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高橋信次先生と園頭広周先生の説かれた正法を中心に紹介するページです。
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2020.04.20
カテゴリ： 正法誌No.45
五官六根とは、煩悩とは
煩悩は五官六根によって起り、仏法とは煩悩をなくする道であると多くの仏教書に
書かれてあり、高橋先生の序文にも、「問題は、この五官に私たちの意が働き、六根
という煩悩が生じて、ねたみや怒り、足ることを知らぬ欲望が心を支配します」と
ある。
五官六根という言葉はよく使われているが、さてその意味はということになると
ある。
五官六根という言葉はよく使われているが、さてその意味はということになると
わかったようでわからないという人が多い。
心をどのように働かせるということについては、五官六根の意味がよくわかっていた
方が楽しく働かせやすい。
般若心経の中にも、「眼、耳、鼻、舌、身、意」と出てくるし、五官六根のあり方を
よく知ることが正法を理解し、人生をいかに生きるぺきかということを知るもっとも
基本になることであるので、最初でこのことを説明して置きたい。
心をどのように働かせるということについては、五官六根の意味がよくわかっていた
方が楽しく働かせやすい。
般若心経の中にも、「眼、耳、鼻、舌、身、意」と出てくるし、五官六根のあり方を
よく知ることが正法を理解し、人生をいかに生きるぺきかということを知るもっとも
基本になることであるので、最初でこのことを説明して置きたい。
五官六根
眼（眼識）
眼を通して認識し自覚され、それによって起る心の働き
美醜、長短、大小、多少、遠近、高低、上下、左右等とそれによって起る
心の働き
心の働き
言の動きを耳（耳識）
耳から入る音、言葉とそれによって起る心の働き
意（心）
意識ともいう
鼻（鼻識）
においと、それによって起る心の働きよいにおい。
むかつくようなにおい等いろいろある。
舌（舌識）
むかつくようなにおい等いろいろある。
舌（舌識）
舌で味わう味と、それによって起る心の働き
うまい、まずい、甘い、辛い、酸っぱい、塩っぱい等
身（身識）
身（身識）
身体にふれるものと、それによって起る心の働き
すぺすべしている、かさかさしている，荒い細かい、熱い冷たい、
重い、軽い、固い やわらかい等。
重い、軽い、固い やわらかい等。
五官を通して働く心の動きは、さらに、好きだ嫌いだとか、怒り、ねたみ、そねみ
かなしみ、うらみ等の心の働きとなる。
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