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2010.03.31
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カテゴリ: 正法誌No39
昭和十六年十二月八日、大東亜戦争が起こり、昭和十八年一月、第六師団はソロモン群島ブー

ゲンビル島に上陸した。


二月ガダルカナル戦は失敗に終わり、残った部隊はブーゲンビル島へ撤収してきた。


ガ島は餓島といわれるように、優勢な米軍の前に、日本軍は弾薬も食糧もなくたくさんの兵が

餓死した。


ブーゲンビルの防備についた私達は、米軍との決戦を覚悟してとても生きて帰るとは思わなか

った。



レンドバーの米軍重砲陣地が完成するとムンダ飛行場めがして試射が始められたが、日本軍は

ただ撃たれ放しであり、ガ島からの飛行機による偵察爆撃、海上からの高速艇による威力偵察





いつもより爆撃の頻度がはげしくなり爆撃機の数も増し、ジャングルがなぎ倒されていった。

幸いなことに第一線陣地は完全に秘匿(ひとく)されて一兵も爆撃で死ぬことはなかった。


そのために米海兵隊の攻撃を撃退することが出来たのであるが、しかし、私のいた本部周辺は

徹底的に爆撃された。



第一線との通信線は切断され、連絡に飛びだした兵隊はみな爆撃でやられ、本部の位置を変え

るために、位置を選定してきますといって飛び出していった副官も軍医も書記も全部やられて

しまった。



私一人が本部の位置にいても第一線の指揮は出来ないし、こうなったら第一線陣地の壕で指揮

しなければだめだと、その壕を飛び出して第一線陣地めがけて走りだしたところを米軍の偵察

機に発見され、ガ島上空に待機していた編隊が十分後には頭上に現われて私一人を目がけて爆

撃を始めた。





第一次長沙作戦の時、砲弾の中に座った時のことを思い出し、爆撃の真只中に禅定した。


その時も私の心の中には、敵味方と分かれて争っているんだという思いは微塵もなかった。


爆弾の威力は、中国軍の迫撃砲弾の比ではない。

飛行機の胴体を離れた爆弾がシューっと空気を切って落ちてくるその音に一瞬「こんどはやら

れる」とふっと思うのである。




下丹田に息をため、ジッと息をつめて強く念ずるのである。


ところが前に後ろに遠く落ちるのは破裂するが、身近に落ちて、それが破裂したら木端微塵に

なって吹っ飛んでしまうというような近いところに落ちたものは全部破裂しなかった。


持っているだけの爆弾を落としても死なない私を目がけて、こんどは150メートル位の超低空

で五機編隊が、かわるがわる機銃掃射を始めたが、私の座っている横4.5メートルの所まで弾

丸は撃ち込まれるが、私の体には当たらなかった。


私の頭上には空の薬莢がカラカラ落ちてくるだけであった。


余程恨めしかったと見えて、機銃も一発残らず撃ち終えても私が生きているので、最後に100

メートルの低空に降りてきて、ジャングルの高い木の梢をかすめるように飛んできて風防ガラ

スを開け、手榴弾を投げつけてガ島へ帰って行った。



正法誌N039号
1981年 11月号より抜粋



第1章 人間をじいっと観察してきた/第2章 人はなぜ悩み、苦しむのか/第3章 「苦」とは、思いどおりにならないこと/第4章 「般若心経」は難しくない/第5章 受け容れる/第6章 有り難し/第7章 人は、喜ばれると嬉しい/第8章 宇宙を味方にする/第9章 釈迦の教えは「感謝」だった











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Last updated  2010.03.31 23:22:51
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