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Jan 9, 2005
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世間では3連休の人も多いであろう、そんな連休にふさわしく関東地方は実に良い天気だが、クリスマスから年末にかけて予算外の出費で泣かされた私は、おとなしく家にいるしかない。

そんな日こそ、ちょっと新しい曲でも譜読みしてみようか、なんて気分になったりも(おーい、今弾いている曲も中途半端なのに・・・なんて突っ込みはこの際、無しにしよう)。そんな私が選んだのはラヴェルの「古風なメヌエット」。ラヴェルのこの曲は、ソナチネと並んで私のお気に入りの1曲だったりするのだ。

さて、本棚の肥やしになりかけていたラヴェルの楽譜を取り出そうとすると、横からひょっこり全音のピアノピースが現れた。「ん?」となにげなくピース裏の一覧表を眺めていると、今から弾こうとしている「古風なメヌエット」もピースとして存在しているではないか。「えっ・・・と、難易度ってどのくらいなんだろう」

全音ピアノピースはご存じのとおり、1曲単位で提供された楽譜。手軽にこの曲だけ弾きたい、という人にはうってつけな楽譜である。ピース裏側には現在発行されている楽譜と共に各曲の難易度が掲載されており、この難易度を目安に曲選びをする人も少なくないのではないだろうか。

その難易度も昔は、A~Dの4段階(A:初級 B:中級 C:中級上 D:上級)だったのに、いつの間にか、A~Fの6段階(A:初級 B:初級上 C:中級 D:中級上 E:上級 F:上級上)に細分化されているではないか。この6段階の難易度が採用された時に、各曲の難易度が見直されたのだろうか、その昔、「古風なメヌエット」は難易度=C(中級上)であったのが、現在では難易度=E(上級)に位置づけられているのだ。もっと極端な例をあげれば、ドビュッシーの「水の反映」、昔はCだったものが、現在では上級の上であるFだったり。

曲単位での難易度ってどんな形で決めているのか、興味あるところだ。

また、全音ピアノピースにちなんだ話といえば、私が昔練習したラフマニノフの前奏曲Op.23-5も全音ピース(No.271)を使用していたのだが、現在発行されている一覧をみると、No.271の欄が空欄になっているではないか。しかも、その周辺No.272の前奏曲も消えてしまっているうえ、No.273に至っては別の曲が割り当てられている。あぁ、ラフマニノフの前奏曲はNo.261の前奏曲Op.3-2を除いては絶版になってしまったのか。な、何故??

更に、この日記を書きながら、楽天日記仲間のみっとんさんの日記内で全音ピースの話題で盛り上がってしまった。ピースの価格が35円の時代があったとは、たった1冊の楽譜にも時の流れを感じる。そういえば、子供のころ、お小遣いを握りしめてピース(タバコではありません)を買いにいったっけ。150円あたりで買えるピースは本当に助かっていた。現在なんて、たった1曲なのに500円以上の値段が当たり前になっている。それだけ、小・中学生のお小遣いの値段も上がっているっていうこと??

なんだか自分がとっても古い人間に思えてきた。そういえば、母が練習しようと思って買ったツェルニー30番の楽譜は200円、それが私に受け継がれているのも、なんとも感慨深い。残念ながら私には子供がいないので、楽譜はいつか灰になってしまうかもしれないが、子をもつ皆さんはいつの日か、子供に楽譜を託すのだろうか・・・(って子供が音楽に興味がなければただの本になってしまうか。)







本日のピアノ練習メモ(定例)
●ハノン #01-10,#39,#41
#01-10(各指の独立訓練)、やっぱり最初に指慣らしはしておこう。
#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)
#41アルペジオ、ハ長調,イ短調,ヘ長調,ニ短調,変ロ長調,ト短調,変ホ長調,ハ短調,変イ長調,ヘ短調,変ニ長調,変ロ短調。
●ハーモニックスケール
3オクターブスケール(ハ長調)

●ブラームス51練習 #9ab,#05,#07,07ab
#09ab:各指を広げる運動、2回往復
#05:オクターブ移動訓練、2回往復。

#07ab:#07の応用(両手別の進行)、2回往復。

●ツェルニー30番 #26,27
#26:OK
#27:両手交差の練習。交差の際に音が乱暴にならないように気をつけて。後は特に問題となるような箇所は無し。

●クラーマー=ビューロー60練習 #04~#06

#05:>OK。予想どおり、#04より先に仕上がってしまった。
#06:今まで練習したクラーマーの中でこの曲が最も好みだったりする。これは練習に熱が入りそうだが、19小節の左手5指を押さえたまま16分音符を弾く部分、もっとスムーズに弾けるように練習だ。

●バッハインヴェンション #01~#15
#01~#13はノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。
#14:左手32分音符の粒を揃えて、と意識しながら弾くこと、そして後半のテンポをじっくり保てと頭に浮かべながら弾くとテンポが安定し始めた。やはり頭はきちんと使って弾こう。
#15:多少ミスタッチはあるものの、まとまってきたので、もう少し練習を重ねて仕上げるのだ。

●ショパン エチュード Op.10,25
Op.10-01:テンポ四分音符125で通し練習数回。及びリズムを変えて跳躍練習。マイペースで頑張れ自分。
Op.10-12:15~18小節左手中心にじっくり練習後、通して数回練習。悪戦苦闘はしているが左手の良い練習にはなっているようだ。
Op.25-02:ミスも少なく無難に弾けているがテンポはいまひとつ。おまけに表現面でもいまひとつ。まだまだ肉付けが必要である。

●シベリウス 「樅の木」「ピヒラヤの花咲く時」
樅の木:通して1回。
ピヒラヤの花咲く時:通して1回。そろそろ気持ちよく弾けるようになってきてニンマリ。

●カスキ 「秋の朝」「夜の海辺にて」「古い時計台」
秋の朝:練習して数日、だいぶ自分癒しのために弾けるようになってきたが、細かな部分でまだまだ練習は必要。29~32小節の最も盛り上がる部分が、まだオタオタしているような感じなので、ここを部分的に練習。
夜の海辺にて:試しに初見で。舘野氏のCDを聴いた時ほどの感動がなかった。
古い時計台:こちらも初見で弾けるレベルの曲だが、この曲はなんといっても響きが良い。もう少しじっくり練習してみよう。

●ラヴェル 「古風なメヌエット」
とうとう譜読み開始。しかし最後まで到達できず。45小節目まで(中間部手前まで)。うぅ、両手が重なり気味な箇所が多く、譜面もパッと読みづらいので早くも苦戦している。





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Last updated  Jan 10, 2005 05:00:07 AM
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