昨日の午後、大阪の心斎橋付近で通り魔殺人がありました。今日は新聞休刊日で、新聞の朝刊が配達されなかったので、インターネットや夕刊で確認したのですが、犯人は「自殺しようとしたが、出来なかったので、人を殺したら死刑になると思った。」とのことです。
自殺できなかったからといって、何の面識もない人を包丁で刺すなんて、どうにもやりきれません。ちなみに被害に遭ったのは40歳代の男性と60歳代の女性だそうです。犯人によると「誰でもよかった・・・」ということなので、なんともお気の毒としか言いようがありません。
通り魔殺人に関しては、先ごろも東京の渋谷駅で事件がありましたが、こちらのほうは肩が触れたとかどうとか・・・という動機らしきものがありますが、今回の心斎橋の件は、まったくもって、被害に遭われた方にとっては不幸な事件としか考えられません。被害に遭った男性の場合は、言い争う声が聞こえたとのことですが、女性は後ろからいきなり刺されたとのことで、本当にお気の毒です。
人から恨まれたり、憎まれたりして、被害に遭うほうがまだマシというか、自分がなにゆえに刺されたのかが分かったほうが、まだ納得できるような気がします。
ちなみに心斎橋で被害に遭われた男性のほうですが、東京都東久留米市に在住されている方だそうです。たまたま、出張で大阪に行っていて被害に遭われたそうです。出張で被害に遭う確率なんて、ほとんどないに等しいと思うのですが、運が悪かったということだけでは片づけられない気分だと思います。
ちなみに東京都東久留米市は、僕が住んでいる東京都清瀬市のすぐ隣の市です。清瀬市も同じようなものですが、東京多摩地区のベットタウンとして、最近はマンションが立ち並ぶようになってきましたが、静かで、のどかな街です。
今回の被害に遭われた方が僕にとっては身近な東久留米市にお住まいだったとのことで、なんだか他人事でないような気がしている心理状態です。
それにしても、そんなに死にたければ、人を殺めるようなことをしないでも方法はいくらでもあったと思います。こういう不条理な出来事が起こるということは、日本という国がどこか変な具合になっているのかもしれません。
フリーページ
コメント新着