JINさんの陽蜂農遠日記

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2019.03.02
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カテゴリ: 海外旅行


その恩賞としてアフォンソ1世が土地を与えたのが、トマール修道院の起源とされる。
テンプル騎士団が弾圧された14世紀以降、キリスト騎士団に受け継がれ、団長を務めていた
エンリケ皇太王は、豊かな財力によってポルトガルを大航海時代へ導いた、といわれている。



『Antonio Portocarreiros Chapel(ポルトカレイロス家の礼拝堂)』。
1626年に彼の家族のために建てられた。
壁は17色のダイヤモンド形のタイルで覆われています(3色)。
壁にはキリストの生涯を描いた11枚のパネルが飾られていた。
一面アズレージョで満たされた部屋。

Castelo dosTemplários - トマール(10637874684).jpg

礼拝堂内のタイル絵。受胎告知の場面であろうか。

礼拝堂内のタイル絵 受胎告知の場面ですね。

Sacristia Nova 新聖具室。新しいと言っても16世紀のもの。
礼拝堂の1つにある幻想的に装飾された天井。



真ん中には、ポルトガル紋章と弧状球と一緒にテンプル騎士団の十字架が。



テンプル騎士団の十字架。



ポルトガル紋章。



テンプル騎士団聖堂・Rotunda (ロトンダ)入口。
エルサレムのオマールモスク(十字軍がエルサレム神殿の名残りと信じたモスク)や、
聖墳墓教会(キリストの墓があったとされる場所に建てられた)に倣って造られた。
ビザンチン風ロマネスク様式。柱頭はロマネスク様式を色濃く残している。
円堂の外側は16角形、内部は8角形で、ゴシック、マヌエル様式の彫刻と絵画で彩られていた。

「キリスト修道院 (convento de cristo) アズレージョ」の画像検索結果

聖堂入口上部。



その奥には。
珍しい形をした礼拝堂。
テンプル騎士団が乗馬したまま礼拝できるようにこういう形にしたのだと。



聖堂入口上の天井付近。



逆方向の天井。



カメラの設定を変えて撮影してみました。
何と呼ぶ場所なのでしょうか?右の出っ張ったお立ち台は本物。



左側は絵画。









設定を元に戻して。

「Convento de Cristo em Tomar」の画像検索結果

少し右から。

「Convento de Cristo em Tomar」の画像検索結果

中央洗礼室。

「キリスト修道院 (convento de cristo) 円堂」の画像検索結果

中央洗礼室のキリスト像。



ズームで。



テンプル騎士団の上級騎士達は決して降伏しないことを誓い、戦死こそが天国の保障であると
考えていたとされていて、中世最強の騎士団と呼ばれるほどだったとか。



多くの祭壇が。



円堂中央部の8角柱と周歩廊の壁画はゴシックの天蓋で覆われ、聖者と天使の彫刻が。



円形の周歩回廊壁と天井はキリストの生涯を描写した16世紀のゴシック様式のフレスコ画と
パネルで彩られていた。

「キリスト修道院 (convento de cristo) 円堂」の画像検索結果

右側の絵画をズームで。

File:Tomar-Convento de Cristo-Charola-Entrada de Jesus em Jerusalém-20140914 .jpg

動物を抱えた像。



矢で射られた姿。
テンプル騎士団の活動が禁止された後は、そのメンバーが中心となって
キリスト教騎士団が結成された。 
そして1357年には、そのキリスト騎士団がここトマールを本拠地として活動することに。



ポリトガルの国章も。
5つの盾は初代ポルトガル王アフォンソ1世が1139年のオーリッケの戦いで
駆逐した5人の敵王、もしくはイエス・キリストの5つの聖痕を、
7つの砦はイスラム教徒からの国土回復運動(レコンキスタ)の中で1252年に
国王アフォンソ3世が奪還した城塞を表すと。



フレスコ画のなくなっている壁も。



こちらは未完成?



「サンタ・バルバラの回廊」(Claustro de Santa Barbara)と呼ばれるもので、
この回廊も16世紀に増築されたものなんだとか。
いくつも回廊が並んでいるという、本当に迷路のような場所。



サンタバルバラの回廊 Claustro de Santa Barbara)のテラス上部にある、
世界に躍進した当時のポルトガルを偲ばせる模様。



マヌエル様式の窓(Janera Manuelina)
テラス上部にある、16世紀に世界に躍進した当時のポルトガルを偲ばせる模様。
マヌエリーノ様式の傑作として知られているもので、キリスト騎士団のマルタ十字、
国の紋章と大航海時代を代表する海草、サンゴ、ロープ、鎖といったモチーフが
盛り込まれたダイナミックな彫刻で飾られていた。



このマヌエル様式の窓にはくねくねとしたロープと共に顔まで付いていたのであった。

近くでアップで見たら、どなたでしょう?<br />このマヌエルウインドーにはくねくねとしたロープと共に顔まで付いてました!

ジョアン3世の回廊(Claustro de D.Joao Ⅲ)



イタリア・ルネッサンス様式がマヌエリーノ様式にアレンジされて16世紀に建てられた回廊で、
別名フェリッペ家の回廊。スペインのフェリッペ二世がここでポルトガル王フェリペ一世として
戴冠したから。
フェリペ1世の在位期間である1591年に完成したのだとか。それでも日本は安土桃山時代。



両側の壁に並ぶ入口もそれぞれ個室になっていた。



廊下のアズレージョ。

ここのアズレージョも美しいです。

廊下、個室がT字路に。



食堂。



台所。

File:トマール - 修道院デクリスト - Refeitório-Aparador-20140914.jpg

台所の窯。



オリーブオイル貯蔵庫(olive oil cellar)。




ミシャの回廊( Claustro da Micha)。
1543年に完成。



回廊に西側の部屋にはパンを焼く竈があり、当時はここで」貧しい人々に
パンが配られたのだと。



Claustro da Hospedaria)。



4隅にあった井戸への螺旋階段。



宿舎の回廊( Claustro da Hospedaria)から礼拝堂の屋上を見上げる。
1541-1542年建築。巡礼者を受け入れた場所。



再びマヌエル様式の窓(Janera Manuelina)を見上げる。





                  ・・・​ つづく ​・・・








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Last updated  2019.11.01 23:42:05
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