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2009年07月02日
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カテゴリ: カテゴリ未分類






『このミス』大賞シリーズ


『ジェネラル・ルージュの凱旋』に続く


田口・白鳥シリーズ最新刊!
厚生労働省をブッつぶせ!

医療事故を裁くのはいったい誰なのか?


公式チャンネル

【内容】
海堂尊の原点でもある「田口・白鳥シリーズ」の最新刊がいよいよ登場!!映画化、テレビドラマ化もされた第4回『このミス』大賞受賞作の『チーム・バチスタの栄光』は累計320万部突破、続編の『ナイチンゲールの沈黙』も140万部を突破し、驚異の新人と謳われる海堂尊。彼の原点でもある「田口・白鳥シリーズ」の最新刊がいよいよ登場です。今回の舞台は厚生労働省。なんと、窓際医師の田口が、ロジカルモンスター白鳥の本丸・医療事故調査委員会に殴り込み!?さまざまな思惑が飛び交う会議に出席した田口は、グズグズの医療行政の現実を知ることに。1年半ぶりに帰ってきた彼らの活躍にご期待ください。


【感想】
グッチーこと田口先生は、出張です。
今回、舞台は、東城大学医学部付属病院ではなく、なんと厚生労働省です。
そう、あの、”ゴキブリ”みたいと評された、白鳥調査官の職場訪問。

このシリーズでは会議が、メインな時がありますけど、このたびも、
”事件は 現場 で起こってるんじゃない、
会議室
な、会議室でのシーン、が中心でした。

医療VS官僚の図式がクッキリ。


「今日、田口先生をお呼びたてしたのは、他でもありません。
ひとつだけ、ささやかなお願いがありまして、実は私の名代で、東京に出張していただきたいんです。」

「ご存知ですか?巷では田口先生は、今や私の懐刀と言われているらしいですよ。」
またもや高階病院長の手のひらで転がされて、出張とあいなります。



行きの新幹線車中、田口先生がうたた寝から眼が覚めたら、ちゃっかりと隣の席でお出迎えする白鳥調査官。
ホントは、白鳥調査官って田口先生が好きなのかなぁ。。かな?
いまひとつつかめない、いえ、つまりは、ひねくれた天邪鬼者の、ゆがんだ友情なんでしょうか。
とうとう自分のテリトリーに招いちゃいました。
田口先生の無私なところ?とか、いざとなるとちゃんと働けるところ、とか、実はかなり、評価しているように、おみ受けします。
それとも、単に自分の手駒として使いたいだけか。。
白鳥調査官の姿勢は、将来の医療問題を見越して、着々とカードを切っている賭博師のような仕事振りです。





「それが何を意味するか、もうおわかりでしょう。日本の死因の九割以上が死因不明になる。こんな先進国はありません。日本は着飾ったレディのように振るまいながら、その足元は泥だらけの裸足。国際社会という社交界からさぞや物笑いになるでしょう」
彦根は言い放つ。
「これは長年の怠慢医療行政のツケ、なのです」


本を読むと、ホントに現場を憂いて、実際に立て直せるのは、実は、こんな風に窓際に追いやられて鬼を狙っているタイプしかいないのかしら、、と思いました。



海堂先生にきいてみたいです。
あくまでフィクションなんでしょうけど、モデルがいるんですか?
こうなって欲しいという、お医者サンたちの医療理想の形、目指す形が、なんなのか、素人の私にはもうひとつ分かりません。


このシリーズ、間に色んなスピン作品がありましたが『チーム・バチスタ』に始まる田口&白鳥の本編4作目なんですね。 医療の現場の内幕を楽しみつつも、だんだんミステリー色が無くなって、医療問題の提議になってます。官僚に言いたいこと、医療の現場について語りたいことが山積みなのが伝わってきますね。
ほんとに昨今の厚生労働省には、国民みんな怒ってるわけで、この本のような官僚がホントにいるのか~、医療制度はこんなにも壊れているのか、、と空恐ろしくなる内容です。



医療ドラマの王道的内容というと、謎の死因とか謎の実験とか、謎の病原菌の開発とか、闇金とか、、違法医療とか、昨今だと違法臓器売買とか、病院ぐるみの隠蔽とか、あと派閥、権力闘争ですかね、『白い巨塔』みたいな、。あー、たのしい、ドロドロ。
『チーム・バチスタの栄光』はそんな王道に含まれるんじゃないでしょうか。
患者の謎の連続、陰謀があるのか、犯人は誰か。

同じような医療ミステリも良いですが、今回のような、わかりにく~い、裏事情暴露なお話も、業界を知らない私には新鮮でした。






チーム・バチスタの栄光
ナイチンゲールの沈黙
ジェネラル・ルージュの凱旋
イノセント・ゲリラの祝祭

螺鈿迷宮
ブラックペアン
『夢見る黄金地球儀』
『死因不明社会』
『医学のたまご』
『ジーンワルツ』 
『ひかりの剣』 
『極北クレイマー』





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最終更新日  2009年07月03日 22時24分31秒


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