やっぱり読書  おいのこぶみ

やっぱり読書 おいのこぶみ

2009年04月24日
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カテゴリ: 読書感想

 『永遠の夫』という題名は「理想の夫」の意味ではない。妻が愛人に走ってもその妻から離れられないダメ夫のこと。

 妻がつぎからつぎへ浮気しても、気弱でうじうじしているという夫が、寝取男に復讐するのやらそうでないのやら、笑えてしまう行動に走るミステリーもどきのドストエフスキー『永遠の夫』を読了。

 おもしろかった、100年以上前の小説とは思えない臨場感。もちろん革命前のロシア、乗り物は馬車という時代。会話体で終始しているためか背景は関係ない。

 人間の深層心理に食い込む描写が憎い。語り手がその浮気相手、乗っ取り男、間男。しかしダメ亭主でもやるときはやるもんだ!気弱亭主にねちねちと夫に復讐されていく様子は痛快、愉快。

 えーっ、ドストエフスキーって、こんなにおもしろかったの!?

 重厚で饒舌、複雑怪奇の『カラマーゾフの兄弟』や深刻な『罪と罰』。作者の才能はどこまで広がるのだろうか?認識新たになった。

 訳(千種堅)もよかった、わかりやすかった。

チロリアン(1)

 わたしはこの歳になっても相変わらずフィクションが好き。こういうおもしろいのを読むとますます生きていることが嬉しくなる。

 「ダメ亭主」のダメさ加減がおかしいのではなく、そこへ持ってくる話の運び、間の取りかた。つまり構成の巧みさの天才的なひらめきを味わうと妙に嬉しくなってしまうのだ。

 世に文学、小説は数々あれどもわたしに当たるのは少ない。少ないからこそ探し求めてしまう。

 願わくばわたしが当たりと思った作品が、1000年後も名作であればいいなーと思うのはおごりであろうかの~。

永遠の夫改版






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最終更新日  2015年01月14日 19時01分05秒
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ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ  
きりひと さん
ありえねぇぐらい儲かるww
ttp://225d.atu.ca/iswk116/
(2009年04月24日 22時22分30秒)

Re:ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ(04/24)  
bonbon さん
きりひとさん
>ありえねぇぐらい儲かるww
>ttp://225d.atu.ca/iswk116/
-----
何が儲かるのかね。きりひと君。
金なら有り余るほど持っているよ。
人生2回やってもまだ有り余るくらいだ。
けちなメールを飛ばして悦にいっているようだけど
そのうち君にけつを持たせるよ。
ケツを持たせるという意味は、業界にいたらお分かりだろうが。まあここはやめたほうがいいよ。
(2009年04月24日 22時47分20秒)

Re:ダメ亭主(04/24)  
bonbon さん
ばあチャルさん
いい感じです。
(2009年04月24日 22時50分54秒)

Re:ダメ亭主(04/24)  
Rinn さん
「ダメ亭主」ていうと、ばあチャルさんとこでもダンナこき下ろし大会が始まるのかと、誤解してしまいましたわ。(笑

「コキュ」という言葉を初めて知ったのは、原田康子の挽歌読んだときでした。頭デッカチでもウブな高校生でした。
それには*注がついてなかったので、すぐ意味はわからなかったけど、言われた男性の反応でわかりました。
自分が浮気してても、妻の浮気は屈辱ととる。挽歌はしかも教えたのが、浮気相手である若い女性だったからの反応だったと思いましたが。
しかしドストエフスキーは一世紀以上前に、屈辱で爆発するのではない、夫の複雑な心情を描いているのですか。まるでミステリーではないですか。
露文学というと、古典しか浮かばなくて深刻そうで、なかなか手がのびないのですが、こう紹介されるとおもしろそうだなあって思います。ばあチャルさんの噛み砕き方がうまいのかな。

alexさんとこにもスパムメールが来たとかで、楽しんでらっしゃいますが、先日のこちらのコメント欄に来たヤツといい、手を替え品を替えご苦労なことですなあ。
引っ掛かる人がいるのか不思議ですが、これだけ数が多いと元取れるくらいには引っ掛かるんでしょうね。
振り込めサギの対策は多く聞かれるけど、こんなのの被害の実態はどうなってるのでしょう?
気になりますね。
(2009年04月25日 00時04分38秒)

bonbonさん  
ばあチャル  さん
リアルタイムで会話コメントしたくて、昨晩は起きていようと思ったのですが、朝が5時なものですからやっぱり眠くなってしまいました。10時にはぐっすり(笑)

先日いただいたコメントの

「ただ知りたかったのは,忙しくてショー・アップできないのか、それとも気持ち的にショウ・アップできないのかその辺の事情をちょっと
知りたかったのです。
元気でなによりです。」

は、とても嬉しく思いました。打てば響くようなコメントをいただくのも楽しいのですが、このようななにげない(本当はなにげなくはないのですが)会話が、どんなに精神によい結果をもたらすかものか。大げさに言えば人間が脳を持っているからです。

それに引き換え、つまらないことをコメントするやからのくだらなさ!
(2009年04月25日 08時01分02秒)

Rinnさん  
ばあチャル  さん

>「ダメ亭主」ていうと、ばあチャルさんとこでもダンナこき下ろし大会が始まるのかと、誤解してしまいましたわ。(笑

わたしも営業を考えまして工夫しました(笑)


>「コキュ」という言葉を初めて知ったのは、原田康子の挽歌読んだときでした。頭デッカチでもウブな高校生でした。
>それには*注がついてなかったので、すぐ意味はわからなかったけど、言われた男性の反応でわかりました。
>自分が浮気してても、妻の浮気は屈辱ととる。挽歌はしかも教えたのが、浮気相手である若い女性だったからの反応だったと思いましたが。

おお、高校生の時ににねえ…、

わたしがきちんと読んだのは大人になってからですが、ベストセラーのリアルタイム、つまり高校生ごろやはり話題になりましたよ。この言葉もわからないくせにね。ちなみにサガンの『悲しみよこんにちわ』もそうでした。

そう、桂木さんは自分もしてるくせに悩むのですねー(笑)しかも哀愁がただよっているのは作家が女性だから?



しかし「挽歌」は無国籍でしたね。「アミ」とか「ママン」「コキュ」とか(笑)

>しかしドストエフスキーは一世紀以上前に、屈辱で爆発するのではない、夫の複雑な心情を描いているのですか。まるでミステリーではないですか。
>露文学というと、古典しか浮かばなくて深刻そうで、なかなか手がのびないのですが、こう紹介されるとおもしろそうだなあって思います。ばあチャルさんの噛み砕き方がうまいのかな。

ドストエフスキー描いているのはそこにおかしみがあるんです。これはロシア的なのかなー。
(2009年04月25日 08時34分44秒)

Rinnさん  
ばあチャル  さん

>alexさんとこにもスパムメールが来たとかで、楽しんでらっしゃいますが、先日のこちらのコメント欄に来たヤツといい、手を替え品を替えご苦労なことですなあ。
>引っ掛かる人がいるのか不思議ですが、これだけ数が多いと元取れるくらいには引っ掛かるんでしょうね。
>振り込めサギの対策は多く聞かれるけど、こんなのの被害の実態はどうなってるのでしょう?
>気になりますね。

alexさんのように楽しんでしまえばいい!ですね。と言うとつけあがるかしら(笑)
わたし、エロっぽいのをさっさと削除していましたが、今度来たらなんとし・よ・う!!と思いますよ。

(2009年04月25日 08時44分18秒)

「挽歌」「悲しみよこんにちわ」  
Rinn さん
不思議ですね。挽歌を読んだ頃、悲しみよこんにちわも読みました。
どちらも若い(未熟な)女性の恋愛模様で、でいながら成熟した女性に対しての敵愾心とあこがれが強い動機になってる。
女というものは年経ると、まったく違う生き物になって、敵対関係になるのかと驚いた印象があります。それと男は完璧な女性を妻にしていても、若いという一点がそれほど魅力なのかと思ったこと。
自分が若い女だったときは、驕りと甘えしかなかったけど、今わかるのは若い女に対する理解と余裕かな。
その点で小説のように刹那の若さに成熟が負けるのは、ちと不愉快ですが。。(笑
それと細かな筋は忘れても、挽歌では北国の凍てついた風景が、悲しみよの方はバカンス地の乾いた太陽と風がイメージとして浮かぶことです。
優れた小説は、そういうイメージがくっきり読者の脳裏に刻まれるんだなって思います。
余談ですが、私も映画(映像)と原作は、本を先に読みたい方ですが、頭に浮かんだイメージに映像は決して追いつかないですねえ。


(2009年04月25日 11時52分02秒)

Re:「挽歌」「悲しみよこんにちわ」(04/24)  
ばあチャル  さん
Rinnさん
>不思議ですね。挽歌を読んだ頃、悲しみよこんにちわも読みました。
>どちらも若い(未熟な)女性の恋愛模様で、でいながら成熟した女性に対しての敵愾心とあこがれが強い動機になってる。
>女というものは年経ると、まったく違う生き物になって、敵対関係になるのかと驚いた印象があります。それと男は完璧な女性を妻にしていても、若いという一点がそれほど魅力なのかと思ったこと。

「みずみずしい時」
ものさびしいけれどそれありますね!
だから文学も読み時があるのでしょう。

>自分が若い女だったときは、驕りと甘えしかなかったけど、今わかるのは若い女に対する理解と余裕かな。
>その点で小説のように刹那の若さに成熟が負けるのは、ちと不愉快ですが。。(笑

世間にまみれず世間を知る。ずるくならずにずるさを知る。悪に染まらずに悪を知る。これが大人ってもんでしょうが!しかし負ける、確かに負ける。

>それと細かな筋は忘れても、挽歌では北国の凍てついた風景が、悲しみよの方はバカンス地の乾いた太陽と風がイメージとして浮かぶことです。
>優れた小説は、そういうイメージがくっきり読者の脳裏に刻まれるんだなって思います。

わたしも二作の情景は鮮明に焼きついてます。いい作品は柔らかい頭にぐんぐんはいってくるのですね。だから若いうちに名作を!と言ってしまうのです(笑)

>余談ですが、私も映画(映像)と原作は、本を先に読みたい方ですが、頭に浮かんだイメージに映像は決して追いつかないですねえ。

大いにそう!!
じつはalexさんのコメントにそんな意味を書いたらお返事なし。地雷踏んでしまったのかな(笑)

(2009年04月25日 13時19分57秒)

↑ 訂正します  
ばあチャル  さん

>>余談ですが、私も映画(映像)と原作は、本を先に読みたい方ですが、頭に浮かんだイメージに映像は決して追いつかないですねえ。

>大いにそう!!
>じつはalexさんのコメントにそんな意味を書いたらお返事なし。地雷踏んでしまったのかな(笑)

といったけれどもわたしがalexさんにコメントしたのは、こんな風

「英国大手出版社100のほうはあれから未読のを何冊か読みました。アメリカ映画は原作に興味が…。やっぱりわたしは映画より本に興味があるのですね。」

たいしたことはないでしょ。紛れただけの模様。
alexさん、ごめんなさい。
(2009年04月25日 13時32分24秒)

Re:ダメ亭主(04/24)  
alex99  さん
>余談ですが、私も映画(映像)と原作は、本を先に読みたい方ですが、頭に浮かんだイメージに映像は決して追いつかないですねえ。

大いにそう!!
じつはalexさんのコメントにそんな意味を書いたらお返事なし。地雷踏んでしまったのかな(笑)
-----

あ すみません
見逃してしまいました
このところ酒を飲みすぎたりで散漫になっていました

この件は、私も同感ですね
絶対にそう

ただし映画の方が優ったのは
○ 2010年宇宙の旅
○ 西部戦線異状なし
○ カリガリ博士
○ 市民ケーン
と言いながら実は原作なんて読んでいません
カリガリ博士と市民ケーンに至っては原作があるのかどうかも知りません
映画の映像がすごいので、とにかく、そうかな?と



(2009年04月25日 15時33分30秒)

alex99さん  
ばあチャル  さん

>あ すみません
>見逃してしまいました
>このところ酒を飲みすぎたりで散漫になっていました

>この件は、私も同感ですね
>絶対にそう

>ただし映画の方が優ったのは
>○ 2010年宇宙の旅
>○ 西部戦線異状なし
>○ カリガリ博士
>○ 市民ケーン
>と言いながら実は原作なんて読んでいません
>カリガリ博士と市民ケーンに至っては原作があるのかどうかも知りません
>映画の映像がすごいので、とにかく、そうかな?と

「カリガリ博士」ってタイトルからしておもしろそうですが、知りませんでした。後は有名ですがしっかり観ていないです。老後の映画を観る会の参考にします(笑)

(2009年04月25日 19時51分50秒)

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