、まさしくこんな状態です。 徐々に翅を広げました。 背景が少しぼける位置に、頭部が幸い来ました。 ほぼ翅を全開です。なんとも白の斑と外周の縁が綺麗です。 上の写真のトリミング画像です。 撮れた方に安堵の空気が、取れなかった方にくやしい空気が広がりました。 それから、約20分後位でしょうか?この日一番に現地に駆けつけられた神戸の方(お名前お聞きできず申し訳ありません)が見つけられました。 うまく写真を取れないうちに飛んでしまいましたが、止まった先がミツバツチグリの花でした。吸蜜です。 後ろ翅に傷みはありますがこんなシーンを期待して往復5時間かけて来ていた自分があったのだ、と気が付きました。 ミツバツチグリの花の大きさと比較してもこのチョウの小ささがわかります。 皆様の恩恵にあずかり、今年も撮影できました。ありがとうございました。
2013.05.05
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越冬蝶の宝庫 GW前半の〆は木曽で GW真ん中の、30日から2日は寒くて風の強い日が多かったです。近所に観察に出かけた程度で、ほぼ野暮用で過ごしました。 GW前半、実家を拠点とした蝶の観察の写真は、今日が最後。故郷の写真も下の2枚。 諏訪湖も岡谷側からの風景は、八ヶ岳と一緒に写真が撮れるとは、あまり気が付かずにいました。iphoneの写真、少しぼけました。 実家のベランダからの朝の風景。盆地より高台に家があるので、景色だけが取り得かな。 三河に戻る前に立ち寄ったのは木曽町、29日のものです。 ここは絶滅危惧のチャマダラセセリに会うことが目的です。残念ながら会えませんでした。でもほかのチョウもたくさんいる良い場所です。 朝の御嶽山、ちょっと雲がかかりました。 ミツバツチグリはあちらこちらで咲き、チャマダラセセリはいつ出てきてもおかしくないように思えたのですがね。 気温も上がり、次々とチョウが飛びました。 越冬明けのクジャクチョウ、一番多かったと思います。 ツマキチョウの♂も綺麗に羽を広げてくれました。今年翅を広げたツマキチョウの♂の写真は無かったのでうれしいものです。 ふきのとうに止まるスジボソヤマキチョウ。越冬明けは翅が染みだらけです。 クジャクチョウと同じ位多かったのがヤマキチョウ。絶滅危惧IB類ですがここは本当に多いです。スジボソヤマキチョウと違って越冬明けでも翅の傷みが少ない。この差はいったい何なのでしょう。不思議です。昨年は近くで撮れませんせんでしたが、午後タンポポに止まる機会が増えて撮れました。 早春のチョウ、ミヤマセセリが出始めました。ここまではチャマダラセセリが出る雰囲気は全て整ったと思ったのですが・・。 今日からGWも後半。私は5日までが休み。もう一度木曽に行きますかね・・
2013.05.03
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白馬にて 初のチョウの観察 日頃、ブログの更新は週2,3回がやっとのペースですが、ここ3日連続です。良い写真がたくさん撮れた訳ではなく、単純にGWで休みが続いているからだけのことです。土日以外の祝日は出勤日が多く、長期連休にまとめて休みを取るカレンダーとなっています。しかし、そうそう毎日チョウの観察には出かけられません。ここ3日間は家族との時間や野暮用に振り回されています。ブログはこんな日の救いとなります。 載せるのは4月28日。下諏訪から白馬へ移動し、チョウの観察です。カタクリが身頃を迎えています。 キクザキイチゲも綺麗でした。 白馬と言えばスキー、独身の頃はよく通いました。そういえば結婚して子育て中心の生活となってからは、一度も訪れていませんでした。 白馬での初のチョウの観察です。ここはギフチョウとヒメギフチョウが両方見られる貴重な場所で人気となっています。 この日は同好の方が10人ほど集まりました。皆さんのカメラやレンズ、各自の拘りがありそうです。 飛んでいたのはヒメギフチョウ。一番人気はたくさん咲いたスミレに止まる光景で、人も集まり撮影会の雰囲気です。止まってもすぐに飛んでいくことが多く、私はタイミングが合わず上手く撮影できませんでした。日頃シグマの70-300mmのレンズを使っているのですが、マクロ機能があり、90cmの距離でピントが合わせられることがこのレンズの強みです(ちょっと300mmは暗いのが欠点)。多くの方がいるとあまり被写体に近づけません。下の写真のみトリミングです。 一人向き合った時の地面に止まったギフチョウ。前日、中信で見たものと比べ、ベースのクリームが白っぽく感じました。 なかなか花との組み合わせの写真が得られない中、途中キブシにコツバメも止まり気分転換です。 同好の方の集団から離れて、カタクリの花の近くで待つことにしました。 すると私の姿にチョウも同情してくれたのでしょうか。一頭のヒメギフチョウが止まってくれました。背景がちょっとゴチャゴチャしましたが、何とか白馬のヒメギフチョウを撮影できました。 この日、唯一みつけたギフチョウ、同じ地でギフ、ヒメギフ両方に会えましたが翅が痛んでいて残念です。 泊まりで白馬に観察に来ている方もいました。29日は気温が上がりましたのでギフチョウも見られたのでしょうかね。 帰りの安曇野風景を車から撮影。 安曇野の風景はのどかで心和らぎました。
2013.05.02
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情緒溢るる朝 白馬の前に下諏訪で 早いもので今日から5月、いよいよ初夏の季節となります。 GW前半のブログは、色々な方から信州や諏訪に関するコメントを頂いています。有難うございます。故郷の存在は何かと心の支えとなるものです。 4月28日。前日から一転して良い天気に恵まれました。 この日は白馬に向かう前に、数少ない私のブログへの訪問者の一人に挨拶がしたく時間を設けました。幼馴染です。下諏訪町に関連するお仕事をされ、当日もぎっしりのスケジュールでお忙しい中、朝の貴重な時間を割いて頂きました。 下諏訪町。諏訪大社の御柱で有名ですが、かつては中仙道と甲州街道との分岐点として宿場としても栄え、その面影を今も色濃く残しています。温泉も有り、是非訪れて頂きたい町ですね。 朝の諏訪大社春宮、まだ人影無く、凛と張り詰めた空気の中での静寂さが心地良かったです。 約20年振りに訪れた万治の石仏。周りの風景と見事に合致し、見ているだけで癒されます。 頂いたパンフレットの数々。持っているよりブログに載せることがせめてものお礼かな。 下諏訪町に遊びに来てね。。。。 下諏訪の余韻を感じながら目指すは白馬。カタクリが見頃を迎えています。この地はギフチョウとヒメギフチョウの両方が出る場所として知られています。 大きいことはいいことだと、下の写真全くセンスがありませんが、ノートリです。 写真が多くなりそうです。次回にて載せます。
2013.05.01
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真白き姫 ヒメシロチョウ GWも前半が終わり、実家から三河に戻りました。今日は雨予想。野暮用にて過ごします。 写真はブログにして3回分ほどありますので、都度、故郷近くの風景を織り交ぜながら更新します。 27日(土)、中信州でヒメギフチョウを観察した後、午後は県境をちょっと越えた場所でヒメシロチョウを探しました。 ここからは南アルプス、八ヶ岳、富士山が見えます。 南アルプスの景色が間近で見えるのは羨ましいものです。 八重桜も見ごろです。 この日は風が強く、時期も少し遅かったのでしょうか、見かけたヒメシロチョウは1頭のみでした。 細身で、表翅の前先端以外に斑紋はありません。 真白き姿。風に吹かれては草にしがみつくようなか弱さでした。 人口的に植えられた芝桜にも止まりました。 この場所は昨年に続き2回目ですが、周りも少しずつブルドーザーが入り、土が掘り起こされていました。 ヒメシロチョウが見られるのも、そう長くは無いかもしれません。 ちょっと複雑な思いをして実家に向かいました。 実家に着く前に立ち寄った展望台。諏訪湖一望です。高校時代、体育の長距離5kmコースの折り返し地点。当時の足音や呼吸する息使いが聞こえてきそうです。
2013.04.30
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姫に会いに 信州にて GWに突入しました。私は27日から29日、諏訪の実家を拠点としてチョウの観察に出かけています。 まずは、諏訪大社で祈願をした初日27日の写真を載せます。下社秋宮の御柱の写真です。 朝、天気の良いのを期待して白馬方面に車で向かいました。しかし途中雨が降り出し、残り15kmの地点ではかなりの降りになりましたので、道中まだ雨の降っていなかった中信に移動しました。さすが長野県、南北に長く天気が異なります。 ヒメ(姫)の名の付くチョウは多くありますが、今回の目的はヒメギフチョウです。出身が長野県ながら、まだ写真を撮っていませんでした。今年は3ヶ所でギフチョウを見に行きましたが、長野県も南信より上はヒメギフチョウが分布します。 現地に到着しましたが、カタクリはほとんど終わりの状態です。ニリンソウがお出迎えでした。 気温が低いので中々飛び出しませんでしたが、11時となりますと、チラホラ飛び出しました。 地面にべたっと止まりました。後ろ翅の赤い紋の連なりがはっきりとした個体です。 ここはカタクリの群生を守るため敷地の周囲からの観察です。そのうち一頭が運良く周囲に咲くカタクリに止まってくれました。 トリミングしなくて良い位置での撮影です。似たような写真ばかりです。 ここのヒメギフチョウは全体的にベースの翅の色が黄色っぽい印象を受けました。顔をカタクリ全体に突込み気味で、目がしっかり撮れなかったことが残念ですが、初日からヒメギフチョウに会えてまずは良しです。
2013.04.28
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静かな佇まい ツマキチョウのメス 昨日は爽やかな一日でした。GWも直前です。期間中は春をとことん楽しんで過ごせたらと思っています。 春の花は皆、心を和ませてくれるものですが、目立たない美しさにも心惹かれる季節です。我が家の庭の片隅にも目立たないながら地味な春があります。ひっそりとアマドコロが咲いています。 日の当たらない場所ですが、静かな佇まいを感じます。なにか上品さを持っていて心落ち着くものです。 いつまで経っても大きくならないブルーベリーの木。こちらも地味ながら品のある花を咲かせました。 載せるチョウは、ギンイチモンジセセリを見に行った21日のもの。 ツマキチョウのメスです。こちらも花に負けない白の佇まいが良いです。たいてい雄の出現が早く遅れてメスが出現します。ようやく写真を撮れました。 ツマキ=褄黄は、雄の翅の先端のオレンジ色からつけられたものと思われますが、メスは白と淡い黒のみの表翅です。雄ほどは活発に飛び回りませんでした。穏やかな翅に品を感じます。 カラスノエンドウの花も終わり、実に止まりました。 清楚さも備えたような泡い黒の表翅に、心が動くのは歳を取った証拠でしょうね。 さて、スプリング・エフェメールに会える期間も終盤となって来ました。GW中、どんなチョウと会えますかね。
2013.04.26
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ギンイチモンジ探し か弱く飛ぶセセリチョウ 今週も頑張ればまもなくGWとなります。爽やかな若葉の中、是非観察に出かけたいものです。 4月21日(日)。冷たい雨は午前中に上がりました。予想気温は16℃。近隣各地を調べても、どうも愛知県が一番暖かい予想です。この時期に現れる、まだ観察したことのないチョウを探しに東三河に行きました。 探していたのはギンイチモンジセセリ。準絶滅危惧種です。同好の方の情報を参考に、探したのは河川のススキが多い場所。何ヶ所か探しましたが見つかりません。それでも3ヶ所目、出てきそうな雰囲気の場所を見つけました。 枯れたススキの袂には、こんな花も咲いています。キジムシロ属でしょうが、似た花の名前が数種類ありますのではっきりわかりませんが、去年木曽でもこんな花の中に現れるセセリチョウを探しました。 暫く探していると弱々しく飛ぶ個体を発見しました。ススキの茂みの中に止まりました。なんとか撮影です。 春型の特徴である、一条の銀の帯が明確で綺麗です。 翅も広げました。濃い色の表翅も綺麗でした。飛ぶと表と裏の色の違いのコントラストが絶妙で、気持ちもこのチョウに集中している自分が分かります。 別の個体も見つけました。写真もちょっとした光の違いによって表情が変わります。 この日確認できたのは3頭でした。 ここもいつまでこの環境が保たれるか分からないような場所でした。同好の方と見つけた場所が同じなのか違うのかもわかりませんが、保護してほしいものです。なにしろ弱々しく飛び方に、力強さは感じませんでしたから。
2013.04.23
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日がな一日 庭の青にアゲハ 20、21日の土日は、あまり天気に恵まれませんでした。気温が低く、春ののほほんとした気分が一気に冷めてしまったような感じです。 昨日の土曜日は、珍しく外に観察に出るのを止めて家で過ごしました。 この時期、我が家の庭はセイヨウジュウニヒトエとヤグルマギクが青が多くなります。 こんな日はチョウも飛んでこないかも知れませんが、日がな一日、のんびりと庭を眺めているのも悪くはないと思いました。 気温13℃。ちょっと陽が射した時間がありました。 ヤグルマギクにアゲハチョウが訪れます。 いやはや、アゲハにヤグルマギクって合うと妙に感心しました。 冷たい風が吹き出しました。日がな一日庭を眺めるのは早々に断念しました。夜は雨、標高の高い場所は雪でしょうか。
2013.04.21
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花から花へと 黒ギフがスイセンにも 週末の天気予報は・・、残念ながら気温が低そうで日差しも期待できそうもありません。今週は暖かい日が続きましたから、そうそう長続きはしないなとは思いましたが、たまには天気予報外れませんかねぇ。 載せるのは、4月14日(日)南信州のギフチョウの残りの写真です。 今年は相当早い時期からギフチョウが発生していたようで、この日綺麗なギフチョウの出会いは少なかったです。その中で翅に傷みの無い一頭は、なかなか愛嬌があって、花から花へと飛び回ってくれました。 スミレへ、もう少し周囲の枯れ茎を除いておけば絵になったかもしれません。現地でご一緒だったKさんが気付いて綺麗にしてして下さいましたが、時既に遅しです。それにしても首をつっこみ過ぎです。 近くの桜にも止まりました。残念、花びらが一部被りました。 ヒメオドリコソウにも止まりました。翅を広げます。 驚いたのはスイセンの花に止まったこと。スイセンはたくさん咲いていても、今までスイセンとの組み合わせでチョウを写真にしたことがありません。ギフチョウが頭を突っ込んで吸蜜です。 飛び出す瞬間顔を表しました。 さて、土日にチョウとの出会いが無いと、ブログも更新が難しそうです。過ごし方を検討します。
2013.04.19
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南信州へ 黒ギフ 爽やかな土日の余韻を残して新しい週が始まりました。穏やかな一日でありたいと思うのですが、平日は喧騒に追われそうです。 好天気に誘われて、14日(日)に出かけたのは南信州でした。実家の諏訪に帰る際、いつも通り過ぎてしまいなかなか訪れることがなかった場所ですが、今回の目的はギフチョウです。ここら辺りのギフチョウは黒い線が太く、全体が黒っぽく見えるので、黒ギフと呼ばれるようです。 やはり南信州は南アルプスと中央アルプス両方臨める景色が良いですね。もう少し南アルプスもくっきりしていればと思いました。 ギフチョウが飛び出す前の時間に、ポイントと近くの場所を歩きました。ツバメシジミのメスがお出迎えです。濃紺の表翅があまりに綺麗で、じ~んと訴えるものがありました。 ギフチョウのポイントには数人の方が既にいました。ギフチョウは飛び出すものの、気温が高いせいか元気が良く、なかなか止まってくれません。 ちょっと高い場所に移動して探します。 ミヤマセセリが半開きの状態でしたので、まだ撮影していなかった裏翅も撮って、あとはギフチョウを待つのみです。 飛んで来て近くの地面に止まりました。ちょっと翅が傷み気味なのか、後ろ翅外周のオレンジが妙に薄い色でした。やはり黒い縞は太く、黄色の部分の面積が少ない。精悍ささえ感じます。 時折、桜の周りを飛んだり止まったりします。 ちょっと場所を移すと、綺麗な個体が飛んで来て止まりました。来て良かったです。 この小柄ながら黒色の濃い個体、ちょっと花から花へと止まりました。あまり満足のいく写真はありませんが次回載せます。 今日も良い天気となりそうですが、しっかり仕事に励みたく思います。
2013.04.16
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石の上にて 爽やかな天気でしたが・・ 土日ともまずまずの天気に恵まれました。こんな天気の週末は嬉しいものです。 昨日(4月13日 土)は、日中の気温は低めを予想していましたが、爽やかな好天に恵まれました。私は、また静岡県へと観察に出かけました。 山は花の種類も豊富になり、色鮮やかになっています。 キブシが新緑の中で輝きます。 ヤマブキの黄色や、ミツバツツジのピンクは意識せずとも目に飛び込みます。 撮った写真は石の上の昆虫ばかりになってしまいました。何故かと申しますと、この日の私の目的はスギタニルリシジミでした。飛んでいましたよ、3or4頭は見ました。木の上から降りてきて止まったと思うと、どこにいるのか分からなくなってしまうのでした。スギタニルリシジミの濃い目の灰色の裏翅は石の色と区別がつきにくく、どこだと探しているうちに飛んでいってしまいました。 という訳で、石の上を探していて見つけた他のチョウや昆虫です。 イタドリハムシでしょうか。テントウムシかと思ったら違いました。 コツバメ。この時期、山に観察に行けばかならず見つかりますね。 テングチョウ。土と違って石の上ですと結構目立ちます。 ルリタテハ、半開きの表翅はどこにいても目立ちます。 誕生日も過ぎ、だいぶ目が悪くなっていますかね。メガネの作り直しも検討しなくては。
2013.04.14
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暖かい日差しに翅広げ ツバメシジミ 緊急地震速報でiphonが鳴り、起きました。被害が無いことを祈ります。 寒い日が続きました。今朝も寒いです。 写真は暖かかった4月8日のもの。いきものふれあいの里はたくさんのムラサキゴケやレンゲソウが咲いていました。 おたまじゃくしもたくさんです。 たくさんのチョウが飛んでいましたが、暖かい日差しで翅を広げたツバメシジミ。雄雌両方見られました。 メス、茶褐色の中に綺麗なオレンジが鮮やかです。 オスは淡いブルー。日差しに綺麗に輝きました。 裏翅はオスもメスも同じなのに表翅はまったく別のチョウを感じさせます。 穏やかな日が続き、こんな光景が長く見られることを望みます。
2013.04.13
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爛漫 たんぽぽもベニシジミも ちょっと肌寒い日が続いています。でも週末の天気は好天予想。天気予報、外れないよう願います。 写真は、4月8日。市内の河川敷公園。 一面のたんぽぽ 飛び回るのはモンキチョウ。今年は良く見かけます。西尾市にもこんなにモンキチョウいたかなぁ。今年は当たり年かもしれません。 土手には一面のハマダイコンか。 飛び回るモンシロチョウを追っていたら、ベニシジミが愛を育む。 綺麗な翅の雌に対し、雄の翅は痛んでいます。アタックし続け、やっと成就できたのでしょうか。 私の撮った写真をたまに家内が見ては、また覗き見ですかと笑われて。。 春爛漫、色々なものに目移りしますよ。確かに・・
2013.04.11
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春の嵐の後に 桜の次は梨 4月6,7日と全国的に春の嵐が吹き荒れました。そのため楽しみにしていた週末のチョウの観察が出来ずに残念でした。 7日、雨上がるも風が強く寒い一日でした。庭の椿もたくさん花が落ちました。 この日は、梨の花を撮影へ。 近くに梨の産地があるのですが、この時期、チョウにばかりに目を向けてしまうので写真にするのは初めてです。 白さが素晴らしいですね。 梨畑近くをカメラを持っていると、畑の所有者の方が、畑の中で写真撮っても良いよと優しいお言葉を頂きました。 おしべ先端の花粉が黒っぽいものと桃色のものがあるのですね。 やはりチョウも載せなくては。 昨日(8日)は病院で診察でしたので、午前だけ休みを取りました。 いろいろなチョウに会えましたが、今年初めて見るヤマトシジミ。羽化したばかりなのか裏翅の色がずいぶん新鮮に感じましたよ。 翅を開きました。ちょっと翅が伸びきっていないうちに飛んでしまったような感じですね。 普段見られるチョウが一斉に出たように思いました。春の嵐の後、待ちかねたようなチョウの姿でした。
2013.04.09
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春の風物詩といえば 私の場合ツマキチョウ 昨日は春の嵐で風雨が荒れました。今朝は風は強いながらも日差しが射して来ました。近所に観察に出かけますかね。 桜はすっかり散り、葉が出始めました。今日も一週間前に撮影し載せられなかった写真です。 チョウの写真もO市にギフチョウを見に行った時のもの。ツマキチョウです。 私は小さい頃からこのチョウが好きでした。シロチョウですが、オスの翅先のオレンジ色が目印です。春しか出ませんので、このチョウが飛ぶと春が来た気分になったものです。 この歳になりますと、裏翅のやや緑のグラデーションに惹かれます。水墨画のような色合いです。 この日はツバメシジミも見ました。メスですね。 さて、西尾市でもツマキチョウを探しに出かけましょう。
2013.04.07
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桜も散り始め 週末は天気が悪いとか 桜の時期も終盤。今週末は春の嵐になるとか。桜の風景も一変してしまうのでしょうね。週末は、一週間の頭の疲れを癒す機会なので何して過ごしましょうかね。 今日、一つ歳を増やしました。時が経つのはあっと言う間です。ブログの写真も時間を逃すと、旬を外してしまいます。 下は、西尾市無の里の薄墨桜。岐阜県根尾村から移植されたもの。花びらの先が少し褐色の部分がありました。もう2週間も前の写真ですのでもう散っていますね。 載せるチョウは3月30日撮影のコツバメ。こちらも早春しか見られません。地味ですが、早春のチョウは皆、人気が高いです。 濃い茶色の中に、淡い白が映えます。止まっている時は常に閉じていますので、表翅はなかなか見られません。飛んだり止まったりする瞬間を捉えようとしましたが、今年も駄目でした。 コツバメの表翅、また来年までお預けかな。
2013.04.05
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コバノミツバツツジに止まりて ギフチョウの撮影ポイント 昨日から朝方まで三河は雨が降り、満開の桜を雫が濡らしました。せっかく桜の艶やかな色や香りの淡さを感じたのが先日なのに、こんな雨が降りますと、あっと言う間に時は流れて行ってしまうように感じます。 週末の天気も悪そうです。撮った写真を暫く載せたく思います。 3月30日。O市に出始めたギフチョウは、まだまだ花の少ない中での発生でした。駆けつけた人は、辺りで一番に咲く鮮やかなコバノミツバツツジの前でシャッターチャンスを待っていました。 私も皆さんに迷惑がかからない様に写真を撮らさせて頂きました。何回かギフチョウはコバノミツバツツジの周りを飛びました。でも枝や花の中で埋もれてしまうことが多くてシャッターチャンスは少なかったです。ちょっとしたタイミングでチョウや花の魅力を引き出すのは並大抵なことではないですね。 もう少しギフチョウの止まる角度が下向きでしたら良い写真になったと思います。 おっ、一瞬飛んだ時を捉えていました。多少ピンボケていますがまあまあですかね。 下の写真はトリミングしました。 コバノミツバツツジの鮮やかさが、ギフチョウの素朴ながらも雅を感じる風情を活かしきれない感じがします。 いや、やはり写真を撮る私のレベルアップが必要なのでしょうね。
2013.04.03
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桜の季節 愛知もギフチョウが 昨日(30日)は三河は天気に恵まれ、絶好のお花見日和でした。私も桜見物と思いましたが、こんなうららかな天気は長続きしません。やはりチョウの写真を撮り溜めることとしました。 とは言うものの桜も気になります。26日に撮った西尾市歴史公園のしだれ桜の写真を載せます。 チョウの観察に訪れたのは愛知県O市、目的は先週に続きギフチョウです。かなり有名な場所ですから10時頃には10人ほどの方が既に撮影していました。 出始めのようです。先週ご一緒だった方から、静岡産は大きいと聞いていたので、大きさにも着目しましたがやはりこちらのほうが小振りに思えました。 撮影する機会は何度もありますが、そうそう良いタイミングは無いものです。いつになったらギフチョウらしい姿を撮れるのでしょうね。私の写真ではまだまだ魅力が伝わりません。 このチョウの魅力は、この時期の僅かな期間しか出現しない、桜のような儚さとを持ちながらも、後ろ翅の赤、青、橙の色合いが美しいことでしょうか。なんともいえない絶妙さに、春の女神と呼ばれる理由が分かるような気がします。 近くにコバノミツバツツジが咲きます。その花に止まるギフチョウを目的に写真を撮る方が多いです。私も他の人の邪魔にならないように待ちました。 あまり綺麗に撮れませんでしたが次回載せたく思います。 今日は仕事。これから準備してさあ励まねば。
2013.03.31
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木肌に止まり ルリタテハの保護色 桜はほぼ満開に近くなりました。今週末は桜日和、と期待していたところ、ちょっと仕事で大きな課題が生じて忙しくなりました。落ち着いてチョウの観察も困難です。という訳で今年チョウが出始めてから撮影して、まだ残っていた写真でブログです。 家から車で15分のいきものふれあいの里は、3月下旬から4月上旬にかけてショウジョウバカマが咲きます。写真は3月13日のもの。まだ咲いているかな。先週も北遠で見かけており、近く行く予定?の愛知のギフチョウの地でも見られるので、思ったより身近で観察できるのですね。 この時期のふれあいの里は、ここを歩けばほぼルリタテハに会える場所があります。この日は木肌に止まりました。考えてみれば樹液を吸うルリタテハですが、いつも写真は地面に止まるものばかりでしたので撮影。 こうしてみると木肌と裏翅は保護色の関係にありますね。 ちょっと表翅がみえるだけでやはり雰囲気が変わります。 正面から見れば樹液を吸っていました。 越冬明けのルリタテハがこうして樹液を吸う場面を見ると、このチョウの生命力は凄いなと思ったのでした。 撮ってある写真の残りも少なくブログ更新も難しい状態です。ちょっとした空き時間でも観察に出かけたいです。
2013.03.30
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芽吹きの山里 ふきのとう きぶし ミヤマセセリ ちょっと寒い日が2日間ほど続きました。ここ三河は桜も場所によって5分咲きほどになっていますが、当初の予定よりはやや遅れ気味です。今週末に満開とポカポカ陽気が重なればと思います。 写真は3月23日、ギフチョウを見に行った日に撮ったもの。 この日は山の麓の公園に車を駐車したため、チョウの観察の道中はよく歩きました。家に帰れば万歩計は12km。自然の中を歩いているとそれほど疲れは感じません。 行く途中でみつけたフキノトウ。ほとんどがもう花の状態でした。まだ開ききっていない一つを写真にしました。 帰り道ではキブシの花が、午後の光によく映えました。 春の息吹きを感じて歩くのは心地良いものです。 この日はギフチョウ以外にヒオドシチョウ、テングチョウ、ルリシジミを見ました。ギフチョウの観察場所では春にしか見られないセセリチョウ、ミヤマセセリが水気のある場所で翅を開きました。 前翅の薄く散らしたような白と後翅の淡いオレンジがシックです。 ブログで眩暈のことを書いてしまい、色々な方からコメントを頂きました。ありがとうございます。 昨日、検査結果を聞きに行きましたが、特に脳や首の血管に詰りなどは無いようです。医者曰く、眩暈の原因が分かるのは20%位。MRIで原因が見つかると厄介のケースが多いとの事でした。症状が少々不便であることを伝え、次回に再検査をすることと、当面肩凝りの薬で様子見て、治らなければ眩暈の薬で対応するとのことでした。大きな欠陥が見つかった訳ではないのでチョウの観察も続けられそうです。体に無理のない範囲で楽しみますので皆様ご心配なく・・
2013.03.27
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北遠州へギフチョウを 今年初めてのギフチョウ 春は暖かかったり、寒かったりと天気も気まぐれです。 3月23日(土)、ちょっと風が強い日でしたが今年初めて県外にチョウの観察に出かけることにしました。先週からギフチョウが飛び出したことを他の方のブログで確認していましたので、眩暈もありましたが少々のことでこんな日は逃せません。 訪れた先は北遠州(静岡県西部)。ここは全国でもギフチョウの発生がおそらく一番早い。といっても写真でのチョウの観察3年目の私は初めての場所。麓の駐車場から地図を片手に歩き出したものの、途中場所がわからず道を聞きました。「とても歩けない距離ですよ!」と親切にも地元の方に現地まで車で送っていただきました。ありがとうございました。 カタクリが咲いていました。こんな所にギフチョウが止まればなどど歩いていましたが余りに風が強いので山頂方面に向かいました。 数人にお会いしました。どうもお詳しい方ばかりのようです。ブログのみ拝見させて頂いている、Iさんに初めてお会いし挨拶させて頂きました。また、本日付けのブログを確認したところ同じような写真を載せられていたことより、あの方がKさんだったのかと後でわかりました。私のような初心者も、少しずつチョウの好きな方と会う機会が増えています。皆さん有難うございます。 それにしても風が強く、ギフチョウは飛びません。11時が過ぎてもまだ飛び出しません。それでも11時半を過ぎて風がちょっと止み、太陽の暖かさを感じた時間帯が出来ました。 飛びました。辺りを行ったり来たりします。チョウも人を気にしてなかなか止まりません。 なんとか撮影できた数枚です。 せっかくアセビの花に止まったのに、前の枝が邪魔をしました。残念です。 この日背景がすっきりしたのは下のシーンでした。来てよかったです。 ギフチョウ、次に春の女神に会うのは愛知県ですね。 心も温まりながら、さて麓まで歩きましょう。不思議と眩暈は軽くなっていました。脳からアルファー波が出ているのでしょうか。 歩きながら撮った写真を次回は載せる予定です。
2013.03.24
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春の紅 ベニシジミの初々しい翅 昨日の春分の日は仕事でした。業務の効率化から出勤日の会社も増えていますので、お彼岸にご先祖様を敬う風習が薄れつつあるように思います。昔はこの日に手作りのおはぎを食べた事を思い出しました。今は簡単に何処でもお店で売られていますので、お彼岸に食べることが特別なことのように感じられませんね。 私の眩暈はちょっと悪化気味です。チョウの飛ぶ季節になったのに不便です。 写真は3月16日。いきものふれあいの里のもの。ツマキチョウの食草であるタネツケバナやナズナがたくさん咲いていました。 水の中にも咲いていました。こちらはクレソンでしょうか?似たような花です。 この日、モンキチョウとともに初めて観察できたのはベニシジミ。 私は、ベニシジミでも春に出始めるものが最も綺麗だと思うのです。光の向きによって、前翅の付け根の部分は金色に近いオレンジ色に輝きます。ずーと眺めていても飽きません。 裏翅の、付け根から先端へ伸びる波打つ起伏からも翅の初々しさを感じますね。 おそらく羽化したてなのでしょう。ありふれたチョウでも、この時期のチョウを観察することは楽しいものです。
2013.03.21
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春の光の中で ちょっと眩暈を感じて 昨日は暖かいながら、風雨が強い日でした。春はやはり天気も気まぐれ。桜の便りが聞かれる頃になると雨風で儚く散ったりして、これがまた日本の四季の良いところなのでしょう。 私は昨日休みを頂きました。ちょっと春の光の中で体も浮かれているような感じなので病院へ・・ 写真は3月16日のもの。春の光の中で躍動を感じるチョウや花に、眩暈をも感じました。 公園のモクレンの花がこれから開こうとしています。白さに春の輝きを感じます。 この日いきものふれあいの里で撮影したのは3種類のチョウですが、2種類を載せます。 先週初見のモンシロチョウは数も増えていました。タンポポに止まり、背景のオオイヌノフグリがボケて、春の光の中にいるかのような錯覚です。 新たに確認できたのはモンキチョウ。おそらく羽化したばかりで、最初はうまく飛べずに土手の草やオオイヌノフグリに止まりました。翅がようやく伸びきったばかりの新鮮さを感じます。ここら辺ではモンキチョウはあまり見かけませんので嬉しいものです。 春の光の中で体も浮かれているような・・ 。どうも先週の金曜日位から、体に平衡感覚が無くて、首を動かすと体のバランスが崩れ、よろめくようになります。昨日は大事を取って休み、医者に行きました。 そもそも2年ほど前から耳鳴りも酷いので、三半規管でも悪いのかと思いまして。。 耳鳴りで病院にお世話になった時は、来るのが遅すぎる、3日間が勝負だと怒られたのですが、今回はMRIを取っておきましょう、それで異常がなければ様子見ですね。とのことでした。MRIと診察で休みをさらに今月2日取らねばなりません。 眩暈はチョウや花の美しさからもありますが、今回は自分の体によるものでした。
2013.03.17
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越冬明けの挨拶 冬通った観察場所 今週末は天気に恵まれて、ついつい外に出かけたくなる陽気です。昨日はチョウの越冬を観察した場所やいきものふれあいの里に出かけ、5種類のチョウに会いました。 越冬中のチョウを観察した場所近くの公園は、マメザクラやタイリョウザクラが咲き、公園を訪れる人も冬と違ってたくさんいました。 マメザクラ。小粒で下向きに咲く花が公園の隅で慎ましく咲いています。 タイリョウザクラ。花の色が鯛の色に似ていることから大漁の縁起にあやかって名づけられたとか。桜も色々な種類があるものです。 冬の間、越冬するムラサキツバメを観察するため通った場所では。。 もうムラサキツバメは見かけませんでした。無事仲間に会えていれば良いのですが、2年連続で寒い冬でしたからムラサキツバメのような南方系のチョウには辛い年だったと思います。また会えるか今シーズンも探してみます。 同じ場所で暫く探していますと、ウラギンシジミが飛び出しました。観察していた固体とは場所が離れていますので異なると思いますが、翅を開いてくれました。嬉しいものです。 ♀ですね。 iphoneで撮影できる近い場所まで来てくれました。 ありがとう。こちらからご挨拶です。 これで12年度の越冬するチョウの観察は終わり。 さて、今シーズンはどんなチョウとの出会いがあるでしょうね。
2013.03.17
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瑠璃も映えて 越冬明けのルリタテハ 昨日は寒い一日でした。 九州で桜の開花が伝えられ、各地の開花予想もずいぶん早いです。この冬は寒かったのに、一気に春も通過してしまうのかと思ってしまいます。早咲きの桜が長持ちすればと期待します。 写真は3月9日のもの。いきものふれあいの里は早春の代表的な野花、ホトケノザもたくさん咲いていました。冬の間もこの花はちらほらと咲いていますが、やはり春の暖かい日差しの中ですと、淡い紫が映えます。 越冬明けのチョウ中で、一番元気だったのはルリタテハ。写真は1頭だけですが2頭の♂が早くも卍巴飛翔していました。目覚めれば縄張り争い。厳しい寒さを乗り越えたのですから、どちらも♀に会えて、次に世代を繋げてほしいものです。 翅を広げたり閉じたりの中撮影。こちらも瑠璃色が映えます。 週末は少し暖かい日も期待できそうです。今日一日頑張って、春を楽しみたいものです。
2013.03.15
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越冬明け サンシュユとキタテハ 暖かい日と寒い日が交互に続いています。昨日は朝の寒さも日中はポカポカと気持ちの良い日でした。こんな暖かい日が休日に重なって欲しいものです。 写真は3月9日のもの。いきものふれあいの里ではサンシュユの花が咲き始めていました。黄金色の花が淡く見えて気持ちが落ち着きます。 越冬明けのチョウ、この日一番多かったのはキタテハでした。翅の傷みがほとんどなく太陽の光を受けて翅を広げました。 シーズン中はたくさん見かけますのでブログに取り上げる機会が少なくなりますが、厳しい冬を乗り越えた逞しさと美しさを感じます。 今日は家内の誕生日。早く帰宅したいものですがさてさて・・。一日しっかり励みたく思います。
2013.03.13
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モンシロ便り 三河に飛びました 昨日(3月9日)は、気温が20℃を超え、一気に初夏にも相当する暖かさになりました。午前中でなんとか用事を済ませ、2時過ぎにいきものふれあいの里に出かけました。 飛んでいましたよ、チョウ。全部で5種類見ました。越冬を終えたチョウは4種確認し、写真がそこそこ撮れたのが2種類でした。こちらは後日載せます。 残りの1種類は、おそらく羽化したばかりのモンシロチョウ。午後でしたので飛ぶのが早く、なかなか写真を撮らせてもらえませんでしたが、なんとか止まったところを収めました。 菜の花に止まりました。菜の花畑にも止まった時が有ったのですが、直ぐに飛んでしまい、離れた1本の花で写真を撮らせてもらえました。 たんぽぽにも止まりました。カメラに気付くとすぐに逃げて行ってしまいました。 一年前のブログを見ると、昨年モンシロチョウを観察したのは3月10日。ほぼ同じ日に同じ場所で確認できました。 今シーズンのチョウ観察のスタートとなりました。写真で撮るようになって3年目、今年は証拠写真でなく、極力綺麗にチョウを撮りたいものです。
2013.03.10
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黄だんご 白だんご ミツバチのこと 今週は暖かい日が続いています。昨日は仕事をしていても汗ばむ陽気でした。週末もこの暖かさが続きそうですが土日とも野暮用があります。なんとか時間を作り、観察に出かけたく思います。 写真は3月3日のもの。住んでいる地域の調整池周辺に出かけました。チョウはみつかりませんでしたが、近くにミツバチの巣箱があり、せっせと春の花で働いていました。 タンポポの花で。ミツバチの脚に溜めた花粉だんごはやはり黄色。 オオイヌノフグリにもミツバチが来ていました。 花が小さいので、一つの花に留まることなく小刻みに移動します。なんとか止まるチャンスを捉えては写真を撮りました。 花の中央の色と同じ色を足につけています。白に近い黄色いだんごです。 小さな花でこの大きさのだんご。どれほど集めればこの大きさになるのでしょうね。やはり働き者です。 だんごの色が花の花粉の色と同じなのは当たり前でしょうとも思いますが、同じハチが違う花に蜜を集めに行かないのでしょうかね?ハチにも花の好みがあるのでしょうか。タンポポとオオイヌノフグリの花の場所がちょっと離れていましたので分かりませんでした。 調整池の土手にはたくさんのスイセンが咲いていました。今が見ごろです。 花言葉、ナルシストを納得させる美しさでした。
2013.03.08
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燻し銀から白銀へ 気のせいかな 昨日は啓蟄であったことを、ブロ友さんによって教えていただきました。今日はぽかぽか陽気の予想。ぼーとしているとあっという間に季節が過ぎてしまいます。咲き始めた梅もぼんやりしていると見頃を過ぎてしまう。仕事が忙しくても季節感を楽しみたいものです。 写真は2日のもの、越冬中のウラギンシジミを確認しに行くと、すぐ近くの梅が見ごろとなっていました。綺麗な白梅です。 梅の花の近くでウラギンシジミ、あれっ止まる葉っぱがいつもと違う。暖かい日に動いたのですね。それに翅が真っ白。白銀のように見えました。 真冬の1月13日に撮った同じウラギンシジミを確認しました。この日は燻し銀と思いましたが、見比べてみるとそうでもないですね。でも白さが違うようにも思えます。 1月13日のウラギンシジミ 光の加減もあるのでしょうが、やはり梅を見た後の自分の感性が、燻し銀から白銀に変えたのかもしれません。 季節は生き物の印象を変えますよね。
2013.03.06
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三寒四温 寒かった土日 昨日はお雛様の日でした。我が家は長女の誕生日と重なっており、毎年雛人形の砂糖菓子のついたケーキでお祝いしていました。しかし娘も早19歳。今年はちょっと大人びたケーキを家族で楽しみました。 この土日は寒かったです。チョウも探しましたがいませんでした。今週は週半ばより気温も上がるとか。しばらく三寒四温が続くのでしょう。 写真は、昨日のいきものふれあいの里。職員さん以外歩いている方はいませんでした。 自然公園には畑や田んぼもあります。長閑な風景がいつも有ってほっとします。 小草池もだいぶ春らしい光が溢れています。池の周りは今はホトケノザが多いです。 ネコヤナギは一部花を咲かせています。 田んぼのアカガエルの卵もおたまじゃくしに姿を変えつつあります。まだ寒くちょっとしか動いていませんでした。 茂った枝にシジュウカラとツグミを何とか写真に撮りました。鳥は撮影難しいですね。 しっかり今週も励んで、また週末を楽しみたいです。
2013.03.04
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残念です 春なのに春は遠く 今週は週半ばに4月上旬まで気温が上がり、南の県ではチョウの飛ぶ便りも届いていました。三河でもチョウは飛ぶのではと思いながら出勤していました。 今朝(3月2日)、我が家の庭に越冬するキタキチョウを探しました。 残念です。3月になったのに、チョウは飛ぶことなく旅立ちました。 手の上に乗せました。既に乾燥しきっていました。 越冬していた場所は軒下。適度な水分も無く環境が良くなかったのかもしれません。 一冬を無事に越冬することは、チョウにとったら命がけなのですね。観察していた私によるストレスも有ったのかもしれません。 これから先、飛ぶキタキチョウを見ると、このチョウを思い出すのですかね。まあ、これも自然の営みの中の出来事。あまりに感傷することなく自然を観察して行きたく思います。 庭の福寿草がようやくこれから花を開こうとしています。今年は遅いですね。 3月ですが、春ははるか遠いように思えた朝でした。
2013.03.02
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寒空の下 ムラサキツバメは眠るように 寒い日が続いています。お~、寒っ、と思わずつぶやきたくなります。この寒さも今日は緩み、夜は雨になるとか。暖かい陽射しが恋しいです。 写真は24日のもの。風も強く、体感温度は気温より寒く感じました。撮る対象も皆寒く感じます。 雪雲のような空 田んぼに降りたアオサギ、カメラに気付いてすぐに飛んでいきました。 家の近くの畑では、ハクセキレイが餌を探しています。 こんな寒さですから、ムラサキツバメもほら、寝ています。 いつもはカメラ目線で目が合う位置なのに、向きが逆さまになっています。挨拶できませんでした。 土日で撮り溜めた写真がなく、今週のブログ更新はここまで・・。仕事も忙しいので頑張らねば・・
2013.02.26
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春飛ぶ姿を思い浮かべて 越冬中のキタキチョウ 寒い日が続きます。2月もこの時期に寒さが続きますと、ますます春が恋しくなります。 チョウの観察をして3シーズン目を迎えますが、今冬季は3種類の越冬中のチョウに会うことが出来、ブログもなんとか更新できています。 昨年12月29日に我が家の庭で見つけたキタキチョウ。この日飛ぶのを最後に軒下のラベンダーに隠れるように今も健気に越冬中です。 1月19日越冬中の姿、触覚を翅の間に隠して、じっとしています。 2月17日の画像、ちょっと向きを変えているのは風に吹かれた時の名残でしょか。 こうしてキタキチョウが越冬する間に、周りは季節を刻むように光景を変えています。 2週間前に見つけたいきものふれあいの里のニホンアカガエルの卵。わずかながらおたまじゃくしの形に変わっています。 寒いのでとんぼ池にはわずかながら氷もありますが、マンサクの花はだいぶ開きました。 キタキチョウの越冬の姿は毎年そうそうみられるものでもありません。観察を続け、春飛ぶ姿を見たいものですが、暖かな日、きっと私が出勤中に飛んでいくことでしょう。 来週半ばまで寒い日は続きそうです。私も仕事に励みます。
2013.02.21
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梅開花 iphone 昨日は一日中雨でした。今日もぱっとしない天気の上、また寒くなるようです。春はまだすぐには来ないようです。そろそろ梅も咲く頃では、と西尾市の無の里の近くに行きました。2月17日、寒い日でした。咲き始めの花が少しだけありました。 今までの携帯が2年以上経ちましたので、機種変更でiponeにしました。(危うく時代に取り残されるところでした)写真はiphoneで撮影したものと、いつもの一眼望遠マクロでの撮影したものを並べます。iphoneの画像は思ったより明るめに写るのですね。 iphone 一眼 一眼 iphone iphneのマクロ写真は焦点が合う距離が7cmが限界とか。ちょっと物足りないかな。 今週も元気に励みます。
2013.02.19
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矢作川河口風景 しじみ漁 最近は、なかなかブログに時間が割けません。まあこの時期はチョウも見られませんので、仕事が忙しいことは喜ばしいことです。こんな時期は、ぼーっと近くの海を眺めるのも、ストレスを和らげる方法の一つです。 写真は2月9日のもの、家から10分で着く海は、寒いこともあって釣り人の姿も少なかったです。漁業を終えた船は、私の住む地域のすぐ近くの港へ戻ります。波の穏やかな海です。 海に注ぐ矢作川河口。ここは小さいながら干潟もありシジミ漁が行われます。 寒い中、川に入り、シジミをすくい、船に上げ、トレイで貝を川の水で洗っては水を切っていました。 ここら辺では平凡な光景なのですが、仕事中心の生活をしていると、近くの昔ながらの様子も見ないまま過ごしてしまいます。 冬も後半に入りました。寒い日が続く中、暖かい日も時々ありますが、私の仕事の喧騒をよそに越冬中のウラギンシジミはじっと動きません。ムラサキツバメとは異なります。 辛抱強いものです。 今日もちょっと忙しく写真は撮りに行けません。明日の日曜日くらいはゆっくりと写真を撮りたいものです。
2013.02.16
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お宿はこの葉っぱ ムラサキツバメよ、お仲間はどうしたの? 先週は寒い日が続きました。暖かな先々週の週末2月2日には、越冬中のムラサキツバメもどこかに遊びに出かけ、いつもの葉にはいませんでした。2月9日、その後の様子を見に出かけました。 気温は5℃、風が強い中、ムラサキツバメは1頭いつもの葉に戻っていました。 トリミングで拡大です。カメラに向かって目を向け、いつもの姿勢です。馴染みの写真となりました。 さて、こうなると日差しがちょっと暖かめの2月10日、チョウが活動するのを期待して昨日も観察に行きました。 越冬場所に近い朝の公園。市民の憩いの場です。こんな集いもあるのですね。 ムラサキツバメは・・、あれ、また居ません。 チョウの居ない葉の写真を撮っていたら、すぐ近くの葉からムラサキツバメが飛び出しました。 2月も中旬、チョウの動く姿を初めて見ました。 葉の間をちょこちょこと移動し、上を乗り越え、 移動した場所はいつもの葉。やはりここがお宿ですね。 暫くカメラで追います。触角を下げて、 寝転びました。 2日間で見つけたのはこの1頭。年末に3頭見ていますが残りの2頭は何処に行ったのでしょうか?ムラサキツバメは集団で越冬するのに残念です。 12月に見た時は君はペアでしたよね。 12月8日撮影 お仲間はどうしたの。 まさか友達と玩具はこの私とカメラだけですか? チョウと会話をしたい気分でした。
2013.02.11
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花粉だんご ミツバチが菜の花へ また急に寒くなりました。北風が強い夜でしたが今朝はここ三河も氷点下の気温です。真冬の気候ですね。一歩一歩春に近づくも、冬と春を繰り返す日が続くのだと思います。 写真は、2月3日、いきものふれあいの里でみつけた春。 菜の花畑は花が開き、頻繁にミツバチが訪れています。近くに養蜂を行っている場所があるからか、蜂の数も多いです。 写真を拡大して気が付きました。 「あっ、花粉だんご!」 当たり前の姿なのだと思うけれど、カメラは生態も観察できて楽しいものです。 ネットで調べてみると、 みつばちは花蜜と花粉が両方採集できる花へ訪れることが多く、花蜜を吸っている間に、頭部から腹部に生えている無数の毛に花粉が付着することによって、自然に集められています。 みつばちの体についた花粉は、主に空中で飛びながら、後ろ足にある「花粉かご」とよばれる部分に丸められ「花粉だんご」となり運ばれます。 花粉だんごは、みつばちによって大きさもいろいろで、訪花する花によりその色もさまざまです。 巣に持ち帰った花粉だんごは、巣房の中に貯えられて保存食となります。http://www.kawai-land.com/beeroom03/beeroom03d.html とのこと。春にはレンゲの花粉だんごも探してみたくなりました。
2013.02.08
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季節らしさ マンサクとカエルの卵 立春も過ぎました。まだまだこれから寒い日はありますが、一歩一歩生き物の息吹を感じる季節です。 2月3日。ちょっと時間があれば出かけられる、家から15分の西尾市いきものふれあいの里。ここでもこの季節らしい光景が見られました。 咲き始めたマンサク。黄色の花ではなく、赤みが強いマンサクでした。 常時水を張っている田んぼにはカエルの卵が・・ ここ数日の暖かさの中、あわてんぼうのカエルが時期を間違えたのかと思いましたが、調べるとこの塊状の卵は、ニホンアカガエルのものと思われます。1月から卵を産むとありますのでこの季節らしい光景です。 まだオタマジャクシの形にはなっていません。もう暫くしてまた観察したいと思います。 明日はまた関東や日本海側で雪のようですね。私は日帰りで北海道へ出張予定。無事に飛行機飛ぶのでしょうかね。元気に仕事に励みたく思います。
2013.02.05
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気温が上がれば チョウも舞い 今日は節分。子供も大きくなり豆を蒔くことも無く、また、恵方巻きを食べる習慣も我が家にはありせん。いつもの平凡な日曜日を過ごしています。 ここ数日は気温も高く15℃を超えました。早春の花も見られます。 オオイヌノフグリ ホトケノザ 昨日の2月2日。雨も午前中には上がり、気温も15℃となりました。越冬中のチョウもムラサキツバメなら翅を開くのでは・・と期待し様子を見に行きました。 しかしながら、時既に遅し。いつも止まっていたお宿は空です。マテバシイの葉を捜しましたが見当たりません。どこかに遊びに日向ぼっこに行ったままなのでしょう。この葉にこの冬再び戻ってはこないかも知れません。 残念と思いながら辺りを探していますと、別の木のやや高い場所にチョウが止まっています。ここで遊んでいたのかと、カメラのファインダーを覗きますと、あれ、尾状突起がありません。いつものムラサキツバメではなく、ムラサキシジミですね。 陽が射していますので、翅も広げました。 う~ん、ちょっと高くて位置が悪い、と思っていますと飛び、さらに上の葉に隠れてしまいました。 ここら辺はまだ見つけられなかった越冬中のチョウがいるのだ。うれしい反面、もういつもの場所でムラサキツバメが見られない寂しさやらの観察日でした。 3月も中旬に、暖かくなって飛ぶ頃、また会えるのを期待します。
2013.02.03
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2月になりました 少し春を感じて 早いもので今日から2月。ここ数日は暖かな日が続きましたが、仕事で外の気温を楽しむことなく過ごしました。週末は天気が崩れそうです。残念です。 2月、チョウの話題は1月と同じとなりそうで、ちょっとは違う内容で更新もしたいものです。しかしながら仕事も忙しく、更新の頻度はますます減りそうです。 写真は1月26日、いきものふれあいの里でのもの 梅にルリビタキの♀が止まりました。 ダイサギもエサを探していましたよ。 一輪のタンポポの花。 春も少し近づくのを感じた日でした。
2013.02.01
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三河に雪が舞った 越冬中のチョウは何事も無いように 寒い日が続いています。 1月26日。久し振りにここ三河でも雪が舞いました。年1,2回は雪が積もるのですが、今年はまだそこまでの量はありません。今年は各地で雪が多いとのことですが、東海地方の平地ではまだ少ない状況です。 雪の光景を写真に撮ってみたくなりました。北国の方の写真とは雪の量があまりに違いすぎます。 チョウはどうしているだろうと、越冬している様子を見に行きました。雪と一緒のチョウを撮影したかったのですが、チョウは少々の雪ならば、当らないような葉に越冬してます。雪が舞っている時に観察に行くべきでした ウラギンシジミ1 ウラギンシジミ2 ムラサキツバメは1頭しか見かけませんでした。もう1頭は雪の影響の無い葉に移動したのだと信じます。 キタキチョウは家の軒先のラベンダーの中で雪の影響はありません。観察できたチョウは前回撮影した時と同じ姿です。何事も無いように越冬しています。 こんな少量の雪ですから、27日の朝も10時には消えてしまいました。 本日も元気に過ごしたく思います。
2013.01.29
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島を散歩 佐久島風景 今朝は底冷えのする寒さです。おそらくこの冬最大級の寒波かと思います。こんな日は外にでるのも億劫になりますが、気合を入れねば。 ブログ主題のチョウの話題も乏しく、先週19日、佐久島散歩の際に撮影した残りの写真を載せます。 もともとこの島は漁業や民宿を中心とした観光の島。漁業といっても大きな漁船はあまり見かけません。この日は東浦でナマコ漁をしていました。日本三大珍味の一つ、海鼠腸(このわた)は佐久島が産地です。ご夫婦で漁をされていました。 海は紺碧色に近く、島の先に見える建物は西浦のホテル街です。 家は、黒壁の木造家屋が多く、このため三河湾の黒真珠とこの島を呼びます。塩害から家を守るため、昔はコールタールを塗っていたそうです。 最近は島おこしで、「生活と芸術」をテーマに「弁天海港佐久島プロジェクト」が発足し若者が集まる島になっています。この日もレンタサイクルで島を廻る人を何組かに合いました。 と言うわけで東港に戻り、最後の写真。 こんな佐久島ですが、詳しくはhttp://www.japan-net.ne.jp/benten/へ。 おっとチョウも何とか載せねば。 越冬中のキタキチョウは、私のブログのマンネリ化などには全く無関心かのように相変わらずの姿勢でじっとしています。
2013.01.26
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佐久島でハンノキ林を探して ミドリシジミの卵を観察 昨日は故郷の諏訪湖で、2年連続御神渡りが観測されたニュースが流れました。この現象は-10℃の寒い日が続くと起こる現象ですが、地元では諏訪大社上社の男の神様が下社の女神に会いに渡った跡とされる神事です。寒さ厳しい中での故郷の人々の暮らしを、ついつい思い浮かべてしまいます。 三河はここ数日比較的暖かい日が続きました。写真を撮影した1月19日も穏やかな日で、訪れた佐久島は人も少なくのんびり歩きました。カモメが時折気持ち良さそうに飛びます。 昨年、ドクターTさんが、佐久島でミドリシジミの卵を撮影していましたので、ハンノキ林を探しました。島はそれほど広いわけではありません。遠くからやや赤みを帯びた木の集団を見つけました。この時期はハンノキも花が赤みを帯びていますのでわかりやすいです。 数本の木を探すこと約10分。チョウの卵を見つけました。どうやらミドリシジミの卵だけは見つけられるようになりました。 ちょっと目より高い位置にありましたので、上の卵と下の卵でピントが合いません。相変わらずこのレベルです・・。 この日のお昼はこの島ならではの大アサリ丼。大アサリのフライと卵丼の組み合わせです。 船の出航までまだ1時間半ほどありましたので暫く歩きました。昆虫は見つかりませんでしたが、次回島の光景をもう少し載せたく思います。 本日も元気に励みます。
2013.01.23
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佐久島 咲く島 春を探して 一月も後半になり、一番寒い時期ですが、昨日は三河は朝から穏やかに晴れました。ここのところ、ちょっと観察に出かける場所もマンネリ化していましたので、気分転換に久し振りに佐久島に出かけました。 家から一色漁港まで約20分、そこからさらに船で30分。三河湾に浮かぶ一番大きな島です。近年はアートの島としても知られるようになり、カップルを中心に訪れるようになりましたが、冬の間はさすがに少ない。落ち着いて歩けます。 西港で降りて、海辺をぶらぶら歩きながら写真を撮りました。 波ヶ崎灯台からの海は知多半島も師崎方面を見渡すことができます。 海の色はこんな感じです。岸に流れ着いたごみが景観を損ねますが、ここらへんでは綺麗な海です。 島の漁師が漁をする海。 フラワーロードを歩けばスイセンが咲いていました。まだ咲き始めの可愛いスイセンでした。 天道虫も顔を出しました。 畑には菜の花が咲きます。 道沿いの梅ももう少しで咲きそうです。 ここは春も早く訪れそうです。 このあとも島を歩きましたので次回に載せます。 今日は義父の一周忌の法事。偲んで過ごします。
2013.01.20
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口吻を伸ばし? ウラギンシジミ越冬マクロ観察 今朝は三河も氷点下の気温です。寒い日となりそうです。 この時期のブログは、主題であるチョウの話題を更新するのが難しく、マンネリ化してしまいます。せめて他の写真も載せながら話題を膨らませていますが、キャパの少ない私ではこれも難しいかな。 下の写真は1月5日に登った西尾市の茶臼山からの景色。蒲郡側の三河湾を撮影したものです。山の脇に見えるのは蒲郡竹島。ここからは鈴鹿山系も見えてなかなかの景色でした。 チョウについてはウラギンシジミをマクロ撮影してみました。越冬中のチョウは逃げることがありませんから、鱗粉も写るかも・・ということで下はトリミング写真です。 かすかに、鱗状に重なった部分が見えました。意外とウラギンシジミの鱗粉は小さそうです。白一面の鱗粉で覆われた中に、黒い鱗粉がありました。たまに渋さも感じるウラギンシジミの秘密は、この黒い鱗粉にありそうです。 ばちばちと何枚か撮影してから気が付きました。 動かないと思っていたら、口吻をどうやら伸ばしたようです。 最初は写っていませんが、 眼の横から葉に向けて線が伸びています。 ピントを口吻に合わせて撮影していませんでしたので、はっきり写せていないのが残念ですが伸ばしていると思われます。 寒いので大きく動くことはないのですが、人の気配には気が付いているのかも知れませんね。ちょっとした発見でした。 こんな内容ばかりではブログの更新はますます難しくなります。少し気分転換が必要かな。
2013.01.18
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ムラサキツバメのお宿へ訪問 真冬の観察 昨日は関東で大雪が降り、交通機関は大変ですね。三河は雨で、いつもと同じように帰宅できました。その一方で、職場ではインフルエンザで休む人が出始めました。健康管理をしっかりせねばと思います。 この時期、彩りの明るい写真が少なくなってしまいますので家の夏みかんを載せます。まだまだ収穫には2ヶ月ほどかかりますが、いつも近所にお配りしても5月位まで食べ終わるのに時間がかかります。 13日、半月ぶりにムラサキツバメを観察に行きました。やはり今年は少ないです。残念ながら集団越冬は見られません。この寒さ、昨年に続き2年連続ですから、来シーズンはこの南方系のチョウが見られるものかわかりません。 葉のずいぶん奥に止まっていますので、高さ1mほどの脚立で撮影し、トリミングしました。見るたびに止まっている位置が変わっていますので、暖かい日に移動しているものと思います。 今にも動きそうです。 場所は頻繁に人が散歩する歩道沿い。「何を撮っているんですか」とか「鳥は大変ですね」とか声をかけられます。昨年末は翅を開くシーンもあり、指差しながらチョウだと説明していたのですが、最近はこの時期にチョウだと言ってもおかしい人に思われそうです。ただニコニコしていることが多くなりました。 また暫くして観察に出かけます。
2013.01.15
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