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2012/06/26
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カテゴリ: 入笠山の四季


去年5月にオープンしたすずらん公園は、山野草を植栽した公園です

入笠山は自生の日本スズランンの群生地ですが公園に植栽されているのはドイツスズランです

違いがわからないよ、どっちでもいいじゃないという方がほとんどだと思いますが、

折角の自生地、公園もニホンスズランを植栽してほしいなと思うhimekyonです




すずらん公園の超目玉は釜無ホテイアツモリソウ




018釜無ホテイアツモリソウ



釜無ホテイアツモリソウ(釜無布袋敦盛草)

北海道、中部山岳地帯に自生するホテイアツモリソウ

釜無山近辺の山に自生しているものを釜無ホテイアツモリソウといっているようです

盗掘により数が減り、絶滅危惧種に指定されています

西洋蘭は培養技術が確立され増やすことが容易で、鉢植えや切花として人気がありますが

日本の蘭は、培養技術が確立されていないので、増やすことができず、盗掘しても平地で栽培

することが難しいとされています。それでも盗掘があとをたたないのです。





022釜無ホテイアツモリソウ





カマナシホテイアツモリソウは、組織培養技術を用いて種子から育てることに成功して

すずらん公園の一角のネットを張った中に植栽されています。

高い檻のような場所に植栽されている悲しい現実ですが

それでも、培養技術によって殖やすことができて、盗掘が減れば

わずかに残る自生の蘭たちは生き延びることができるようになるかもしれません






019釜無ホテイアツモリソウ





027釜無ホテイアツモリソウ




自生しているのが一番だけど

人工的にしろ、絶滅を免れたのは喜びなのかもしれない

数年前、地元富士見町で

日本蘭の即売会をやったら

ホテイアツモリソウが、一鉢10万円近くで売れたという

買う人がいるからこそ、盗掘はなくならないのだろう

日本の野生蘭は、蘭菌との共生で生きているから

下界へ降ろしても長くは生られないという

盗掘する人たちに、蘭菌がないと育たないよと言ったところで

枯れたらまた盗ればいいんだという気持ちがあるから

育たないといったところで、盗掘がなくならないのだろうと・・・

自分だけがよければ・・・

この気持ちを変えなければ

蘭だけでなく多くの花がこの世から消えていくのでしょう





081




キバナノアツモリソウ(黄花の敦盛草)

同じ敦盛草でもこちらはちょっと地味でめだたない花

それでも盗掘があとをたたない絶滅危惧種

これはすずらん公園のではありませんが、同じく植栽された花でした





080




以前、新潟と長野の県境の山へ自生をみに行ったことがあったけど

そこも以前は根こそぎ盗掘されてしまい

なんとか復活したと言われているところ

自然に咲くからこそのお花のよさが感じられると思うのだけど・・・






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Last updated  2012/06/26 06:35:26 AM
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