い す ず がわ らいさんよう
五十鈴川
頼山陽
へいち うんき しょう さんてん もくいん たた
平地 雲気を生じ 参天 木陰を畳む
まんねん かみ いま ところ ちょうしょ しらい こころ
万年 神 の在す処 兆庶 子来 の 心
こ みず きんこ なが なんびと せんしん はか
此の水 今古 に流る何人 か浅深 を測らん
かんゆう えいちゅう あざむ たいよう りん のが
姦雄 裔冑 を欺 かんとするも太陽の臨を遁れず
※兆庶=多くの民。
※子来=子が親の処に来るが如く神を敬い来る。庶民が有徳の君(神)の許に集まる。
(50歳の山陽が母を奉じて伊勢神宮の内宮に詣でた時の作)
詩文説明
平地に彩雲がたなびき、天に散ずる老杉は、深い木陰を畳んでいる。この地は永遠に天照大神の静まるところ、万民が子の如く敬い来たる所である。この五十鈴川の水は、太古より流れて尽きず、あたかも皇統の連綿たるに似て、何人もその深浅をうかがい測ることは出来ない。たとい姦雄があって、大神の御子孫を欺こうとしても、太陽の神、大神の尚照鑑を免れることは出来ない。
1、漢詩「五十鈴川
2、伊勢神宮入口鳥居を過ぎると直ぐ宇治橋「五十鈴川」です
( 詩文
・ 万年神の在
す処 兆庶子来の心)
3,
五十鈴川にかかる宇治橋の中央付近 (最初の鳥居をくぐり橋の中央)
1、「五十鈴川」宇治橋の右下。
2,「新橋・( 宇治橋の次の橋)
下左側」長い塀の屋敷が眼に入ります。おはらい町通
りの中間位に(おはぎ餅店「赤福本店」)の裏
3、「新橋下右側」(五十鈴川)
1、内宮にはこんな大木が至る所に多数あります。
2、3,古より口と手を清めるという伝えがある川 (五十鈴川)左右
1、天照大神拝殿 (万民が古より慕い参拝してる)。
新しい拝殿が隣にある
(式年遷宮
日、数日前で建物は全部出来あがっていて数日後の遷宮日を待つばかり)
2参道の神木
。(あまりに大きいので驚嘆している参拝に訪れてる人)
3、おはらい町通りとおかげ横丁との交差する処に招き猫
(
遷宮を招いている様子ではないでしょうか)