JINさんの陽蜂農遠日記

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2017.12.22
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カテゴリ: 鎌倉市歴史散歩
『​ 鎌倉散策 目次 ​』

箱根、江の島探索でブログ掲載の順序が逆になってしまいましたが、12月4日に鎌倉の

紅葉散策に行って来ました。

そしてこの日の最後の訪問場所は11月25日(土)~12月10日(日)まで行われていた

長谷寺の紅葉ライトアップ。

到着時間はまだ明るい16時。

大きな提灯と「門かぶりの松」が迎えてくれました。

山門の親柱は直径40センチもある四脚門で、鎌倉市内の四脚門では建長寺、円覚寺、妙本寺に

次ぐ大きさ。

長谷寺は、浄土宗系統の単立寺院。山号を海光山、院号を慈照院と称し、長谷観音と

通称されている。本尊は十一面観音、開山は僧侶の徳道上人とされる。

坂東三十三箇所観音霊場の第四番札所である。

伝承では長谷寺の創建は奈良時代とされているが、中世以前の沿革は明確でなく、

創建の正確な時期や経緯についても解明されていない。

寺伝によれば、天平8年(736年)、大和の長谷寺(奈良県桜井市)の開基である徳道を

藤原房前が招請し、十一面観音像を本尊として開山したという。

山門に巨大な赤い提灯が掛かっていて、長谷寺と白抜きで書かれて遠くから目を引くのです。

チケットを購入し、暫しチケット売り場の裏の喫茶店で暗くなるのを待つ。

そして16:30になり入山。

長谷寺境内案内図。

d h 39 l 2[1]_R.jpg

ライトアップまで境内散策。

工事中の為か大黒堂の入り口近くにいつもある「さわり大黒天 」の姿はなかった。

堂内にあった大黒様。

こちらは弁天堂の福徳弁財天。

書院の枯山水庭園。

そして点灯開始は16:40。

暗くなるにつれて境内の庭園の妙智池と放生池の2つの池の逆さモミジが美しさを増して来た。

放生池のライトアップされたモミジを別の角度から。

階段を上り地蔵堂前まで。

地蔵堂裏に安置された無数の小さな地蔵(千体地蔵)も美しくライトアップされて。

更に観音堂のある上の境内に向けて階段を上っていくと、モミジ葉の間からブルーの濃い光が。

ブルーにライトアップされた鐘楼は神秘的な光景。

ブルーの阿弥陀堂の中に黄金色の阿弥陀如来様の姿が。

ここ長谷寺の阿弥陀堂に安置されている「阿弥陀如来像」は、源頼朝が42歳の厄除けのために

建立したという伝承から「厄除阿弥陀」と呼ばれ、青く光る扁額にも。

鎌倉六阿弥陀の一つ。この「阿弥陀如来像」は、もとは廃寺となった誓願寺の本尊だったと。

当初の阿弥陀堂は、現在の地蔵堂付近にあったとのこと。

観音堂も青く染められて。

長谷寺の本尊は、「木造十一面観音」。

721年(養老5年)、開山の徳道の願いによって、稽文会(けいもんえ)と稽主勲(けいしゅくん)

という二人の仏師が、一本のクスノキから二体の十一面観音像を彫り上げたと。

一体は奈良の長谷寺に安置されたが、もう一体は「有縁の地に出現して人々を救うように!」と

いう願いから、行基によって海に投げ入れられたのだと。

その観音像が15年後、三浦半島の長井の浦に流れ着いたことから鎌倉に遷座されたのだ

と伝えられているのだと。しかし、現在安置されている「十一面観音像」は、徳道の時代の

ものとは言い難く、室町時代以降の作と考えられると。

「十一面観音像」は、高さ9.18メートルで日本最大級。

オレンジと青のコラボ。空も青く染まって。

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釈迦如来座像を正面から。

ブルーに光る観音堂を背景に横から。

反対側から。

釈迦如来坐像その四隅に仏教の守護神・四天王(持国天・ 増長天・広目天・多聞天)が。

四天王は怒気すさまじい形相で邪鬼を踏みつけて、お釈迦様の東西南北を護っている。

増長天(ぞうじょうてん、ぞうちょうてん)は、四天王の一体、南方を護る守護神。

経蔵手前の紅葉。

見晴台からの由比ヶ浜海岸、材木座海岸そして海の向こうにリビエラ逗子マリーナが。

再び観音堂の青き輝き。



経蔵奥の竹林も美しくライトアップ。これこそ日本だけしか見ることが出来ない世界か。

材木座海岸の灯りを背景に水子塚。



青の世界の中に吸い込まれるが如し。

観音ミュージアム入口にあった金色の観音様はやさしい微笑みで。

ライトアップの影も美しく。

再び観音堂を大きな石灯籠の前から。

老松もブルーに染められて。



かきがら稲荷。

長谷寺の境内にある稲荷神社で、本尊の観音像が海を漂っている際、像に不着して当地に

導いたという「かきがら稲荷大明神」を祀っている。

階段を下りながら宝生池を見下ろす。

再び宝生池を覗き込むが如きモミジ。

地蔵も可愛らしく。3人仲良く。

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こちらは1人であるが笑顔で。

DSC09377_R.JPG

妙智池とその池の麓に立つ石灯籠。

最後に再び宝生池の逆さ紅葉を今年の見納めに。

完全に暗くなり水面の逆さ紅葉も輝きを増していた。

そして長谷寺を出て再び山門と松の緑が輝くライトアップを。

強大な提灯も更に赤の輝きを増して。

長谷観音バス停からJR藤沢行きのバスに乗り帰路に。



そして藤沢駅南口ロータリーのイルミネーション。

DSC09416_R.JPG

木々は太い幹の部分のみ。 

その後ろに青のイルミネーションが輝く。

地上の植栽も様々な色に輝いていた。

2階コンコースに上がって。青のイルミネーションが輝いていた。

今や冬のイルミネーションに欠かせない「青色発光ダイオード」。

2014年のノーベル物理学賞は、 この青色に人生を捧げた男達に輝いたのだ。

世界が「青」を求めてから、実現するまでにかかった時間は確か30年以上。

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そして小田急線に乗り帰宅の途へ。






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Last updated  2022.05.19 14:58:02
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