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文部省唱歌の「虫のこえ」の歌詞の一節に、「秋の夜長を鳴き通す」とあるが、夜が長くなる中秋以降は、もう、騒がしい虫の声はない。あの、バンバンと喧しい虫の声と言うのは、むしろ、晩夏から初秋のころだ。今、このシーズン、蟋蟀ばかりが、密やかに、寂しげに鳴いている。
2006.10.30
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昨日は、午後雨も収まるようなことを聞いていたが、あにはからんや、結構な降りとなり、予報が変わって、今日は荒れ模様とか言っていたけれど、どうして、爽やかな空が広がった。気象庁泣かせの秋の空・・・、誰かの気分じゃあるまいし。
2006.10.25
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しとしとと冷たい雨だ。濡れながら鳴いているのだろう、この暗がりの中、蟋蟀の湿った声が響いている。気温も20℃を下ると、なんとまあ、寒く感じることだろう。
2006.10.23
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人間存在は、また、宇宙の存在でもある。すなわち、肯定的実在なり。ゆえに、万象ことごとくここに在りて、自然なり。須らく、原存在、自在なり。
2006.10.16
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如何なる不本意なること出来するとも、即ち、これ、詮ずるところ、己が道に利するとて、心悪からざるべし。
2006.10.15
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涼風や行く秋惜しむ虫の声 暑さを過ぎて鳴き出した頃の、あのかまびすしさはなく、鳴き手も少なく、単発的な声が響く。
2006.10.14
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一昨日、京都市美術館のルーブル美術館展を観に行った。今から、およそ2000年から3000年前の古代ギリシャの彫刻や壷、墓碑群である。その、静かに沈黙を保った人の姿形が、永遠の時間を生きるかのように、大理石に鮮やかに刻まれ、また器に描かれている。瞬間がまた、永遠であることを仄めかすかのように・・。
2006.10.10
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冴え渡る秋こうこうの月明かり
2006.10.09
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背も低く、葉の色も若き草色の、初々しい杉の木が、綺麗に並んでいる。
2006.10.08
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雨風の荒れ模様で、せっかくの“中秋の名月”は見ることができない。しかし、見えないからと言って、そこに月がないということではない。人間存在も、現存在すなわち原存在と、私は思う。
2006.10.06
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小雨から霧雨風の空模様の山際には、白く湯気のごとく湧き出る雲が流れ行くのが見える。時雨れる秋の車窓より。
2006.10.05
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後三日で、十五夜、旧暦8月15日、中秋の名月を迎える。その名の通り、"名月"となるかどうか、天気予報は雨模様で、雨降りお月さんになりそう。せめて、今宵は、群雲に隠されまじとて、かき分け、かき分け、この地上に顔を見せようとする・・・・?
2006.10.03
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