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2009.08.21
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カテゴリ: 正法誌No38
性は神聖視すべきである。

不潔だと思ってはならない。

性は、子孫の発展のために神が与えられた法であり、性がなければ人類の生存と発展はないの

である。



ところが、神から与えられた性をこれまでの宗教は罪悪視してきた。

確かに性を罪悪視しなければならない面もある。

だから「犯罪の陰に女あり」といわれる。

しかし、その反面に「その女がいたから男が偉大な仕事ができた」というのも事実である。

すべて物事は一方的にのみみてはいけない。





性は神聖なものであるからこそ、拒否してもならないし放縦になってもならない。




今から百年位前までは西洋の医者は、ヒステリーは子宮が怒る病気だといっていたのである。

充血したままで放置されれば子宮が欲求不満を起こして、それが頭にきてヒステリーを起こす

ことは十分に考えられる。



クリスチャンの人達にガンや冷え性、不感症が多いのは、教会で「性は罪悪だ」と説いている

ために極端に性に対して不潔感、潔癖感をもってしまうからである。



人間は元来、神の子であるから「善なる行為」はしても「悪の行為」はしてはならないという

心を持っている。


性を罪悪だと信じてしまうと性を抑圧し、性から遠ざかろうとする。


しかし神は性を通して子孫が繁栄するように人間の体をつくっていられるから子孫をもうけよ

うとする。






性を罪悪だと信じた人は性によって愛を完成しようという心と性を罪悪だとする心と常に二つ

の心によって悩み、性を罪悪だと信じているからその人の心の中からは常に罪の意識が消えな

い。



キリスト教が信仰は常に神と悪魔との闘いであるというのは、その根本は性を罪悪視している

ところから生ずる。





た釈尊やキリストが男女夫婦の道を説かれるはずがない。


正法誌N038号
1981年 10月号より抜粋



『法句経』の名で知られる「真理のことば」(ダンマパダ)も、併収の「感興のことば」(ウダーナヴァルガ)も、ブッダの教えを集めたもので、人間そのものへの深い反省や生活の指針が風格ある簡潔な句に表わされている。「ウダーナヴァルガ」とは、ブッダが感興をおぼえた時、ふと口にした言葉集というほどの意味で、本訳は世界でも初めての完訳。








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Last updated  2009.08.21 20:22:22
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