JINさんの陽蜂農遠日記

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2017.02.06
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カテゴリ: 藤沢歴史散歩
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更に自宅方面に車を走らせ、西俣野にある神明社を訪ねる。

大庭御厨を開発した鎌倉権五郎景政が伊勢神宮より持ち帰った御柱の材を用いて

造立され、三浦義澄が社殿を改修したと伝えられている神社。

鎌倉氏と三浦氏は、ともに平良文を祖とする桓武平氏の一族。

平良文は相模国鎌倉郡村岡(現・神奈川県藤沢市村岡地区)を本拠に

村岡五郎を称したとされるが、謎の多い人物とのこと。

治承4年(1180)、源頼朝が挙兵した時に、ここ俣野郷を領していたのは、

鎌倉権五郎景政を祖とする大庭一族の俣野景久とのこと。 

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石鳥居の横に「神明社」と刻まれた石碑。 

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境内に上る階段。

手前には庚申供養塔他様々な石碑や石仏が並んでいた。 

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青面金剛の庚申塔も並んでいた。

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境内参道。 

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左手には赤い帽子を被った石仏が多数。  

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社殿前に古木の杉が2本。 

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社殿。 

創立年月不詳であると。

往古権五郎景政伊勢神宮の御柱の材を持来りて、造立後、三浦介善澄郷の

崇敬するところとなり堂宇を修整せりと伝う と。

寛政4年(1792)9月再建、弘化3年(1846)11月造営。

氏子中にて明治4年(1871)9月再建したと。

祭神は大日孁尊 ( ) (オオヒルメノミコト)と。

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更に車を走らせると、御嶽大明神の手前左には小御嶽神社が。

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小御嶽神社の小さな社は道から一段と高くなった樹木の中、昼なお暗い

鬱蒼とした雑木林と竹林が覆っている森の中に鎮座。

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そして徒歩で2~30m程で御嶽神社に到着。 

西俣野にある御嶽神社は西俣野の鎮守。

かつては「大日堂」と呼ばれ、大庭御厨を開発した鎌倉権五郎景政や

俣野郷を領していた俣野景久が信仰していたのだと。

俣野景久は、鎌倉権五郎景政を祖とする大庭氏の一族。

境川を挟んだ反対側の横浜市戸塚区の俣野観音堂には、景久の守護仏である

「十一面観音」が祀られているのだと。

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「吾妻鏡に、建久6年(1195)11月19日に、相模の国大庭御厨俣野郷の大日堂に

仏聖燈油料として田畑を寄進した」と。

もとは鎌倉権五郎景政の頃に伊勢神宮の式年遷宮の時、心御柱を伐り取り造立したものと。

寛文元年(1661)、寛政4年(1794)、明治20年(1887)に再建。

昭和12年(1937)拝殿改築の歴史があると。 

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拝殿。

祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)。 

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向拝(こうはい、ごはい)には精緻な龍の彫刻が。

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金文字で御嶽神社と書かれた扁額。 

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境内には猿田彦大神石廟も。 

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市指定重要文化財(有形民俗文化財)にしていされた、猿田彦大神石廟。 

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境内にある説明によると、高床式・切り妻造・総高93cm 奥行66cmで、

この石廟は延宝8年(1680) 造立、その後天明6年(1786)に 修復されたもの。

四柱間の全面扉及び石室の三面壁に、花応院(花應院)、文殊院以下村民四十八人。

全体が安山岩質の石造りで、廟の前方に縁を出し、石廟は上床、入口の扉は観音開きに

なっており、屋根はゆるい勾配で、二枚板石の合わせ葺き前屋根に二枚の猿像を

陽刻しているのが特徴。

右側の猿は半伽の姿勢で左手に葉付きの桃を 持ち、左側の猿は両手を拡げて

猿は両手を拡げて匍匐している。もと字御所ヶ谷に祀られてあったのを

後年ここ に移したといわれている。 

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横から御嶽神社の本殿。

本殿は流造り。

流造りの構造は、切妻造・平入であるが、側面から見た屋根形状は対称形ではなく、

正面側の屋根を長く伸ばす方式。 

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この境内にも庚申塔他石碑が。 

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俣野山稲荷大明神が拝殿の右側に。 

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正面鳥居。

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鐘楼。

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社殿正面。

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「正一位俣野山稲荷大明神」 と書かれた扁額。

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木鼻 右。

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頭貫 上。

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Last updated  2020.06.15 20:04:00コメント(0) | コメントを書く


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