JINさんの陽蜂農遠日記

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2015.07.11
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カテゴリ: 養蜂

今年になって初めての蜂蜜搾りを先日行いました。

蜜蜂と格闘し、巣にいた蜜蜂嬢を箒刷毛で払った後、蜜のぎっしり溜まった

巣碑を巣箱に入れて家に持ち帰りました。

働きバチが花から集めた花蜜は、実は、蜂蜜ではありません。巣へ持ち帰った花蜜が

働きバチたちによって熟成・濃縮されて、はじめて蜂蜜となるのです。

まず、働きバチは、胃のそばにある蜜嚢(みつのう)というところに花蜜を貯めて

巣に持ち帰り、巣の中で待っていた別の働きバチに口移しで蜜を渡すのです。

このとき、働きバチの体内の酵素の働きで、花蜜の成分であるしょ糖が果糖とブドウ糖へと変化。

つぎに、 蜜を受け取った働きバチは、蜜を貯蔵するための小部屋へと運び、花蜜の水分を

蒸発させるために羽ばたきで風を送ります。34℃前後という巣の中の高温も、はちみつへの

熟成・濃縮を促進。こうして完成したはちみつは、蜜ろうでフタ(蜜蓋)をして貯蔵され、保存用の食料

となるのです。これを私が中間搾取しているのですが・・・・・。

この日の主役はわが妻。

DSC01608_R.JPG

蜜蓋の下には、濃縮された蜂蜜がぎっしりと詰まっていました。 

DSC01611_R.JPG

こちらの巣碑は比較的新しく、真っ白な巣蓋でその下の茶色の蜂蜜の

色が滲み出ています。 

DSC01612_R.JPG

妻も今や蜜蓋剥ぎは巧みの技。 

DSC01614_R.JPG

巣碑の両面の巣蓋を剥がしとり、2枚1SETで遠心分離機に入れます。

最初はゆっくりと回転させ、次第に回転を早め蜂蜜を遠心分離しします。

次に巣碑を裏返し反対側の蜂蜜を遠心分離。

この一連の作業をもう一度繰り返し完了。 

DSC01615_R.JPG

次第に多くの蜂蜜が遠心分離機のタンクの底に溜まって来ました。 

DSC01618_R.JPG

下部の出口バルブを開け2段の金網で蜂蜜の中に混入している蜜蓋の破片等を

しっかり除去します。 

DSC01619_R.JPG

1段目の金網上の濃縮蜂蜜。 

DSC01620_R.JPG

この日は、長男夫婦が、友人御夫婦を連れて手伝いに来てくれました。

お二人とも蜂蜜しぼりは初体験とのこと。 

DSC01625_R.JPG

ご主人は真剣そのもの。 

DSC01627_R.JPG

奥様も大分要領を習得された模様。 

DSC01628_R.JPG

そして長男夫婦もお揃いの帽子で参戦中。 

DSC01629_R.JPG

仲良く遠心分離機を回していました。

長男はやはりタンクの揺れを抑える補助業務?? 

そして、パートナーの遠心分離機の回転速度の見事なコントロールに

既に『脱帽』か?

DSC01633_R.JPG

琥珀色に輝く濃縮された蜂蜜です。 

DSC01636_R.JPG

この日の成果は10Lタンクに2本。 

DSC01639_R.JPG

この状態で暫く放置し。小さな蜜蓋の小片等を沈殿させます。 

DSC01640_R.JPG

今年も妻がネットで購入した瓶を熱湯消毒し蜂蜜を充填。 

DSC02288_R.JPG

『Jinさんのおいしい蜂蜜』 のラベルを張り、ビニール袋に入れ完成です。

DSC02289_R.JPG

お陰で既に多くのリピーターの皆様から御予約頂き完売状態です。

ありがとうございました。9月にもう1回採蜜予定です。






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Last updated  2015.07.11 21:46:09 コメント(7) | コメントを書く
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