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四日市の近くに三岐鉄道という私鉄があります。この鉄道の三岐線では、私鉄としては珍しく貨物列車が定期運行されています。しかもED45というデッキ付の機関車が重連で貨車を牽引しているのです。前から一度訪ねてみたいと思っていましたので、塩浜支線のDD51を撮影したあと、そちらへ移動することにしました。ED45は以前、DD51を撮影しに来たとき、JR富田駅で見かけていますが、走行シーンを撮るのは初めてです。ロケーションが分かりませんので、とりあえずネットでチェックしておいた場所へ急ぎました。地元の農家の方が線路際の雑草をきれいに刈り上げた直後でしたので、午後の順光線を浴びた貨物が坂を下ってきたときには、その美しさに心が震えてしまいました。それにしても、少し小ぶりの車体にデッキがついているオールドタイマーが現役、しかも重連で活躍しているなんて信じられません。DD51も良いですが、このED45もそれと同じくらい、いや、それ以上の魅力にあふれています。これから四日市に通う回数が増えそうな予感がしています。今日4月30日は、図書館記念日(日本図書館協会、1971年)、みその日、そばの日(毎月末日)だそうです。
2010/04/30
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四日市のDD51の貨物は、大きく3種類に分けられます。1つはコンテナ。もう1つは太平洋セメント関連の貨物。もう1つは塩浜の石油関係貨物。昨日ご覧いただいたのは、太平洋セメント関係の貨物を牽いたDD51ですが、萬古焼(ばんこやき)の展示販売もしている「ばんこの里会館」を訪ね、やきものの勉強をしたあと、塩浜の方へ移動しました。平日は結構本数が多い四日市のDD51ですが、休日は工場の稼働の関係か、スジが減ります。全くなくなるわけではないのですが、数少ない列車なので気合いを入れて撮影しなければなりません(笑)。とりあえず定番のお立ち台へと車を走らせました。『お立ち台通信』で紹介されたこともあり、撮影スポットには7、8人のファンがカメラの砲列を敷きました。やってきたのは更新色のDD51 1801号機です。これまで何度か単機回送のシーンを見ていたのと、移動途中で四日市駅に停まっているDD51を確認したときに貨物らしいものを従えた機関車が見えませんでしたので、もしかすると単機回送かもしれないと思っていたのですが、ちゃんと貨車を引っ張っていました。欲を言えば、重連だったら、もっと良かったのですが……。今日4月29日は、ワシントンとメリーランド州ボルチモア間で世界最初の電車がアメリカで開通した日(1851年)、肉の日(毎月)だそうです。
2010/04/29
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四日市に萬古焼(ばんこやき)というやきものがあります。以前から仕事の関係で、やきものの勉強をしなければと思っていたのですが、今年になって俄然興味が沸き、少し前から本を読んだり、窯元を訪ねたりしています。この間の休みも萬古焼の勉強をするため、四日市へ行こうと思い立ち、朝早くに家を出ました。ただし、やきものを見るだけでは、ちょっと勿体ない。四日市と言えば関西本線のDD51があるじゃないか、というわけで、やきものと鉄の合わせ技で攻めることにしました(笑)。四日市のDD51は以前にも追いかけたことがあり、ある程度、土地勘はあります。途中、トイレ休憩をしたとき、事前に調べておいた貨物の運転時刻を確認したところ、間に合うかどうかは微妙な状況であることが分かりました。このところ、現地到着と同時に目の前を本命の列車が通過していったという場面が続いていますので、またもやその再来か、と一瞬悪い予感がしたのですが、高速から下りた地道が空いていたことから、ぎりぎり間に合いました。やってきたのは更新色のDD51です。最近、EF65をはじめとする電気機関車ばかり撮影していますので、久しぶりのDD51に新鮮な思いがしました。このあとに訪れた「ばんこの里会館」では、萬古焼の歴史を勉強するとともに今、流行のタジン鍋を買いました。帰宅後、これを使って作った蒸料理はなかなかの美味でした。マスコミで取り上げられ、タジン鍋のレシピ本まで出版されているのも納得できる気がしました。今日4月28日は、サンフランシスコ講和記念日、象の日、にわとりの日(毎月)だそうです。
2010/04/28
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この間、父のご機嫌伺いに神戸へ行った折、鈴蘭台へ買物に出かけました。スーパーの駐車場に車を停めたとき、目の前を横切っていった神戸電鉄の車輌にヘッドマークがついているのに気がつきました。おっ! と思ったのですが、そのままスーパーで頼まれ物を買い、用事も終わったので、そのまま帰ろうとしたのですが、天気が良いこともあって、どうにも「鉄」の虫が騒ぎます。電車を1本だけ撮らせてほしいと妻を説得。線路の横にある広場のベンチで待ってもらうことにしました。しかし、やってきたのはヘッドマークのついていない普通電車。仕方がないので、約束どおり「行こうか」と言うと、「もうちょっといいよ」との返事。では、と次の電車を待ち受けることにしました。踏切の警笛が鳴り始めたので、カメラを持ってスタンバイ。何が来るかな、と楽しみにしていると、神戸電鉄の電車らしくない黒いボディが遠くに見えました。! 新型の6000系だ。神戸電鉄に新型車輌が増備されたのは知っており、これまでにも何度か足を運んだのですが、会えずじまいでした。しかも今日は「神戸新開地音楽祭」のヘッドマーク付です。いやあ、ツイテるなあ。柔らかな春の日差しのもと、浮き浮きした気持ちで父の元へと車を走らせました。今日4月27日は、婦人警官記念日、悪妻の日・哲学の日(ギリシアの哲学者、ソクラテスが時の権力者から死刑宣告を受け獄中で毒を飲んで死亡。妻は悪妻として有名。BC399年)だそうです。
2010/04/27
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岡山の東部エリアで有名な撮影ポイントは一昨日、昨日とご覧いただいた和気付近のお立ち台ですが、万富の近くにある吉井川の鉄橋も人気の場所です。ここは長大な鉄橋で、ネタ列車が走るときには多くのファンでにぎわいます。少し調べてみると、この鉄橋を俯瞰できる場所があるのが分かりました。俯瞰するのは好きですが、大汗をかいて山の中をさまようのは、できれば避けたいという「軟弱鉄」のわたし。ついつい道路から見下ろすことができる場所はないか、と探してしまいます。この場所へは近くまで車で行くことができ、それほどハードでもなさそうですので、ロケハンがてら登ってみることにしました。地図で見当をつけて行ったのですが、最初は全く別の場所にたどり着き、再度別方向へアタックした結果、ようやく目的のお立ち台に立つことができました。ここでは列車を俯瞰しながらサイドから撮るため、貨物のような長大編成は機関車中心のアングルになってしまいます。時間的にみて、この日最後の撮影になるだろうと思いながら待っていると、EF66の100番台が牽く貨物がやってきました。この直前にEF210の牽く貨物が反対方向へ通過したあとでしたから、被られずにすんでよかったと思いました。今日4月26日は、リメンバーチェルノブイリデー(チェルノブイリ原子力発電所で大爆発事故、1986年)、ふろの日(毎月)だそうです。
2010/04/26
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本日の「思い出の1枚」は、昨日のカットの線路をはさんだ反対側にある山の斜面から撮影したものです。ここは、このエリアでは有名なお立ち台で、先月も行っているのですが、山への登り口を見つけることができず、引き返した経験があります。今回、改めて周辺を捜したところ、何とか見つけることができました。分かってみるとなんだ、という「コロンブスの卵」的事実ですが、鉄道写真で、特に山からの俯瞰ポイントを見つける場合は往々にして起こるものです。辿りついたポイントにはすでに先客が2人いました。わたしと同様、次に来る貨物を撮れば下山という方たちです。EF210が来るのか、EF66なのか。待っている間の話題はその点に集中し、個人的にはEF66を期待していたのですが、先ほどの貨物に続いてEF210がやってきました。まあ、思うようにならないのがこの世界。次回に期待しましょう。今日4月25日は、国連記念日、歩道橋の日、拾得物の日、ファーストペイデーだそうです。
2010/04/25
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三石あたりまで来たのなら、ロケハンを兼ね、もう少し南下してみましょう。和気から熊山にかけては有名な撮影ポイントが散在しています。その1つが和気のS字カーブです。すでに本日のメインイベントであるEF65が通過しましたので、それ以外の貨物を狙うしかありません。この区間を走る優等列車は特急スーパーいなばぐらいしかなく、それも数輌編成ですので、写真的にみた場合、ちょっと迫力に欠けます。やってきたのはEF210桃太郎が牽く貨物です。長大な貨物が編成をくねらせながらS字カーブを抜けていくのは見ごたえがあります。それにしても、今や山陽本線は貨物用路線と化した感がしますね。今日4月24日は、植物学の日、日本ダービー記念日だそうです。
2010/04/24
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上郡の手前で撮影したあと、EF65をもう一回頂戴しようと、西へ車を走らせました。具体的な場所は決めていなかったのですが、三石あたりまで来たら、まだ僅かながらも名残の花をつけたさくらが沿線に咲いていました。来年、この場所でEF65とさくらのコラボカットが撮れるかどうかの確証はありません。ここにしよう、とこれまた即決しました。車を停め、山の中腹にある木野山神社をめざします。この場所には、つい先月もやってきましたので、要領は分かっています。息を弾ませながら参道を辿り、目的のポイントに着くと、流れる風が少し汗ばんだ肌を心地よく冷やしてくれます。カメラをセットし、EF65が来る前に通過する貨物で二度ほど予行演習を行って本番に備えます。前回は横位置で、編成全体を収めることに主眼を置いたのですが、今回はさくらを少しでも大きく入れたかったので、後ろが切れることは覚悟の上で縦位置を選択しました。流れる雲が晴れ間と曇りを交互に写しだします。そして遠くにEF65の姿が見え、それが次第に大きくなってきました。これまでに何千回と経験していますが、やはりワクワクする瞬間です。と、そのとき、後方からも列車の接近音が響いてきました。離合だ! しかもEF200が牽く上り貨物です。長いコンテナが眼下で上下にクロスし、画面の左下と左上を結んで円弧がきれいに収まりました。思ってもみなかったシーンの出現に、列車通過後、思わず快哉を叫んでしまいました。今日4月23日は、復活祭、サン・ジョルディの日(日本書店組合連合会等、1986年)、緑の週間(4/23~4/29)、ふみの日(毎月)だそうです。
2010/04/23
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大阪からのEF65牽引下り貨物が上郡で1時間以上の運転停車を行うことは、前回の撮影で調査済ですので、その前後で二度味わわせていただこうというのが、今回の計画です。姫路から龍野、相生、有年、さらには上郡と移動し、途中、数カ所でロケハンを行いましたから、そろそろ撮影ポイントを決めなくてはならない時刻となりました。田園地帯が広がっているのですが、もうひとつ決め手に欠けます。う~む、困った。そう思いながら車でウロウロしていると、菜の花がひと塊りになり、黄色に輝いているのが目に飛び込んできました。お、これはいいんじゃない? よし、これでいこう! 即決です。さくらのあとは菜の花。もう少しすればレンゲやツツジも咲き始めます。濃淡さまざまな新緑で山全体がモコモコになるのも、もうすぐです。美しき国、日本に改めて感謝しましょう。今日4月22日は、地球の日(アースデー)、清掃の日、よい夫婦の日、夫婦の日(毎月)だそうです。
2010/04/22
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この日のメインディッシュであるEF65は、上郡の前後でいただこうと思っていましたので、姫路から上郡へ移動中、まずは有年付近でロケハンを行いました。線路の敷設状況から、下り列車に対しては逆光気味になるのですが、その分、上りに対しては願ってもない光線状態。このあたりならと思っていると、タイミングをはかったように前方の踏切が鳴り始めました。遠くに目を凝らすと貨物が接近しています。EF66です。最近、EF210などに押されて、めっきり姿を見る機会が少なくなったEF66。地元の吹田機関区で廃車されたEF66が留置されているのを目にしたのは、それほど以前のことではありません。かつてこのブログでも、そのうちEF66を追いかける時代が来るのではないか、と書いたことがありますが、それが現実のものとなりつつあるのが、ちょっぴり悲しく思えます。きれいな順光のもとでのオーソドックスな編成写真。タイガーロープの存在が気になりますが、致し方ありますまい。いつか、この1カットが貴重な記録になるかもしれません。ロクゴ亡きあとは、このロクロクがスターダムにのし上がることは必定です。ルックス、経歴ともに、それだけの価値と魅力をもった機関車であることは誰しも認めるところでしょうから。今日4月21日は、民放の日、放送広告の日、渋谷駅前に忠犬ハチ公像建立。ハチ公(本犬)も除幕式に列席(1934年)だそうです。
2010/04/21
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折角姫路のそばまで来ているのですから、姫新線の写真も撮影していこうと思いたちました。姫新線は昨年度から、それまでのキハ40、キハ47に代わってキハ122、キハ127の新型車輛が走り始めています。それもあって、昨年の夏には佐用のひまわりと組み合わせた写真を撮影しに行きました。しかし、姫新線、特に佐用周辺は、その直後に襲来した台風で大打撃を受け、長い間復旧工事が続けられていました。今は本来の姿にもどっていますが、そのときのことなども思い出しながら、鉄橋を渡る列車にレンズを向けました。今日4月20日は、修学旅行専用列車の運行開始(1959年)、逓信記念日(1934年)だそうです。
2010/04/20
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この週末は、またしてもEF65を追いかけて兵庫県と岡山県の県境を徘徊してきました。今週は名残りのさくらと、爛漫の春を含めた写真をお届けしたいと思っています。最初に訪ねたのは姫路と御着の間にある市川の鉄橋でした。ここは橋のそばにある公園が格好のお立ち台です。以前にも、さくらの季節に訪れたことがあるのですが、大阪では先日、花散らしの雨が降ったため、花が残っていても若葉混じりのさくらだろうと思っていたら、なぜだか満開の状態でした。当初は編成主体のカットを撮る予定だったのですが、折角満開のさくらが咲いているわけですから、花主体の情景写真に変更しました。午前9時過ぎ、播但線を南下してきた特急「はまかぜ」がやってきました。『お立ち台通信 vol.5』の特集に掲載されるため、今年の正月前後は「はまかぜ」ばかり撮影していましたが、まともにレンズを向けるのは、それ以来、久々の対面です。来春には新型車両に置き換わるため、キハ181系の「はまかぜ」とさくらの組み合わせは、これが最後となるでしょう。残された1年弱、折にふれてキハ181系「はまかぜ」との出会いを重ねていきたいと思っています。今日4月19日は、地図の日(伊能忠敬、蝦夷地の測量に出発、1800年)、最初の一歩の日、第1回ボストンマラソン(1897年)、世界初のミス・ワールド・コンテスト(1951年)だそうです。
2010/04/19
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午後も少し日が傾き始めたころ、もう1つの俯瞰ポイントへ到着しました。この場所からは讃岐平野の名物であるため池が随所に眺められます。眼下を通過する列車を何本か見ていると、夕陽を浴びて車体がギラリと光る場所が分かってきました。本日の「思い出の1枚」は、そのギラリポイントを通過するアンパンマン仕様の特急「しおかぜ・いしづち」です。このアンパンマン列車に対しては、撮影する立場からは賛否両論がありますが、外観だけでなく、車内もアンパンマンであふれ、子ども専用のプレイエリアを設けるなど、小さな乗客がワクワクするような配慮がなされています。わたしの友人も、このアンパンマン列車に乗るため、わざわざ大阪から四国を訪れましたから、その点ではJR四国の企業努力は成功していると言えるでしょう。それにしても、まるで仏像の右目でも見ているような杏形のため池です。水不足に苦しんできた先人たちの苦労が偲ばれます。こうゆう景色が眺められるのが俯瞰撮影の楽しいところです。今日4月18日は、発明の日(1954年)、よい歯の日、世界アマチュア無線の日、頭髪の日(毎月)だそうです。
2010/04/18
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この日の目的の1つは、とにかく鉄道を俯瞰すること。事前にいろいろと調べ、地図も見て、このあたりかなと見当をつけたポイントが2カ所ありました。そのうちの1つが、本日の「思い出の1枚」です。実は、朝7時30分に高松貨物ターミナルを発車するEF65貨物をこの場所から撮影しようと、暗いうちに起きだして山陽道をひた走り、やっとの思いで、この瀬戸大橋をバックに見下ろす場所へ着いたのですが、山へ登る途中、道を間違えてぐるりと一回りし、時間をロスした結果、車を停めたときには眼下をロクゴ貨物が通過しているところでした。はあ~~。以前にも、目的とする被写体が、車の停車と同時に目の前を通り過ぎていったという経験をしています。湖西線へEF81牽引の特急「日本海」を撮影しに行ったときでした。「日本海」ならいつでも撮り直しができると、自分を慰めたのですが、目的とする列車を撮り逃がしたときの失望感は大きいものです。この朝は「日本海」以上に落胆したのですが、幸い、多度津でしばらく運転停車するため、その間に先行し、ロクゴ貨物自体は押さえることができたので、早起きの努力が全く無駄になったというわけではありませんでした。午後、もう一度チャレンジするために再訪し、撮影したのがこのカットです。遠くに見える瀬戸大橋と、そこから分かれてS字を描く線路の造形美を眺めているだけでも登ってきた甲斐があるというものです。さて、タイトルの質問に対する答えです。写っているのは快速「サンポート」で、画面の一番下、左右に伸びる線路の画面中央付近に4両編成で走っています。お分かりになりますでしょうか。今日4月17日は、恐竜の日(恐竜の卵の化石を初めて発見、1923年)、少年保護デーだそうです。
2010/04/17
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予讃線の列車は海岸寺と詫間の間で海に沿って走ります。この区間では、瀬戸内海と組み合わせて撮影できるポイントが数カ所あり、本日の「思い出の1枚」はそうしたカットの1つです。この日は風が強く、列車を待っている間も身体が持っていかれそうでした。そして、寒い! 近くの花でも見ていようかしら、という言葉と裏腹に、妻は早々と車の中へ避難です。潮騒を聞きながら待っていると、朝日をはね返しながら、ステンレスボディの8000系「しおかぜ・いしづち」がやってきました。国内に海辺を走る列車を撮影できる場所はいくつもありますが、この場所は、わたしの中では比較的上位に位置するお気に入りポイントの1つです。今日4月16日は、新橋~神戸間に最急行列車の運転が開始され(13時間40分)、急行料金の徴収が始まる(1906年)、チャップリンデー(誕生日)、ボーイズビーアンビシャスデー(1877年、クラーク博士が北海道を去る)だそうです。
2010/04/16
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さくらと菜の花の組み合わせカットがもう1枚ありました。少し前、妻と一緒に四国へ出かけたときに撮影したものです。四国といえば88カ寺をめぐる巡礼が今なお盛んに行われ、いたる所でお遍路さんの姿を見かけます。妻と日帰りで訪ねたのは、そのなかの1つ、海岸寺です。もちろん、わたしにとってメインの目的は、さくらと鉄道ですが、有名なお立ち台のすぐそばにこのお寺があるため、撮影のついでに立ち寄りました。仁王の代わりに、地元出身相撲取りの巨大像が山門で睨みをきかせているのがおもしろいところです。予讃線を代表する特急といえば8000系です。制御付振子式を採用した車体は、快適な乗り心地とスピードを提供しています。海岸寺のそばにあるカーブでは、盛大に車体を傾けながら通過していきました。線路を挟んで左に菜の花、右にさくらが咲き誇っています。明るい春の日射しのなかで見る菜の花とさくらは殊のほか美しく、朝早くに家を出た甲斐があったと思いました。今日4月15日は、ヘリコプターの日(全日本航空事業連合会、1986年)、象供養の日、よいこの日、遺言の日、ふとんの日、お菓子の日(毎月)だそうです。
2010/04/15
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先週末、品川530さんからメールが届きました。明日、コンサートを聴きに大阪へ行きますが、午前中、どこかへ同行願えないか、というものです。折り返し希望のネタを尋ねると、岡山区のEF65をご所望とのこと。さくらの季節に大阪近郊で貨物を、となれば、これはもう、その名もズバリ、「さくら夙川」へご案内するしかありますまい。東京からの一番機で飛来した品川530さんを伊丹空港でピックアップし、そのまま、春真っ盛りの夙川へ。しかし、現地に到着して驚きました。目的のEF65が通過するまでに、まだ1時間はあるというのに、すでに夙川の鉄橋をサイドから眺める国道2号線の歩道には数多の「鉄人」が三脚を敷きつめ、今や遅しと臨戦態勢で待ち受けていたのです。何とかその一隅に混じらせてもらい、カメラのセットが終わるか終らないかの瞬間、思いもしなかった塗装の車体が目の前をよぎりました。「国鉄色!」訳がわからないままシャッターを押しましたが、通過後、「金光臨」であることに気づきました。そうか、今日、これだけたくさんの「鉄人」が集まっていたのは、これが理由だったんだ。以前、山陽本線の三石で485系の「金光臨」を撮影した夜、ネットで検索して4月上旬に再度、「金光臨」が走ることを知ったのですが、日常の繁忙に紛れ、きれいに忘れていました。このあと、もう一度やってきた485系「金光臨」を押さえ、いよいよわたしにとっては本番のEF65を迎える時刻になりました。晴れたり曇ったりを繰り返しながら、でも、微妙に曇っている空のもと、更新色の118号機がさくらの向こうに姿を現しました。明日は仕事だし、この機会を逃すと来年まで撮影するチャンスはないし、さらに言えば、来年この景色の中をロクゴの0番代が走る保証はどこにもないのだし……。ああ、原色機で撮りたかった、というのが偽らざる心境ですが、春爛漫のさくら夙川でこのシーンを目にすることができただけでも良しとしましょう。今日4月14日は、オレンジデ-、タイタニック号の日(生存者は2208人中わずか695人、1912年)日だそうです。
2010/04/14
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俯瞰しながらさくらと特急「かもめ」を撮影しているうちに、ちょうど反対側にある丘陵の斜面に菜の花が固まって咲いているのに気づきました。向こうからこちらを見たら、どんなふうに見えるのだろう? 次の列車が来るまでにはあの場所へ着けると読み、移動することにしました。おお! 思った以上に見晴らしがよいではありませんか。黄色の菜の花、ピンクのさくら、そして遠くには有明海まで見渡せます。天気も良くて、気分最高のなかで佐賀・長崎駆け足ツアーの納めカットを撮ることができたことに心から感謝しました。今日4月13日は、水産デー(漁業法施行記念日)、喫茶店の日だそうです。
2010/04/13
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もう一度、満開のさくらに会いたいと思い、初日に行ったポイントを再訪しました。初日の撮影では、微妙にシャッターのタイミングがずれたのと、一両日後に満開を迎えるだろうと花の咲き具合を見てとったからです。予想どおり、初日には若干つぼみで残っていた枝も、ほとんどすべての花が開いていました。桜並木の南側からさくらの固まりを見下ろしながら撮影します。列車が来るまで、さくらを眺めていると、ヒヨドリが花の蜜を吸うため、枝から枝へと飛び渡っています。少し汗ばむほどの陽気のもと、わたし以外にこの場所でカメラを構えている人はいないため、この見事なまでのさくらを独り占めできるのは、何とも贅沢です。この春一番の花見となりました。今日4月12日は、世界宇宙飛行の日、パンの記念日(パン食普及協議会、1983年)だそうです。
2010/04/12
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NHKの「龍馬伝」が人気です。土佐に少なからず縁のある我が家にとって、日曜の「龍馬伝」の土佐弁は、ちょっくら違うきに、などと突っ込みを入れながら観る楽しみのドラマでもあります。龍馬の脱藩により、第1部はすでに終了し、次の舞台である京都や長崎へと移りました。「鉄」的に見れば、土讃線から京都線(東海道本線)、長崎本線へとポイントが切り替わったのです。土佐だけやのうて、長崎も可愛がってや、というわけでもないのでしょうが、龍馬人気にあやかって、博多と長崎・佐世保・ハウステンボスを結ぶ特急「かもめ」「みどり」「ハウステンボス」には現在、龍馬のラッピングを施した783系ハイパーサルーンが走っています。折角の機会ですから、ぜひともこのラッピング車輛を撮影したいと思っていましたら、その願いは天の龍馬に通じたようです。車体に「龍」の描かれた「ハウステンボス」がやってきました。NHKの人気ドラマをモチーフとしたラッピング車輛は、これまでにも「風のハルカ」や「宮本武蔵」などがあり、幸いなことにいずれも撮影しています。ええ、わたくし、こういうキワモノは結構好きなのです。今回の「龍馬伝」も無事、押さえることができ、また1つわたしのコレクションが増えました。今日4月11日は、新宿・立川間、鉄道開通(1889年)、メートル法公布記念日(通産省)、ガッツポーズの日だそうです。
2010/04/11
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やきものの里、有田には「歴史と文化の森公園」があり、そこには中世ヨーロッパの建物を模した「ほのお(上下に「火」が3つの漢字)の博記念堂」が建っています。昨年、このあたりを訪ねたときにも、この場所へ行っているのですが、列車の通過時刻と次の予定とがうまくかみ合わず、ロケハンだけして帰ってきた思い出があります。ですから今回は、そのリベンジです。佐世保線では、佐世保に向かっては赤色の、博多に向かってはシルバー色の車輛がそれぞれ先頭車になります。赤い顔に緑のスカートという、いかにもJR九州らしいビビッドな配色は、中世ヨーロッパ風の建物にも似合っていると思います。今回は建物を眺めただけですが、次回はこの公園にも寄ってみようかしらん。今日4月10日は、駅弁の日(日本鉄道構内営業中央会、1993年)、婦人参政記念日、婦人の日(労働省、1949年)、建具の日(全国建具組合連合会、1985年)、ヨットの日(ヤマハ)、四万十の日(1989年)、瀬戸大橋開通記念日、LPガス消費者保安デー(毎月)だそうです。
2010/04/10
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大村線、長崎本線ときて、その次は佐世保線に照準を定めました。佐世保線といえば、やきもので有名な有田を欠かすわけにはいきません。実は、わたしの仕事に若干関係することもあって、以前から、やきものに関心はあったのですが、奥の深い道であり、ハマると大変ということで、手を出さずにいたのですが、今回、鉄道写真撮影の合間に有田の町を訪ね、ついに自分の心にスイッチを入れてしまったような気がしています。もちろん初心者であり、目利きなどは全くできないのですが、これが良いな、欲しいなと思う作品に何点か出会うことができました。これから少しずつ勉強していこうかな、と思うようになっています。さて、肝心の佐世保線ですが、やきものの町・有田らしい情景の中で、ハイパーサルーンの特急「みどり」を撮影することができました。窯の煙突が、この町の特徴をよく現しています。もしかすると今後、この町はわたしにとって、定番お立ち寄りスポットの1つになる可能性が大かも。う~む、危ないゾ。実に、危ない。今日4月9日は、初の集団就職列車が上野に到着(1939年)、大仏の日、反核燃の日(青森県労働組合)、左官の日(日本左官業組合連合会)、世界海の日(日本海事協会)、美術展の日だそうです。
2010/04/09
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さくら絡みのカットも、と思い、さくら並木の下へ移動しました。すでに日が陰り、花も心なしか色あせて見えますが、致し方ありません。縦位置にして、さくらを上半分に入れた構図で白い「かもめ」を待ちました。さくらの下に立っていると、思い出す古歌があります。「願わくば 花の下にて 春 死なん その如月の 望月のころ」。西行の詠んだ有名な歌ですが、春満開のさくらを見るたびに、この歌が脳裏をよぎるのです。盛りの期間が短いことが、良い意味でも悪い意味でもさくらの持つ強い魅力の1つであり、盛りが華やかであればあるほど、逆に焦りに似た気持ちを抱かずにはいられません。「この時期になると、狂ったようになるわね」。妻もあきれるほどですが、あと何回、さくらの満開に出会うことができ、さくら絡みの写真を撮影することができるのでしょう。さくらに急きたてられることのない、平かな心境に近づくためには、まだまだ修行が必要かもしれませんね。今日4月8日は、山陽鉄道で初の一等寝台車が登場(1900年)、花祭り(潅仏会)、参考書の日、ヴィーナスの日、米の日(毎月)だそうです。
2010/04/08
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今回の九州訪問では、さくらや菜の花、海辺の景色など、比較的たくさんの情景写真にチャレンジすることができました。でも、編成写真も撮っておかなければ、と思い、見通しの良い直線コースで待ち構えることにしました。時刻表を確認すると、次の特急は白い「かもめ」です。885系には白い「ソニック」編成と白い「かもめ」編成の2種類があります。先頭車のエンブレムや窓まわりの塗装の違い(「ソニック」は青、「かもめ」は黄色)など、違いはあるのですが、両者は混用されています。このときも、やってきたのは「ソニック」編成の885系でした。最近、「ソニック」編成が「かもめ」編成に充当されているのをよく見かけるような気がします。車内の設備や乗り心地などは変わりませんから、乗客に対するサービスに差はないのですが、「ソニック」が「かもめ」にねえ、と少し首をかしげてしまうのは、わたしだけでしょうか。
2010/04/07
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大村線で海辺の景色を撮ったあと、転進して長崎本線へ向かいました。大阪でも一昨日(4月4日)あたりからさくらが満開を迎えましたが、わたしが佐賀・長崎を訪れたときにはまだチラホラ咲きでした。しかし、九州ではこのときすでに盛りを迎えており、こうなると何としてもさくら絡みのカットを撮っておきたいものです。一路さくらの名所へと車を走らせました。ここは初めて行った場所でしたが、さくらの開花は予想どおり。しかも、菜の花まで満開です。薄紅に黄色の何とも華やかな彩りです。そこにやってきたのは、白い「かもめ」。いやあ、まさしく春ですよ、春!今日4月6日は、白の日、城の日(兵庫県姫路市、1991年)、北極の日、コンビーフ記念日だそうです。
2010/04/06
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「本日の思い出の1枚」は舟だまりの向こうにある築堤の上を走る大村線のシーサイドライナーです。この築堤の向こうは海です。築堤の一部にトンネル状の切り欠きがあり、そこから外海へ出られるようになっているのが、画面左上隅に小さく写っていることでお分かりになると思います。昨日ご覧いただいたカットは、この築堤をそのまま左方向へ進んだ先から撮ったものです。ですから昨日のカットを撮影したあと、舟だまりへ移動して逆方向から来る列車を撮ったのが本日の1枚というわけです。舟だまりでは、海から帰ってきた漁師さんが船から下りてくるところでした。漁の成果がどれほどあったのかは知る由もありませんが、天気の良い昼下がりに、こうした小さな漁港でのんびりと列車の走る姿を眺められるのは、とても幸せなことでした。今日4月5日は、横町の日、ヘアカットの日だそうです。
2010/04/05
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先日、九州へ行ってきました。今日からしばらく春の九州路の様子を綴りたいと思います。今回訪れたのは佐賀、長崎方面です。最初は大村線から……。大村線はこれまでにも何度か訪ねており、海沿いの景色でお気に入りの場所もいくつかあります。そうした中の1つが千綿の海岸線です。波静かな大村湾をバックに青い気動車が駆け抜けます。列車がやってくるまで海をながめていると、漁から帰ってきた船が舟だまりへと入っていき、そのきれいな航跡にちょっとばかり感動したりして、こうしたのんびりした瞬間に、ここ半月ほど、年度末の怒涛の繁忙に追いまくられたことから解放されるような気がします。大村線から長崎本線(旧線)にかけては青いシーサイドライナーが走っていますが、1編成だけ国鉄色のキハ65も混じっています。国鉄色よ来い! と念じたのですが、物事はそうそう思うようにはいかないものです。春の海を満喫できただけでも良しとしましょう。今日4月4日は、ピアノ調律の日(ピアノ調律師協会、1994年)、沖縄県誕生の日、交通反戦デー(交通事故遺児を励ます会、1981年)、ヨーヨーの日、あんパンの日、オカマの日だそうです。
2010/04/04
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さくらの丘から下りてきて、線路際の撮影ポイントを探しているうちに、直線区間で足回りまですっきりと見通せる場所を見つけました。EF65貨物のあとも、上り下りあわせると何本かの貨物が通過します。カメラを構えて待っているとEF200が山を下ってきました。最近、電気機関車を撮る機会が増えているのですが、山陽筋ではEF210を見かけることが多く、EF200に出会うのは久しぶりです。フルパワーを出せば、電源設備が追いつかないほどのハイパワーを誇るというEF200ですが、ちょっとゴツゴツした印象がして、個人的には少し引いてしまうデザインですが、これもまた何十年か経つと貴重な機関車ということになるのでしょうね。今日4月3日は、いんげん豆の日、日本橋開通記念日、ペルー日本友好の日、神武天皇祭だそうです。
2010/04/03
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EF65が走り去ったあとも依然、貨物列車が重要な被写体となるため、ポイント選びのロケハンを続けました。上郡は初めて訪れた地ですから、適当な場所を探すためには見当をつけて移動しなければなりません。駅から周囲を見渡すと、丘の斜面にさくらが咲き誇っている場所を見つけました。撮れるかどうか分かりませんが、とりあえず行ってみることにしました。現地はちょっとした公園になっており、ピクニックがてら、やってきた地元の人たちがお昼をひろげています。花の種類によって満開の時期が異なるため、全く咲いていない木もたくさんありました。盛りの期間が短いさくらを長い時間楽しめるよう、工夫をしているのが分かります。ほぼ満開を迎えようとしている木々を手前に入れ、その向こうに山陽本線を配しました。しばらくするとEF210が牽く貨物列車がやってきました。これで今年もとりあえずさくらカットを押さえることができました。今日4月2日は、500円札発行記念日、週刊誌の日、図書記念日、子供の本の日だそうです。
2010/04/02
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貨物時刻表で調べると、岡山行きの73レは姫路と岡山の間で1時間ほど停車します。それがどこだか分らなかったのですが、この区間で長時間停車ができるような場所といえば上郡ぐらいしか思いつきません。今回の追っかけでは、その場所を特定するのも目的の1つでした。当たるか外れるかで、次回以降の撮影プランに大きな影響を与えます。さあ、どのような結果がでますやら、とつぶやきながら神戸から車を走らせました。ナビの指示に従って上郡駅に近づくと、赤茶のコンテナが目に飛び込んできました。そのまま先頭方向に視線を伸ばすと、須磨でドキドキしながら撮影して見送った更新色の118号機が停まっています。やった! これで今回の目的をまた1つ達成することができました。しばらくすると智頭鉄道の「スーパーはくと」がやってきました。この並びはハラハラすることなく、落ち着いてシャッターを押せました。同じようなシーンでも、こうした余裕ある状態の方が、やっぱり楽だなあ。今日4月1日は、エイプリルフール、新年度スタート、目の日、めがね供養、トレーニングの日、省エネルギーの日(毎月)だそうです。
2010/04/01
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