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【四国八十八箇所霊場巡り ブログリスト】
27番札所:神峯寺(こうのみねじ)
室戸岬から 国道
55号線(土佐東海道)を 太平洋を左手に見ながら進む
。
奈半利(なはり)町の左手に白壁の蔵の如き「ふるさと館 高田屋」が。
奈半利の歴史と共に、竹崎家に伝わる道具や書画などが見学出来ると。
「なはり素通り禁止八策」と書かれた看板。
土佐弁で「こじゃんと」とは「とっても」「沢山」、「あい」は「鮎」、「いお」は「魚」
いう意味であろうか。
山には満開の桜の木々が。
ズームで。
「27番札所 神峯寺」は「右折して4Km」の標識。
室戸岬から神峯寺までの走行ルート。
そして桜満開の駐車場に到着。
「四国のみち 神峯のみち(12.3km)」
四国のすぐれた自然景観や歴史的、文化的遺跡を歩道で結び、自然の中で、歩いて
これらに親しむ自然歩道。
高知県内は総延長598.9kmで、この神峯のみちコースは、環境庁の補助を得て
昭和58年度に整備された。
神峯寺は、高知県安芸郡安田町唐浜にある真言宗豊山派の寺院。
竹林山(ちくりんざん)地蔵院(じぞういん)と号し、本尊は十一面観音。
四国八十八箇所霊場の第二十七番札所。
寺伝によれば神功皇后が朝鮮半島進出の戦勝を祈願し天照大神を祀った神社が起源とされ、
天平2年(730年)に聖武天皇の勅を受けて行基が十一面観世音菩薩を刻み、本尊として
神仏合祀し開創したという。その後大同4年(809年)に空海(弘法大師)が堂宇を建立し、
「観音堂」と名付けたとされている。
幕末、三菱財閥創始者岩崎弥太郎の母は弥太郎の開運を祈願して現在の安芸市より
片道20kmの道のりを素足で三七日(21日間)通い続けた逸話がある。
明治初年の神仏分離令によって神峯神社だけが残り廃寺となり、本尊は金剛頂寺に預けられた。
明治20年(188年)もとの憎坊跡に堂舎を建立し本尊を帰還させ再興した。
大正元年には茨城県稲敷郡朝日村の竹林山地蔵院の寺格を移し、そして、昭和に入って、
それまでの神峯から神峯寺と称するようになったと。
真っ縦(まったて)と呼ばれる急な山道を登った山上にあり、「土佐の関所」また
「遍路ころがし」と呼ばれる四国八十八箇所屈指の難所として知られていたと。
神峯寺観光案内図。
脊椎カリエスが治ったお礼に信者によって建てられたという石碑。
参道脇のオブジェは顔に「同」、胸から腹に「行二人」と読め「同行二人」を表しているのだと。
歌碑。
小松直幹翁之像。
高知県土佐郡江ノ口村(現高知市)出身の海軍中将。
北清事変、日清戦争、日露戦争、第1次世界大戦に従軍したと。
四国八十八ケ所 屈指の難所と言われた遍路道も、この小松直幹翁が自分の資財で
車が通れるよう舗装道路をつけたのだと。
神峯寺 境内配置案内図。
仁王門をくぐると左に手水場が、その先右側に鐘楼が、左側に庫裏・納経所があり、
石段手前の右側に神峯の水が湧く。石段を上りきって左に行くと聖観音堂があり
その左に本堂が、戻って右に進むとリアルな不動明王像の前を通り大師堂の裏に出る。
以下の配置案内図は【 http://boianuf.hatenadiary.com/entry/20140802/1406960227
】より
転載させて頂きました。(明日以降のブログも同じ)。
仁王門。入母屋造楼門。
「真っ赤」な金剛力士・阿形像。
お色直しが最近行われた模様。
「真っ赤」な金剛力士・吽形像。
烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)。
この明王は不浄除けに霊験があるといわれ、あらゆる不浄を清浄に転じる力を持ち
トイレの神様として信仰を集めていると。
本堂への階段に向かって境内を進む。
四国八十八か所の中でも三番目に標高が高い場所(標高430m)に位置している寺。
赤に近い桃の桜が満開だった。
鐘楼。
納経所はこの鐘楼の前にあることを確認する。
歌碑 「お遍路に 春告鳥の 啼きそめぬ」(旭洋)。
手水舎から本堂への石段は約150段。
石段沿いには、見事に手入れされた日本庭園が続く。
つつじや梅などが美しく配置されていて、緑が目にまぶしいくらいだ。
歩き遍路であれば厳しい山道を登ってきた疲れがどこかに吹き飛んでしまうこと間違いなし。
庭園の後方には、樹齢数百年といわれる古木が立ち並び、自然と庭園との調和がすばらしい
のであった。
鐘楼の裏手には「神峯の霊水」と呼ばれる石清水が湧いており、病気平癒に霊験あらかたで
あると言い伝えられていると。
そしてその右側に水子地蔵尊。
交通安全祈願地蔵。
階段上からの鐘楼と客殿。
みちびき弘法大師。
経堂。
仏足石。
お釈迦様の足跡を印したもの。
本堂。
本堂を正面から。
本堂内。
竹林山 地蔵院 神峯寺(ちくりんざん じぞういん こうのみねじ)
宗派 真言宗豊山派
本尊 十一面観音
創建 (伝)天平2年(730年)
開祖 (伝)行基
所在 高知県安芸郡安田町唐浜2594
本尊真言 ”おん まか きゃろにきゃ そわか”
多くの地蔵様が。
大師堂。
美しい花が。
ミツバツツジであろうか?
「弘法大師曰く」
修行大師像。
不動明王像。
お迎え大師。
再び美しい境内庭園を見下ろす。
仁王門を境内から。
神峯寺入口の道路脇にあった道標?
当初は神仏同居であったが神仏分離、廃寺、再興を経て
神峯寺の仁王門の近くに、神峯神社の鳥居が並んで建っていた。
納経したという証として「納経所」で納経帳に印・「お納経」を頂きました。
そして御本尊様の分身・御影(おみえ・おすがた)も頂きました。
・・・ つづく
・・・
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