音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2013年02月16日
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テーマ: 洋楽(3408)
カテゴリ: 動画紹介
スプリングスティーン曲の名カバー(その2)


 さて、唐突に不定期更新のシリーズにしてしまった“ブルース・スプリングスティーン曲の名カバー”の第2回です。このテーマなら絶対に外せないと、ひそかに個人的に思っているこの曲。FGTH(フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド,Frankie Goes To Hollywood)による「明日なき暴走(Born To Run)」です。

 FGTHって何者?という方のために、一応確認しておきますが、1980年代前半にセンセーショナルに登場したイギリスのニュー・ウェーヴ・バンド。性描写を含む「リラックス」という曲のヒット、米ソ冷戦というシビアなテーマの「トゥー・トライブス」という曲(そう、時は米ソが向かい合っていたど真ん中で、同時期にはスティングの こんな曲 もありました)、メンバーによるゲイのカミングアウトなど、話題性満載の彼らでしたが、往年の有名ロックンロール・チューンである「明日なき暴走」( 1975年の同名アルバム に収録)を見事にやってのけたように思えます。





 ちなみに、以下はライヴでの演奏シーン。その当時は“ライブではテープを流すだけで演奏もできない”、“所詮、トレヴァー・ホーン(彼らのアルバムのプロデューサー)の操り人形”などと揶揄されたりもしました。まあ、確かに演奏がうまいとはいい難いのかもしれませんが、このパワーと勢いはやはり彼ら固有のものだったのでしょう。





 いかがでしょうか。私としては、有名曲のアレンジを守りつつも元の雰囲気を見事に崩し去ることにうまく成功しているように感じるのですが。





Grankie Goes To Hollywood / Welcome To The Pleasuredome (1984年)




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Last updated  2013年03月25日 07時52分21秒
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