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2016/05/10
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カテゴリ: 家族
今朝は、8時の出棺から斎場-火葬-自宅-セレモニー式場-弔問者の焼香-告別式と

盛大に執り行われた葬儀の長い1日が終わり

5時過ぎに高速バスにて飯田を出て、11時に無事に帰宅しました。

皆様には、お悔やみのお言葉をいただき厚くお礼申し上げます。 



写真: P5090031-1

新しい葉が出てきた蓮の葉

以前行った夏にはきれいなピンクの花を咲かせていた近くの蓮田 (多分観賞用)

前日、通夜の式場へ出発までの時間に近くを歩いて撮りました。




写真: P5090034


酪農と田畑をお義母さんと二人で営んでいたお義父さん

婿養子に入った息子は、農家は継がず、

税理士の資格を取り、会計事務所の経営権を譲り受けて今は事務所の代表をしています。

17年前、孫の未〇ちゃんが、1歳になったのを期に千葉から実家に入った息子ですが、

苗字だけを継いでくれればいいとは言ってくれたものの お義父さんの心の内はどうだったのでしょうか

土をいじったことのない息子には、農業は無理なことはわかっていましたが、
一度だけ、乳牛の干草をサイロに積む仕事を手伝ったことがあるそうで、

北海道のような塔になっているのではなく、
コンクリート製の穴に積む作業で すが、体育会系の息子でも根をあげていました。




写真: P5090030


告別式も関東とは違いました。
告別式の前に弔問者だけのお焼香が1時間半、
村内のご近所の方、村議会の方などの生前のお義父さんゆかりの方々、
故人の三女で跡取りの〇子さんも飯田市内の病院に長年勤務しているベテランの看護師さんで
病院関係者や息子の仕事関係の方も含めて500人近くの
一人ひとりが 家族に挨拶をしてからの焼香、延々と続きました。

僧侶の読経後、改めて全員のお焼香、
初七日の式は、親族のみのお焼香で葬儀は終了
その後の精進落としは、告別式参列者全員という盛大な葬儀でした。

地元の式場では入りきれないとのことで飯田市内の式場での葬儀でしたが
式場のスタッフさんも久しぶりに立派な葬儀でしたとのことでした。 


告別式でいただいた弔辞では、お義父さんの人柄を忍ばれるおことばをたくさんいただきました。

高台で水利の悪い田んぼの水の確保に奔走し、

近所の家の田んぼまで朝早くから夜遅くまで耕し管理していたことや

酪農に取り組んで毎年、牛の品評会では上位入賞を果たしていたこととか

村議員になり、下條村の農業、福祉に心血を注いでいたこととか

実直で、頑固でとことんやりつくす人だったことなどなど






写真: P5090025-1


通夜の時、横浜で建設業をされている、直ぐ下の弟さんがあいさつしましたが、
兄貴は、「若いときに俺も外に出てやりたいことがあったけど、長男だから農業を継ぐ」と
農業高校へ進学したと話していました。



お酒が好きで、よく世の中のことを憂い、熱く語っていました。

3姉妹の連れ合いが集まると、男4人で夜が更けるのも忘れて
飲んで飲んで熱く熱く語りあっていたお義父さんでした。
カラオケも大好きだったそうですが、聞かずじまいでした。





写真: P5090053-1


おじいちゃんが、大好きだった孫の未〇ちゃん

4月から家を離れ、京都の大学へ 入学しました。

入学が決まった3月に、おじいちゃんが行きたがっていた京都へいっしょに最後の旅行をしたそうです。

歩くのもやっとだったそうですが、二条城、嵐山と回れたことを喜んでいたとのこと


おじいちゃんへの言葉を読み上げた未〇ちゃん

「おじいちゃんとはテレビのチャンネル争いをよくやっていたね

未〇が天国へ行ったらまたチャンネル争いをしようね、それまで待っていてね」


笑いと涙を誘う言葉でした。





写真: P5090021-1


至らない息子を17年間、見守ってくれたお義父さん

ありがとうございました。

またこれからも天国から見守ってください。

お義父さんが守ってこられた家をどこまで守れるか心配ではありますが

なんとかがんばってほしいと思う母であります。


息子では頼りなく、安らかにお休みいただけないかもしれませんが

どうか天国から見守っていただけたらと思います。



おだやかなお顔で、今にも起き上がってくれるのではと錯覚しそうでしたが、

GW中でもあり、3姉妹の家族全員とお別れができて、80年間の生涯を閉じたお義父さん、

お疲れ様でした。













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Last updated  2016/05/11 11:43:20 PM
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